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[JVTA発] 今週の1本☆inBLG

今週の1本 ロシアアニメの名作

今週の1本 ロシアアニメの名作
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3月のテーマ:忘れられないこと
 

日本のアニメは世界で大人気ですが、私の故郷、ロシアにも沢山のアニメがあります。今回は、私も子供の頃から親しみ、今も忘れられないロシアアニメの名作をいくつか紹介したいと思います。
 

“ロシアでは誰もが知っている国民的な作品”と言えば、『ヌー、パガジー!』です。1969年から2012年まで制作されたオオカミとうさぎの物語で、老若男女問わず幅広く愛されています。彼らがいつも追いかけっこをしていることから、“ロシア版『トムとジェリー』”とも言われています。
 

日本では、『チェブラーシカ』や『こぐまのミーシャ』などが有名でしょう。『チェブラーシカ』は、ロシアの児童文学家エドゥアルド・ウスペンスキーが1966年に発表した絵本「ワニのゲーナ」に登場する大きな耳が特徴のキャラクター。1969年に人形アニメで映画化されました。誕生から約半世紀の時を経て、今も世界中にファンがいます。『こぐまのミーシャ』は1980年のモスクワオリンピックの公式マスコット。日本でも40代以上の方にとっては懐かしいキャラクターではないでしょうか。
  

また、切り絵を用いた繊細な作風で人気を集める『霧の中のハリネズミ』は、1976年の全ソ連映画祭 最優秀賞をはじめ、世界の映画祭で賞を受賞しました。作者は、ロシアが世界に誇るクリエイター、ユーリー・ノルシュテイン監督。日本の宮崎駿監督や高畑勲監督も敬愛するアニメーション界の巨匠として、一目を置かれる存在です。
 

最近の作品では、2009年の『マーシャと熊』が大人気ですね。世界20カ国以上で放送されています。ちなみに、熊はロシアのシンボルでもあり、ロシアのアニメ作品の中には、沢山登場します。
 

現在、JVTAでは、ロシアのアニメ作品の吹き替え翻訳を受注しています。中でも私が皆さんにぜひ見てほしいのは、トラとヒョウの友情を描いた物語です。モデルとなっているのは、共に現在絶滅危惧種に登録されているロシアの動物、アムールトラとアムールヒョウ。彼らは一緒に冒険をしながら種を超えてお互いを理解し、助けあうことを学んでいきます。この作品を見ていると、私たち大人も彼らと同じように、毎日小さな冒険をしながら、この世界で新しいものとお互いの関係を見つけ、友情を育む方法を学んでいるのだと気付かされます。子供だけでなく、大人も楽しめ、考えさせられるエッセンスが盛り込まれているのがこの作品の魅力です。
 

JVTAが橋渡しとなり、現代のロシアが生み出すアニメ作品の数々を、日本に紹介していけることを、とてもうれしく思っています。どうぞ楽しみにしていてください!
 

Written by ナターリア・ユルカーノヴァ
※本人が英語と日本語で話し書いたものを日本語に翻訳
 

[JVTA発] 今週の1本☆ 3月のテーマ:忘れられないこと
当校のスタッフが、月替わりのテーマに合わせて選んだ映画やテレビ番組について思いのままに綴るリレー・コラム。最新作から歴史的名作、そしてマニアックなあの作品まで、映像作品ファンの心をやさしく刺激する評論や感想です。次に観る「1本」を探すヒントにどうぞ。
 

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