【ロジカルリーディング力 強化コース修了生インタビュー】「“段落のテーマと引き継ぎ”を意識できるようになりました」
映像翻訳Web講座の修了生、高槻泰子さんは、2023年4月期にロジカルリーディング力強化コースを受講後、2024年1月のトライアルに合格。OJTを経てまもなくプロデビューする。初めて受けたトライアルの結果に不安を感じて受講を決めた同コースで具体的に何が変わったのか、お話を聞いた。
◆ロジカルリーディングを受講しようと思った理由、きっかけを教えてください。
映像翻訳Web講座修了直後に受けたトライアルが散々な結果でした。日本語表現に問題があるのは覚悟していましたが、英文の解釈が間違っているところもありショックでした。映像翻訳の大前提となる英文解釈力に不安を感じていた時に、ロジカルリーディングの体験授業を知りすぐに申し込みました。その体験授業が非常に分かりやすく、また楽しかったので受講を決めました。
◆授業中に指摘されたことで印象に残ったことはどんな点でしたか?
授業の中で翻訳者としての考え方や心構えについてもお話しくださいましたが、その際の「翻訳者として当然やるべきことをサボってはいけない」というお話が心に残っています。全て大文字で書かれた単語や「“”」で括られた単語が出てくるなどしたときは、「あれっ?」と気付くアンテナを持つこと、そしてその意図を考えきちんと調べること、というお話でした。その授業で私は「“”」を見逃し、とんでもない訳を作っていたので、いかに原文を読んだつもりになっていたかを思い知りました。それからは原文を何度も読み返し、少しでも気になるところは調べるように心がけました。
◆クラスの雰囲気はいかがでしたか?
山根先生がどんな質問や意見も必ず一度受け止め、その上で丁寧に答えてくださったので、とても発言しやすい雰囲気でした。終始和やかながらもクラス全員が真剣に学んでいるのが感じられる、あっという間の2時間20分でした。授業の前後にZoomを開放してくださったので、クラスメートと交流することもできました。Web講座を受講していたのでクラスメートの存在はとても嬉しかったです。もしできることなら、もう一度受講したいです。当時のクラスメートとも「ロジカルロス…」と言っていました。
◆受講前と比べて何が変わりましたか?
先生がよくおっしゃっていた「段落のテーマと引き継ぎ」を意識できるようになったことが一番の変化だと思います。それまでは一文一文を訳すことに集中してしまい、段落全体で言いたいことや次の段落とのつながりなどを考えていませんでしたが、ロジカルリーディングの授業を通して考える癖がついたと思います。
また、授業では常に「これってつまりはどういうこと?」と問われるので、自分の訳に対して一歩踏み込んで考えるようになりました。それから、教材のジャンルが多岐にわたっていたため、馴染みのないジャンルへの拒否反応も少なくなりました。最初はよく分からなくても、一つひとつ丁寧に調べていけば全体像が見えてきて何とかなる、という自信がついたと思います。
◆「English Clock ロジカルリーディング力 強化コース」(全8回)
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