日本映像翻訳アカデミー（JVTA）は、2021年4月期受講生の皆さんを迎え、ウェルカムパーティーをリモートで開催した。「英日映像翻訳科」「日英映像翻訳科」、バリアフリー字幕や音声ガイド制作のスキルを学ぶ「バリアフリー講座」、「ロジカルリーディング力 強化コース」の各クラス受講生とスタッフおよそ120名が世界中から集まった。
 

コロナ禍の今だからこそ心を動かすことを意識しよう！
JVTA代表・新楽「同じ目的で勉強していて、しかもそれが職業訓練。なかなかないことです。こういう時代だからリモートになっていますが、だからこそ、世界中からクラスメートが参加しています。もし、これが『東京の学校に集まろう』だったら実現しなかったことです。コロナ禍が長く続く中、JVTAではメルマガやウェブサイトに掲載するコラムで、「勉強に集中しよう」と、伝えています。
頭を使うことも大切だけど体や心を動かすことも大切ですよね。心は、いい映画に出会うこともそうだし、こうやって意図しない形で、誰かと対話することでも動くはずです。ぜひ楽しんでください」と学ぶ人々にエールを送った。
 

映画談義に花咲いた！映画クイズとキャッチコピー大会！
ウェルカムパーティーでは、まずは賞品付きのクイズを開催。3つのキーワードを手掛かりに、映画のタイトルを当てるというゲームだ。参加者は10以上のグループに分かれて、ディスカッションを行う。
 

さすがは映像翻訳の勉強を始める皆さん、「これはもしかして『スタンド・バイ・ミー』のこと？　あの作品にはこんな裏話があって――」など、作品のアイデアを出しつつ、世代を超えて、映画・ドラマ談議に花が咲いた。
 

クイズで互いに打ち解けたところで、次はキャッチコピーをつくるミニコンテスト。
『浦島太郎』をお題に、思わず映画として観たくなるような一言を競い合う。
 

クイズの時と同じグループに分かれた参加者は、魅力的な一文を作るためのディスカッションへ。
物語に対して「実はこの物語の結末にはこういう意図が込められていたんじゃないか？」「こういう思いがあったんじゃいか」など、対話を通して深掘りしていく様子は、JVTAで行う「作品解釈」の授業さながらだ。発表時には「私たちのチームはルビの表記にもこだわりました」「ロマンチックなストーリーをイメージしました」などのこだわったところをアピール。さまざまなキャッチコピーが発表された。優勝したのは、日本語ネイティブが少なめの、日英映像翻訳科受講中のチーム。その作品は…
 

1位：Save the turtle, get the girl!
 

イベントの終わりには、英日映像翻訳、日英映像翻訳、両科で教えている石井講師からメッセージ。
石井講師「JVTAで学んだ皆さんは、この先ずっと私たちの仲間です。学び続ける皆さんを、私たちはサポートし続けます。クラスの枠を越えて、モチベーションを高め合えたらうれしいです。これからも一緒に頑張りましょう！」
 

その後もリモートセッションは続き、皆グラスを傾けながら、目指すもの、自分のキャリアについて語り合っていた。
 

【イベント後の記念撮影！】





 

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