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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.23 心強いタイの薬屋さん!?

花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.23 心強いタイの薬屋さん!?
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★「花と果実のある暮らし in Chiang Mai」
インパクト大の写真をメインにタイのリアルなプチ・カルチャーをご紹介しています。
 


チェンマイの町を運転していると、よーく見かけるのが、薬屋さんの看板です。タイ語を習い、文字が読めるようになると、簡単な読み方の「薬局」の文字がどんどん目に入ってきたものです。所によっては、24時まで開業してくれているのでとても安心。今ですら少しずつ変わってきてはいますが、かつてタイ人はあまり病院を利用しませんでした。以前、仕事場で同僚の女性の体調が悪くなっているにもかかわらず、彼女が病院に行くのをかなり拒んでいたのには驚きました。そう、タイ人はまず薬局に行き、そこで薬剤師さんに相談し、数日間のお薬を出してもらいます。それでも良くならない場合、病院へ行くことを考えるのです。タイの薬局のいいところは、お薬を箱ごと買う必要がなく、小分けにして販売してくれるところ。箱ごと買っても薬はいつも余ってしまうので、とても便利です。またもし薬が合わなくても、小分けなのですぐ別の薬に切り変えられます。また、日本では基本的には処方箋が必要な抗生物質等まで、薬剤師さんが処方できます。これは、いい面もありますが悪い面もあるので、きちんと自分の体に合うかどうか自己責任を伴って様子を見ることが必要となります。とはいえ、薬剤師さんは、とても細かく聞いてくれるので、ちょっとした怪我や病には、このシステムは非常に便利に感じている今日この頃です。
 
 

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Written by 馬場容子(ばば・ようこ)
東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang Mai
チェンマイ・スローライフで見つけた小さな日常美
 
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