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【JVTAが公式プログラムやニュースレターの翻訳で協力】第35回東京国際映画祭が10月24日(月)開幕! 

【JVTAが公式プログラムやニュースレターの翻訳で協力】第35回東京国際映画祭が10月24日(月)開幕! 
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10月24日(月)、第35回東京国際映画祭(TIFF)が開幕する。TIFFは、1985年に日本ではじめて大規模な映画の祭典として誕生。才能溢れる新人監督から熟練の監督の作品まで、世界中から厳選された映画が集結し、毎年メディアでも大きく報道される人気のイベントだ。JVTAは今年も公式プログラムの英訳やニュースレターの翻訳などを担当し、修了生が活躍するほか、プログラミングチームのスタッフとして、修了生の今井祥子さんが運営に携わっている。
 

第35回東京国際映画祭予告編 35th TIFF Trailer 

 

今年のテーマは「飛躍」。フェスティバル・アンバサダーは昨年にひきつづき、橋本愛さんが務める。昨年からメイン会場を日比谷・有楽町・銀座エリアに移転したが、今年はTOHOシネマズ日比谷(昨年はクロージングのみ)、丸の内TOEI、丸の内ピカデリーも上映会場に加わり、大きなスクリーンで映画を楽しめる。上映会場の拡大で、主要9部門の上映本数も昨年の86本から110本へと増えた。コロナ禍でなかなかできなかった海外からの映画関係者の招へいが本格的に再開するというのも嬉しいニュースだ。
 

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※フェスティバル・アンバサダーの橋本愛さん
 

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ポスタービジュアルの監修はコシノジュンコさん。映画祭とファッションやモードが融合し、今後の新たな広がりを感じさせるイメージとなっている。歴史ある国際映画祭だけに公式プログラムと会場で配布される映画祭ガイドは、上映作品の概要や監督と出演者のプロフィールやメッセージなどが、2カ国語で表記されている。JVTAはこの英訳を担当し、修了生のシューマーカー・サンディ・雪子さん、角脇ジャスパーさん、ベン・スーソンワチャリンさん、Dario M. DeAngelisさんが手がけた。未公開の作品も多く、入念なリサーチ作業が求められるほか、映像翻訳のスキルを生かせるポイントもある。
 

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「今回TIFFチェアマンだけでなく総理大臣のご挨拶文の翻訳まで担当させていただき、大変光栄です。前者に関しては、クラスで演習した内容がそのまま生かせ、嬉しい驚きでした。後者では、一国のリーダーとしての威厳と品格を表せるよう、そしてこのような祝辞にふさわしい温かさも一部醸し出せるよう工夫しました。人物像を的確に捉えそれを無駄なく効果的に表現するという映像翻訳の訓練が大変役に立ちました!」(シューマーカー・サンディ・雪子さん)
 

「今回の案件が難しいポイントは『短い文章でも英語でアピールすること』です。邦画に詳しい外国人以外にも多くの人たちに観てもらえるように簡潔に内容をまとめながら、『観てみたい』と思わせることが重要でした。なかには原文に書かれていない情報を入れることで読者さんたちの理解が深まり、親切な場合もあるので、リサーチのうえ補足して訳しました。」(ベン・スーソンワチャリンさん)
 

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『ラーゲリより愛を込めて』
©2022映画「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会 ©1989清水香子
配給:東宝
 

今年のオープニング作品は、二宮 和也さん主演『ラーゲリより愛を込めて』(瀬々敬久監督)。戦争に翻弄されながらも、再会を信じ続けた2人を描く愛の実話だ。この映画祭がワールド・プレミアとなる。
 

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『生きる LIVING』
©Number 9 Films Living Limited
配給:東宝
 

クロージング作品の『生きる LIVING』(オリヴァー・ハーマナス監督)は、黒澤明の不朽の名作『生きる』を原作として、カズオ・イシグロが脚本を手がけた話題作。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどでお馴染みの実力派俳優、ビル・ナイが主演している。
 

国内最大級の映画の祭典では、上映作品の字幕や吹き替え以外でも映像翻訳者たちがスキルを生かして活躍している。会期期間中はニュースレターなどの翻訳も修了生が手がける予定だ。映画祭ガイドはインターネットでも入手できる。ぜひ手にしてお気に入りの作品を探してみたい。
 

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◆第35回東京国際映画祭ガイド PDF ダウンロードはこちらから
https://2022.tiff-jp.net/news/ja/?p=59292

 
第35回東京国際映画祭
期間:2022年10月24日(月)~11月2日(水)[10日間]
開催会場:シネスイッチ銀座、丸ノ内TOEI(中央区)、角川シネマ有楽町、TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 日比谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、丸の内ピカデリー、有楽町よみうりホール、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場、マルキューブ、有楽町micro、東京宝塚劇場、東京国際フォーラム(千代田区)ほか
公式サイト:https://2022.tiff-jp.net/ja/

 
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