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SSFF & ASIAが開催中! 好きなジャンルの翻訳を手がけた翻訳者3人が語る作品の魅力

SSFF & ASIAが開催中! 好きなジャンルの翻訳を手がけた翻訳者3人が語る作品の魅力
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6月4日(月)から開催中のアジア最大級の国際短編映画祭 「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2018」(SSFF & ASIA)。20周年を迎える今年は、20日間にわたり、世界中から選りすぐりの約250作品が一挙上映、そのほとんどの字幕をJVTAの修了生約100名が手がけています。

SSFF&ASIAロゴ - コピー

そこで今回は、3人の修了生にインタビュー。それぞれ、自身の好きな分野を生かした作品に取り組みました。ショートフィルムが大好きで、毎年SSFF&ASIAの翻訳を担当している市川美奈さん、個人的にファンでライブにも出かけるバンドOK GoのMVに携わった守永慶子さん、アイザック・アシモフなどSF小説が好きでAIに関する作品を手がけた小路真由子さんにお話を聞きました!

 
◆市川美奈さん
ショートフィルムが大好き 毎年SSFF&ASIAの翻訳に参加 

『Sanctuary of silence』
Sanctuary of silence
http://www.shortshorts.org/2018/prg/ja/3003

 
『わたしがいない家』
わたしがいない家
http://www.shortshorts.org/2018/prg/ja/2114

 
またSSFF& ASIAの季節がやってきました。初参加は2010年。私のバックグラウンドを考慮していただいたかのようなスリルあふれる作品でした。ドキュメンタリーとチーム翻訳が主体の新人にとって、スタートからゴールまで走りきる「物語」を見届け、責任をもって訳しきる喜びは格別で、そのプレッシャーと苦しみといったら尋常ではありませんでした。以来、ある年は痴話ゲンカばかり、ある年は大好きな監督の風変わりな作品、ある年はほのぼのと、ある年はキュンキュンと、どこまでもそぎ落とされ、どこまでも饒舌かつ無口に語られる物語に向き合ってきました。果たして私は作者のメッセージを正しく受け取ったのか、それを正しく伝えられたのか。毎年祈る思いで会場に足を運んでいます。自分が笑った場面で観客が笑った時の安堵感と言ったら(笑)。ちなみに今年は訳しながら泣きました。その切なさが伝わってくれ、と祈りつつ、「来年も私に声かけてください!」と思い切り手を挙げています。

 
◆守永慶子さん
ライブにも出かけるバンドOK GoのMVを担当!

Obsession(OK GoのMV)
Obsession
http://www.shortshorts.org/2018/prg/ja/2391

 
OK GoのMVの魅力は、音楽と映像の完璧なシンクロ、そしてシンプルなアイデアを斬新な映像に作り上げるセンスだと思います。今回の“Obsession”も567台ものプリンターから出てくる紙が背景となり、驚きの映像に仕上がっています。

 
“I Won’t Let You Down”ではドローンを使ったワンカットの映像が話題になりましたが、彼らのMVが世界中で有名になるきっかけとなった“Here It Goes Again”では、ルームランナーを使うという、シンプルなアイデアが使われていて、今回の作品にも通じるものを感じます。

 
また、OK Goは私が以前観たライブのMCでも通訳を呼ぶほどで、言葉を届けることにこだわっているバンドだと思います。そんな彼らのメッセージを伝える貴重な機会でしたので、翻訳も楽しませていただきました。

 
【今年のSSFF & ASIAで守永さんが翻訳を手がけたその他の作品】
『テクノ』
テクノ
http://www.shortshorts.org/2018/prg/ja/2360

 

『11時の予約』
11時の予約
http://www.shortshorts.org/2018/prg/ja/2253

 
◆小路真由子さん
SF小説好きが手がけた 人口知能を巡るストーリー
『アンドロイドとの恋』

アンドロイドとの恋
http://www.shortshorts.org/2018/ja/program/aj-7.php

 
近未来が舞台ですが、「人間は人工知能(AI)とどう暮らしていくのか」という、現代にも通じる問題を扱ったお話です。昔からアシモフなどSF小説が好きだったので、今回この作品を担当させていただいてうれしかったです。現代とほとんど変わらない庶民の生活にもアンドロイドが当然のように入り込んでいるという設定が面白いと思いました。マレーシアの映画なのでクアラルンプールだと思うのですが、途中で映る夜の街並みがまさに近未来的という感じで美しかったのが印象的でした。東南アジアというとエネルギッシュで住んでいる人たちも元気いっぱいで…というイメージがあったのですが、主人公の寡黙で陰のある雰囲気も相まって無国籍感をより強く感じました。そんな世界観を壊さない字幕になっていればいいなと思います。

 
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「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2018」(SSFF & ASIA)は6月24日まで開催中! 皆さんも今すぐ公式サイトをチェックして気になる作品を探してみてください!

 
「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2018」(SSFF & ASIA)
公式サイト
http://www.shortshorts.org/2018/

 
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祝20周年! ショートフィルムの祭典、SSFF & ASIAが6月4日(月)からスタート!
http://www.jvta.net/tyo/ssff2018/

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