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映像翻訳の授業で英語力の自信を喪失 ロジカルリーディングで得たプロデビューへの鍵

<strong>映像翻訳の授業で英語力の自信を喪失 ロジカルリーディングで得たプロデビューへの鍵</strong>

JVTAの受講生の多くは長年英語を学習していたり海外経験があったりして、仕事でも日頃から英語を使っている人が多い。それにもかかわらず、映像翻訳を学ぶ中で翻訳力が足りないのではと悩む人が実は少なくない。仕事で常に英語を使っていたという修了生の髙原千亜紀さんが、JVTAに入学したころのTOEICのスコアは985点。長年同じ職場に勤めてきたが、人生は1度なのだからずっとやりたかった映像作品に関わってみたいと映像翻訳を学び始めた。しかし、授業を受けるうちに、自身の英語力に自信を失ってしまう…。そんな髙原さんは現在、トライアル(プロ化試験)に合格し、プロデビュー前の最後の過程であるOJT(On the Job Training)に参加している。英語力に自信があった髙原さんがなぜ不安になったのか、その後どのように克服してスキルアップしたのか、話を聞いた。

◆英語力に不安はなかったはずなのに授業で自信を喪失
JVTAに入学した時、英語力に関する不安は全くなかったという髙原さん。しかし、映像翻訳の授業では、英文解釈のミスやニュアンスの違いを指摘されることが多々あり、一気に自信を失ってしまったという。そんな髙原さんにとって、スキルアップへのきっかけとなったのが、総合コース・Ⅰで受講した山根克之講師の「映像翻訳者に求められる英語力」の授業だった。

「私は本当は、ちゃんと英語を理解できていないのか!?とものすごくショックを受けて、自分の中で英文解釈力が弱点なのではという思いが募っていきました。そんな時、山根講師の英語力に特化した授業を受け、論理的かつ緻密な英文解釈のポイントがものすごく勉強になりました。ここまで考えて一つひとつの訳を作っていくのか!と、まさに“目から鱗”でした。」(髙原千亜紀さん)

◆英英辞典を使いこなすことで訳語の幅が広がる
髙原さんは映像翻訳実践コースを修了した後、追加で山根講師のロジカルリーディング力強化コースを受講。初回の授業で、英和辞典を引いてもどうしてもぴったり当てはまる言葉が見つからない時のある対処法を知り、今も習慣になっているという。

「英英辞典を引いて、英語の説明文を踏まえて訳語を考えると良いというアドバイスが、とても印象に残っています。私も2回目以降の授業から、単語の訳がなんだかピンとこない時には、英英辞典を必ずチェックするようになりました。言葉の選び方は無限大で何を選んでいいのか頭を悩ますこともありますが、訳語の幅が広がったようなワクワク感があります。」(髙原千亜紀さん)

山根講師は授業で、作品全体の流れや原文の細部の解釈にいたるまで、徹底的に向き合い、少しでも違和感があれば見逃さない。髙原さんはそんな講師の姿勢に感銘を受けたと話す。プロの映像翻訳者とはこうあるべきなのだなということをひしひしと感じ、見習っていきたいと思ったそうだ。

◆授業で常に問われるのは“訳文の根拠”
ロジカルリーディング力強化コースの修了生からよく聞くのは、「これまでは英文を“なんとなく分かったつもり”で訳していたことに気づいた」という声だ。同コースでは、英字新聞の記事や歴史ドキュメンタリー番組などを題材に、段落のテーマや背景の理解などにフォーカスして英文を深く読み込んでいく。授業では、なぜその訳文に辿りついたのか、その根拠を山根講師に毎回問われる。髙原さんも最初は、なんとなく感覚で訳していてうまく言語化できなかったと振り返る。やがて講師の問いに説明ができるようにするため、訳文一つひとつに丁寧に向き合うようになったという。

「『毎回ここまで考えれば大丈夫だろう!』と課題に取り組んでいても、見落としや、気づいてさえいないポイントが必ずありました。そういうポイントについて授業中に山根講師から解説やフィードバックを受けられたことが本当に勉強になりました。授業を通して翻訳時に注意していかなければならないことを少しずつ蓄積できました。」(髙原千亜紀さん)

◆英文が伝えたいことを把握し、情景をイメージできる訳文を作る
授業で自分の意識が変わっていくことを実感した髙原さんは、さらにスキルアップを目指して、応用編となる「ロジカルリーディング・アディショナル5」も受講。疑問点があれば積極的に質問し、講師の丁寧な解説とやりとりを通して自信を取り戻していく。最後まで授業に出るのが楽しかったそうだ。

「授業で教わった『引継ぎと展開』や『段落のテーマ』などの考え方を踏まえて、流れをより意識した訳作りができるようになったのではないかと思います。これまでは元の英文に囚われて直訳調だったり、何が言いたいのか伝わりにくいAIみたいな訳になったりすることもありましたが、今は元の英文が伝えたいところをしっかり理解した上で、読んだ人が具体的に情景をイメージできる訳作りを心掛けるようになりました。」(髙原千亜紀さん)

約3カ月にわたり、英文をロジカルに読み解くトレーニングを繰り返した髙原さんは、見事トライアルに合格する。合格したトライアルの回では、それまでのトライアルで指摘を受けたポイントと、ロジカルリーディングで学んだことを再度すべて確認した上で臨んだ。そのため、不安を感じる箇所はほとんどなく、自信を持って訳せたそうだ。

翻訳というと「英語力が高ければできる」と思われがちだ。しかし、実際に翻訳に携わった人は例外なく「英語力だけで翻訳はできない」と実感する。自分がなんとなく理解するのと、第三者に伝えるために言葉を置き換える作業は全く異なるものだからだ。そのため髙原さんのように元々英語力を持っていても、学習中に壁にぶつかるときがある。そんなときのために、JVTAではロジカルリーディング力強化コースや日本語表現力強化コースなど、各分野に特化したコースを用意している。自分の弱点に合わせてうまく活用し、トライアル合格はもちろん、プロデビュー後の実務に対応できる確かなスキルを身につけてほしい。

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