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日本映像翻訳アカデミー、ウクライナ避難民学生 23名の長期インターンシップを受け入れ

日本映像翻訳アカデミー、ウクライナ避難民学生 23名の長期インターンシップを受け入れ
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【プレスリリース】
※PDFでご覧になりたい方は▶こちら
 

ウクライナ避難民学生23人がアニメーション映画をウクライナ語に字幕翻訳
~母国と世界の同胞に「日本のアニメで元気になって!」~

映像翻訳者を育成する日本映像翻訳アカデミー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:新楽直樹、以下「JVTA」)は、「コトバで世界を結ぶ」という企業ミッションのもと、日本経済大学(所在地:福岡県太宰府市、学長:都築 明寿香)と共催で、インターンシッププログラムをベースにしたオンライン上映イベント「J-Anime Stream for Ukraine」を開催します。同イベントには、日本経済大学が受け入れているウクライナ避難民である留学生約70名のうち23名が参加。学生たちはプロの映像翻訳者の指導のもとで日本のアニメーション作品(長編1本、短編2本を予定)をウクライナ語に字幕翻訳した後、2022年11月にはウクライナ本国及び世界各地へ向けて配信します。
 

■世界でもほとんど例を見ない
語学系学生を対象にした「イベント創造型インターンシップ・プログラム」
JVTAはプロの映像翻訳者を育成するスクールとしてのノウハウを生かし、学校教育機関での講義を多数展開しています。これまでにも日露学生が共同で日本のアニメをロシアで上映する、外務省より日露地域交流年の認定を受けた産官学協働プロジェクト「J-Anime Meeting in Russia」(2020年~2021年実施)、日本の大学生がSDGsをテーマにした海外ドキュメンタリーを翻訳して上映するイベント「WATCH 2022: For a Sustainable Future」(2022年実施)など、国内外の主に語学を専攻する学生に向けて、語学力を生かしたグローバルな職業体験の機会を提供するインターンシップを実施してきました。
 

そうしたJVTAの取り組みを知った日本経済大学国際部、松﨑進一准教授の発案により、「J-Anime Stream for Ukraine」が実現しました。同大学は、学術交流協定校であるキーウ国立言語大学とリヴィウ国立工科大学に在学する学生の受け入れを実施しており、約70名の留学生に授業料の全額無償化の支援を行うと共に、安全で安心な居住環境を確保し、継続した学びの機会を提供しています。
松﨑教授は本プログラムについて次のようなコメントを寄せています。「ウクライナ留学生がプロと同等の映像翻訳の実務経験を積むことができるまたとない機会。学生共々、大変喜んでいます。プロジェクトに従事することで、翻訳の技能はもちろんのこと、社会に出る上で必要な『社会人としての基礎力』を伸ばすことができるものと期待しています」。
 

■字幕翻訳から上映イベントの企画、プロモーションまでを学生たちの手で
本インターンシップ・プログラムの大きな特長は、字幕翻訳実務だけでなく、上映作品の権利交渉、トークセッションなどの企画、協賛企業の確保、イベントロゴの制作など、作品上映に関わるあらゆる業務を学生が主体となって担う点にあります。業務を通して、学生たちは翻訳ノウハウを学ぶだけでなく、自身の将来に役立つ本格的なビジネススキルを身につけていきます。一方で「世界各地に避難を余儀なくされたウクライナの人々をウクライナ語字幕付きの日本アニメで元気にしたい」という願いを形にした特別なプログラムでもあります。
 

JVTAでは、「コトバで世界を結ぶ」という企業ミッションのもと、日本人学生と世界の学生が共に活動するグローバルなインターンシップ・プログラムを企画していく所存です。
 

■参加学生より
ソーニャ
ソフィア・ユルチェンコさん、2年生
「このプログラムに参加したのは、将来の職業である翻訳者について知りたいからです。 参加することで、この職業の多くの側面を学び、さらに、人生で役立つ多くの有用なスキルを確実に身につけることができます。私たちの翻訳が、日本とウクライナの絆をさらに強めることを願っています。」

カテリナ・グレバ
カテリナ・グレバさん、4年生
「子どもの時からアニメに興味がありました。日本語の勉強を始めた理由もアニメです。そのため、私にとってアニメに関連する仕事ができることが楽しみです。翻訳するという経験、そしてチームで仕事をするという経験をしたいと思っています。」
 

■「J-Anime Stream for Ukraine」実施概要
公式ウェブサイトは▶こちら
 

インターンシップ概要
プログラム提供期間:2022年7月~2022年12月
参加学生:日本経済大学が受け入れたウクライナ人留学生のうち、
インターンシップ参加を希望する学生23名と、日本人学生2名 ※リリース日時点
実施内容:下記の業務について、学生が主体となって取り組む
・映像作品のウクライナ語字幕制作
・トークセッションなど特別イベントの企画も含めた、上映イベントの運営・開催
・上映イベント開催のためのスポンサーシップ獲得
・PR全般(ウクライナ語版HP制作、SNS運営等)
・イベントロゴマークやHPのメインビジュアル等の考案、制作
・上映作品の権利交渉
 

上映イベント開催概要
イベント名:J-Anime Stream for Ukraine
開催日時:2022年11月25日(金)7:00~2022年12月2日(金)6:59
(ウクライナ時間の11月25日(金)0:00~12月1日(木)23:59)
開催方式:オンデマンド配信
上映作品:日本の長編アニメ1本、短編アニメ2本を予定 ※詳細は今後発表予定
視聴料:無料
主催:日本映像翻訳アカデミー株式会社
共催:日本経済大学
※現地情勢によっては上映イベントが中止になる場合もあります。
 

【本リリースに関するお問い合わせ先】
日本映像翻訳アカデミー株式会社
stream@jvtacademy.com
 

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