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SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 3作品の監督に聞く 作品の見どころと英語字幕への想い

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 3作品の監督に聞く 作品の見どころと英語字幕への想い
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現在、埼玉県川口市で開催中のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭。若手映像クリエーターの登竜門として知られるこの国際コンペティションで、JVTAは日本の作品の英語字幕を担当し、今後の活躍が期待されるクリエーターをサポートしています。
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7月13日にはオープニング・パーティーが行われ、多くの映画関係が参加。オープニング上映作品『君がまた走り出すとき』の中泉裕矢監督や出演の松原智恵子さん、寛 一 郎さん、長谷川初範さんらも駆けつけました。『君がまた走り出すとき』は、地元川口市が製作した作品で、この日の上映2回分のチケットは完売したそうです。

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会場で今年JVTAが英語字幕を手がけた7作品から3人の監督にお話を伺うことができました。作品のこだわりと英語字幕への想いを話してくださいました。

 
◆オープニング上映『君がまた走り出すとき』
中泉裕矢監督

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僕が映画を作るうえで、次に進むことがすごく難しくなることがあります。次の作品を作るきっかけとか、第一歩がとても大変なので、そこを描きたいと思いました。川口を題材に撮るという話になった時、地元に世界6大マラソンを走破した古市武さんがいらっしゃると聞きました。マラソンを始めた年齢は64歳、達成されたのは75歳という方で、何歳からでも始められるという素晴らしさを感じました。彼の存在をきっかけに、彼自身を描くのではなく、僕自身が感じた気持ちを映画でフィクションとして描けたら面白くなると考えました。頑張っている人を見ると自分もちょっと頑張りたくなる。走るということがきっかけになってまた一歩進める。登場人物一人ひとりのそんな姿を描いた作品です。

 
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『君がまた走り出すとき』 ©2018 川口市

 
英語字幕が付いたので、国際映画祭にどんどん出していきたいですね。そこで評価をもらうということが、もっと多くの人に観てもらうチャンスになり、広がっていくと思います。英語字幕はまちがいなくそういうきっかけになりますね。

 
作品の詳細はこちら
http://www.skipcity-dcf.jp/films/opening.html

 
◆国内コンペティション短編部門『口と拳』
溝口道勇監督(写真右)と出演の塩川フレディさん(写真左)

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溝口道勇監督
今回は“ピンサロ”という日本独自のシステムがテーマです。海外にも似たようなものはありますが、日本では仕事として成り立っているというところが面白いと思います。僕自身、ピンサロ嬢という存在がうまく分かってもらえれば、海外でも面白いだろうなと思っていたので、今回映画祭で英語字幕を作っていただけてありがたいですね。この作品は、なるべくセリフはそぎ落としていて、画で見せるつくりでもあります。字幕はもちろん、画からもいろいろ伝わったら嬉しいですね。

 
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『口と拳』 © Michihaya Mizoguchi

 
出演の塩川フレディさん
(セリフなど)自分たちが書いた日本語がどんな風に英語に訳されているのか興味があります。今までは、英語字幕に関する窓口というものが周りになくて、付けたくてもどうしたらいいか分かりませんでした。今回、国際映画祭で上映されることで初めて字幕を付けていただけることになり、ありがたく思っています。

 
作品の紹介はこちら
http://www.skipcity-dcf.jp/films/japanese_short02.html

 

◆国内コンペティション短編部門『あいつは、いつも寝てる。』
樽井隆広監督

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映像の専門学校の在学中に撮ったもので、僕自身初めて撮った作品です。いろいろ試してみたいという気持ちがあり、実は全カット、映像の中にスマホを入れて撮影することに、挑戦していました。上映用の完成版では、1カ所だけ完全に入っていないのですが…。それだけ身近な存在であるということをこの作品に取り入れたかった…。

 
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『あいつは、いつも寝てる。』

 
初めての作品に英語字幕を付けていただいて、とても驚いています。ありがとうございます。台本のセリフとは別でニュースが流れるシーンがあるのですが、法案など日本ならではの内容なので、それが英語でどう表現されているのか、とても気になりますね。その場面にも注目したいと思います。

 
作品の紹介はこちら
http://www.skipcity-dcf.jp/films/japanese_short02.html#js_06

 
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映画祭関係スタッフによると、毎年会場には、海外の観客も訪れるため、英語字幕は必須とのこと。また審査の過程でも英語字幕は重要なツールとなります。国内コンペティションの審査員には、ドイツの日本映画の祭典、ニッポン・コネクションの映画祭ディレクターを務めるマリオン・クロムファスさんが参加。ニッポン・コネクションは100本以上の日本の作品が上映されるイベントで、JVTAもアワードスポンサーや字幕ワークショップなどでサポートしています。今後、SKIPシティの上映作品が、世界で紹介されるのが楽しみですね。

 
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭は22日まで開催中です。これから注目を集めるクリエーターに出会い、英語字幕付きでその作品をスクリーンで観られるチャンスです。ぜひお出かけください!
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SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 公式サイト
http://www.skipcity-dcf.jp/

 
【関連記事】白石和彌監督、中野量太監督を輩出した映画祭! JVTAが今後注目のクリエーターの作品を英語字幕でサポート!
http://www.jvta.net/tyo/skip-city2018-2/

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