★「花と果実のある暮らし in Chiang Mai」
インパクト大の写真をメインにタイのリアルなプチ・カルチャーをご紹介しています。
 

かつては、ファッションの流行りとは無関係だったチェンマイでも、最近は流行？のようなものが見られるようになりました。若い人たちのファッションセンスは、変わりつつあります。ネットの普及や外国人との接触機会が増え、また経済的に豊かになったせいか、男女共々どんどんおしゃれになってきているのです。昔を知る身としては、商業的に動かされている気配が感じられ、少々寂しい気もしますが…。
 
そんな中、最近チェンマイの街にあふれているのが、写真のようなお洋服です。実はこれ、タイの少数民族であるカレン族の衣装をモチーフにしたもの。カレン族は、腰織りという腰幅で織る手法でこうした独自の衣装を織り、それを身につけています。面白いのは、未婚の女性は白をベースとした丈の長いワンピースのような衣装を、既婚者は色のついた上下で分かれたツーピースのような衣装を身につけること。日本でいう振袖のようですね。そんなカレン族の衣装が、現代っ子や観光客向けに、いろいろな素材、デザインにアレンジされ見直されています。一見、普通のワンピースですが、よく見るとファッションの中にちょっとした文化がみられますね。
 
 

 

 
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Written by 馬場容子（ばば・ようこ）
東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang Mai
チェンマイ・スローライフで見つけた小さな日常美
 
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