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東京国際映画祭が開幕! JVTAが公式プログラムと映画祭ガイドの英訳を担当しました!

東京国際映画祭が開幕! JVTAが公式プログラムと映画祭ガイドの英訳を担当しました!
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第33回東京国際映画祭(TIFF)が10月31日(土)に開幕します! TIFFは、1985年、日本ではじめて大規模な映画の祭典として誕生。才能溢れる新人監督から熟練の監督まで、世界中から厳選されたプレミア作品が集結し、毎年大きく報道される人気イベントです。運営に修了生の今井祥子さんが携わっているほか、JVTAは今年も、映画祭ガイドと公式プログラムの英訳でサポート。修了生で日英映像翻訳科の講師も務める横山治奈さんがテキスト翻訳を担当しました。歴史ある国際映画祭として、会場で配布される映画祭ガイドでも上映作品の概要や監督や出演者のプロフィールやメッセージなどが、2カ国語で表記されています。
公式プログラム表紙
◆公式プログラムと映画祭ガイドの英訳を担当した横山治奈さんのコメント
字幕と同じで文字数制限があることには抵抗はありませんでしたが、やはり難しいなと思ったのは、未公開映画の概要を訳すことです。作品の雰囲気を表現するにあたり、一番適した単語を選ぶのに悩みました。予告編をみたり、評論家の記事を読んだり、映像翻訳と同様、できるだけのリサーチをし、英訳に挑みました。
また、複数の部門の紹介や主催者の言葉は、言い回しや内容が似ていたので、英語では同じ表現になりがちです。オリジナルの言い方のニュアンスを変えないようにしながらも書き分けをする工夫も必要でした。
このような自慢できる大きなイベントに関わることができ、翻訳者として、とても光栄に思います!
プログラム
※2カ国の映画祭ガイドはこちらでご覧になれます。
https://2020.tiff-jp.net/img/lineup/guide/2020_TIFF_GUIDE.pdf

 
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国内外でも多くの映画祭がオンラインでの開催を余儀なくされるなか、感染拡大防止対策を徹底して劇場での開催が決定。映画祭のアンバサダーは俳優の役所広司さんです。役所さんは、映画業界全体の「映画館に行こう!」キャンペーンのアンバサダーを務めており、「今こそ映画を!」という強い想いのもとでの開催となります。メインビジュアルの青空と桜の花は蜷川実花さんの撮影によるもので希望に溢れています。今年のみどころをいくつかご紹介しましょう!
役所広司プロフィール写真
※役所広司さん

 
◆オープニング作品は、『アンダードッグ』
Main_Underdog
©2020「アンダードッグ」製作委員会
『百円の恋』、『全裸監督』の武正晴監督の最新作。人生のどん底から這い上がろうともがく3人のボクサーたちの生きざまを森山未來さん、北村匠海さん、勝地 涼さんが演じています。今回がワールドプレミアです。
詳細はこちら

 
◆Japan Now 部門は、深田晃司監督を特集
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※深田晃司監督
国内外で高い評価を受ける深田晃司監督の作品を特集上映。最新作『本気のしるし《劇場版》』の英語字幕は、JVTAの修了生・蔭山歩美さんとジョナサン・ホール講師が共訳しています。また、第69回カンヌ映画祭「ある視点」部門審査員賞受賞した『淵に立つ』、フランスでも劇場公開された『よこがお』、フランスの文豪バルザックの「人間喜劇」にインスパイアされた『東京人間喜劇』に加え、短編プログラムも上映されます。
Main_The_Real_Thing
※『本気のしるし《劇場版》』©星里もちる・小学館/メ~テレ

Main_Harmonium
※『淵に立つ』©2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMAS

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※『よこがお』©2019 YOKOGAO FILM PARTNERS & COMME DES CINEMAS

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※『東京人間喜劇』©有限会社アゴラ企画/青年団・株式会社TOKYO GARAGE
詳細はこちら
【関連記事】『本気のしるし《劇場版》』が劇場公開! 英語字幕制作秘話を紹介します!
https://www.jvta.net/tyo/honki-no-shirushi/

 
◆オンライン・トークに是枝裕和監督が登壇
2020.09.29 TIFF_是枝
※是枝裕和監督
国際交流基金アジアセンターと東京国際映画祭が贈るトークシリーズ「アジア交流ラウンジ」ではアジア各国・地域を代表する映画監督と、第一線で活躍する日本の映画人とのオンライン・トークを毎日発信します。注目は、台湾のホアン・シー監督と是枝裕和監督の対談。オンラインの特徴を生かして、世界からの質問も受け付けるそうです。
詳細はこちら

 
◆少年少女が映画に親しむユース部門(TIFF チルドレン/ TIFF ティーンズ)
Main_Teens_Meet_Cinema_2020
©2020 TIFF
この時世だからこその企画は「TIFFティーンズ映画教室2020」。中学生たちがリモートで集まって映画を作り、その成果をスクリーンで発表します。小学生を対象に、サイレント映画の名作をパフォーマンス付きで上映する「TIFFチルドレン」も注目です。
詳細はこちら

 

◆クロージング作品は『HOKUSAI』
Main_HOKUSAI
※『HOKUSAI』©2020 HOKUSAI MOVIE
葛飾北斎の謎に包まれた生涯を描く話題作がワールドプレミア上映。青年期を柳楽優弥さん、老年期を田中 泯さんが、売れない絵師として、自由を求め苦悩する姿を熱演しています。
詳細はこちら

 
今年も注目の東京国際映画祭。ぜひ、公式サイトをチェックしてみてください!
第33回東京国際映画祭 2020年10月31日~11月9日(月)
公式サイトhttps://2020.tiff-jp.net/ja/

 
net_top_kobetsu20201221
◆10月スタートに間に合わなかった方のために
「英日総合コース・Ⅰ 1月開講日曜集中クラス」を新設 !
2021年1月10日(日)開講
リモート個別面談を受付中!
※詳細・お申し込みは▶こちら
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◆JVTAが独自に開発したリモート受講を快適にするプラットフォーム「JVTA Online」を2020年10月から導入
その全貌が分かる動画は▶こちら

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