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JVTA×PFF!「カンヌ映画祭批評家週間って何?」

JVTA×PFF!「カンヌ映画祭批評家週間って何?」
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2019年9月7日(土)から21日(土)まで、東京・国立映画アーカイブで開催される第41回『ぴあフィルムフェスティバル』(PFF)。JVTAは本映画祭の招待作品部門「カンヌ映画祭批評家週間って何?」で上映の短編作品全9本の字幕翻訳をサポート。ゼミ方式の課外講座「PROゼミ」で修了生らが翻訳を手がけています。
 


 

そもそも“カンヌ映画祭”って?
カンヌ国際映画祭は、フランス南部の都市カンヌで毎年開催される、最も有名な映画祭の一つ。映画祭の代名詞のように語られる“カンヌ”には、いくつかのセクションがあります。オフィシャル部門には、コンペティション部門、「ある視点」部門、アウト・オブ・コンペティション(招待作)部門、カンヌクラシック(過去の名作を修復して上映する部門)、シネフォンダシオン(学生部門)、短編部門。そして、映画祭の時期に、同時開催しているのが「監督週間」と「批評家週間」です。
 

それぞれ運営はまったく別ですが、これらも含めて“カンヌ映画祭”と呼ばれています。「批評家週間」は国際批評家連盟によって運営されている独自のセクションで、若手監督のデビュー作を中心に上映。今回のPFFでは、同セクションの短編コンペティション部門で上映された9本を、日本で初上映します。
 

どんな作品が上映される?
では、どんな作品が上映されるのか? 予告編と共に覗いてみましょう。
 

上映作品9本は次の通りです:
<9月21日(土)11:00~@小ホール>
『ジャーニー・スルー・ボディ』“Journey Through a Body”
監督:カミーユ・デゥジェイ (フランス/32分)

 

『トラップ』“The Trap”
監督:ナダ・リヤド(エジプト、ドイツ/20分)

 

『マニラの恋人』“The Manila Lover”
監督:ヨハンナ・ピコ(ノルウェー、フィリピン/26分)

 

『コミュニティ・ガーデン』“Community Gardens”
監督:ヴィタウタス・カトゥクス(リトアニア/15分)

 

『海辺に向かう列車』“The Last Trip to the Seaside”
監督:アディ・ヴォイク(ルーマニア/12分)
 

<9月21日(土)13:30~@小ホール>
『そんなつもりじゃなかった』“No Ill Will”
監督:アンドリアス・ホゲニ(デンマーク、フェロー諸島/21分)

 

『バースデー・パーティー』“Party Day”
監督:ソフィア・ボスト(ポルトガル/17分)

 

『彷徨えるルシア』“Lucia en el Limbo”
監督:ヴァレンティナ・モレル(ベルギー、フランス、コスタリカ/20分)

 

『ある火曜日、8時から18時まで』“Tuesday From 8 to 6”
監督:セシリア・ドゥ・アルス(フランス/26分)
 

映像翻訳者にとっての“映画祭”とは?
映画祭の上映作品の場合、ほぼ全ての作品に翻訳者の名前のクレジットが入ります。翻訳者が普段手掛けるお仕事ではクレジットが入らないことも多いので、これは嬉しいポイント。なにより観客の皆さんと一緒に鑑賞することができるのが一番の魅力です。苦労して作った字幕で観客が泣いたり笑ったりできる瞬間を目の当たりにできるのは翻訳者の醍醐味といえるでしょう。
 

今後、JVTAではこれらの作品の字幕翻訳に取り組んだ皆さんの声を紹介する予定です。PFFは「批評家週間」以外にも魅力的な作品が満載。ぜひ、映画祭を訪れてみてください!
 

◆PFFぴあフィルムフェスティバル
2019年9月7日(土)~21日(土)
国立映画アーカイブにて開催
公式サイト:https://pff.jp/41st/
 

\2019年・9/8(日)&9/21(土)開催/
字幕翻訳・吹き替え翻訳が学べる日本映像翻訳アカデミーでは、映像翻訳の仕事に興味がある方に向けたイベント「オープンスクール」を開催しています。
詳しくは:https://www.jvta.net/tyo/open-school/
 


 

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