News
NEWS
戦え!シネマッハ!!!!inCO

この島は人類立ち入り禁止!『キングコング:髑髏島の巨神』の予告編

この島は人類立ち入り禁止!『キングコング:髑髏島の巨神』の予告編
Tweet about this on TwitterShare on Google+Share on FacebookShare on TumblrPin on PinterestDigg thisEmail this to someonePrint this page

【最近の私】渡瀬恒彦さんが亡くなりました。彼が出演した『南極物語』を、満員の劇場で観た時のことを思い出しました。
 

先日発表された日本アカデミー賞では、最優秀作品賞に『シン・ゴジラ』が輝いた。大ヒットを記録し、話題にもなったので、観た方も多いだろう。一方、ハリウッドでは2014年にはこの日本を代表するモンスターを主人公に『GODZILLA ゴジラ』が製作されている。この作品をきっかけに、モンスター映画のシリーズ化も計画しているという。そんなモンスター・シリーズの新作として、今回は『キングコング:髑髏島の巨神』の予告編を紹介したい。
 

予告編は、ヘリコプター数機が飛んでいる場面から始まる。作品の舞台は1970年代の半ばとなっており、ベトナム戦争の最中である。ここは南太平洋のどこかにある神秘の島、髑髏島。この島に生きる未知の生物を調査するため、学者と軍人がチームを組んで、ヘリコプターで乗り込んでくる。ヘリが連なって飛ぶ場面は、『地獄の黙示録』をはじめとするベトナム戦争映画を思い出させる。調査団は、この島で巨大な手形を発見する。この島に住む怪獣を調べている研究者によると、手形の主はコング、この島の王だ。しかも、コング以外にも怪獣がいるのだった!
 

この予告編を見て思ったのは、コングの巨大さで、全長は31メートルほどある。2020年に製作予定の『Godzilla VS. Kong(原題)』で、コングとゴジラが対決する。ただ、ゴジラは全長が約100メートルなので、両者のサイズが合わないのである。この点をどのように解決するのか、気になるところだ。
 

コングを主役にした映画はこれまでに何度も製作されている。『キング・コング』(1933年)をはじめ、1976年作のリメイク『キングコング』、『キングコング2』(1986年)、さらにピーター・ジャクソン監督の『キング・コング』(2005年)などがある。ちなみにゴジラとコングは日本映画『キングコング対ゴジラ』(1962年)で対決しており、日米の『コング』映画を観て比べるのも楽しいかもしれない。
 

本作のキャストには、マーベル・コミックを映画化した『マイティ・ソー』シリーズのトム・ヒドルストン、『アベンジャーズ』のサミュエル・L・ジャクソンが名を連ねている。さらに、ヒロインのブリー・ラーソンもマーベルの作品『Captain Marvel(原題)』の出演が決まっており、マーベル映画の俳優が揃っているのも面白い偶然である。
 

本作の舞台が70年代で、さらに探検隊というと、当時日本で放送されていたTV番組『水曜スペシャル』に登場した“川口浩探検隊シリーズ”を思い出す。このシリーズは、川口浩が率いる探検隊が秘境に赴き、原始猿人や巨大ヘビなどを発見しようとする番組だった。当時この番組を熱心に観ていた自分にとっては、本作も「巨大ゴリラは実在した!」みたいな感じで楽しみにしている。しかもコング以外に出てくる巨大なクモ、バッファローなどのモンスターも凶暴なルックスで、探検隊の危機一髪な雰囲気を盛り上げているようだ。『キングコング:髑髏島の巨神』は先日アメリカで公開され、公開週の興行収入1位を記録した。今回のコングがどれだけ暴れるのか、映画館に探検してきます!
 

今回注目した予告編:『キング・コング:髑髏島の巨神』
監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
出演:トム・ヒドルストン、サミュエル・L・ジャクソン、ブリー・ラーソン
3月25日より公開
公式サイト:
http://wwws.warnerbros.co.jp/kingkong/

Tweet about this on TwitterShare on Google+Share on FacebookShare on TumblrPin on PinterestDigg thisEmail this to someonePrint this page