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恵比寿映像祭2023 中国語のアート作品の字幕をJVTAが担当

恵比寿映像祭2023 中国語のアート作品の字幕をJVTAが担当
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恵比寿映像祭は、展示、上映、ライヴ・パフォーマンス、トーク・セッションなどを複合的に行なってきた映像とアートの国際フェスティバルだ。2009年のスタートから、恵比寿の地で、年に1度行われており、JVTAも毎年、展示される映像作品の字幕をいくつか手がけてきた。今年も上海出身のアーティスト、ルー・ヤン氏の映像作品『DOKU the self』の字幕を担当している。ヤン氏は、宗教や死生観、脳科学、神経科学などの問題が絡み合う世界を、強烈なヴィジュアルを通して表現している注目の若手アーティストだ。2018年には東京のスパイラルガーデンで個展を開いたほか、2022年にイタリアのヴェネチア・ビエンナーレに出展するなど、世界的に注目されている。今回は、作品の背景にある思想・宗教のニュアンスを的確に出せるよう中国語から直接日本語に翻訳という作家の意向により、英日と中日の翻訳で活躍する翻訳者が作家と内容を確認しながら、字幕を作り上げた。
 

ルー・ヤン〈DOKU(ルー・ヤンのデジタル転生)〉2020年~[参考図版] 出品協力:スパイラル/株式会社ワコールアートセンター   

恵比寿映像祭2023 ルー・ヤン氏の展示の詳細はこちら ◆https://www.yebizo.com/jp/program/636   

映像翻訳を必要とする作品は、英語だけではない。世界中のアーティストの作品が集まるこうした映像祭や映画祭ではさまざまな言語で作られた作品が日本に紹介される。JVTAでは、多言語の翻訳を手がけるグローバル・コミュニケーション・サポート(GCS)を設け、数多くの言語に対応している。多言語の作品も国際的なイベントの場合、一般的には英語字幕がついていることが多いが、英語に加え、オリジナルの言語を理解できる翻訳者による字幕は、より微妙なニュアンスが網羅されていると好評を得ている。   恵比寿映像祭2023では、「テクノロジー?」というテーマを通して、多種多様な映像表現の実践を検証し、アートと技術との対話の可能性を考察している。JVTAでは今後も多言語を駆使し、アーティストの意図や想いをストレートに伝える翻訳を目指していきたい。  

◆恵比寿映像祭2023「テクノロジー?」
  2023年2月3日(金)~2月19日(日)《15日間》月曜休館
  ※コミッション・プロジェクト展示(3F展示室)のみ3月26日(日)まで
  東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連携各所ほか
  公式サイト:https://www.yebizo.com/jp/
 

【関連記事】
  ・【第14回恵比寿映像祭が開幕】アート作品に字幕をつけるということ https://www.jvta.net/tyo/2022ebisueizosai/
  ・【JVTAが字幕】イタリア映画の翻訳秘話 「短編映画6選~一年で昼が一番短い日に~」
  https://www.jvta.net/tyo/2022italy-short-film/
 

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