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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.13 チェンマイ人とラムヤイ(ロンガン)

花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.13 チェンマイ人とラムヤイ(ロンガン)
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★「花と果実のある暮らし in Chiang Mai」
インパクト大の写真をメインにタイのリアルなプチ・カルチャーをご紹介しています。
 


ちょうど1カ月前、我が家の庭にあるラムヤイ(ロンガン)が、たわわに実りました。うちの木は古いのか、毎年ではなく、2~3年に一回実ります。一本の木にぶどうの房のようなラムヤイが豊富に実を付け、一家では食べきれないほど。いつもご近所さんにおすそ分けします。チェンマイの田舎の方では、このラムヤイ畑がたくさん見られ、季節になると、家族総出でラムヤイ狩りをして売りに出します。シーズンになればグレードAからAAAという看板が村のあちこちに見られ、村人の間では「今年は1キロ10バーツ(約35円)だったよー」「うちの方が実が締まってる。うーん、甘いね」という話題で持ちきりになります。そんなラムヤイは、中国では貴重な漢方。多くの農家は、乾燥させたラムヤイを中国へ輸出するそう。また、新鮮な採れたてのラムヤイは、さっぱりしたシロップのような甘さで、ロンガンジュースとしても飲まれています。最近では、ロンガンの蜂蜜、ロンガンのシリアルバーなど様々な商品が出始め、ちょっとしたブームになりつつあるのかな? 最近ではラムヤイの木を見ると、私もチェンマイ人のように、実の大きさをひそかにチェックするようになってきました。チェンマイ人にとって故郷のフルーツ、ラムヤイ。一度お試しを。
 

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※(左)我が家のラムヤイにのぼる、猫のふうちゃん (右)段差で寝る我が家の犬、へなちゃん
 
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Written by 馬場容子(ばば・ようこ)
東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang Mai
チェンマイ・スローライフで見つけた小さな日常美
 
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