News
NEWS
[JVTA発] 今週の1本☆inBLG

今週の1本 『山田孝之の東京都北区赤羽』

今週の1本 『山田孝之の東京都北区赤羽』
Tweet about this on TwitterShare on Google+Share on FacebookShare on TumblrPin on PinterestDigg thisEmail this to someonePrint this page

11月のテーマ:戸惑い

 
自分探しの旅に出るならば、皆さんはどこへ行きますか? 私の場合は20代前半に4年ほど暮らした岡山県でした。私が好きな俳優の山田孝之が選んだのは東京都北区赤羽だったようです。そこで自分探しの日々を送る様子を収めた密着ドキュメンタリー、それが『山田孝之の東京都北区赤羽』です。

 
ある時代劇の撮影中に、役柄にのめり込みすぎるあまり、山田孝之は本当の自分と役柄を切り離すことができなくなり俳優業に行き詰まります。そんな中、『ウヒョッ! 東京都北区赤羽』という実録エッセイ漫画に感銘を受け、見失った本来の自分を取り戻すべく赤羽に移り住むことを決意。同漫画に登場する実在の住人たちと交流することが主な目的でした。その人たちは、誰もが人間らしく、ありのまま生きている。そこに身を置くことで自分らしさを見つけたい。後からその様子を客観的に見直せるように、山田孝之は映画監督の山下敦弘にその過程を撮影し記録するように依頼します。それが番組の始まりでした。

 
幅広い役柄で知られる山田孝之ですが、彼の素顔が見られるのが同番組の一番の見どころです。仕事はもとより、人生そのものに燃え尽きている状態で、赤羽の住人と交流を深めつつ試行錯誤しながら必死に生きるその様子。また、俳優の綾野剛や映画監督の大根仁、THE YELLOW MONKEYの吉井和哉など、彼がプライベートで親交のある人々も必見です(ちなみに二人の実姉までも登場!)。音楽好きの方には主題歌とエンディングのテーマ曲も是非チェックしてほしいです。

 
私は岡山での生活でたまたま映像翻訳に出合い、今の自分がいます。山田孝之は本当の自分を見つけることができるのか…? その後の行方は全12話をじっくりと最後までご堪能ください。どこまでが現実でどこからがフィクションなのか。果たしてこれがリアルな山田孝之なのか、それとも最高の演技なのか。その辺りに注目して見るのも面白いかもしれません。

 

Written by 相原拓

 
〔JVTA発] 今週の1本☆ 11月のテーマ:戸惑い
当校のスタッフが、月替わりのテーマに合わせて選んだ映画やテレビ番組について思いのままに綴るリレー・コラム。最新作から歴史的名作、そしてマニアックなあの作品まで、映像作品ファンの心をやさしく刺激する評論や感想です。次に観る「1本」を探すヒントにどうぞ。

Tweet about this on TwitterShare on Google+Share on FacebookShare on TumblrPin on PinterestDigg thisEmail this to someonePrint this page