映像翻訳サービス 発注から納品までの流れ よくあるご質問
Q: 字幕・ボイスオーバー・吹き替えの違いは?
A: 字幕は、映画やドラマで一般的に見られる、原音を残したまま文字スーパーで訳文を表示する手法です。制作までを含めれば、一番安価で、かつ短納期で済むため、多くの素材で使用されている手法です。その反面、“文字を読む”という行為を伴うため、特に企業・商品PR映像などの素材では、ボイスオーバーや吹き替えに比べて訴求力が劣ります。 ボイスオーバー翻訳は、ナレーションやスポーツ番組の中継によく使われる手法で、原音をかすかに残して、日本語翻訳音声をかぶせていきます。吹き替え翻訳は、完全に原音を消し、あたかも画面に映っている人物が翻訳言語でしゃべっているかのように仕上げる手法です。 ボイスオーバーと吹き替えは、字幕に比べ原文の内容をより多く盛り込むことができるため、原文の情報を重視したい素材などに向いています。一方で制作においては声優・ナレーターなども必要になるため、コストが比較的高くなり、納期も長めになるというデメリットがあります。
Q: 翻訳だけでなく、字幕や吹き替えの音声がのった映像(完パケ)制作までの作業をお願いしたいのですが。
A: もちろん可能です。 劇場公開用作品から、テレビ番組、インターネット配信用映像、レンタル・販売用のDVDオーサリングまで、ご用途に応じたフォーマットで字幕・吹き替え完パケを制作することができます。また、吹き替え版制作をご希望の場合には、声優・ナレーターキャスティング、演出家選定、アテレコスタジオの選定なども一括してお引き受けします。 「手元に映像だけがあって、とにかくそれを翻訳版の映像にしたい」というようなご要望にも、経験豊富な映像翻訳ディレクターが技術面やコスト面で最適なソリューションをご提案し、ご担当者様の負担を軽減するお手伝いをいたします。まずはお気軽にご相談ください。
Q: 翻訳の納期の目安を教えてください。
A: 素材や、翻訳手法によって多少差はありますが、たとえば30分素材であれば7日前後、60分素材であれば10日~2週間が目安となります。もちろんお急ぎの場合などはご希望に応じての調整も可能です。 なお、シリーズドラマのように大量の素材を短納期で仕上げる必要のある場合は、大人数の翻訳者をチーム編成し、限られた納期で最高のクオリティの翻訳をご提供することが可能です。まずはお気軽にご相談ください。
Q: どんな納品形態に対応していますか?
A: ほとんどの納品形態を承っています。翻訳原稿のデータ形式としてはワード、エクセル、テキストファイルのほか、SDB、CAP、SRT、SLT、TIFFファイルでの納品に対応しています。 また字幕や吹き替えの音声がのった映像(完パケ)での納品をご希望であれば、MOV、MP4、WMVなどのデータファイルや、HDCAM、Blu-Ray、DVDなどのメディアでの納品も承っています。 テレビ放映用、インターネット配信用、DVDプレイヤー用など、用途をお聞かせいただければ最適な納品形態をご提案いたします。
Q: ボリュームディスカウントは可能ですか?
A: もちろんです。本数や納期などにより、ご提案をさせていただきます。お気軽にご相談ください。
Q: 翻訳者から納品されてきた原稿は、どのような手順で納品されてきますか?
A: まずはメディア・トランスレーション・センターのディレクターが目を通します。専門性が高い素材の場合、ディレクターのチェック後、監修者にチェックを依頼することもあります。その後、再びディレクターのチェックを経て、ご担当者様へ納品いたします。 なお、メディア・トランスレーション・センターには、業界でも屈指の豊富な経験と知識、素材に対するセンスを持つ数多くの映像翻訳ディレクターがそろっています(英語・中国語のネイティブスタッフを含む)。クオリティに関しては絶対の安心をお約束いたします。
Q: 見積もりは無料ですか?
A: もちろん無料です。見積もりだけでなく、詳細な打ち合わせが必要な場合はすぐに担当者がうかがいますので、お気軽にお申し付けください。