【イベントレポート】コースの垣根を超えた交流を実現!2025年4月期ウェルカムパーティーをリモート開催!

日本映像翻訳アカデミー(JVTA)は毎期、新しく映像翻訳を学び始めた方を迎えたウェルカムパーティーを開催している。
2025年4月期のウェルカムパーティーには「英日映像翻訳総合コース・Ⅰ」「日英映像翻訳総合コース」、バリアフリー字幕や音声ガイド制作のスキルを学ぶ「メディア・アクセシビリティ科 音声ガイドコース」、そして英文解釈力の向上を目指す「English Clock ロジカルリーディング力強化コース」 の受講生・講師・スタッフ合わせて55名がオンラインで参加した。さらに今回は他校から編入した方や昨年秋からスタートした「コマ単位受講」や復学の受講生も参加し、出会いの多い会になった。

司会を務めるのは、映像翻訳のコースで指導する藤田奈緒講師と石井清猛講師。冒頭ではJVTA代表の新楽が乾杯の音頭を取った。
「今日はJVTAの受講生として新たな出会い、そして一度学んだ方がコマ単位受講や復学で再び学んでいただくという嬉しい再会もあります。皆さんのJVTAでの職業訓練の学習が大きな大きな花を咲かせるよう願って乾杯!」(新楽代表)
新楽代表は参加者にJVTAが携わる旬の3つの大きなイベントについて紹介した。
◆「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」
5月に大きな話題となった国内最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」では、JVTAが世界配信のための英語字幕制作をサポート。
◆「ニッポン・コネクション」
今年25回目を迎えた世界最大級の日本映画祭「第25回ニッポン・コネクション」では、英語字幕のワークショップ開催に加え、海外の大学に英語字幕制作を指導しその作品が同映画祭で上映される海外大学字幕プロジェクト(GUSP)などが恒例となっている。
◆「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2025」
現在開催中の米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭 「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2025」(SSFF & ASIA 2025)では、JVTAが全面的に字幕を担当。20数年に及ぶ協力と映画祭代表の別所哲也さんとの思い出を語った。
これらのイベントは、この日の参加者の皆さんにとっても近い将来の活躍の舞台となる。いままさに世界と繋がっているJVTAの具体的な情報は、学習している皆さんの励みになったに違いない。
ウェルカムパーティーでの恒例といえば、映画に関するクイズだ。今回は司会の石井講師の一番好きな映画を当てるゲームを展開。参加者からの質問に石井講師がYESかNOで解答し、全員で正解を探っていく。受講生もスタッフも映画好きが集まるJVTAならではの企画、皆さんもぜひ挑戦してみてください!

正解は……『スパイダーマン2』。
スパイダーマンは全部好きだが、なかでもサム・ライミ監督の3部作が特にお気に入りという石井講師。じわじわと答えが絞られていく中で、皆さんからの質問が活発に飛び交い、一気に打ち解けた雰囲気になった。
その後はクラスごとに分かれて歓談タイムへ。早速、石井講師と参加者によるスパイダーマン談義にも花が咲く。また、「皆さんの受講のきっかけを聞いてみたい」「申し送りの正しい作り方を聞きたい」などの声も聞かれた。やはり映像コンテンツが好きな方が多く、「課題提出に追われながらもすき間時間に短いドラマなどを見ている」「電車の中で5分、10分刻みで映画やドラマを観ることもある」という声も。さらにはお勧めの映像作品や動画の情報交換から飼っているペットの話まで会話が広がる。「恋愛ものの翻訳に挑戦したい」という声には、桜井講師が、「下ネタやfour-letter wordなどの難しさもあるので、JVTAのYouTubeチャンネルの特集もぜひ見て参考にして欲しい」とアドバイスする場面もあった。その後、シャッフルでさまざまなコースの人がランダムに集まった時は、「英日」と「日英」の違いなどを語り合う場面もあり、コースの枠を超えてJVTAの仲間が絆を深める貴重な機会となった。終了後参加者からは「いろいろな立場の方、クラスの方と触れ合うことができ、いい刺激をもらえた」「コースの垣根を超えて受講生の方とも先生方ともお話しできたのが楽しかった」という声が届いている。
最後の挨拶を担当したのは、日英のコースディレクターを務めるジェシー・ナス講師。自らも多くの作品の英語字幕を手がけているジェシーが学び始めた皆さんにエールを送った。
「私は12年前にJVTA日英映像翻訳のコースを受講しました。このコースを見つけた時、映像翻訳という仕事は私にとって天職だと思いました。好きなメディアを翻訳できる!私は言語オタクなので(皆さんもそうかと思いますが)、最高の仕事です。そして、とても楽しくコースを受講しこの仕事に辿り着くことができました。皆さんも頑張って、同じように映像翻訳という仕事を好きになってもらえたら嬉しいです。応援しています。」(ジェシー・ナス講師)
★最後は全員で記念撮影! 皆さん、楽しんでいただけましたか?



パーティーの終了後も有志が残り、スタッフと受講生の交流は続いた。好きなアニメ作品やドラマなどの情報を交換し、メディアと繋がる映像翻訳のスクールならではの一体感で盛り上がった。JVTAのスタッフは多くが修了生。学びの悩みも皆さんと同じように経験済みだ。このパーティーを機にクラスメートやスタッフとさらなる絆を深め、プロデビューを目指して欲しい。その先には世界と繋がる活躍の場が広がっている。スタッフ一同、全力で応援します。
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