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発見!キラリ★ LA買い物事情 

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4月のテーマ:重さ
 
 

LAに住み始めてから、逞しくなった気がする。JVTAの留学生としてLAに渡り早4年、精神的に鍛えられたのはもちろん、腕力もついた。なぜなら、アメリカは全てが大きく、その分全てが重いからだ。例えば、食料品の買い出しがある。
 
 

LAにあるスーパーに初めて行ったらまず、誰もがその大きさに驚くだろう。食料品だけでなく、日用雑貨、雑誌、調理器具、掃除用品など何でも売っている。さらに大きめなスーパーではキャンプ用品や家具を置いていることも。薬局があるスーパーも多く、とにかくそこだけで事足りてしまうのだ。その分、大きなショッピングカートが必要になるが、入り口にこれでもか! というほどびっしりと大きなカートが並んでいるので心配はない。余談だが、私が一時帰国中に東京のスーパーに行った時、「あれ、今日は子供用のカートしかない」と思わず勘違いしたことがある。それだけアメリカのカートは大きいのだ。
 
 

大きなカートを取って店内に入ると、まずは当面必要な食料品を調達。さらにこれも買っておくか、ボディーソープやシャンプーがなくなりそうだから買い溜めを…などとやっているとあっという間にカートが埋まっていく。注意が必要なのは液体だ。LAでは牛乳、ジュース、水などが1ガロン(3.79リットル)入りの大きなペットボトルで販売されている。日本では大きくても2リットルだから、約2倍も大きい。正直、そんなに要らないんですけど…と思うことも多い。ちなみにガロンなど単位の違いについては、翻訳者の皆さんも悩まされることが多いのではないだろうか?
 
   

スーパーを出て車に積むまではカートがあるからいいが、問題は家の駐車場から家の中に運ぶまで。最初に住んだ家は家の目の前に車を停められたので楽だったが、次に住んだダウンタウンLAは駐車場からアパートまで5分ほどかかり、重い荷物を運ぶのが辛かった。今の家は1~2分。これがまた微妙な距離で、1回で運ぶのは大変だと思う時もある。私は毎回「無理なく運べるが、なおかつしばらく買い出しに行かなくていい量」を目指して買い出しに行くのだが、それでもやはり重いということは、ほぼ毎回失敗しているのかもしれない。
 
 

その他に、行くたびに「重いなぁ」と私が思うのは、IKEA。先にネットで重さを調べて、到底1人で運べなさそうな時は人を連れていくのだが、たまに1人で行って失敗する。でも、そんな時は大抵通行人が助けてくれる。家族連れが通りかかって、父親が私の車に荷物を積んでいる間に母親がカートを戻してくれた、なんてこともあった。こうして考えてみるとLAでの買い出しは腕力がいるものの、現地の人と触れ合える、いい機会にもなるかもしれない。
 
 

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Written by 當麻 さやか
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[JVTA発] 発見!キラリ☆  4月のテーマ:重さ
日本映像翻訳アカデミーのスタッフが、月替わりのテーマをヒントに「キラリ☆と光るヒト・コト・モノ」について綴るリレー・コラム。修了生・受講生にたくさんのヒントや共感を提供しています。

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