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宝仙学園の中学生の皆さんが はじめての字幕づくりに挑戦

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9月19日、東京中野区にある宝仙学園中学校の生徒さん15名と藤澤由美子先生が日本映像翻訳アカデミーに来校し、映像翻訳の世界を初めて体験しました。これは宝仙学園が行っているS&E(Select&Experience)というプログラムの一環。藤澤先生によると、他にもテレビ局の現場を覗いたり、国立極地研究所で南極のオーロラを疑似体験したり、裁判所の仕事を見学したりとそれぞれが興味のある分野を10~30人のチームに分かれて訪問し、進路選択の指針にもなっているそうです。当校を選んで頂いた理由について藤澤先生は、「私は元々映画好きで、映画館の暗闇の中で気になった字幕を書き留めたりしていました。授業で生徒にも進めたらとても興味を持ってくれて、沢山の字幕を書いてくる子がいたんです。そこで今年から映像翻訳のコースを新設しました。今日は字幕づくりを通して生徒たちの柔軟性のある豊かな発想力を見ることができて楽しかったですね」と話してくれました。

 
この体験学習では、約4時間にわたり、プロの翻訳者が使う字幕制作ソフトを使いながら、映画やアニメ、ドラマのワンシーンの字幕づくりに挑戦。まず個人でそれぞれの字幕を完成させた後、3つのチームに分かれて話し合い、チーム内で最も良かった自信作をホワイトボード上で発表しました。MTCの石井清猛ディレクターが、「声に出して言いながらセリフを作っていたのはいいですね。話者の気持ちが想像できたと思います。語尾を少し変えるだけで、もっと意地悪な感じが出せますよ」など具体的なアドバイスをすると、皆さんは熱心にメモを取っていました。

 
終了後のQ&Aでは、「翻訳をする上で苦労することは?」「一番大変だった作品は?」「1つの作品の字幕制作にどのくらいの時間がかかる?」など多くの質問が寄せられ、さらに皆さんの関心が高まった様子。将来この中からプロの映像翻訳者が誕生するかもしれません。

 
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