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北欧発『ニンフ/妖精たちの誘惑』 修了生が吹き替え翻訳を担当

北欧発『ニンフ/妖精たちの誘惑』 修了生が吹き替え翻訳を担当
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2月27日からイマジカBSでスタートする『ニンフ/妖精たちの誘惑』はフィンランド発のファンタジードラマ。世界60ヶ国以上でOAが決定し、“『トワイライト』の北欧版”とも言われる話題作です。このドラマの吹き替え翻訳を当校の修了生で現在、総合コース・Iで「吹き替え翻訳の基礎講座」で講師を務める橋本真砂子さんが手がけています。そこで今回は橋本さんにこの作品ならでの翻訳時の苦労や作品の見どころを聞いてみました。
 
 

★『ニンフ/妖精たちの誘惑』吹き替え版:翻訳者 橋本真砂子さんのコメント
  

この作品は、ギリシャ神話に登場するニンフたちが、現在のフィンランドで生活していたら…という物語で、大人もハマるエロティック・ダーク・ファンタジーです。ニンフたちは“生きるために月夜に男性と交わる”という自分の宿命を呪いながらも受け入れざるをえない葛藤を抱き、男性たちを翻弄していきます。神話や伝説が基になっているため、調べ物はかなり大変でしたが、ギリシャ神話や北欧神話は奥深く、楽しんでリサーチすることができました。

 
原音がフィンランド語なので、英文スクリプトがあっても細かいニュアンスがつかめない箇所もあり、フィンランド語台本をgoogle翻訳にかけつつ、作品への理解を深めました。また、劇中には姉妹が出てくるのですが、どちらが姉なのか判断できずに本国の監督兼脚本家の方にメールで問い合わせたこともありました。すると、映画撮影中のお忙しい中にも関わらず回答をいただき、本当に嬉しく思いました。

 

ニンフ画像 - コピー
 
とにかく謎が謎を呼び、ますます謎が深まるという、頭がクラクラするような複雑な内容で、まったく先の展開が読めません。伏線が張り巡らされており、「なにが言いたいの?」という曖昧なセリフが、思わぬ秘密を含んでいたことがのちに明らかになるなど、とにかく気が抜けない作品でした。解釈については収録現場でもスタッフやキャストの皆さんと何度も話し合って決めました。関係者の皆さんに支えられて、なんとか1シーズンを終えられたと痛感しており、感謝でいっぱいです。

 
吹き替え版は、山村響さん、林真里花さん、美名さん、小杉十郎太さんほか声優さんのすばらしい演技によって、より魅力が深まっています。とにかく、美男美女ぞろいで目の保養にはピッタリ。特にニンフ役は、神話にふさわしい絶世の美女ばかりなので、こちらもみどころです。ぜひ、ご覧ください!

 
 
「ニンフ/妖精たちの誘惑」
3月4日、全12話DVDレンタル開始
発売元:ブロードメディア・スタジオ
公式HP:www.nymphs-tv.com
(c)FISHER KING PRODUCTION 2013,ALL RIGHTS RESERVED.
※イマジカBS・映画でも2月27日からOA決定!

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