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大解剖!ニッポン・コネクション

大解剖!ニッポン・コネクション
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1999年、ドイツ。大学で映画学を専攻し、日本文化にも惹かれていた二人の学生が「フランクフルト大学で日本の映画を上映しよう!」と考えた。劇場やテレビで日本映画が流れない90年代後半のドイツでのフィルム調達は難しかったが、計画は徐々に形に。翌年4月、後に“世界最大級”といわれるまでに発展する日本映画祭の第一回が開催された――。
 

「ニッポン・コネクション」は、長編、短編、インディーズ作品など幅広いジャンルの作品が上映される世界最大の日本映画祭です。19回目を迎える2019年は、ドイツ・フランクフルトで5月28日から6月2日まで開催されます。
 


 

JVTAは、本映画祭の、日本映画の“掘り出し物”や“原石”と呼べるような作品を特集するニッポン・ビジョンズ(NIPPON VISIONS)部門の「アワードスポンサー」として参加するほか、日英字幕翻訳のワークショップ、日本映画にまつわるレクチャーなどを通じて映画祭をサポートしています。
 

日本からおよそ9000km離れたドイツで、今年はどんなプログラムが行われるのか? 登壇するゲストや上映作品、そしてJVTAが現地のオーディエンスにお届けするコンテンツをご紹介します。2019年のニッポン・コネクションを大解剖!
 

話題作『翔んで埼玉』から大杉漣『教誨師』まで 多彩なラインナップ

今年のニッポン・コネクションは7つの部門があります。日本映画の有名監督や俳優が名を連ねる「ニッポン・シネマ(NIPPON CINEMA)」部門ではミュージシャン・GACKTと女優・二階堂ふみがダブル主演を果たし、埼玉への愛ある“ディスり(けなし)”セリフが話題を呼んだ『翔んで埼玉』(武内英樹監督)や、人気コミック「GANTZ」などで知られる奥浩哉原作の『いぬやしき』(佐藤信介監督/木梨憲武主演)のほか、『寝ても覚めても』(濱口竜介監督/東出昌大主演)、『菊とギロチン』(瀬々敬久監督/木竜麻生主演)、『ハード・コア』(山下敦弘監督/山田孝之主演)、『ここは退屈迎えに来て』(廣木隆一監督/成田凌主演)が登場。
 

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*公式サイトより
 

「ニッポン・アニメーション(NIPPON ANIMATION)」部門ではカンヌで公式上映もされた『未来のミライ』(細田守監督)、大人も感動できるとSNSで絶賛された『若おかみは小学生!』(高坂希太郎監督)が上映されるなど、今の日本映画のエネルギーを一挙に受け取ることができるラインナップとなっています。「ニッポン・ビジョンズ(NIPPON VISIONS)」部門では昨年急逝した大杉漣最後の主演作『教誨師』(佐向大監督)がスクリーンに。第38回ぴあフィルムフェスティバル入選の自主制作映画『限界突破応援団』(渡邉聡監督)はJVTAが海外大学字幕プロジェクト(GUSP)を通じてベルギー・ゲント大学の学生らと共に英語字幕を作りました。ほか、ドキュメンタリー作品に特化した「ニッポン・ドックス(NIPPON DOCS)」部門、若尾文子を特集する「ニッポン・レトロ(NIPPON RETRO)」部門がどっしりと構え、映画祭を支えます。
 

日本映画に特別な功績を残した人へ。「ニッポン名誉賞」

本映画祭で日本映画界に特別な功績を残した人物に贈られるのが「ニッポン名誉賞」。2017年の役所浩司さん、昨年の寺島しのぶさんに続き、今年は映画監督・俳優の塚本晋也さんが受賞することになりました。塚本監督の名を世界にとどろかせた映画作品『鉄男』は日本のアバンギャルド映画の傑作。俳優としてもマーティン・スコセッシ監督による『沈黙』や『シン・ゴジラ』(庵野秀明監督)などに出演し、幅広く活躍しています。ニッポン・コネクションでは、新作『斬、』と『鉄男』、さらに『TOKYO FIST』が各部門で上映されます。授賞式は映画祭の一環として開催され、塚本晋也氏が登壇。また、トークイベントにて映画制作者としてのこれまでの活動を振り返ります。
 


 


 

JVTAも現地でレクチャー! 日本を知るさまざまなワークショップ

日本映画との出会いに加え、ニッポン・コネクションのもう一つの楽しみが日本文化を学べるワークショップや講演、コンサートなど。今年は沖縄の伝統的な染色技法・紅型(びんがた)について横井祐輔氏がワークショップとレクチャーを行うほか、すでに数々の受賞経歴のあるフォーリーアーティスト(効果音職人)・小山吾郎氏(代表作『ブレードランナー2049』など)が、参加者と共に短編映画の効果音作りに臨みます。シンガーソングライター・春ねむりのコンサートや、仙丸・朱仙による太神楽曲芸・曲独楽も登場。そしてJVTAも、本科講師の石井清猛が現地に赴き、英語字幕体験ワークショップやJLMI出張編としてのアフレコワークショップなどを実施します。日英映像翻訳科のスーパーバイザーでもある明治学院大学のローランド・ドメーニグ准教授によるレクチャー「Movie Theaters In Japan – Past And Present」も行います。
 

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*昨年(2018年)はJVTA代表の新楽が「SPIRIT OF THE TIMES AND THE WOMEN PORTRAYED IN FILMS AND SONGS」と題するレクチャーを行いました。20代、30代の若い層を中心におよそ40名が参加しました。
 

現地の様子は今後、JVTAのメルマガやSNSなどを通してレポートします。今後の展開にご期待ください!
 

「ニッポン・コネクション」公式サイト
https://www.nipponconnection.com/nc-2019-japanese.html

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