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JVTAの修了生が映画『まなざし』の英語字幕と映画祭出品サポートを担当しました!

JVTAの修了生が映画『まなざし』の英語字幕と映画祭出品サポートを担当しました!
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根岸季衣さん主演の映画『まなざし』が8月27日(土)から渋谷アップリンクで劇場公開されます。罪を犯し疎遠になっていた父親を介護する娘の姿を描いたこの作品は、日本での公開に先駆けてタイやドイツの映画祭で上映され、話題となりました。この作品の海外上映のために、JVTAの修了生の仙野陽子さんが英語字幕を、同じく修了生の蔭山歩美さんが映画祭出品サポートのための翻訳を担当しました。そこで仙野さんと蔭山さんにこの作品の見どころと翻訳作業のエピソードを聞きました。
 

◆英語字幕を担当した仙野陽子さん
センノ写真
 

この映画は介護福祉士、兼映画監督という異色の映画制作者、卜部敦史氏の作品です。現在に至るまで、福祉施設や訪問介護の仕事を続けられており、作品からは卜部監督のひたむきな情熱が感じ取れます。
 

映画『まなざし』より

映画『まなざし』より

私が本作に関わることになったきっかけは、監督がTwitterで英語字幕の翻訳者を捜しているという情報を得たことでした。海外の映画祭に出品するために、英語字幕をつけることが必要だったのです。こちらからコンタクトを取り、映画祭出品作品の英語字幕翻訳の経験をお伝えし、お手伝いさせていただくことになりました。
 

本作はセリフがとても少ない映画です。ムダのない、必要最低限のセリフだけで物語が展開します。こういった映画の翻訳では、一つひとつのセリフの意図を正確に理解することが何より重要なので、とても緊張します。ですが、今回は訳語に迷った時はセリフのニュアンスや背景などを直接、監督に質問ができるという、とても恵まれた環境でしたので、安心でした。
 

監督が自らクラウドファンディングで劇場公開を実現させた『まなざし』は、まさに渾身の意欲作です。みなさんの応援を、私からもぜひ、よろしくお願いします!
 

◆映画祭出品をサポートした蔭山歩美さん
 
蔭山さん2
 

今回私が担当したのは、海外映画祭へのエントリー時に提出する卜部敦史監督のプロフィールと作品シノプシスの翻訳、映画祭出品決定後の映画祭事務局と監督とのメールでのやりとりの翻訳(出席人数の連絡や上映日、宿泊先の打ち合わせなど)、映画祭での舞台挨拶の翻訳などです。
 

右から2人目が卜部監督

右から2人目が卜部監督

シノプシスの翻訳時に心がけたのは、長ったらしくせずに作品の魅力を簡潔に凝縮することです。翻訳の分量は短いのですが、シノプシスの段階で選考からはじかれる可能性も十分にあるので、作品を視聴したうえで日本語のあらすじとは一部を変えて英文を仕上げました。これにはJVTAの日英映像翻訳科で学んだ1分間スピーチ(※)や、ジョナサン・ホール講師から映画祭関連翻訳の授業で教わった映画祭出品の一連の流れや国際映画祭のプログラム解説文のトーンやマナーなどの実践的な内容がとても役立ちました! また、舞台挨拶用の翻訳は、監督の熱い想いを伝えつつ、普段英語を使わない監督にも読みやすい原稿を意識しました。
 

※1分間スピーチ
映画を1作品選び、それがどんな話で、主人公の目的が何なのかを1分以内にまとめてクラスメートに伝えるトレーニング。自分がその映画を観て素直に感じた世界観を伝えるには、どうしたらいいのか? どういう表現をしたらいいのかを考え、伝える訓練として、JVTAの日英映像翻訳のクラスの冒頭で毎回行っている。
 

★映画『まなざし』は8月27日から渋谷アップリンクで公開。
ぜひご覧ください。(この上映には英語字幕は付いていません)
メイン文字無し - コピー

http://www.manazashi-thelook.com/
 

【関連記事】
根岸季衣さん主演映画『まなざし』 卜部敦史監督インタビュー
http://www.jvta.net/tyo/manazashi-urabe-kantoku/

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