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世界のどこからでも参加可能 JVTAのOJT制度

世界のどこからでも参加可能  JVTAのOJT制度

JVTAは、映像作品の字幕や吹き替えを作るプロフェッショナルを育成する職業訓練校と、翻訳案件を受発注するエージェント部門を併設し、修了生がスクールで学んだスキルを活かして活躍するシステムを構築している。修了生には定期的にJVTA独自の「プロ化試験(トライアル)」を開催。合格者はOJT(On the Job Training)で、プロの映像翻訳者として仕事をするための最終確認を経て、プロデビューとなる。

◆実践コース修了時のトライアルに合格し、OJTを経てプロデビュー
イギリス在住の修了生の狩野安奈さんは、2025年9月に初回のトライアルに合格し、OJTを経て日英映像翻訳者としてプロデビューを果たした。「せっかく映像翻訳を学ぶなら、仕事に繋げたい」と考えていた狩野さんは、プロまでの具体的なサポートがあることがJVTAに入学した決め手になったと話す。

「JVTAには受発注部門が併設されており、最終的に実際の仕事に繋がるシシステムがあります。また、公式YouTubeチャンネルやスクール開催の各種セミナー、外部の映像翻訳祭など、様々な場面で情報を発信していることからも映像翻訳者デビューまでをしっかりサポートしてもらえると感じ、受講を決めました。」(狩野安奈さん)

現在、狩野さんはドラマ、バラエティ、ドキュメンタリーなど、幅広い日本コンテンツの字幕のチェックや、企業向けのPRビデオの英語字幕などを手がけている。

「OJTは実際に字幕制作ソフトを使いスポッティング(字幕を表示するタイミングを決める作業)など行いながら進むので、実践を通して実務に必要なスキルを身につけることができました。慣れない作業もありましたが、実際に経験することで理解が深まると実感しました。」(狩野安奈さん)

◆OJTでの実務経験が初仕事でも活かされた
JVTAのOJTはチーム翻訳で実施される。チーム翻訳とは、映画祭上映作品やアワード番組、スポーツ番組など即時性が求められる案件に多く用いられる手法。狩野さんは4人のメンバーで初のチーム翻訳に取りくんだ。このチーム翻訳では1つの作品を4つのパートに分け、各自が翻訳した字幕を合わせて1つの字幕にする。そのため、用語や表現の統一が必須であり、チーム内でのコミュニケーションが欠かせなかったと狩野さんは振り返る。

「プロデビュー後の最初の仕事もチームで取りくむものでした。そのためOJTで身につけたチームワークやコミュニケーションのスキルがすぐ役に立ちました。」(狩野安奈さん)

◆受講からOJTまでを日本国外から参加
イギリス在住の狩野さんは、コース受講からOJTまでをすべてイギリスからリモートで参加した。日本の夕方から夜にかけてのクラスはイギリスでは昼間の時間帯となる。狩野さんはフリーランスで英会話講師をしているため、仕事のスケジュールを調整して受講した。時差は特に大きな問題にならなかったという。

OJTでは、参加メンバーとJVTAの翻訳ディレクターが集まる「勉強会」も行われる。狩野さんが参加したOJTでは狩野さんがイギリス在住、その他のメンバーは北米在住と日本在住だったということで、3拠点を繋ぐ形での実施だった。狩野さんはイギリスの深夜の2時に参加することもあったが、苦にはならなかったそうだ。

「時差の関係で各自の作業時間がバラバラになるため、メールの返信のタイミングが合わず、作業が予定スケジュールから遅れてしまうこともありました。しかし、用語の統一表を作ることで、時差があってもお互いの意見や翻訳を共有できるように工夫。また、チームの方が親切にも、チーム内納品の締切時間などを各タイムゾーンでメールにまとめてくださったので、とても助かりました。」(狩野安奈さん)

◆好きなことを仕事にできることが嬉しい
映像翻訳は世界のどこにいてもできる仕事であり、JVTAの受講生、修了生は国内外のさまざまな場所に点在している。イギリス在住の狩野さんは、JVTAのYouTubeチャンネルで映像翻訳コースの存在を知り、「語学力を活かせること」「フリーランスとして世界中どこからでも働けること」、そして何より映像が好きという思いから、本格的に学ぶことを決意したと話す。最後に、映像翻訳者を目指す皆さんにメッセージを聞いてみた。

「好きなことを仕事にできるのは、とても嬉しいことです。普段から、興味のあるコンテンツの字幕や吹き替えを読んだり聞いたりすることが、自分の学びにもつながると思います。皆さんも楽しみながら映像翻訳に挑戦してほしいです。」(狩野安奈さん)

日英映像翻訳科では、英語ネイティブの受講生もおり、さまざまな国や地域で学んでいるため、JVTAでは時差があっても授業やOJTに参加できる体制を整えている。また、2026年4月期からは、リモート授業の録画映像を視聴して​学習を​進めることができる「タイムシフト受講」も導入。さらに幅広いニーズに応えることができるようになった。狩野さんのように海外在住で英語力を活かせる職能を身につけたいという人は、この機会にぜひ挑戦してほしい。

HPでは、OJTを無事に修了しプロデビューした皆さんの声も紹介しているので、これから受講を検討している方はぜひ、先輩たちの声を参考にしてほしい。

※【プロデビューの翻訳者に聞く】映像翻訳の魅力、JVTAを選んだ理由、今後の目標…etc.

狩野安奈さん

イギリス・ロンドン生まれロンドン育ち。小学校6年生から中学卒業までの4年間を日本で過ごす。大学では教育心理学を専攻。その後スペインで外国語指導助手として3年間勤務。現在はオンライン英会話講師として活動中。映像と語学の両方への関心からJVTAの日英映像翻訳コースを受講し、2025年にプロデビュー。プロの日英映像翻訳者として日本のドラマやドキュメンタリーなどの字幕制作に携わっている。今後の目標は、いつか自分が手がけた字幕作品を映画館で観ること。

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