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「夢だった留学がついに実現」 LA校 留学生インタビュー・田嶋 有希さん

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◆夢だった留学がついに実現
大学の専攻は歴史でしたが、英語のサークルに入ったことで英語により一層興味を持ち、独学で勉強を続けてきました。大学4年生の時に、カリフォルニアのオレンジカウンティで約1ヵ月過ごしたのですが、その時にもっとアメリカで時間を過ごしたいと思いが強くなり、それ以来ずっと留学を夢見てきました。大学卒業後はシステムエンジニアとして就職しましたが、やはり英語を使った仕事を諦めきれず、カリフォルニアに住んでもっと実践的な英語力を身につけたいと思い、JVTAロサンゼルス校に留学を決めました。ただ英語を学ぶだけではなくて、今後のキャリアに活かせるプログラムだったことも決め手の1つでした。
 

◆少人数制だから、高密度なフィードバックを受けられる
留学する1年前に、まずは映像翻訳に挑戦してみようと思い、東京校で総合コース・?を受講しました。しかし、東京校は1クラスの人数も多く、なかなか受講生同士で意見を交わす機会もなく、講師に自分の提出した翻訳原稿をじっくりチェックしてもらえる時間が少ないという印象を受けました。ロサンゼルス校は少人数のクラスなので、受講生全員が講師から丁寧にフィードバックが受けられます。なんとなくわかった気になっている箇所をそのままにせず、納得するまで何度も質問したり確認したりすることで、細かい点や授業のポイントを深く理解することができ、基礎力をしっかり築くことができたと思います。
 

英日実践クラスは、毎週の課題が過去のトライアル問題を意識した内容になっているので、実際にトライアルを受けているかのような緊張感でした。ロサンゼルスに長く住んでいる受講生も多く、授業内でクラスメイトの原稿を見て、自分の解釈が間違っていたことに気づき、落ち込むこともありましたが、間違いから自分の弱点に気づいたり、クラスメイトの原稿から学ぶことも多かったです。授業では、自分の提出した字幕を実際に映像にのせて大画面テレビで見せてもらえるので、読みやすい字幕とは何か、文字と映像のバランスなども体感することができました。申し送りのために情報収集できるような日系の図書館は少ないですが、その分インターネットを利用して信頼できる情報源を探す力が身につき、リサーチ力が上達したと思います。
 

日英実践クラスでは英語字幕だけではなく、英語の表現力をあげるためにエッセイを書く授業がありました。英語ネイティブではないので、ありきたりな表現しか浮かばずとても難しかったです。授業ではクラスメイトの提出課題も印刷して配布されるのですが、講師から自分の原稿へのフィードバックはもちろん、講師からクラスメイトへのアドバイスもとても参考になりました。クラスメイトの中にはアメリカに長く暮らしている人や英語ネイティブの人もいたので、日本にいたときは聞いたことがなかったけど、アメリカではよく使われているいろいろな表現を知ることができました。また、自分では思いつかないような意訳のアプローチや、発想の転換もクラスメイトから聞けて、とても刺激になりました。
 

◆通訳クラス・実務翻訳クラスの受講で総合的にスキルアップ
通訳クラスでは、自分の英語のリスニング力や日本語の表現力が思ったより低いことに気づき、最初はショックを受けました。授業では毎回、違うテーマのスピーチや会話文を聞いて、逐次通訳をしました。聞き取った内容を正確に理解し、要点を絞って瞬時に訳出しなければならないので、言葉が浮かばずに、おかしな訳になってしまったこともたくさんありました。しかし授業の予習と復習を続けていくうちに、自分の弱点であるリスニング力と日本語力がどんどん向上していくのを実感しました。通訳者としてはまだまだですが、1年経つ頃には自信を持って訳せるようになり、嬉しかったです。通訳クラスを受講するようになってから、日常生活で耳にした英語表現や日本語の使い方をメモする癖がつきました。
 

実務翻訳クラスでは、契約書、ビジネス文書やマニュアルなど多種多様な課題に取り組んだので、それぞれの文書の特性や、翻訳するときのコツを学ぶことができました。映像翻訳では文字数の制限があるため文章を要約しますが、実務翻訳では一切省略せずに原文を一字一句、丁寧に訳しますので、そのギャップに慣れるのが大変でした。また、よく目にする英単語でも、契約書では全く違う意味で使われるので、文書ごとの特性や定例句を知らなければ、しっかりとした翻訳はできないのだと分かりました。英文契約書の読み方や考え方は、今後、海外を相手にしたビジネスに携わる際にも役立ちそうです。
 

留学を選んだおかげで、1年間で集中して通訳・翻訳を総合的に学ぶことができ満足しています。また、生きた英語に囲まれ、常に英語を使う環境に身を置くことで、英語の基礎力は格段にアップしたと思います。映像翻訳・通訳・実務翻訳は一見、どれも関係がない別分野のように見えますが、内容をしっかりと理解することの大切さは共通しています。実務翻訳クラスで、英文法や構文を基礎から見直すことで、映像翻訳での解釈力も上がりました。また、さまざまな角度から英語と日本語に向き合うことができ、表現力も向上しました。今後、どのような仕事に就くか迷っているので、いろいろなタイプの翻訳を学ぶことができて可能性が広がったと思います。
 

◆留学したからこそできた、かけがえのない経験
私には人見知りのところがあり、初対面の人には壁を作ってしまいがちなのですが、ロサンゼルスで知り合った人たちはみんな、とてもフレンドリーで笑顔で接してくれる人ばかりでした。なかなか言いたいことが伝わらずモタモタしてしまった時も根気強く話を聞いてくれましたし、困ったときには手を差し伸べてくれました。だから、今後日本で困っている外国人を見つけたら、今度は私が手を差し伸べる側になりたいと思います。
 

留学中はホームステイを利用したのですが、着いてすぐの頃はとても緊張しました。でも、ホストマザーが気さくによく声をかけてくれる人だったので、話していくうちにすぐ打ち解けました。週末には一緒に買い物に行ったり、DVDを見たり、ヨガをしたりしました。冗談を言って笑いあえるくらい仲良くなり、帰国する前には「日本に帰らないでずっとここにいたらいいわよ」とまで言ってもらえました。家の近くには日系のスーパーなどいろいろなお店があったので、買い物に困ることはありませんでした。また、ホストファミリーはメキシコ系アメリカ人だったのですが、夕食にメキシコ料理が出てきたりもして、さまざまな食事を楽しめました。私は車を購入しませんでしたが、学校への通学は自転車で十分でした。遠くに遊びに行く時は車を持っているクラスメイトに乗せてもらったりして本当にお世話になりましたが、普段は自転車とバスを利用すれば、移動に困ることはありませんでした。
 

学校がない時は、課題や復習に多くの時間を割きました。英語を使う機会を増やすために、びびなびの掲示板でイベントやボランティア活動を探し、積極的に参加したりしました。図らずも、英語が得意ではない日本人の通訳をする機会もあって、いい練習になりましたね。ロサンゼルスには、たくさんの安価なイベントやコミュニティがあるので、とても楽しかったです。公園で行っている無料のヨガに参加したり、マクロビオティックの料理教室に通ったりしました。両方ともすっかりはまってしまい、日本に帰ってきてからもずっと続けています。
 

学期中の1週間のお休みや、学期間の1カ月のお休みの間には、みんなに驚かれるくらいいろいろな場所に旅行に行きました。ロサンゼルス近郊の観光名所からサンタバーバラやサンディエゴ、夜行バスや飛行機を使って、サンフランシスコやニューヨークにも行ってきました。アメリカは土地によって、交通手段も土地柄も全部違うので、まるで海外に行っている気分です。どこに行っても新しい発見があり、本当に楽しかったです。
 

◆留学で学んだことを生かし、翻訳の道へ
今後の目標は、映像翻訳のトライアルに合格し、映像翻訳者になることです。また、翻訳や通訳を通じて、2020年の東京オリンピックに関わりたいと思っています。
 
 

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