【ロジカルリーディング力 強化コース修了生インタビュー】 「プロデビュー後に実践で使えるノウハウが満載のコースです」
「映像翻訳の本科を修了後、トライアルになかなか合格できずに突破口を探している。」そんな方におすすめなのが、ロジカルリーディング力強化コースだ。同コース修了生の中西文子さんは2021年5月にプロデビュー。シットコム系アニメやリアリティ番組、宇宙系ドキュメンタリー番組などの字幕や吹き替え(ボイスオーバー)を手がけてきた。また、ビジネス系ウェビナーや企業の社内研修動画、医療機器の取扱説明動画など幅広い分野で活躍している。「プロデビューした今だからこそ、もう一度ロジカルリーディングの授業を受けたい」と話す中西さんに、その理由を具体的に聞いてみた。
◆ロジカルリーディングを受講しようと思った理由、きっかけを教えてください。
修了トライアルで合格できなかったことがきっかけです。自分に足りないものを見つけて補いたいという思いでした。
◆受講していた当時を振り返って特に印象に残っていることはありますか?
山根先生のユーモアに加え、気心知れたクラスメートが一緒に受講していたこともあり、とにかく楽しい授業でした。でも、内容は濃く、学ぶことがいっぱいで、とても充実した時間でした。
◆受講前と比べて何が変わりましたか?
ロジカルリーディングの授業では、「根拠をもって訳す」ことが身につきました。受講前は、浅い理解のまま訳したり、原文どおりに単純に訳したりすることもありました。でも、それは訳出できている“つもり”だったのです。受講後は分からないことは徹底的に調べ、その言葉を使うべき理由を常に考えるようになりました。トライアルに合格できた時は、いつものチェックに加えて、授業で学んだ「段落のテーマ」と「引き継ぎ」がちゃんと機能しているかどうかだけを見直すことも行いました。すると、テーマが伝えきれていない所や次の段落に話がつながっていない所を見つけることができたのです。そこを修正することで合格につながったのだと思います。
◆映像翻訳の仕事を始めてから、ロジカルリーディングの講座の内容が生かされていることがあれば、教えてください。
リアリティ番組やドキュメンタリー、ビジネス系の映像作品などさまざまなジャンルの字幕を手がけましたが、特に「理屈を通すこと」を意識しています。自分の訳で理屈が通っていない場合は、どこかに解釈ミスが生じているということなので、最初から最後まで話の筋道がきちんとつながっていることを確認しています。映像翻訳本科のクラスメートの勉強会でも、ロジカルリーディングで学んだ「対比や並列」「時制」などを細かく見直すようになりました。今でも時々授業のノートを見返して復習していますが、実践で使えるノウハウが満載で、映像翻訳の仕事を始めてから改めて理解を深めているところです。プロデビューした今だからこそ、もう一度受けたいと思うほど実務で役に立っています。
◆「English Clock ロジカルリーディング力 強化コース」(全8回)
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