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【イベントレポート】「プロを目指す人」同士の絆は長く続く 2024年4月期ウェルカムパーティーをリモート開催!

【イベントレポート】「プロを目指す人」同士の絆は長く続く 2024年4月期ウェルカムパーティーをリモート開催!
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日本映像翻訳アカデミー(JVTA)は毎期、新しく映像翻訳を学び始めた方を迎えたウェルカムパーティーを開催している。

2024年4月期のウェルカムパーティーには「英日映像翻訳総合コース・Ⅰ」「日英映像翻訳総合コース」、バリアフリー字幕や音声ガイド制作のスキルを学ぶ「メディア・アクセシビリティ科 音声ガイドコース」、そして英文解釈力の向上を目指す「English Clock ロジカルリーディング力強化コース」 の受講生・スタッフ合わせて約40名がオンラインで参加した。



今回のパーティーはJVTAが新たに制作したオープニング動画からスタート。映像翻訳ディレクターであり、英日映像翻訳、日英映像翻訳両方で教える石井講師が登場し、パーティーの開幕を告げた。

ウェルカムパーティーでは各自自由に飲食をしながら参加しており、パーティー冒頭の乾杯の音頭はJVTA代表の新楽が担当。乾杯の前に、新楽代表は次のように参加者へ向けて言葉を贈った。

「JVTAはプロの映像翻訳者になることを目指す職業訓練校です。そのため、学習中に横のつながりを作ることや、クラスメートがいるということを重要だとイメージしない方もいるかもしれません。しかし、私が30年近く受講生の皆さんをサポートして思うのは、『プロを目指す』という明確な目標を持って進む中で築かれるネットワークや仲間は、小学校や中学校の同級生とは全く違うということ。ここで築かれた絆は、非常に長く続く特別なものになると実感しています」

今日この日の縁が、今後長く続くものになるかもしれない。ウェルカムパーティーがお互いを知るための良い機会になってほしいという思いを語った。

今回のウェルカムパーティーは受講生同士や講師・スタッフとの交流会と、ゲームアクティビティで構成。交流会は前半がクラス毎にブレイクアウトルームに分かれて、後半はコースもクラスもミックスになったルームで行われた。交流会では「翻訳や学習に役立つグッズは?」というトークテーマを設定。「『てにをは辞典』を使うことで、日本語表現の思い込みに気づく」「PCに直接イヤホンを挿すのではなく、スピーカーをかませると映像音声の聞こえ方が変わる」など実用的な情報交換をするルームもあれば、話が広がり「翻訳がうまいと思った映画は?」という話題で盛り上がるルームも。また新楽をはじめJVTAスタッフも各トークに参加していたため、「映像翻訳業界における翻訳人材は不足しているのか、それとも飽和状態なのか?」のような業界動向に関する話題や、スタッフ自身の受講生時代の経験談とそれに基づく学習アドバイスというアカデミックな話を繰り広げるルームもあった。

そして今回のゲームアクティビティは「Movie Quiz」。JVTAスタッフが選んだ映画の一部の画像を見せ、参加者がその映画タイトルをチャットに入力して答えるというゲームだ。「コトバのプロ」を目指す学校らしく、正確な表記で入力することも正解の条件。「劇場版」の枕詞が必要だったり、サブタイトルの記載も求められたりと、映画そのものは多くの人が分かっても、細かい点で正解・不正解が分かれた。

各問、正解発表の際にはJVTAスタッフがその作品を選んだ理由を解説。『幸福の黄色いハンカチ』(1977)を出題した藤田庸司講師(映像翻訳ディレクター、英日翻訳科講師)は、「子どもの頃に見て、大人になって見返しても素晴らしいと感じた作品。特に高倉健さんがビールを飲むシーンが素晴らしいのでぜひ見てほしい」と熱弁。藤田奈緒講師(映像翻訳ディレクター、英日映像翻訳科講師)は『ザリガニの鳴くところ』(2022)を取り上げ、「推理要素もドラマ要素もあり、エンタメが詰まった作品。またエンドロールで流れるテイラー・スウィフトの主題歌にも字幕がついており、その字幕もとても良かった」と、映像翻訳者らしい視点でのおすすめポイントもつけ加えて解説した。ちなみに『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)を出題問題にした新楽代表からは、本作が現在の映画界に与えた影響に関する解説と共に、「過去にジュリー・アンドリュースのファンクラブに入っていた」という秘話も明かされた。

クイズ終了後、藤田奈緒講師は「これまであまり興味がなかったジャンルの作品や、新しく知った作品も見てみると映像翻訳の勉強になる。ぜひクイズで取り上げた作品をはじめ、色々な映像作品を見てほしい」と締めくくった。

ゲームアクティビティや交流会を通し、1時間半のパーティーはあっという間に終了。参加者からは「他のクラスの人から課題やクラスの様子などを聞けて参考になった」「クイズを通して世代もジャンルも違う映画作品に触れることができて良い刺激になった」などの感想が届いた。

JVTAは今後も皆さんの学習を全力でサポートしていきます。

最後はみんなで記念撮影!




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