【イベントレポート】JVTAのオールスターが集結!2025年10月期ウェルカムパーティーをリモート開催!
日本映像翻訳アカデミー(JVTA)は毎期、新しく映像翻訳を学び始めた方を迎えたウェルカムパーティーを開催している。
これまでのウェルカムパーティーの参加対象は、その期にスタートしたコースの受講生のみだった。しかし「先輩とも話をしてみたい」「進級生も参加できるイベントがほしい」といった声に応え、2025年10月期のウェルカムパーティーでは現在開講しているすべてのコースから参加者を募集。「英日映像翻訳総合コース・Ⅰ/総合コース・Ⅱ/実践コース」「日英映像翻訳総合コース/実践コース」、バリアフリー字幕や音声ガイド制作のスキルを学ぶ「メディア・アクセシビリティ科 音声ガイドコース」、そして英文解釈力の向上を目指す「English Clock ロジカルリーディング力強化コース」に加え、映像翻訳Web講座の受講生も参加し、講師・スタッフ併せて69名が集まった。

JVTAの取り組みは修了生・受講生から始まった
パーティーは「コースやクラスの垣根を越えて交流してほしい」という、JVTA翻訳室リーダーであり映像翻訳科でも教える石井清猛講師の挨拶で幕開け。続いて乾杯の挨拶は新楽直樹代表が担当した。
「JVTAは様々なことをやっています。映像翻訳コースには英日だけでなく日英もあり、またバリアフリー字幕や音声ガイドを学ぶコースもあります。さらに受発注部門ではアワード番組を一晩で翻訳し、ドラマや映画の翻訳ももちろん手掛けています。
そんなJVTAの幅広い取り組みは、全部修了生・受講生のアイディアから始まっています。新しい道を受講生・修了生が示してくれて、それをやってきたのです。今回のパーティーでも、何か新しい景色が見えたらぜひ私たちに共有してください。新たなアイディアが生まれることも期待しながら、皆さんと交流したいと思います」(新楽代表)
修了生を招いたトークセッションを実施
スタッフ紹介の後は今回の特別企画として、活躍する修了生3名を招いたトークセッションが行われた。英日映像翻訳者として活躍する八重樫礼子さん、日英映像翻訳者として活躍する狩野安奈さん、そして音声ガイドディスクライバーとして活躍する鷲山可純さんが登場。前述の石井講師、翻訳事業推進部(TSG)リーダーで英日映像翻訳科でも教える藤田奈緒講師、そしてメディア・アクセシビリティ科で教えるバリアフリー事業部の小笠原尚軌講師も加わり、6名でのトークセッションとなった。
トークセッションでは「映像翻訳科のトライアルに合格した秘訣」を八重樫さん、狩野さんに質問、また音声ガイドディスクライバーの鷲山さんに「チームで進行するプロジェクトにおいて、他のディスクライバーから学んだことは?」という実際の仕事に関する質問が投げかけられた。3名の自身の経験を交えた具体的な回答は、パーティーに参加している受講生・修了生にとって参考になったに違いない。
JVTAのYouTubeから出張!「Tiny Plus Radio」
修了生を交えたトークセッションの後は、JVTAのYouTubeチャンネルの人気企画「Tiny Plus Radio」が出張版として登場!パーソナリティであり英日映像翻訳科で教える桜井徹二講師が、「集中力を保つためには?」「翻訳原稿を客観的に見るには?」など、番組に寄せられたメッセージを生放送で紹介。「映像翻訳の学習ではPCと向き合う時間が長く、目の負担が大きい」というお悩み紹介では、なんとパーティーに参加していた投稿者本人と直接やり取りする一幕も。さらにチャット上で「ブルーライトカット眼鏡を使う」「目のマッサージ機がおススメ」「目の上にホットタオルを載せる」など、他の参加者から具体的なアドバイスも送られた。

コースやクラスの垣根を超えた交流会
その後の歓談タイム①では、受講しているコースごとにブレイクアウトルームに分かれてトークを楽しんだ。各グループ、最近ハマっているエンタメ作品や、JVTAに入学したきっかけなどについて情報共有。講師やスクールスタッフも参加していたことから、課題の難しさに関する率直な感想も交わされていた。
歓談タイム②ではコースやクラスを完全シャッフル。普段はなかなか交流する機会のないメンバー同士での歓談となった。特に映像翻訳Web講座の受講生は他の受講生と関わる機会がほとんどないため、このようなイベントに参加することがとても新鮮だったという。その他、映像翻訳科の実践コース受講生がいるグループではJVTAのトライアル制度について講師に質問。JVTAならではのトライアル制度の詳細について、真剣に聞き入っていた。
名残惜しくもパーティー終了。たくさんの受講生が頑張っているんだと分かった
閉会の挨拶は再び石井講師が担当した。
「この先、メディア・アクセシビリティやユニバーサルデザインは重要なキーワードになります。それは映像業界においても同じです。映像翻訳はもともと『言葉の壁を超える』こと。つまり、映像翻訳はそもそもアクセシビリティの領域だと言えます。翻訳とアクセシビリティは融合し始めているのです。映像翻訳者もバリアフリー字幕や音声ガイドのディスクライバーもお互いに頑張りましょう」(石井講師)
最後に「2025年から26年にかけて学習に労力をかけることを誇ってほしい」と、新楽代表が受講生・修了生にエールを送ってパーティーは終了。終了後のアンケートでは参加者から「たくさんの受講生が頑張っているんだということがわかって励みになった」「JVTAスタッフや卒業生の話を聞けて良かった」「講師陣の授業以外の姿を見ることができて、身近に感じられた」などの声が寄せられた。
クラスやコースの垣根を超えた交流は、参加者一人ひとりの学習への情熱を再確認させ、意欲を掻き立てる特別な体験となっただろう。これからの学習、そしてプロとしての活躍をJVTAは引き続き応援していきます。
最後はみんなで記念撮影!




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