2021年8月12日（木）10時。JVTAのZoom画面に、夏休み真っただ中の子供たちが集まった。無料セミナー『〜親子で参加！50分のリモートツアーで生きた英語にふれよう！〜英語とクイズで巡るロサンゼルス』に参加した35組だ。子どもの横で保護者がサポートしている場合もあれば、子供だけがちょこんと画面の前に座っている姿も…。セミナーは軽快な音楽とともに始まった。
 

本セミナーはクイズに答えながらアメリの文化やロサンゼルスの情報、英語について学ぶ。米カリフォルニア出身のジェシー・ナスが講師を務めた。日本語と英語の両方でクイズを全25問出題。目標数を正解した希望者にはJVTAオリジナル「LAアンバサダー認定証」を進呈する。
 

早速、ロサンゼルスに関するクイズからスタート。観光地の写真を見て３つの選択肢から正しい名称を選ぶ。ロサンゼルスは観光地としてよく知られる都市。大人なら一度は見たことがある景色も子どもたちにとっては新鮮だ。動物園やメジャーリーグのスタジアムなど、子どもたちが楽しめる名所も紹介された。クイズのテーマは、アメリカの文化、英語、そして映像翻訳へと広がっていく。答えが発表され、正解するとガッツボーズをして喜ぶ子どもたち。英語の擬音語を当てるクイズでは、子どもたちが画面の向こうで答えを繰り返している姿もあった。慣れた手つきでzoomの音声をＯＮにする子どももいて、そこはＩＴ機器に慣れている現代っ子らしい一面だ。
 

中盤では、ロサンゼルス校マネージャーのゲイラ―世羅が登場。彼女も実は、今回の参加者と同じくらいの年齢の時に『ハリーポッター』を好きになり、英語を学び、留学したという。「英語でも、外国のことでも、興味を持ったら頑張って勉強して夢を叶えてください。私ができたので皆さんもできると思いますよ！」と子どもたちにエールを送った。
 

 
クイズを通して、「いま見た場所に行ってみたい」「英語でアメリカの人たちと話がしてみたい」という夢を膨らませてもらうことがこのセミナーの目的でもある。終了後、参加者から嬉しいエピソードが届いた。クイズの中で登場した「Ta-da！」という英語の擬音語（日本語の「ジャジャーン！」）。ある保護者によれば、それを気に入ったようで、セミナーが終わってから繰り返し使っているそうだ。海外の言葉や文化への興味はそんな些細なことから始まるもの。今回参加した子供たちには、このセミナーをきっかけにどんどん視野を広げていってもらいたい。
 

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