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バリアフリー講座修了後2週間 新人ライター のデビューに 1日密着!

バリアフリー講座修了後2週間 新人ライター のデビューに 1日密着!

先日、バリアフリー講座を終えて2カ月あまりの修了生がバリアフリー字幕制作者としてプロデビューしました。小笠原さんが今日向かうのは、J SPORTSのスタジオ。J SPORTSは、江東区青海にあるスポーツテレビ局で、サッカーや野球といったメジャーな競技だけでなく、格闘技や社交ダンス、フラダンスなど普段はなかなか体験できないようなスポーツまで幅広い番組を放送しています。スポーツ番組は情報の鮮度が命。スポーツ番組の字幕制作現場では正確性と共にスピードが重視されます。そんな緊張感あふれる現場の様子を小笠原さんがレポートしてくれました。
 

①ゆりかもめ テレコムセンター駅到着 09:20
J SPORTSの最寄駅はゆりかもめのテレコムセンター。駅からほど近い青海フロンティアビルの中にあります。近くにはフジテレビや日本科学未来館などがあり、観光客も多いエリアです。
 

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②J SPORTS到着 09:25
ビルの中の公共スペースには、J SPORTSの番組が流れるモニターがあります。僕たちバリアフリー制作チームが作った字幕がついた映像を発見! メディアで仕事をしていることを実感する嬉しい瞬間です。

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③現場到着 09:30
ここが字幕室。今日はどんな素材を担当するんだろう? ドキドキします!

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④作業準備 9:35
ディレクターから、今日担当する映像素材と字幕を書き起こす範囲が伝えられます。今日取り組むのは、オランダで行われたサッカーの試合の実況中継。僕が割り当てられたのは20分の映像。これに、日本語の実況中継を聞き取りながら、耳が不自由な人も楽しめるように字幕をつけます。

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⑤作業開始 09:40
さあ 作業開始! ルールや選手の名前といった専門用語のチェックはもちろん、実況解説者のセリフを要約し、既定の文字数内にまとめなければなりません。これはまさに映像翻訳で学んだスキルが活かせるところ。OAが迫っているので緊張感はマックスです…。

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⑥ランチ休憩 12:00
お昼はビルの1階にある食堂へ。今日のメニューは定番のカレーライスです。午後の作業に備えてしばしリラックス!

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⑦納品 18:00
なんとか、担当した20分ぶんの字幕のライティングを終えました…。ただし、ディレクターのOKをもらうまで仕事は終わりません。いくつか表記違いや聴き取りミスがありましたが、今回は、無事合格! ちなみに経験のあるライターは1日60分ほどのライティングをこなすそうです。この現場では正確な聴き取り力はもちろん、スピードも求められるので、スポーツの知識をどれだけ持っているかがカギとなります。

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⑦解散 18:15
やっぱり好きな分野で活躍できるのは楽しい! 講座受講中は放送の現場でこんなに早く仕事ができるようになるとは思いませんでした。今後もさまざまなスポーツ番組に対応できるよう、日ごろから多くの番組を観てしっかり予習をしておきたいと思います。お疲れ様でした!
 

「協力:J SPORTS」
 

レポートいかがでしたか?
こちらの現場では、他にも2014年10月期の修了生が5人、新人ライターとして頑張っています。

現在進行形で映像翻訳実務と2足の草鞋を履いている方から、トライアルにチャレンジ中という方まで、経験値やバックグラウンドはさまざまですが、いずれも映像翻訳学習で得たスキルを役立てていることは間違いありません。皆さんも、映像コンテンツをバリアフリー化する、という仕事にチャレンジしてみませんか?

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http://www.jvtacademy.com/chair/lesson3.php
 

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