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<日本語学習者向け新コース> エンタメコンテンツと言葉のプロの指導で 自然で実践的な日本語を学ぶ

<日本語学習者向け新コース> エンタメコンテンツと言葉のプロの指導で 自然で実践的な日本語を学ぶ
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JVTAが新たに日本語学習者を対象にした「Japanese Language Media Institute(JLMI)」を開校する。通常の日本語学校と大きく異なるのはその教材だ。受講生はアニメ、ゲーム、テレビ番組など、日本のメディアコンテンツを通して自然かつ実践的な日本語を習得する。
 

外国人を対象に「日本に興味を持ったきっかけ」について質問した内閣府による意識調査がある*。その結果はというと、「観光」「日本食」などを大きく引き離して、「アニメ・漫画・ゲーム」という回答の割合が飛び抜けて高くなっている。特に欧州出身者ではなんと75%がそう答えている。それだけ関心を惹きつけるコンテンツが教材に用いられていれば、言語学習の意欲は間違いなく掻き立てられるだろう。
*出典:特定非営利活動法人 映像産業振興機構(VIPO)
(内閣府知的財産戦略推進事務局委託事業) /平成30年2月 ▶コチラ(p27)

 

JLMIのコースはビギナー向けとアドバンス向けがある。ビギナー向けのコースの教材はアニメ、ビデオゲーム、リアリティ番組など。使う場面はただ面白い部分を切り取っただけのものではない。基礎的な文法や自然な会話、正しい発音、日本の文化が学べる要素が含まれた場面を選んでいる。
 

上級者向けには、ライティング、リーディング、そして基礎的な翻訳スキルを学ぶ3つのコースがある。ライティングとリーディングを指導するのは、JVTA代表の新楽直樹と日本語表現力コース主任講師の丸山雄一郎だ。新楽はこれまでに数千冊のビジネス書の書評を手掛けてきており、両者とも編集・執筆のプロ、「日本語のプロ」といえる。そんな講師の指導のもと、受講生たちはビジネスシーンでも使える日本語ライティング力とリーディング力の習得を目指す。
 

授業はどれもオンラインで、世界中どこからでも受けることができる。中でも受講者として特に念頭に置かれているのは、日本在住・長期滞在中の非日本語ネイティブだ。外国人の入国制限も緩和され、今後は日本への渡航を待ち望んでいた留学生や研修生などの来日が増えてくる。また、日本に住んでいるものの、日本語の上達に悩んでいる人や、転職を見据えて日本語力を磨きたい人もいるだろう。「言葉のプロの育成と語学人材の就業サポート」は日本映像翻訳アカデミー(JVTA)にとっての重要なミッション。JLMIもそのミッションに沿ったプログラムの1つであり、そんな人々のために開発されたコースなのだ。
 

最初のコースが始まるのは7月4日。JLMIでの学びをきっかけに日本語や日本文化への興味をさらに広げてほしい。
 

JLMI公式ウェブサイト ▶コチラ
 

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