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浅野一郎の「映像のバリアフリー化」ってどういうこと?第1回

浅野一郎の「映像のバリアフリー化」ってどういうこと?第1回
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第1回:「最新のバリアフリー上映システム」に触れてみる
 

皆さんは洋画を見るとき字幕派ですか? それとも吹き替え派ですか?
受講生・修了生の皆さんは、映像翻訳を学ぶときにたびたびこの質問を受けてきたと思います。
 

これがバリアフリー上映される映画となると、選択肢は「字幕」と「音声ガイド」に変わります。
そして、選ぶ基準は個人の好みではなく、自らの状況に合わせて選択するということになるのです。
 

現在上映中の韓国のドキュメンタリー映画「渚のふたり」は、最新のバリアフリー上映システムで公開されています。

本作では、映画本編の韓国語音声に対して、話者や音声情報などを表記した日本語のバリアフリー字幕がスクリーン上に表示されます。
さらに希望者に無料で貸し出されるiPod touch(貸し出し台数には限りがありますを利用して「日本語吹き替えと音声ガイド」か
「英語字幕」を選んで鑑賞できるのです。)
 

映画などの映像コンテンツのバリアフリー化は、単なる福祉対応にとどまりません。
ハンディキャップの有無、民族や文化、言語の違いなどを超えて、すべての人が平等に楽しめる世界への第一歩なのです。

この機会にぜひ、最新の上映システムでバリアフリー映画を体験してみてください!
 

★「渚のふたり」 公式Webサイトhttp://nagisanofutari.jp
※映画の内容、上映館などの詳しい情報、iPod touchの貸し出しについての詳細はこちらでご確認ください。

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□「MASC×JVTA バリアフリー視聴用 音声ガイド&字幕ライター養成講座」
※コースへのお申し込み・お問い合わせ:電話(03-3517-5002)またはメール(barrierfree@jvtacademy.com)でご連絡下さい(担当:浅野)。
 

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