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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.79 雨期の風物詩、メンマオ

花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.79 雨期の風物詩、メンマオ
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★「花と果実のある暮らし in Chiang Mai」
インパクト大の写真をメインにタイのリアルなプチ・カルチャーをご紹介しています。

40度超えの猛暑が続いていたチェンマイもようやく雨が降り、季節が変わりました。気温が落ち着いたと思っていたら、ここ数日、雨期の始めに発生する羽蟻、メンマオ(メン=昆虫、マオ=酔っ払い)がやって来ました。夕方7時ごろになると、灯りを求めて大量に発生してくるメンマオ。先日、帰り道に寄った夜の屋台では、たくさんのメンマオが屋台の灯りに集まって、お客さんがオーダーしたスープ麺のクイッティアオに落ちたりしているではないですか…。日本人からしたら驚きの一場面ですが、自然と暮らすチェンマイ人には仕方のないこととお客さんも平然としています。

灯りを求めてやってくるメンマオ

更にうちに帰ると…、電気を消し忘れて出かけてしまい、大量のメンマオが家の中で舞っていました。メンマオは薄い羽を体から切り離します。その薄羽のお掃除は大変です。薄いので床にへばりついてなかなか取れないし、箒で履くと羽は舞い上がってしまいます。タイ人の中にはその羽を切り離した蟻を食べる人もいます。貴重なタンパク源だったのでしょう。

このように、「大量の虫」のビジュアルに毎年ドキッとし、手間のかかるメンマオですが、タイ人にとっては季節の風物詩であり、私にとっては、年に数回電気を消して、静かにメンマオが落ち着くのを待つ時間もちょっといいものになってきました。

次の日には薄い羽の残骸が…

 

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Written  by 馬場容子(ばば・ようこ)
東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang Mai
チェンマイ・スローライフで見つけた小さな日常美

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