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さまざまな愛の形を描く 過去の名作3本を集めた上映会

さまざまな愛の形を描く 過去の名作3本を集めた上映会
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「ありのままの自分を受け入れて欲しい」
これは誰かを好きになった時、誰もが願う当たり前の想いです。4月29日(火・祝)、さまざまな愛の形を考えさせられる上映会「春の名作劇場」が開催されます。上映されるのは、いずれも東京国際レズビアン&ゲイ映画祭の過去の上映作品で、特に人気の高かった“名作”ばかりです。

 
東京国際レズビアン&ゲイ映画祭は、同性愛やジェンダーなどをテーマとした作品を上映し、セクシャルマイノリティーに関する偏見や誤解を解くことを目的とした意義あるイベントです。JVTAはその主旨に賛同し、毎年字幕制作で協力しており、今回の3作品も修了生が日本語字幕を手がけました。デリケートな問題を扱った作品も多いため、翻訳者には常に専門用語の入念なリサーチや慎重な言葉選びが求められます。試行錯誤の末、完成した字幕もこの上映会のみどころの1つです。

 
『幸せの選択』
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「結婚防衛法」に違憲判決が下る前のニューヨークを舞台に、同姓婚を描いた1本。ゲイのイギリス人男性ジャックは、アメリカで亡き兄の妻子を支えながら暮らしていた。ある日、就労ビザの更新却下を言い渡され、アメリカに留まるためにレズビアンの親友アリとの偽装結婚を選ぶ。しかし、アリが移民局の追跡におびえ、2人は離婚。そんな時ジャックはゲイの恋人マノからプロポーズされるが…。

 
『エミリー -青春へのパス』
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LAのチャイナタウンで育ったエイミーが、ハーバード大学でバスケットボールに励む姿を追ったドキュメンタリー。スポーツに恋愛に情熱を燃やすエミリーだが、レズビアンであることを、両親に告白できずに苦悩する。ミャンマーから移住し敬虔な仏教徒である両親に、自分の想いを理解してもらえるのか? そしてプロバスケット選手への夢は叶うのか? 臨場感溢れるバスケットの試合のシーンも見どころ。

 
『ロミオ』
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女性に生まれながらも男性としてのアイデンティティを持つトランスジェンダーのルーカスは、ナースの女子寮で暮らさざるを得なくなり、ストレスを抱えている。そんな時、ゲイのファビオに出会い恋に落ちる。自分の秘密を打ち明けられないルーカスをファビオは受け入れてくれるのだろうか?

 

『エミリー -青春へのパス』の上映後には、国連広報センター所長・根本かおるさんによる国連のセクシュアル・マイノリティに対する取り組みについてのトークイベントがあります。ぜひ、お出かけください。

 
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東京国際レズビアン&ゲイ映画祭
春の名作劇場
日時:4月29日(火・祝)
場所:東京ウィメンズプラザホール
チケット:一般1000円(学生800円)/1プログラム
     2500円/3プログラム
公式サイト:http://tokyo-lgff.org/2013/?p=1714

 

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