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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.89 日曜日の電話

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インパクト大の写真をメインにタイのリアルなプチ・カルチャーをご紹介しています。

日曜日の朝、香港の友人から久しぶりにガラガラ声で電話がありました。彼女とは知り合ってから約15年。人生の苦い部分を話せた友人の一人です。香港の情勢のこと、恋の話、経済状況、家族などいろいろな話をしてきました。私は心を開くのに時間がかかるタイプですが、彼女は最初っからオープン。ズケズケ入ってくるのでみんなからちょっと問題児扱いされていましたが、逆に言うと人の目を気にせず自分を通す部分はとても魅力でした。彼女の人生の節々の話を聞いているうちに私も段々と打ち解けていき、今では程よく刺激しあいながら相談しながらという関係が積みあがっています。地球上のどこかに話ができる人がいる。そして毎日会わなくても、ちょっと心が窮屈に感じた時に国を越えてフリーで電話ができるという今はすごい時代だと思う。

そして、朝の電話の最後に「あー、風邪で休日も台無しだわ…。でもイースターホリデーの最初に話したのはあなたよ。」という一言を言われ、今日一日の活力が出たのでありました。

のびのびと生きる植物たち
のびのびと生きる植物たち

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Written  by 馬場容子(ばば・ようこ)

東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.88 アンティーク家具に見る世界事情

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今、友人が新しい家を建てています。その家にタイのアンティーク家具を揃えたい!ということで、先日、アンティーク家具ハンティングに一緒に行く機会に恵まれました。私も10年くらい前にアンティーク家具屋巡りにハマった時期があり、久しぶりに一緒にショップホッピングをしてびっくりしたことが…。当時に比べて物が極端に少なくなっていているのです!ちょっとした手頃な椅子や机など、タイならではの古くて良い家具はどこへやら!?お店の人曰く、「みんな海外に流出しちゃったのよー。」と、あっけらかん。「日本人も昔は買い付けに来ていたけど、最近はめっきり来ないねえ。」とも。タイ人も現代の新しくて安い家具に魅了されて、重たい木製の家具を手放してしまっているそうですが、そうした家具を外国人が買い付けているわけです。おもしろい事に、今は反対にヨーロッパの家具がどんどん輸出され、安くなってアジア、特にタイや中国で売れているとのこと。なんだか家具を通じて世界の経済の流れを垣間見て、また、グローバルな世界になった今、物の流通も地球規模でどんどん移動しているんだなあとしみじみ感じた1日でした。

移築されて売られている米蔵
アンティークの家具

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Written  by 馬場容子(ばば・ようこ)

東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.87 パパイヤの恩恵

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フードエクスチェンジをしているご近所さんのキッチンガーデンを見せてもらいました。なす、トマト、タイのバジル、パパイヤ、マンゴーとなんとも贅沢な庭です。私も庭にハーブガーデンをと思っては、何度も失敗しているので、なんともうらやましい。そんな矢先、我が家にも鳥が持ってきたのか、捨てた種から育ったのか、急ににょこにょこと5本の木が生えてきました。一本の木には15個くらいのパパイヤの実がなっているのだから50個以上ものパパイヤが獲れるなんてどうしようと勝手に想像していました。ある日、我が家に来たパートナーのお姉さんが、すかさずタワワに実る青いパパイヤを見つけて、「あら!あれソムタムにするからちょうだい。」とリクエスト。さすがに50個も食べられないし、もらってもらえて嬉しいと思うと同時に、ソムタム(パパイヤサラダ)と思いつくのはさすがタイ人と思って聞いていました。残りのパパイヤは黄色く熟してから食べようと大事に見守っていたら、今度はライバル登場。先に鳥に食べられてしまいました。次こそはと、タイ人に収穫のタイミングを教えてもらい、うっすら黄色になってきた下から3つのパパイヤを収穫し、家の中でじっくり熟させて山吹色になってから食べました。甘くてとってもおいしい!他の2個をお裾分けしたらみんなも喜んでくれました。自然に生えてきた木でこんなにも幸せな気分になれるのだと、種を運んでくれたライバルの鳥に感謝し、徐々に熟していくパパイヤの実を眺める楽しさを覚えたのでした。

ライバルに先に食べられてしまった!
立派なパパイヤ

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Written  by 馬場容子(ばば・ようこ)

東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.86 エコロジーなお皿

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チェンマイにはたくさんの市場が存在します。野菜や食料中心のローカル市場はよく行きますが、最近ちょうど乾季のイベント時期というのもあり、久しぶりにお昼を食べようと友人とウィークエンドマーケットに出かけました。

そのマーケットは自然派の人たちが集まるコミュニティがやっていて、比較的小ぢんまりとしたところ。でもここにもしっかり観光客が来ていて、タイ語の通じない観光客は翻訳機を使いながらコミュニケーションを取っていました。こういう場面を見ると観光の仕方も変わってきたなあとつくづく思います。そして早速昼ご飯を食べようとふらふらしていたら…可愛らしい麺に出会いました。大きな蓮の葉のお皿に手打ち麺らしきものがちょこんと乗っているのです。さらに女子の気分がアップするのはピンク色のタイのプアンチョンプー(プアン=房、束、チョンプー=ピンク、Mexican creeper)というお花が麺の上に散りばめてあるのです。

タイやインドなどでバナナの葉っぱに食事を盛っているのはよく見ますが、大きな蓮の葉っぱのお皿は初めて。そののびのび育った葉っぱを見るだけでも充分楽しめ、インスタ映えバッチリです。作っている人はミャンマー人で、ミャンマーの焼きそばみたいな感じでしょうか。ベジタリアンなのでお肉は入っていなくて甘辛でおいしかったです。食べ終わったお皿はそのまま捨てられ、エコロジーそのもの。ちょっとした出会いがあって、久しぶりにマーケット巡りもいいなあと感じたのでした。

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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.85 いきなりバナナ園

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恒例の満月のお祭りロイクラトーンも終わり、静かなチェンマイです。

数カ月前の早朝、ガサッ、ゴソッと、うちの裏に突然知らないおばさん数人がやってきて、バナナの苗をたくさん植えて去っていきました。なぜだろうとご近所さんに聞いてみると、タイでは遊休地にバナナなどの果物を植えているのは、税金対策のためとのこと。なんとも色気のない話ですが、農地とすれば税金が安くなるのですから、皆節税対策としてお手頃なバナナを植えるのは当然のことでしょう。そのバナナが、最近程よく実っているなあと思っていた矢先、また裏でバサバサッと音がするではないですか。見ると今度はお隣の使用人のおじさんがやってきて、見事に実ったバナナをきれいに収穫していきました。そしてそのバナナをちゃっかり軒先で販売しているのです。なんともしっかりしているなあと思いながらも、反面タイはおおらかだなあと思わされます。おおらかに伸びたバナナの大きな葉っぱに囲まれていると、まるで自分がバナナ園の中にいるかのよう。殺風景な空き地よりはバナナ園の方がいいかと思いつつ、これから寒くなるのにはちょっと陽当たりの邪魔だなあと思いながら、バナナの伸び伸びした姿と睨めっこする朝でした。

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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.84 100年に一度の大洪水

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チェンマイは今、雨期まっさかり。10月頭に起きた100年に一度の大洪水。日本のニュースでも取り上げられたようですが、チェンマイに流れるピン川が北部から流れてきた水により氾濫しました。多くの被害者の方には、心よりお見舞い申し上げます。

さて、それから約2週間たった今、氾濫した地域に行きました。かつては、川が運搬の役割をしたため、川沿いにはワロロット市場など多くの商業施設があります。私がチェンマイに来て以来20年近いお付き合いの商店も。街の隅には掃除した後の廃材が積まれていて、街全体が水の引いた後で、埃っぽく茶色い色が残っています。まず市場の駐車場に駐車。そこのお姉さんはちょっと興奮気味に、「聞いてよ!ここまで浸かったのよ、3日洪水、1週間大掃除よー!」と笑いながら話してくれました。壁を見たら、胸の位置まで泥の跡がくっきり。ここまで水に浸かった証、まるでプールです。

約1メートル、茶色い線まで水が浸かった跡

道路脇には水浸しになった山岳民族の布を干している風景。濡れた布を洗濯する人の姿。被害の大きさを実感しました。更に市場の中に入ると…、なぜか人がわさわさと賑わっているではないですか。濡れてしまった商品の大安売りに群がる人々なのです。汚染された水に浸ったのでは…という思考は一先ず置いておいて、チェンマイの人はなんとも逞しいのでありました。私もさすがに大安売りの物は買えませんが…、他のお買い物をして盛り上げます!

浸水した商品を乾かす風景
布のバーゲンセール!

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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.83 食文化交換

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最近、チェンマイのあちこちで人気になっているサワードウブレッド。サワーというだけあり酸味があり、イースト菌の代わりに天然酵母を使った栄養価の高いパンです。ちょうどご近所さんからからお裾分けで頂いたサワードウブレッドを食べたら、香ばしくて美味しいのなんの!今まで食べてきたものとは何かが違いました。さっそくどこで買ったのか聞いたら、「友人が作ったので売ってないんだよ。」と言われ、がっかり…。

出来立てほやほやを持ってきてくださいました!美味!

しかしその数日後、自転車に乗ったオーストラリア人が我が家を訪ねてきました。「僕のサワードウブレッドが好きって聞いて…、もし良かったらフード交換しない?」。フード交換とは、つまり彼がパンを作る代わりに私は日本食を作るという、いわば交換日記のフードバージョンです。なんとも楽しそうな試み!こうして第一回フード交換をすることになりました。しかし、日本食と言ってもオーストラリア人は何が好きなのか、料理上手でもない私に何が作れるのか。何の情報もない私にとってメニューを考えるのは一苦労。結局、背伸びしてもしょうがないと、家庭料理の餃子とナスの煮浸しと卵焼きを持っていきました。帰ってきてLINEを見ると「Tanks for the lovely meal.」という返事に、第二回は実施されるんだろうか!?と、弱気な私。また美味しいサワドーが食べられるように日本食の腕を磨こう!と、ひょんなきっかけで料理欲が刺激されたのでした。

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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.82 果物の切り方も様々!

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先日、日本からの友人が市場でマンゴーを買ってきて、「タイではどういう風にカットするの?」と聞かれ、果物の切り方について改めて考えてみました。そういえば、昔パートナーがカットして出してくれたマンゴーに感動したのを覚えています。今では普通なのですが、まずマンゴーのタネを避けて皮ごと縦に両側をカットして、その果実をさらに格子状にカットしてひっくり返すというカット。見た目も綺麗でおもてなしマンゴーにピッタリです。

マンゴーおもてなしカット

次にカルチャーショックを受けたのは、ライム。タイ料理には欠かせないライムは魚用のソース作りなどにたくさん使います。くし切りにカットして絞るとタネが入ってしまい、その小さなタネを一個一個拾うのが一苦労。そこでタイ人は、球体の3/2の部分を3側面カットして使います。種がついた芯の部分だけが残るのでジュースにタネが入らずとても効率的です。

種を避けたタイ式切り方
このライムには種がありませんでした

最後は、グアバ。りんごのように8等分のくし切りにして、芯の部分をカットしていた私と違い、現地の縫製のおばさんはナイフの刃を縦に入れてカットします。こうすると芯も避けられ手軽に食べられます。こうしてみるとタイでは理にかなったカットが生み出されているんだと実感しました。タイ式の果物の切り方、皆さんもやってみてはいかが?!

縦に刃を入れてパキッとカットするグアバ

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Written  by 馬場容子(ばば・ようこ)

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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.81 アルコール時間の行方!?

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先日ちょっと嬉しい出来事があり、一杯飲みたい気分!ということでパートナーがアルコールを買いに行きました。が、手ぶらで速攻帰宅。そうその日は仏教の三宝節。アルコール販売禁止の日でした。タイに遊びにいらしたことがある方はご存じかもしれませんが、タイではアルコール販売時間(午前中は11時から14時まで、午後は17時から24時まで)や禁止日があり、観光でいらした方たちはびっくりします。ただ、こんなタイの状況にちょっとした変化が出ています。先日、タイの首相が午後のアルコール販売時間を解禁にする案を検討中というニュースがでたのです。まさに、先日のようにワインが買えなかった…などたまに不自由を感じますし、この中途半端な時間規制に意味があるのかという意見もあります。一方でこの規制は昼間からアルコールを飲んでいて仕事をしない人が増えないようにとできたものとも言われています。確かにタイ人はよく飲み、アルコールによる依存症や事故、事件被害が多いのも事実。さあ、主に観光客に向けての策でしょうが、午後の販売時間規制は解禁になるのか!? なったら近所の村人たちが夕方みんなでビールを飲みながらおしゃべりをしている光景に影響があるのでしょうか?! じっくり観察していきたいです。

時間外はこのようにお酒売り場には入れません。
冷蔵庫はこのようにロールカーテンで目隠しされています。
禁止日の酒屋さんはシャッターが降りています。

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Written  by 馬場容子(ばば・ようこ)
東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.80 ジョージタウンで街歩き

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せっかくタイにいるのに、アジアで行っていない街がまだまだあると、先日友人とマレーシアのジョージタウンに行ってきました。ジョージタウンは中国、インド、マレーシアの3つの文化が混合しているとてもユニークな街です。古い建築物が残っており、ヨーロッパとアジアのテイストがうまく融合され、街自体が世界遺産になっています。建物の外観は古いままでも、中はとてもモダンなカフェやショップに改装されていたり、また、街の所々にストリートアートが描かれていたりいて、まさに若者の大好きなインスタにもってこいです。街を散歩していると、まるでチェンマイの市場の一角にいるような錯覚もありつつ、朝夕にはイスラム教のお祈りの音が聞こえてきます。かと思えば、建物の柱には大きく中国語が書かれていたり、またインド街に行けばボリウッド音楽にスパイスの香りが漂ってきたりします。また、郊外に高くそびえ建つ高層マンションを見ると、ここはハワイ?という気にも!まさに今の時代を象徴するかのような「古さと新しさの共存」と「多様性」という言葉が当てはまる街でした。街歩きの合間に食べた、久しぶりのおいしい中華やインド料理でお腹も大満足。一方で、観光客は、中国人の若者が多く、国を超えてタイと同じタクシー配車アプリがそのまま使えたり、換金もあまりせずにトラベルカードで決済ができたり、旅もハイテク化しているなあと思わされたプチ旅でした。

東洋と西洋ミックス美容院
カラフルなお菓子やさん
赤と白のクラッシックな消防署
街の所々で見られるアート

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