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映文連 国際短編映像祭が11月28日開催! 世界の映像祭で高い評価を得た企業PR映像の字幕を制作

映文連 国際短編映像祭が11月28日開催! 世界の映像祭で高い評価を得た企業PR映像の字幕を制作
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11月28日(火)、映文連 国際短編映像祭/International Corporate Film Showing 2023が渋谷のユーロライブで開催。これは企業や団体のPR映像をテーマにした映像祭で、およそ1分から6分の短編約20本が一挙上映される。The WorldMediaFestivals(ドイツ)、 US International Film & Video Festival(アメリカ)、Cannes Corporate Media & TV Awards(フランス)、AutoVision Awards(ドイツ)といった世界を代表する企業映像祭において今年度受賞した作品がラインナップ。JVTAは17本の日本語字幕と公式サイトの作品紹介の解説文の作成とその英訳を担当し、6人の翻訳者が手がけた。(一部字幕のない作品もあり)。

以前は字幕や吹き替えのニーズは主にドラマや映画といった映像作品だった。しかし、昨今は企業のPR動画に字幕をつける需要も増えており、JVTAでも多様な映像ジャンルや形態に対応している。修了生の内藤裕子さんも、映画やドラマ、映像アート作品から今回のような企業のマーケティングや社内研修資料などの字幕案件を幅広く担当する一人だ。現在、ドイツ在住の内藤さんは、字幕以外にも欧州企業の広告やマーケティング素材の翻訳を担当することが多いという。内藤さんは今回、ドイツのハンブルクで2000年から開催される映像祭「World Media Festival」の受賞作品3作品の字幕を手がけた。

『THE SOUNDS OF FJORDS』内藤さんが字幕と解説を担当

「今回のような広告を意識した映像作品でも、広告やマーケティング素材のように視聴者の頭に残るキーワードとなる言葉は何かを考えながら作業しました。また欧州のさまざまな企業と取引していると、国ごとにトーンやユーモアの捉え方が違うと感じることが多いので、その辺も意識してポルトガルの企業(1作品)とドイツの企業(2作品)でかなりトーンを変えました。」(内藤裕子さん)

CULTURE, NATURE, FUTURE – THE ESSENTIALS OF CORKOLOGY 内藤さんが字幕と解説を担当

内藤さんはかつて、ドイツのニュースサイトなどの翻訳やライティングをしており、現在は、ドイツ語から英訳されたものを基に日本語に翻訳する機会が多い。その際にもドイツ語の知識や現地での暮らしも役立っている。

「ドイツ語を英訳したテキストや字幕から日本語に訳す際に気を付けているのは、ドイツ語表現はストレートなので、原文のニュアンスをきちんとくみ取りつつ、日本人が読んで違和感のない文章にすることです。ただ訳しただけだとユーモアが全然伝わらなかったり、ぶっきらぼうで露骨すぎるように見えたりすることがあるので、特にビジネス関係の通訳や翻訳の際には意図や真実を曲げない程度に少し調整した訳を意識しています。ドイツ人は品質を極める硬派な職人気質とサステナビリティの推進という点に誇りを持っていると思います。

今回担当させていただいたドイツの2作品はどちらもこのドイツ人のプライドをよく表していたので、ドイツ人気質の理解が少し役に立ったかなと思います。」(内藤さん)

『DRAWN BY NATURE』内藤さんが日本語字幕と解説を担当

今回、US Internationalの受賞作品3作品の日本語字幕と解説文を手がけた佐藤祥子さんは、主に動画配信の映画やドラマ、映画祭上映作品などの字幕のほか、企業の研修動画や商品のPR動画を担当したこともあるという。広告という分野の翻訳について聞いてみた。

『#TRIBESPIRIT | Never Give Up on Yourself』佐藤さんが日本語字幕と解説を担当

「今回の映像祭はストーリー性のある作品ばかりで、映画やドラマとの違いをあまり意識せずに取り組めました。3本担当しましたが、それぞれ笑いあり感動ありで、短編映画のような雰囲気があってとても面白かったです。普通の映画やドラマと違って広告の要素が含まれるため、各企業の事業内容や取り組みをよく調べた上で作業に臨みました。また、作品に込められた理念を意識しながら字幕に反映するよう心がけました。」(佐藤祥子さん)

『Nothing to hide』佐藤さんが日本語字幕と解説を担当

今回の映像祭では、公式サイトに掲載する日本語の解説とその英訳もJVTAが手がけた。実は映像翻訳者には、映像に字幕や吹き替えをつけるだけでなく、パンフレットなどの印刷物の2か国語対応用のテキストや作品紹介文などを一から作るといった仕事もある。字幕の字数制限とは違うが限られた字数内で、簡潔にポイントを伝えるという意味では、字幕作りのスキルが生かせるからだ。内藤さんは、ドイツ制作の2作品の解説文、佐藤さんも字幕担当の3作品の解説文を手がけた。

「紹介文のテキストに関しては、作品の内容がスッと頭に入ってくるように引っかかりのない文章にすること、そして作品を実際に見てみたいと思わせるような内容にすることを心がけました。」(内藤さん)

「紹介文を作るお仕事は初めてでした。100字の制限がある中で、過不足なく作品を紹介をするのは難しかったです。作品を理解して言葉に落とし込む点は字幕と同じですが、より俯瞰的な視点が求められると思いました。」(佐藤祥子さん)

『The World’s Best Farmers. Episode: The Mover』佐藤さんが日本語字幕と解説を担当

企業のPR動画は短い尺の中に企業の想いが凝縮されている。同じ字幕といっても映画やドラマとは違うトーンや言葉の選び方も求められ、その企業や業界に関するリサーチなども欠かせない。動画配信が主流の今、こうしたニーズはますます高まっている。このイベントは、世界の映像祭の受賞作品の数々が見られる貴重な機会、ぜひ会場に足を運んでほしい。

◆映文連 国際短編映像祭/International Corporate Film Showing 2023

2023年11月28日(火)19:00

ユーロライブ

ワンドリンク付き

前売券:2,500円 当日券:3,000円

公式サイト:https://www.eibunren.or.jp/icfs/icfs2023.html

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