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[JVTA発] 今週の1本☆inBLG

今週の1本 『フルハウス』

今週の1本 『フルハウス』
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12月のテーマ:ご褒美
 

子どもの頃、最新のゲームやおもちゃ、かわいい洋服、雑貨よりも、とにかくディズニー映画のビデオが欲しくてたまらなかった。「大好きな作品をテープが擦り切れるまで何度も観たい」。そんな私にとって最大のご褒美は、映画やドラマのビデオを買ってもらうことだった。
 

大人になってもその感覚は変わらない。何度も観たいと思う作品があれば、それを自分への「ご褒美」として様々なことにトライすることにしている。高校時代はテストの成績がクラスで上位になれば『ハイスクール・ミュージカル』のDVDを買い、大学生の頃は進級審査を無事に終えた時に、『シャレード』『ナイアガラ』など往年の名作映画10本がセットになったDVDBOXを買った。だが、ずっと前から欲しいと思っているが、まだ手にしていない作品がある。それは海外ドラマの『フルハウス』だ。
 

『フルハウス』は1987年~1995年までアメリカで放送されていたシチュエーション・コメディ。全8シーズン192話も放送された人気ドラマだ。舞台はサンフランシスコ郊外。突然の交通事故で妻を亡くしたTVレポーターのダニー・タナーが、親友でコメディアンのジョーイとロックシンガーを目指す義理の弟のジェシーの力を借り、男3人でD.J.、ステファニー、ミシェルという幼い3人の娘たちの子育てに奮闘する姿が描かれている。
 

私はこの番組を3姉妹で祖父と一緒に観ていた。ちなみに祖父は、海外の作品が特に好きなわけではない。むしろ疎い方だったと思う。しかし、そんな祖父が毎週、私たち孫と一緒に観てくれていたのだ。今思えば、祖父は自分の孫たちとこの作品に登場する3姉妹を重ね、子育てに奮闘する自分の息子とダニー達を重ねて観ていた気がする。
 

『フルハウス』の設定や登場人物は少し特殊だ。けれども、描いているのは“家族”や“人間の成長”という普遍的なテーマとなっている。全8シーズン192話のどこかに、きっと私の祖父のように誰の心にも“通じる”部分があるのだと思う。もし、家族や誰かと一緒に観る作品を探していたら、ぜひこの作品をお勧めしたい。きっとみんなで楽しめるはずだ。
 

この作品は幼い私に、「みんなで映画やテレビを観る楽しさ」を教えてくれた。
 

そんな大切な作品だからこそ、いま手にするにはまだ早すぎる気がする。もっと頑張って、目標を達成し、自分を褒めることができたとき、ご褒美としてこのDVDを自分に送りたい。
 

『フルハウス』シーズン1~8
企画:ジェフ・フランクリン
キャスト:ジョン・ステイモス、ボブ・サゲット、デイヴ・クーリエほか
製作年:1987年~95年
製作国 アメリカ
 

Written by 首藤法子
 

[JVTA発] 今週の1本☆ 12月のテーマ:誓い
当校のスタッフが、月替わりのテーマに合わせて選んだ映画やテレビ番組について思いのままに綴るリレー・コラム。最新作から歴史的名作、そしてマニアックなあの作品まで、映像作品ファンの心をやさしく刺激する評論や感想です。次に観る「1本」を探すヒントにどうぞ。

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