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浅野一郎の「映像のバリアフリー化」ってどういうこと?第2回

浅野一郎の「映像のバリアフリー化」ってどういうこと?第2回
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第2回:「クローズドキャプション」は誰にも役立つツール!
 

前回のコラムでは、映画「渚のふたり」を紹介しました。この作品では、日本語のバリアフリー字幕がスクリーン上に表示されます。このように、何の操作をしなくても常に見られる字幕を「オープンキャプション」と言います。これに対して、テレビ番組の字幕のように表示するかどうかを自分で操作できるものを「クローズドキャプション」と呼んでいます。
 

クローズドキャプションは、もともと聴覚に障害のある方や高齢などで耳が聞こえにくくなった方に対して、音声を字幕化するというもので、かつては字幕を表示させるために、テレビに高価な機器(デコーダー)をつける必要がありました。しかし今は簡単に字幕が表示出来るようになったおかげで、銀行や病院のロビーなど大きな音を出すことが難しい場所や、小さなお子さんがいて夜は大きな音でテレビを見ることができないご家庭など、広くさまざまな場所や用途で活用されています。
 

さらに、クローズドキャプションで表示されるのは、セリフやナレーションだけではありません。効果音や音楽なども文字化しており、場合によっては記号を使って表現するなど、様々な工夫がなされています。話者のセリフが黄色や水色、白などに色分けされていることもそのひとつです。このように、テレビ局によって多少表記の違いはありますが、それぞれに分かりやすさを追求しながら字幕を作っています。
 

総務省では、NHK及び地上系のテレビ放送に対し、2017年までに字幕付与可能なすべての番組に字幕を付けることを目標として掲げています。よって、今後はより多くの番組でクローズドキャプション付きの番組を目にすることができるようになるはずです。
 

いつも楽しんでいる番組を、一度字幕表示にしてみてください。今まで正確に聴き取れていなかった情報に気づくなど、新たな発見があるかもしれませんよ。
 

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