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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集Vol.8 ユーモラスな形の鯵?!

花と果実のある暮らし in Chiang Mai  プチ・カルチャー集Vol.8 ユーモラスな形の鯵?!
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★「花と果実のある暮らし in Chiang Mai」
インパクト大の写真をメインにタイのリアルなプチ・カルチャーをご紹介しています。
 
去年の暮れに迷いこんで以来、うちの家族の一員になった猫のふうちゃん。ふうちゃんが来てから、我が家では魚を意識して食べるようになりました。チェンマイは内陸部なので新鮮な魚がないのが難点です。でも市場でよく見る魚が、この頭がコキッと曲がっているプラートウーです。沖縄でも食されている鯖の一種で、沖縄ではグルクマというそう。恥ずかしながら無知な私は、人に教えてもらうまで「大きな口を開けて、なんとユーモラスな形の魚なんだろう!」と思っていたし、また10年以上ずっと鯵だと思っていました。
 
そんなタイの庶民的魚は、暑い国の保存食として長年愛されています。保存食としてすでに茹でられて売っているのですが、さらに揚げたり、タイのディップであるナンプリックとセットで食べたり、チャーハンに入れたりします。さて、ではなぜ頭が曲がっているのでしょう? 諸説ありますが、保存するために内臓などを取ってしまうので首の部分が自然と曲がるとか、円形の籠に入れられ売られていたので丸に収まるようにとか…。タイの市場に来たら、皆さんも是非この鯵似の首の曲がった魚、プラートウーを探してみてくださいね。
 
 

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Written by 馬場容子(ばば・ようこ)
東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang Mai
チェンマイ・スローライフで見つけた小さな日常美
 
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