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花と果実のある暮らし in Chiang mai プチ・カルチャー集 Vol.99 ポン・デ・リングみたいな果物!?

★「花と果実のある暮らし in Chiang Mai」
インパクト大の写真をメインにタイのリアルなプチ・カルチャーをご紹介しています。

先日、パートナーの親戚が、南部の方から海の幸を沢山持ってきたというので、バーベキューにお呼ばれしました。こんがり焼かれた沢山の蟹や海老、いか、貝などのいい香りが庭中に行き渡り、お腹もそれに応えるように準備万端。お皿に山ほどの魚介類があり、日本だったらおいくらする!?というほどのご馳走っぷり。北部料理には海の幸がないため、久しぶりの魚介類をみんなで堪能しました。

そんな食後にご親戚の一人から「ヨーコ、マカムテー知ってる?」と聞かれました。マカムはタイ語で、いわゆるタマリンド(タイのフルーツ)のこと。我が家にも2本マカムの木があるので、「あ、うちにもあるよ!」と得意げに言ったのですが、みんな疑いの目。「マカムテーだよ!?」そして見せてくれたのが、きれいな黄緑とマゼンタピンクの、グルンと丸まったポン・デ・リング(ミスタードーナツの定番商品ポン・デ・リング)のような形のフルーツ。確かに我が家のマカムは茶色くて長い実で地味。さっそく、その柔らかい黄緑の皮を剥くと、ピンクがかった白い実が。サクサク&スカスカした食感でほんのり甘いかなあ!?我が家の茶色くねっとりしたマカム(タマリンド)とは全く別物。名前は一部一緒でも予想外の果物でした。マカムは日本のスーパーでも売っているくらいだいぶメジャーになって来ましたが、このマカムテーは傷みが早いのでなかなかお目にかかれないようです。まだまだ知らない食べ物があるなあ、国内食の旅にいつか行くのもいいなあと思った一コマでした。

まるでポン・デ・リングのようなマカムテー
先日公園に行ったら、珍しくこんな形のヤシの木が。

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Written  by 馬場容子(ばば・ようこ)

東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang mai プチ・カルチャー集 Vol.98 新年です!自分のお寺にGO!

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タイ北部では、一部のお寺が、干支の仏像を守り本尊としています。そして自分の生まれた年の干支のお寺に、一生に一度行くと幸運に恵まれるという言い伝えがあります。タイ人の友人に連れられ、私も20年前にチェンマイ県のお隣のランプーン県にある酉年のお寺に行きました。お寺には酉の置物がたくさん飾られていたのを覚えています。友人の話に触発され、私も!と早速お正月ドライブへ。運よく酉年のお寺は我が家から比較的近くちょうどいい距離。20年前の印象とは違い、観光客も増えていて、きれいに飾り付けされていました。多くの参拝客とともに仏塔の周りを周り、無事新年のお参りができました。元旦にタイの餅米をついたお餅でお雑煮を、そして人生の節目に自分の干支のお寺に行くなんて、日本とタイの混合文化行事という感じでいいもんだなあ…と青空に映える仏塔を眺め一年のいいスタートを切ったのでした。

タイの北部に訪れる際は、ぜひご自分の干支のお寺に行ってみてくださいね。

青空にそびえ立つ酉年のお寺の仏塔
酉の置物があちらこちらにたくさん!
たくさんの観光客で賑わっていました。
仏像
お参り後に可愛いカフェを見つけて一休み

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東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang mai プチ・カルチャー集 Vol.97 ネンマツチョーセイ!?

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年末に入り、私にとってビッグニュースが飛び込んで来ました。近所に日本人の家族が引っ越してくるというではないですか!(実は国際結婚カップルだそう)

このエリアは、市内からも離れているし、元々はローカルな人ばかりで、引っ越してきた当時は電気も通っていないような場所だったから驚きです。確かにチェンマイは、日本人リタイアメントの方々が元々来ていた所ですが、今では若い人たちが多く移り住んできて、日本人の層ががらりと塗り替えられている感じがします。現実的な話として、10年以上前、為替のいい時では10万円が約4万バーツだったのが、最近のレートでは約1万9千バーツと半分以下の価値になってしまったのです…。(しょぼん。日本頑張れー!)つまり、年金暮らしの人には暮らしづらい国になってしまい、逆にインターナショナルスクールを含む学校、通訳のいる病院、各国のレストランなどインフラが整い、充実してきたチェンマイは、若い人々に魅力的な街になってきたのです。

為替の変動で暮らしにこれほどの影響があるものかと落ち込み、また街というものは本当に生き物のように移り変わるんだなと、心の年末調整中です。


花の季節が始まる予感

みなさま、今年も一年「花と果実のある暮らし」を読んでいただきありがとうございました。来年はこうした変化で、どんな暮らしになっていくのでしょう。お楽しみに。2026年みなさまにとっていい年になりますように。

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Written  by 馬場容子(ばば・ようこ)

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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.96 ムッとした一コマ

先日、友人を送りに空港に行った時の出来事。空港はアブタビ行きのチェックインをしようとするたくさんの人でごった返していました。私の友人は健常者ではないので事前に車椅子を要請してありました。彼女は待っている間も辛そうで、たまにしゃがんだりしていました。隣のラインには、観光を満喫したような西洋人観光客4人組がチェックインをしています。その中の70代くらいの男性はすでに車椅子を頼んであったようですが、さらに60代くらいの女性が車椅子を追加したいと頼んでいます。しばらくして向こうから2台の車椅子を押した空港職員がやって来ると、そのグループがそれに気づいて合図をし、職員はそちらへ向かっていきました。明らかにそのうちの一台は友人用。友人は立っていられないくらいの状態で今すぐ車椅子が必要なのに…。彼らはそんな友人に気づいていながら見ぬふりをして先に乗ってしまったのです。「しょうがないわね」という表情でグランドスタッフがもう一台手配してくれました。しかし…「すみませんが、あそこまで行ってください」と言われ、結局友人は指定された所まで歩くことに…。

もちろん、車椅子を使われる皆さんのほとんどはご高齢だったり、足が痛かったり、また見えない持病があったりします。しかし、最近、車椅子利用は優先されて楽だという理由で気軽に利用する人たちが出てきているようです。「本当に必要な人をちゃんと優先してほしい!」。この一連の出来事に気づいてさえいない友人の代わりにちょっと声をあげてみました。

お月様、平穏祈願。

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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.95 偶然

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「ヨーコ!」。空港で手を振る姿は、まさに30年前、アメリカの大学で皮肉交じりに教えていた先生でした。30年という月日が一瞬のうちに吹き飛んでいき、私たちは長いハグをしました。バリ島のウブドに向かう車の中で、彼女の人生に起きたことをじっくりと聞きながら、運命的なことを感じました。

ウブドの街角のガネーシャ

彼女がウブドに来始めたのは20年前。それから、ウブドには毎年のように訪れていたそうです。

「ウブドの仲間たちでHIVの患者さんを助けているお医者さんをサポートしているの。彼のヴィラにいつも泊まっているのよ。素敵な所だからあなたも気に入るわ。」

「え、私も20年前にチェンマイに来て、HIV感染施設孤児施設に関わったんです。」

彼女も私もこの偶然にとても驚きました。お互い何も知らずに、我々は同じ時期に同じようにHIV関係のサポートをしていたのです。振り返れば、彼女の同僚の一人、つまり私の先生の一人はLGBTであり、私が在学中にAIDSを発症し、この世を去りました。きっと私たちの中に、少なからずこの経験が残っていたのでしょう。当時(90年代)のAIDSという病は、社会でも大きく取り上げられていた問題でしたが、30年経った今では医療の進歩や社会の理解により、その状況は大きく変わりました。ウブドに向かう車窓の外を見ながら、同時期に世界のあちこちでポツポツと何かが動いていたんだというこの現象に感慨深いものを感じると共に不思議と明るい気持ちが込み上げてきました。

ヒンドゥーの結婚式

【関連記事】

花と果実のある暮らしin Chiang mai プチ・カルチャー集 Vol.94 再会

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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.94 再会

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ヨーロッパに住んでいる友人から誘いが来たのはちょうど4ヶ月前のこと。私が今から30年前アメリカの大学で出会ったイラン系アメリカ人の先生がバリに来るので、アジアにいる私に一緒に会いに行かないかと連絡があったのです。数年前、東京にいる卒業生がその先生と同窓会を開いたことは知っていたのですが、まさか外国在住組の我々も再会できるとは。その先生はとても厳しくも愛情があり、我々が苦労しないよう厳しくしてくれているとどこかで感じられたのでなんとか頑張れたのです。ふとあの頃に思いめぐらせ、当時の自分と今の自分を比べてしまっている自分に気づきました。「超元気だったけど、人生焦ってたなあ。」あの頃からあっという間の30年。チェンマイというまた別の地に住んでいろいろなことがもりもり沢山あったけれど、昔に戻りたいと思わない自分がいます。今、あの頃の自分に言ってあげたいのは、生き急がなくていいんだよということ。それはアメリカとはまた違った視点のチェンマイの地で学んだことの一つかもしれません。

今こうして先生に再会できるのはとても感慨深くどんな再会になるか楽しみです。

みんな、静かにすくすく伸びていこう!

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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.93 ジャスミン水

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「あー、体が火照ってるー!」と一人でぶつぶつ文句を言っていたら(おそらく更年期)、うっとおしく思ったパートナーが「だったら母が飲んでた漢方薬を飲んでみたら?」と一言。それはいいかもと早速薬局に行って探したら、昔ながらのパッケージで、日本で言ったら正露丸のような雰囲気の漢方。自宅に帰って、服用のところを読んでみると、「発熱、体の熱etc..を緩和します。ジャスミン水で飲む、または新鮮なジャスミン水に溶かしてお飲みください。」と書いてあります。ジャスミン水で飲まないといけない薬!?と言ったらもちろん普通のお水で大丈夫だそう。

さて、そのジャスミン水といえばタイの猛暑4月に食べられる「カオチェー」。ぬめりを取ったジャスミン米に冷やし茶漬けのお出汁のようにジャスミン水を注いで食べます。付け合わせには、日本の佃煮のような甘辛のおかずを添えて、食欲減退の時に取る食事としてタイの風物詩となっています。つまり、ジャスミン水には、体を冷やす効果があるようで、カオチェーもそんな暑さ対策として生み出された一皿なのでしょう。お母さんの漢方もそんなジャスミン水で飲むとダブル効果が出るのかな。日本の暑さもタイ並みになってきた近年。いつか日本でジャスミン水も出回る日が来るのでしょうか!私も4月に我が家のジャスミンが咲いたら、花を水に浮かべてジャスミン水を作ってみたいと思いました。

こうした開いたお花ほどお水に浮かべるといい香りがお水に移ります

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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.92 フーテンの人々

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チェンマイの雨季は、びっくりするくらい植物が伸びてきます。

最近、のびのび、ボサボサになった目の前の庭。さて、そろそろ庭師のおじさんにお願いするかなあと何度電話をかけても連絡が取れません。着信履歴が残っていても彼から折り返し連絡が来ることはありません。そしてここに長く住んでいると、こういうことにももう慣れっこになっています。何か都合が悪かったりすると音沙汰がなくなり、でもまたある日突然連絡が取れたりする。以前知り合いのご主人が何も言わず突然消息を絶ちました。奥さんはとても気を揉んで心配していたけれど、数か月後のある日ひょっこり戻ってきました。フーテンの寅さんか!? フーテンはもともと瘋癲(ふうてん)からきていて、メンタルが不安定な状態をさす言葉だそうですが、60年代後半からのヒッピー文化の中で頻繁に使われるようになり、昨今は自由に放浪するというニュアンスが定着してきたようです。彼らには自分の時間が必要で、その理由を語ることなく、自分のペースが戻ってきたら自然に戻ってくるんだろう。人間、精神が乱れることはあります。そんなとき、周りも問い詰めることこともなく、大きな騒ぎにもせず、さらっと流して過ごせる器がまだここには残っている気がします。我が庭師さんも時間を置いてまたひょっこり帰ってくるんだろうなあと見守っているけど、新しい庭師さん捜しに一苦労した出来事でした。

芝刈り後
雨の日

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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.91 パン屋さん繚乱 

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タイで、朝の連続テレビ小説『あんぱん』を見ていると、あんぱん好きな私は無性にあんぱんが食べたくなります。でもチェンマイにも最近あんぱんを作る日本系のパン屋さんがあるので、食べたければ手に入るというありがたい日常になっています。以前記したように、ちまたで人気のサワードウブレッド(Vol.83 食文化交換)、フランス人が作るクロワッサン、ドイツ人系の黒パン、中東のベーグルなどチェンマイにはいろんな種類のパン屋さんが登場していて、本場に近い味を楽しめます。最近近所にできたおしゃれなパン屋さんでは、日本の塩パンブームにあやかり、岩塩の乗った塩パンやイカ墨塩パンが人気です。タイでパンはカノムパンといい、カノムとはお菓子+パン。パートナーに言わせれば、パンは食事ではなく、あくまでお菓子という存在です。植民地にならなかったタイは、パンが入ってくるのが遅かったけれど、今やなんと贅沢な時代になったことか。クオリティも高くなってきていて(同時にお値段も!)コーヒー文化が十分育ってきたタイでは、後を追うようにパン文化が盛り上がっています。しかし、脱菓子パンを目指している私にとっては、これらの甘い誘惑は危険そのもの…。近所のパン屋さんで美しいパンを横目に、ベーグルと塩パンを買って帰路についたのでした。

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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.90 タイ料理の組み合わせ術

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パートナーとつきあって数年のある夕食のこと。私は日本食が食べたいので、パートナーには、別に大好物のもち米とガイトート(鶏のから揚げ)を買って帰りました。あー、さぞ喜ぶだろうなと思って食卓についたら一言。「あれ、ナンプリックターデーンはないの?」

市場で売っている様々なナンプリック

ナンプリックというのは、タイの家庭の味といった調味料で、唐辛子やにんにくなどの材料を臼で叩いて作ったディップのようなもの。野菜や肉、もち米などにつけて食べます。各家庭でも作りますが、市場にもスーパーにも何種類ものナンプリックが並んでいます。それぞれにナンプリックにはそれぞれに合うメニューがあり、セットとして食べるのが一般的で、一緒に食べることで味のハーモニーやメリハリが生まれるのです。ガイトートやムーピン(豚串焼き)にはナンプリックターデーン、揚げたプラートゥー(鯵のような魚)とチャオム(アカシヤの新芽)のオムレツと揚げた茄子のセットにはナンプリックカピ、ケップムー(豚の皮の素揚げ)や蒸し野菜にはナンプリックオンやナンプリックヌムといった感じです。そう、ナンプリックは脇役っぽいのに重要な役割を果たしている一品なのです。ですので、ナンプリックは和食のお味噌汁、もしくはカレーのらっきょうや福神漬けみたいな存在で、ないと物足りない感じがしてしまうのです。チェンマイ料理は奥が深い…。20年近くもいて、ようやくそんなチェンマイ料理の良さに慣れ親しんできた私。今夜も夕食にあるスープのお惣菜を買って食卓に並べたら…「これには塩漬け魚が合うんだよ。」との一撃が!チェンマイ料理初段の私もそろそろ自分に活を入れるかな。

揚げたプラートウー(アジっぽい魚)、チャオムのオムレツと揚げなすのセット 真ん中がナンプリック

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