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花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.65 タイ舞踏、コーン

花と果実のある暮らし in Chiang Mai プチ・カルチャー集 Vol.65 タイ舞踏、コーン
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★「花と果実のある暮らし in Chiang Mai」
インパクト大の写真をメインにタイのリアルなプチ・カルチャーをご紹介しています。
 

パートナーの甥っ子兄弟は、タイの舞踏学校を卒業しています。先日、珍しくコーンの舞台公演があるので観に行かないかと誘われ、行ってきました。
 

コーンとは、タイの伝統的な舞台で、仮面をつけた演者が語り手の語りに合わせて舞い、話が進行していきます。公演時間は3時間! でもオリジナルのストーリーはもっと長く、これでもその物語の一部分のみを演じているそうです。 舞台は野外で行われ、舞台の横で奏でられる楽団の音楽、そして金銀の刺繍が施された輝く衣装はとても美しく、観光客も皆釘付けになっていました。この舞台の演者は、学生、卒業生だけでなく先生も、役者や語り手、裏方として参加します。皆が協力し合って行われたとても温かみのある公演でした。以前、甥っ子の母親が亡くなった時、彼らはお葬式で母に捧げる踊りを舞いました。悲しいけれど、本当に美しく胸を打たれる場面でした。そんな生徒たちも卒業したら普通に仕事をし、練習することもなく、演じる機会もなく、その技術や経験を持て余してしまいます。とても残念なことです。キラキラ輝く舞台を観終わった後、暗い夜空を見ながらの帰り道、築いてきた文化を守ることも大切さを改めて実感するのでした。
 

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Written by 馬場容子(ばば・ようこ)
東京生まれ。米国大学でコミュニケーション学専攻。タイ、チェンマイに移住し、現在は郊外にある鉄工房でものづくりをするタイ人パートナーと犬と暮らす。日本映像翻訳アカデミー代々木八幡・渋谷校時代の修了生。
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花と果実のある暮らし in Chiang Mai
チェンマイ・スローライフで見つけた小さな日常美

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