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“映像翻訳者になるための最終調整” JVTA独自の「OJT」とは?

“映像翻訳者になるための最終調整” JVTA独自の「OJT」とは?

映像翻訳者になるための一般的な道筋は、映像翻訳を学べるスクールに通った後、スクールや制作会社が設けている「プロ化試験(トライアル)」を受験するという流れである。JVTAでも独自のトライアルを設けており、修了生のみが受験できる。特にJVTAでは、トライアル合格後にOJT(On the Job Training)を用意。プロの映像翻訳者として仕事をするための「最後の確認」をOJTで行い、それが終わるとプロの映像翻訳者としてデビューとなる。

◆実務を想定したOJTで、プロデビューへ向けて最終調整

初谷亜希子さんは、2025年にOJTを修了し、映像翻訳者としてプロデビュー。現在は、カルチャーやライフスタイル系のドキュメンタリーや、アワード番組、映画などの字幕を手がけている。

初谷さんが映像翻訳を学ぶ場としてJVTAを選んだ理由のひとつに、このOJT制度がある。

「JVTAは映像翻訳に特化しており、受発注部門が併設されていること、さらにプロデビュー前のOJTなどサポート体制が整っていたため選びました。また、コース修了後も様々なセミナーや講座で学びを深めることができる点も魅力的でした。」(初谷亜希子さん)

初谷さんが参加したOJTでは、初谷さんを含めて4名のトライアル合格者で実施された。やはり、映画や音楽が好きな人たちが集まっていたが、仕事の経験では金融やIT関連、NPO、特許事務所などさまざまなバックグラウンドがあり、刺激を受けたという。

OJTでは約40分の動画をメンバーで約10分ずつ分担し、字幕制作を行った。定期的にお互いの翻訳をチェックしフィードバックをし合い、質の高いひとつの字幕を作り上げていく。

「チーム翻訳では他のメンバーから自分の訳に対して客観的なコメント(この訳文からは、自分が意図したものとは別の印象を受ける人もいる、など)をもらえて、非常に有意義でした。またJVTAの映像翻訳ディレクターの方からもフィードバックをもらえます。さらにOJTのメンバーと翻訳ディレクターと共にリモートで行う勉強会では、映像翻訳の作業に関する疑問や不安点を解消できました。」(初谷亜希子さん)

翻訳者にとって、コース受講中のクラスメートやOJTのチームメンバーは、プロデビュー後の「横の繋がり」としても貴重な存在だ。初谷さんもプロデビュー後、実際に受講生時代のクラスメートとチームで翻訳する機会に恵まれたそう。また、OJTのチームメンバーとの交流も続いているようで、「精神面でとても助かっている」と話す。

◆トライアル合格に向けてのサポートも充実
OJTに進むためには、2カ月ごとに行われているトライアルに合格する必要がある。JVTAではトライアル合格を目指す人たちに向け、「コマ単位受講制度」や「日本語表現力強化コース」「ロジカルリーディング力強化コース」 など、様々なサポート制度を用意している。

初谷さんも合格を目指す間、翻訳者のための英文解釈力に特化した「ロジカルリーディング力強化コース」を受講し、英文解釈力の向上に努めた。また授業の課題に再度取り組み、講師やクラスメートの訳を見ながら分析を行ったという。

JVTAのトライアルでは、合格に加えて、合格一歩手前という「次点」も設けられている。この「次点」に入選すると、提出した翻訳原稿についてプロの映像翻訳ディレクターからフィードバックを直接受けることができる。初谷さんも、この次点に入ったことがある。

「次点フィードバックでは、改善の余地がある私の字幕案を取り上げ、解釈や訳文の方向性、単語の選び方などについてアドバイスをいただきました。セリフの背景にある話者の想いや、全体の流れを把握し、このセリフでは『つまり何が言いたいのか』を意識する、 というアドバイスが合格に繋がり、現在も仕事において役立っていると感じています。」(初谷亜希子さん)

◆映像翻訳は、これまでのどの仕事よりやりがいがある
最後に、映像翻訳者として活躍する初谷さんに、同じように映像翻訳者を目指す皆さんにメッセージを聞いてみた。

「大変なことも多いですが、これまでしてきたどの仕事よりも、映像翻訳にやりがいを感じています。何をするにも同じですが、諦めず地道に継続することが大切なのではないかと思います。」(初谷亜希子さん)

OJT制度は、翻訳受発注部門を併設しプロ化までの道筋が整っているJVTAならではの制度だ。JVTAでは「コース修了からが本番」とも受講生に伝えている。コース修了・トライアル・OJTと、順を追って進む中で、映像翻訳者として活動できるスキルが確実に身についていく。HPではOJTを無事に修了し、プロデビューした皆さんの声も紹介しているので、これから受講を検討している方はぜひ、初谷さんをはじめ、先輩たちの声を参考にしてほしい。

※【プロデビューの翻訳者に聞く】映像翻訳の魅力、JVTAを選んだ理由、今後の目標…etc.

初谷亜希子さん

学生の頃に映像翻訳という仕事を知り、英語と映画が好きな自分には天職なのではと感じるが、大学卒業後はゼネコンで経理、現場事務、人事などに従事。その後、JVTAの英日映像翻訳コースを受講し、2025年に映像翻訳者としてプロデビュー。現在は、カルチャーやライフスタイル系のドキュメンタリーや、アワード番組、映画などの字幕を手がける。今後の目標は、これまでの経験を活かし、イギリスの作品(留学経験あり)や、動物・芸術(アート、クラシック音楽、バレエ、建築など)・料理・陸上競技などに関する作品に携わること。

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