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【スピンオフ byJVTAスタッフ】映画よ、唄え♪ こんなところでいきなり熱唱 

【スピンオフ byJVTAスタッフ】映画よ、唄え♪ こんなところでいきなり熱唱 
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本日25日はJVTAの新年会。
スタッフが講師や受講生・修了生の皆さんを東京校にお招きし、親交を温める特別なイベントです。今年の目玉企画は、代表、新楽直樹によるミニレクチャー「映画よ、歌え♪ こんなシーンでいきなり熱唱」。映画の中で突然歌いだすシーンにフォーカスし、ベスト5を発表します!
お楽しみに!

 
※新年会はすでに満員御礼です。飛び込み参加はできませんのでご了承ください。
ベスト5は来週、メルマガでも発表します。

 
いきなりソングとは?
◆出演者が唄う
◆ミュージカルじゃない
◆アーティストの物語じゃない
◆ストーリーの一部を担う


 
『ラ・ラ・ランド』『ボヘミアン・ラプソディ』『アリー/スター誕生』など、歌やダンスが魅力的な作品が人気を集めていますが、映画の中では思いがけないタイミングで、音楽が始まることがありますよね。歌手でもない主人公が突然歌いだしたり、インド映画も真っ青になるほど急に町中の人が踊りだしたり、今は超大物のあの人がエアで熱唱したり…。そんなイメージです。

 
新年会での発表を前に、JVTAスタッフもお気に入りのシーンをピックアップ。そんな名場面を一挙紹介します! 

 
★名シーンとして語り継がれる

 
『アバウト・ア・ボーイ』(酒井のおすすめ)
2002年 クリス・ワイツ監督、ポール・ワイツ監督

38歳、無職、独身のダメ男ウィル。昔父親が書いたヒット曲の印税で働きもせず悠々自適な生活を楽しんでいた。ある日、母子家庭に育ったいじめられっ子の少年マーカスと出会う。マーカスの母親は精神的に不安定で時折自暴自棄になり自殺未遂を起こす。お気楽独身男と困難な現実を生きる少年マーカスが交流の中で成長していく物語。
マーカスが、学校の発表会で母親を喜ばせるために、彼女が好きな歌「Killing Me Softly」をアカペラで歌うシーン。か細い声で歌うマーカス少年が愛おしいです。


 

『ロミオ+ジュリエット』(酒井のおすすめ)
1996年 バズ・ラーマン監督

シェイクスピアの古典劇「ロミオとジュリエット」の舞台を現代に置き換え、レオナルド・ディカプリオ&クレア・デーンズ主演で映画化したラブストーリー。ロミオとジュリエットは、ロレンス神父の協力により、教会でひっそりと結婚式を挙げる。
その教会で聖歌隊が「When Doves Cry」を歌うシーン。「When Doves Cry」はプリンスの曲で、かっこよくアレンジされています。


 
また、デズリーが“Kissing you”を歌う場面は、ロミオとジュリエットが出会う印象的なシーンとなっています。


 
『マグノリア』(中塚のおすすめ)
1999年 ポール・トーマス・アンダーソン監督

監督・脚本のポール・トーマス・アンダーソンは「小説を映画化するのと同様のコンセプトで、エイミー・マンの歌にインスパイアされ、彼女の楽曲の世界観を映画化した」と語っています。エイミーの楽曲作りと映画の脚本執筆を同時に行い、お互いのアイデアや想いをそれぞれ「曲と映画」に反映させ同時進行で完成に向かっていくという作風で作り上げています。クライマックスの「Wise Up」では歌に合わせキャストが次々に歌います(ミュージカル調ではなく口ずさむ感じで)。それ以外にも、「Save Me」「One」などエイミー・マンの楽曲が、さまざまな場面で効果的に使われています。


 
『ブルー・ベルベット』(石井のおすすめ)
1986年 デヴィッド・リンチ監督

犯罪の匂いがたちこめるアジトの部屋で、ディーン・ストックウェルが”In Dreams”を口パクで歌い出し、デニス・ホッパーがそこに加わるシーン。


 
『トップガン』(黒澤のおすすめ)
1986年 トニー・スコット監督

トム・クルーズ演じる若いパイロットがケリー・マクギリス演じる女性教官チャーリーを口説くシーン。


 

『ビッグ』(小林のおすすめ)
1988年 ペニー・マーシャル監督

ジョッシュとビリーの少年2人が振り付きでラップを歌います。これが2人にとっての共通の合言葉になってストーリーにも絡んでくることに…。当時アメリカの子どもの中にはこれを覚えて真似していた子もいたようです。


 

『ファースト・ワイフ・クラブ』(黒澤のおすすめ)
1996年 ヒュー・ウィルソン

これはマイナーかもしれませんが、公開当時はヒットしました。
主人公の熟年女性3人が、自分を捨てて若い女性のもとへと去った夫たちに仕返しをする物語。自分を再発見し自立した彼女たちは、ラストシーンで突然歌い出します。(曲は主人公たちが大学時代に口ずさんだ歌のようです)


 

『ティファニーで朝食を』(黒澤のおすすめ)
1961年 ブレイク・エドワーズ監督

オードリー・ヘプバーン演じるホリーが、窓辺で「ムーン・リバー」を歌うシーン。


 
『ハイ・フィデリティ』 (桜井のおすすめ)
2000年 スティーヴン・フリアーズ監督

インディー系の音楽ネタが満載の映画ですが、ラストでジャック・ブラックがまさかのマーヴィン・ゲイを歌うシーンはかなりしびれます。


 
『天使のくれた時間』(池田のおすすめ)
2000年 ブレット・ラトナー監督

ニコラス・ケイジが妻の誕生日のパーティでラブソングを歌います。友人がコーラスを入れてくれるのもまた微笑ましいシーンです。


 

★唐突!? 斬新!? 賛否両論

 
『ベスト・フレンズ・ウェディング』(黒澤のおすすめ)
1997年 P・J・ホーガン監督

ジュリア・ロバーツ演じるジュリアンは、親友であり元カレの結婚式に呼ばれます。式前の数日間に元カレを取り戻そうと奔走するジュリアン。元カレとその婚約者、家族、親戚などとのディナーの席で、会話の流れからジュリアンの連れの男性が突然歌い始め、最後はレストラン中で大合唱になるシーンです。


 
『リアリティ・バイツ』(桜井のおすすめ)
1994年 ベン・スティラー監督

ラジオから流れる「マイ・シャローナ」に合わせて歌うシーン。歌うというよりはダンスしているシーンですが、いい意味での青臭さがあってとても好きな場面です。


 
『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』(池田のおすすめ)
1982年 山田洋次監督

シリーズお決まり、寅さんのうたた寝シーンです。本編では純朴で不器用な男性を演じるジュリーですが、ここでは悪役できめていて、両方の顔が見られるのが魅力です。


 
★迷シーンとして語り継がれる

 
『卒業白書』(黒澤のおすすめ)
1983年 ポール・ブリックマン監督


 
口パクですが、トム・クルーズのとても有名なシーン(アメリカでは誰でも知っていると言えるようなシーンです)。


 

『ショーン・オブ・ザ・デッド』(桜井のおすすめ)
2004年 エドガー・ライト監督

なぜかクイーンの曲のリズムに合わせてゾンビを殴るシーン(歌っていませんが)。そばで見ている仲間の力の入り具合が笑えます。


 
★番外編【カラオケで出演者が熱唱】

 
『葛城事件』(浅川のおすすめ)
2016年 赤堀雅秋監督

暴力的な父親を演じる三浦友和が一人でカラオケで歌う「3年目の浮気」。狂気が混じったいい感じです。


 
『3-4X10月』(石井のおすすめ)
1990年 北野武監督

ダンカンがスナックで「悪女」を歌うシーン。北野武が客をビール瓶で殴り、人が倒れているのに何事もなかったように歌い続けるのがシュール。


 

『溺れるナイフ』(武藤のおすすめ)
2016年 山戸結希監督

主人公の夏芽を元気付けるために、クラスメイトである大友君がカラオケで歌います。とても音痴ですが!全力の歌に夏芽も元気づけられるシーンです。


 
★【番外編】 まるでインド映画!? いきなりみんなでダンス

 
『恋の門』(石井のおすすめ)
2004年 松尾スズキ監督

アパートの住人役の忌野清志郎が歌いだすと、住人仲間が踊り始め、最後は町中の人たちがダンスの共演をします。


 
『ブレックファスト・クラブ』(小林のおすすめ)
1985年 ジョン・ヒューズ監督

図書館で補習をしている高校生たちが先生の目を盗み音楽をかけて踊り出すシーン。当時人気のシーンでした。


 

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