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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.63 チェンマイでの老後問題

花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.63  チェンマイでの老後問題
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★「花と果実のある暮らし in Chiang Mai」
インパクト大の写真をメインにタイのリアルなプチ・カルチャーをご紹介しています。
 

ご近所さんのアメリカ人と立ち話をしていたら、実は彼のお父様もチェンマイにいらっしゃって、郊外の老人ホームで暮らしていると聞いておどろきました。外国人が暖かいタイで自国より安くリタイヤ生活をするのも一つの選択肢ですし、彼の場合、家族が一緒に移住しているのは恵まれたケースだと思います。そしてつい先日も、チェンマイ在住の70代カップルからチェンマイの老人ホームを探して欲しいと相談を受けました。タイでは家族介護が基本ですが、最近では介護施設も続々と増えてきています。外国人経営の介護リゾートホームなどもあり、老後の選択肢が増えていることは、外国人移住者にとってはありがたいことなのかもしれません。チェンマイでリタイヤメント移住者は多いのですが、75〜80歳になると一つの区切りとして、母国に帰国する組と居残り組に分かれます。その大きな壁は、病院や介護、そして言葉の問題だと言われています。お子さんのいらっしゃらないそのカップルも、完備のいい施設かもしれないが本当に適切な対応を受けられるのか、それとも借家でいい介護士を探せるのか、日本に帰国した方がいいのか…。今悩みどころ満載でしょう。私も他人事としてではなく、一緒に考えさせられます。あまり先のことを心配するのも良くないのですが、地球上どこにいても一人一人が最後まで尊厳を守って穏やかに暮らせる世の中であったらいいなあと年の瀬に思いを馳せるのでした。
 
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Written by 馬場容子(ばば・ようこ)
東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang Mai
チェンマイ・スローライフで見つけた小さな日常美
 
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