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【イベントレポート】子育てをしながら映像翻訳者として夢を実現した女性が本音で語った!

【イベントレポート】子育てをしながら映像翻訳者として夢を実現した女性が本音で語った!
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映画やドラマ、ドキュメンタリーなどあらゆる映像の字幕や吹き替えを作る映像翻訳という仕事は全体的に女性に人気の職種です。フリーランスで活動する方も多いので、時間や仕事量を自分でコントロールできることや子育てとの両立もママさんには嬉しいメリットと言えるでしょう。そこでJVTAでは4月4日(木)、JVTA東京校にて働くママを対象にしたイベント「ママキャリ×映像翻訳 大好きな映画 海外ドラマを仕事にする!」を開催しました。
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お子さん連れもOKの会場には、おもちゃや絵本などを置いたキッズスペースを併設。ママさんもそこで一緒に参加し、子どもの声が響く和やかな会になりました。ゲストにお招きしたのは、当校の修了生で映像翻訳者のキャッチポール若菜さんと桐原麻衣さん。現在は映像翻訳者として活躍するお2人ですが、結婚、出産を経験する中でさまざまな想いや葛藤があったといいます。自身も2歳の女の子のママであるJVTAスクール部門のスタッフ、平石真紀がお2人の仕事のキャリアや映像翻訳者を目指したきっかけ、育児をしながら仕事を進めるポイントなどについて具体的に聞きました。
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★キャッチポール若菜さん
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11歳と8歳のお子さんのママ。JVTAで英日映像翻訳と日英映像翻訳を学び、現在は英日、日英の映像翻訳をされるほか、アテンドやインタビュー通訳、発音指導、英語レッスンなど幅広く活躍。

 
★桐原麻衣さん
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2歳と0歳のお子さんのママ。JVTAの通信講座、映像翻訳Web講座で英日翻訳、通学で日英翻訳とバリアフリー字幕講座(聞こえにくい人のための日本語字幕)を受講。英日の翻訳やWeb講座の添削者、バリアフリー字幕ライターとして活躍中。

 

◆映像翻訳を学び始めたきっかけは?

キャッチポール若菜さんは20代に会社員として働いているときに結婚、お一人目のお子さんを妊娠したころ、会社の解散という転機が訪れます。出産後は5カ月で派遣社員として仕事に復帰。その後、正社員として転職し、子育てをしながら5年勤務しました。

 
「職場で先輩ママさんから『子どもが小学校にあがってからのほうが大変』というお話を聞き、その頃までに在宅で、フリーランスでできる仕事を探したいという想いが強くなりました。そこで二人目の妊娠中にJVTAの説明会に参加したんです。子どもころから国語が好きで映画やドラマが大好きだったことに加え、高校~大学生活をアメリカで過ごしたこともあり、映像翻訳は興味深い仕事でした。ただ、出産を挟んでの受講は難しいと考え、二人目の出産後、3歳と0歳の時に受講を始めました」(キャッチポールさん)

 
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一方、桐原麻衣さんは大学卒業後、商社に就職。アメリカでの海外研修を経て海外営業職として勤務するなか、30代以降もこのスタイルで働くことに疑問を感じ始めます。

 
「総合職として働いているのに、女性だから男性だからという職場の風潮に違和感があり、このまま企業で働き続けるよりも何かを学びたいと思うようになりました。働きながら学ぶために、まずJVTAの映像翻訳Web講座を受講したんです。その後、心機一転しようと退職し、時間ができたので日英翻訳の通学受講をスタート。Webの英日講座と通学の日英のW受講生活を始めました。ところが、学習中に1人目の妊娠が分かり、つわりがひどくなりました。常に二日酔いや船酔いのような感じでパソコンを見ることもできず、読書もままならない状態での学習はつらかったですね。でも安定期に入ってからは出産までの期間が愛しく思えて、課外講座のゼミに参加したりと学校で積極的に学びました。今思うと貴重な時間でした」(桐原さん)。

 
★子育てと仕事の両立 その実情は?

自宅でお子さんの近くにいながら仕事をできる映像翻訳という仕事は、子育て中のママにもメリットは多いといいます。一方で作業時間の確保するためのタイムマネージメントが求められます。

 
「保育園と違い、小学校に入ると子どもは3時頃には帰宅します。さらに成長するにつれて食事の量も洗濯の量も増え、家事の時間が増えたのは想定外でした。子どもが大きくなると手は離れるものの楽にはならない…。そんな時、在宅で介護と仕事を両立している翻訳者さんが勧めていたのをきっかけに、最近は時々、家事代行サービスを利用しています。その翻訳者さんは男性で、自分はもともと家事が苦手だからプロにお任せすればいいと割り切っていたので、私もそれまで何となく描いていた「家事も仕事もなんでもできる母像」を捨て、人を頼ることにしたのです。一度お願いしてみると人への頼み方がわかり、夫や子どもにもいろいろ頼みやすくなるのでおススメです」(キャッチポールさん)

 
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「子どもが生まれてからは、なかなか寝てくれずに私も常に眠くてイライラしていまい、勉強や仕事どころではありませんでした。この頃は母としてのステータスしかなく、育休中のワーママと違って私には帰る場所がない、自分でお金を得る切り札がないことに焦っていたのでなんとか、トライアルに合格したかった。出産後8カ月くらいでトライアルに合格。その時期にバリアフリー講座の受講も始め、夫にも頼りながら通学しました。たまに実家に帰省した際は実家で母の力を借りて仕事のための時間を確保したこともあります。でも、2人目が生まれた今は、家事も育児もMAXで忙しくなり、朝は子どものご飯とおむつ替えにと忙しくしているうちに時間が過ぎてしまいます。そんな中ですが、1日のうち残りの約2割の時間で、通信講座の添削などのお仕事を少しずつ続けています。まだ子どもが小さいので今後のペースについては模索中ですね」(桐原さん)

 
★映像翻訳者をしていて良かったと思えることは?

「場所を選ばず仕事ができることですね。例えば、子どもの習い事の送り迎えに行ってもパソコンがあれば、終わるまでの時間にも仕事ができます。また自分で仕事の受注バランスを決められるので旅行などにも行けます。我が家ではアメリカのサマーキャンプに参加(娘がミュージカルで息子が野球)しています。通常の勤務ならこの間は仕事を休むことになりますが、フリーなら現地でも子どもの待ち時間に作業が進められるので安心感があります。養ってもらうのでもなく、会社のためでもなく、自分で生きていると感じられます。経済的に余裕ができるのも有難いですね」(キャッチポールさん)

 
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「私が印象に残っているのはUNHCR難民映画祭の字幕を担当したことです。もともとJICAの活動に興味があり、自分の力で社会貢献をしたいという想いから学生時代に教員免許を取得しました。ですからこの映画祭で難民が置かれている現状を伝えることに字幕翻訳者として協力できたことは、とても嬉しい体験だったのです。この作品を見た人の感想などを見て、自分の作った字幕が作品をお届けする力になっている幸せを実感できました。今はまだ下の子が生まれたばかりなのでしばらくバタバタしますが、体力的には大変でもお仕事のお話をいただけて頑張れることは、自分の精神衛生上にもいいですね。」(桐原さん)。

 
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お2人のお話から、ご自宅でお子さんが身近にいる状況で仕事ができる環境は、働くママのワークスタイルの一つとして確立されていると分かりました。

 
イベントの最後には実際に映像を見て、字幕や吹き替えをつくるミニ字幕体験レッスンを行い、参加者の皆さんがチームに分かれて真剣に話しあっていました。お子さん連れで参加の方からは「別室の託児スペースだと泣いてしまうので同じスペースにいられるのが有難かった」という声を頂きました。
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★参加者の皆さんの声をいくつかご紹介します★

●在宅で働くママの生活の実態を、本音で聞くことができました。
●「ママと映像翻訳の両立」に焦点を絞った内容で、現在育児真っ最中の身として本当に知りたいことばかりでしたので、大変満足しました。また、授乳スペースや、床のマットなど、ご配慮いただき、乳児と一緒に不自由なく過ごさせていただき大変助かりました。
●卒業生の皆様のその後のご活躍に大変興味が湧きました! 将来ママになっても自分の仕事としても自分の子供にも良い影響になりそうな素敵なお仕事ですね!

 
★桐原さんが受講した映像翻訳Web講座の詳細はこちら★

まずは3カ月からベーシックコースが受講できます。
https://ec.alc.co.jp/lp_n/product/video_translation/

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