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【11月21日(土)9:00~10:15開催】 AI時代になぜ増えている!? ‟映像翻訳の仕事”を徹底解説!映像翻訳・ 無料リモートセミナー

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【英日/日英 映像翻訳VODプログラムが2026年10月よりスタート!】VOD授業×個別サポートでプロへ。無料個別説明会を開催!


2025年1月12日(日)より、英日映像翻訳 総合コース・Ⅰの日曜集中クラスを開講中!
最終の受付締切は1/16(木)

字幕、吹き替え、多様なジャンルを学べるJVTAで
映像翻訳のプロを目指す!

日本映像翻訳アカデミー(JVTA)は、字幕・吹き替えの翻訳者として活躍するために必要なスキルを学ぶ職業訓練校です。英語から日本語へ翻訳する英日映像翻訳と日本語から英語へ翻訳する日英映像翻訳があり、目的に合わせたコースを選んでいただくことができます。コース修了後、当校独自のトライアル(プロ化試験)に合格すれば、併設する翻訳受発注部門よりお仕事を紹介させていただくので、学んだスキルを実践で生かしていただくことができます。

通常の、JVTAの開講月は例年4月と10月ですが、「10月の入学に間に合わなかった」「4月より早く学習をスタートしたい」という声にお応えして、2025年1月に「英日映像翻訳 総合コース・Ⅰ」の日曜集中クラスを開講します!
ご興味をお待ちの方は、「リモート個別相談」にご参加ください。映像翻訳の世界やJVTAでの学びについて、深く知っていただくことができます。
※1月入学に向けた体験レッスンが含まれる「リモート・オープンスクール」は、終了しました。4月入学を対象にした開催は1月下旬以降を予定しています。

【こんな方はぜひご参加ください】
・映像翻訳に興味がある
・語学力を生かせる仕事に就きたい
・好きな映画や海外ドラマに関わる仕事に就きたい
・プロの映像翻訳者を目指したい
・フリーランスとして活躍したい
・手に職をつけたい
・映像翻訳の需要に関して知りたい
・字幕翻訳にチャレンジしてみたい


英日映像翻訳 総合コース・Ⅰ コースの詳細は▶こちら
その他、コースや入学に関するよくあるご質問は▶こちら
会社概要▶こちら

2025年1月 英日映像翻訳科 日曜集中クラスご検討者向け

リモート個別相談

1月開講 日曜集中クラスをご検討の方は、「リモート個別相談」へお申し込みください。お申し込み後、ご入力いただいたメールアドレス宛にご案内をお送りします。
尚、このページで入力いただいた内容はSSLで暗号化されて送信されます。

リモート個別相談では、ご希望の日時で当校スタッフが入学に関するご案内のほか、コース選択や映像翻訳学習・修了後の進路などの不安や疑問にマンツーマンでお答えします。
※リモート個別相談では字幕翻訳の体験レッスンはございません。
※2025年1月の英日映像翻訳科 日曜集中クラスは1月16日(木)まで入学可能です。

※映像翻訳のプロとして仕事をする際の目安となる英語力については▶こちら

※入学には「リモート個別相談」の参加が必須です。


【参加条件】
英語力・翻訳経験不問
※パソコンやタブレットなどで安定して動画配信サービスなどを視聴できる環境が整っていれば、どなたでも無料でご参加いただけます。
 

【参加形式】
リモートのみ(Zoom )
※音声を聞き取りやすくするために、イヤホン・ヘッドホンの使用をお勧めします。また質疑応答のタイミングもありますので、マイクをお持ちでしたらご用意ください。
 


 【動画で解説!】現役受講生が答える!受講にまつわる5つの質問

▶JVTAを動画でもっと知りたい方はJVTAの公式YouTubeチャンネルへ
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【お問い合わせ】
電話 03-3517-5002

 

JVTAは情報セキュリティの国際規格「ISO/IEC 27001:2013」を取得しています。詳しくはこちらISMS_ISMSAC
SSL対応ページからの情報送信は暗号化により保護されます。

◆【映像翻訳にチャレンジしてみたい方におすすめ】
JVTAオリジナル VOD(ビデオ・オン・デマンド)で

字幕の基礎を学ぶ「映像翻訳講座」


※詳細・お申し込みはこちら

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●動画!「現役受講生に聞いた!Why JVTA?」

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あなたの「学び直し」と「新たな学び」を全面サポート! コマ単位受講制度

東京校の本科で1コマ(授業)単位の受講が可能

JVTAでは2024年10月より、受講生・修了生の学びをさらにサポートするための「コマ単位受講制度」を開始しました。本制度は東京校とロサンゼルス校の映像翻訳本科、また映像翻訳Web講座の受講生・修了生が、JVTAの最新カリキュラムを1コマから再度受講できるという制度です。

✓トライアル合格に向けて苦手分野を復習したい
✓プロの映像翻訳者としてより活躍するために、スキルを磨きたい
✓しばらく映像翻訳から離れていたが、再度学びたい

など、改めて映像翻訳を学び直したい方や、これまで受けたことのない授業を受けたみたいという方におすすめです。現在は全面リモートで授業を行っていますので、日本・海外を問わずどこからでも受講可能です。ぜひ本制度を活用し、映像翻訳者としての更なるステップアップにつなげてください。

コマ単位受講の対象授業、受講に関する詳細は下記をご確認ください。



【対象者】


【受講可能コース】
下記のうち、ご自身がすでに受講を修了した各コースから選択していただくことができます。
受講可能な授業については、こちらでご確認ください。
<東京校>
英日映像翻訳(総合コースⅡ、実践コース)
※総合コース・Ⅱ→「基礎」または「基礎Ⅱ」と同等。
※今期、英日総合コース・Ⅰの開講はありません
日英映像翻訳(実践コース)
※今期、日英総合コースの開講はありません


【受講形式】リモート(Zoom)
リモート配信にはZoomを使用しています。ご自宅と教室をオンラインで繋ぎ、リアルタイムで授業を受けていただくことができます。
・ご用意いただくもの
PCまたはタブレット
カメラ(PC内蔵のものでもOK)
マイクロフォン(PC内蔵のものでもOK)※質問をしていただく際に必要です。
安定したネット接続の環境
※よりクリアにお聴きいただくために、ヘッドホンかイヤホンのご使用をおすすめしています。

【料金】
1コマ:6,050円(税込)

【制限受講数】
1コース最大5コマでの受講が可能です。
例)英日映像翻訳実践コースを修了した方
「総合コース・Ⅱ」最大5コマ、「実践コース」最大5コマ

【ルール】


【申し込み締め切り】
各授業の2週間前

【支払い方法】
クレジットカードまたは銀行振込
※銀行振込をお支払い後にキャンセルを希望された場合は、手数料を引いた金額で返金させていただきます。

※クレジットカードの第三者による不正利用を防止するため、カード発行会社の本人認証サービス(3Dセキュア2.0)のご登録が必要となり、未登録のクレジットカードを支払方法に選択された際は決済できない場合がございます。
本人認証サービスの内容はご利用のカード発行会社によって異なりますので、登録方法につきましては、ご利用のカード発行会社へご確認ください。



【申し込み方法】
下記フォームよりお申し込みください。
お支払い情報やその他詳細は、別途メールにてご案内させていただきます。

【問い合わせ先】
seminar(at)@jvta.net
※ (at)は@に置き換えてください。

<キャンセルポリシー>
■受講のキャンセルについて
授業当日の8日前(課題配布日の前日)をキャンセル期日とします。
 ・期日までのご連絡の場合:以下「■返金額について」の規則に則って返金
 ・授業当日から8日前から3日前:キャンセル料 50%
 ・授業当日から2日前以降:キャンセル料 100%
■返金額について
受講料のお支払い方法によって返金額が異なります。
 ・クレジットカード決済でお支払いの方:全額返金
 ・銀行振込でお支払いの方:振込手数料を引いた金額を返金
■キャンセルに関するお願い
定員を設けておりますため、ご都合が悪くなった場合はできるだけ早めにご連絡いただくようお願いいたします。



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【コマ単位受講制度】
おすすめ授業&体験談を紹介

※講師の動画や受講生の体験レポートの詳細は画像をクリック

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おすすめの授業を紹介

※詳細は英日・日英各画像をクリック!


◆【映像翻訳VODプログラムを2026年10月より開講!】
~VOD授業×個別サポートで、より効果的かつ効率的にプロを目指す~

映像翻訳VODプログラムは毎月入学可能!無料のリモート個別説明会を随時開催しています。プログラムの詳細はもちろん、映像翻訳業界の最新情報やプロまでの具体的な道のりなどをマンツーマンでご説明します。お気軽にご参加ください。
※詳細・お申し込みは▶こちら

「8回の受験」を経てプロへ。日英映像翻訳者アドリアン・ゴディネズさんが語る、挫折を乗り越えられた“サポート”の力

JVTAでは2026年10月期より、映像翻訳コースがリニューアル。「映像翻訳VODプログラム」として、“オンデマンド授業+個別サポート”の新形式へと生まれ変わる。30年の映像翻訳者育成で培ったノウハウを詰め込んだ「VOD授業」と、JVTAが大切にしてきた“個別に寄り添う指導”をパワーアップさせたトレーナー&メンターによる面談で、プロの映像翻訳者を育成する。

JVTAでは課題のフィードバック、コース修了毎の個別面談、プロ化試験(トライアル)受験者への個別の評価表配布など、これまでも受講生一人ひとりのサポートに力を入れてきた。「映像翻訳VODプログラム」は、その個別サポートを“さらに手厚くする”ということになる。

講師の励ましのおかげでプロデビューまでの日々を乗り切れたと語るのは、日英映像翻訳者として活躍しているアドリアン・ゴディネズさんだ。メキシコ出身のゴディネズさんが日本に興味を持ったきっかけは、幼いころにテレビで見たアニメ。様々なアニメを字幕や吹き替えで見る経験を通し、日本語や日本に惹かれるようになった。やがて日本語を学び始め、交換留学生として日本で学んだこともある。大学卒業後は磨いた語学力を活かして、自動車メーカーの通訳やマニュアルなどの文書翻訳を担当。その後日本のNGOで働くことになり、東京へと拠点を移した。現在は映像翻訳者として、日本のアニメやバラエティ番組のPLDL(Pivot Language Dialogue List/日本語の作品を英語に翻訳し、それをベースにしてさらに多言語へ展開する手法)、映像作品の字幕翻訳などを数多く手掛けている。また母国語であるスペイン語のゲーム翻訳などにも携わっている。

映像翻訳ならではの文字数制限に悩む
もともと翻訳・通訳の経験があったゴディネズさんだが、映像翻訳の学習当初は、映像ならではの難しさと向き合うことになった。まず頭を悩ませたのは、字幕の文字数制限だ。

「英語字幕では、文字数制限でとにかく頭を悩ませました。そのまま翻訳するだけでは絶対に文字数に収まりません。どのように情報をセリフに凝縮するか。毎回、訳を何度も考え直しました」(ゴディネズさん)

日本語字幕と同様に、英語字幕にも様々なルールがある。文字数制限はもちろん、改行をする箇所や記号の使い方にも気を配る必要がある。ルールから外れることなくセリフの意図を伝えるために言葉を言い換えたり、出すべき情報に優先順位をつけて整理したりと、映像翻訳者は様々な工夫を凝らしている。このような対応の仕方を、ゴディネズさんは授業を通して学んでいった。

文字を見るだけでは分からない、「映像と合わせた時の見え方」
字幕翻訳では、「字幕の見え方」も非常に大切な要素だ。字幕は、ただそれだけで完結するものではない。映像と合わせたときに自然に、ストレスなくセリフやストーリーを理解できることが重要だ。

JVTAの映像翻訳学習では、初期は字幕制作の専用ソフトを使わなくても学習を進められるようになっている。しかしゴディネズさんは「自分の作った字幕が映像上でどのように見えるか、実際に見ることが役立った」という。

「コース受講中に石井講師にもらったアドバイスは、『無料の映像編集ソフトでもいいから、課題で作った字幕を自分で映像にのせてみるといい』というもの。実際にやってみると、文字だけで見ていた時とは全く印象が違いました。自分の字幕がどう見えるのか、実際に映像と合わせてみることがとても大事だと思いましたね」

翻訳だけでなく、物語の分析についても学んだ
映像翻訳者が手掛ける映像は、映画やドラマだけではない。ドキュメンタリー番組、バラエティ番組、アニメーション、近年はSNSで配信される動画や企業が制作するPR動画などにも字幕翻訳や吹き替え翻訳のニーズが高まっている。

映像のジャンルが変われば、翻訳の仕方も変わる。映像翻訳者は作品を分析し、話の流れやメインとなる視聴者層を考えて翻訳する。そのためJVTAでは、作品を正しく理解し分析するための「作品解釈」の授業を設けている。

「作品解釈の授業はとても面白かったです。日本の物語は一般的に起承転結の4部構成。メキシコだと3部構成が多く、物語の作り方に違いを感じました」

ジャンルだけでなく、作品の舞台や時代設定によっても登場人物の話し方が変わる。たとえば、日本の時代劇と現代劇ではセリフ回しが大きく異なる。ゴディネズさんは日本語も英語も非常に流暢だが、作品によっては自分の語彙だけでは足りないと感じることもあるという。しかし、「これまで触れたことのなかったジャンルの作品に出会えることも、映像翻訳の面白さ」だと笑う。

講師の励ましで続けられた、トライアル合格までの道のり
JVTAではコースを修了すると、映像翻訳者としてデビューするための「プロ化試験(トライアル)」を受験することができる。受験に回数制限はなく、合格するまで何度でも挑戦が可能だ。また合格・不合格が決まるだけでなく、受験者全員に個別の「評価表」を配布。受験者は自分の翻訳のどこが良く、どこに改善点があるのかが分かるようになっている。さらに、合格一歩手前の「次点」を設け、次点に入った人には映像翻訳ディレクターも務める講師が個別でフィードバックを行っている。

ゴディネズさんは、合格まで8回ほど受験。そのほとんどが次点で、あと一歩のところでなかなか合格にたどり着けなかったという。

「ほぼ毎回次点で、とても悔しかったです。でも、それでもめげずに続けられたのは講師の方々のおかげです。次点のフィードバックでは、講師の皆さんが毎回丁寧にアドバイスをくれ、さらに励ましてくれました。フィードバックが終わると、『また次を頑張ろう』とやる気が出ました」

大好きなマンガ家の最新作翻訳に携われた
最後まで諦めない心を持ち努力を重ねたゴディネズさん。晴れて映像翻訳者としてデビューし、今では毎日が忙しいほど活躍している。日本のアニメや実写ドラマ、バラエティ番組のPLDL、人気アイドルのSNS動画の英語字幕、またアニメの短編映画ではスペイン語の字幕翻訳も担当した。

これまでで特に印象的だった仕事は、「大好きなマンガ家の最新作に携わったこと」だという。

「子供のころから好きだったマンガがあるのですが、その作者さんの新作でPLDLに携わることができました。自分が日本語を勉強し始める前から好きだった作品の作者さんだったので、その方の新作を世界に送り出す一環に関われたことがとても感慨深かったです」

幼いころに触れた日本のアニメへの想い、前職での翻訳や通訳の経験、母国語であるスペイン語や文化知識。それらすべてが、現在のゴディネズさんのキャリアに活かされている。どんな人生経験も役に立つ可能性があるのが映像翻訳。まさに“100人の映像翻訳者がいれば100通りの活躍の形がある”のだ。

JVTAの「映像翻訳VODプログラム」では、これまで行ってきた個別サポートを「メンターの個別カウンセリング」「トレーナーのトレーニング・セッション」と明確に定義し、さらに強化して行っていく。VODプログラムなので、海外在住の方にとってもさらに学びやすくなるはずだ。自身のルーツや強みを活かしながら、活躍できる映像翻訳者を目指してほしい。

アドリアン・ゴディネズさん

2021年日英映像翻訳科を修了。現在はフリーの日英映像翻訳者として日本のドラマやSNS動画、企業動画の英語字幕、アニメや実写ドラマ・バラエティ番組等のPLDLなど幅広く担当。またゲーム会社にも所属し、スペイン語と日本語の翻訳やチェックに携わっている。

まずは「無料個別説明会」へ!
JVTAでは、映像翻訳に興味がある方に向けた無料の無料個別説明会を随時実施しています。
◆2026年10月スタート「映像翻訳VODプログラム」の詳しい進め方
◆トレーナー&メンターによる個別の学習サポート体制
◆受講後のキャリア形成やトライアルについて

一人ひとりのご状況や疑問に、スタッフが丁寧にお答えします。まずは気軽に参加してみませんか?

◆【映像翻訳VODプログラムを2026年10月より開講!】
~VOD授業×個別サポートで、より効果的かつ効率的にプロを目指す~

映像翻訳VODプログラムは毎月入学可能!無料のリモート個別説明会を随時開催しています。プログラムの詳細はもちろん、映像翻訳業界の最新情報やプロまでの具体的な道のりなどをマンツーマンでご説明します。お気軽にご参加ください。
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「冠詞の間違い」から「フリーランスの心得」まで。受講中の様々なアドバイスを通して得た“プロの現場で活きる知恵”

JVTAでは2026年10月期より、映像翻訳コースがリニューアル。「映像翻訳VODプログラム」として、“オンデマンド授業+個別サポート”の新形式へと生まれ変わる。30年の映像翻訳者育成で培ったノウハウを詰め込んだ「VOD授業」と、JVTAが大切にしてきた“個別に寄り添う指導”をパワーアップさせたトレーナー&メンターによる面談で、プロの映像翻訳者を育成する。

JVTAでは課題のフィードバック、コース修了毎の個別面談、プロ化試験(トライアル)受験者への個別の評価表配布など、これまでも受講生一人ひとりのサポートに力を入れてきた。「映像翻訳VODプログラム」は、その個別サポートを“さらに手厚くする”ということになる。

「プロになった今も受講中のアドバイスが役立っている」というのは、英日・日英の両方を修了し映像翻訳者として活躍している内藤裕子さんだ。内藤さんはドイツのベルリン在住。ベルリンに移住した時から翻訳に携わる機会があったものの、その専門性や難しさを痛感し、学習の必要性を認識。海外からオンラインで学べる翻訳学校を探したところ、JVTAを発見し、映像翻訳の学習をスタートした。最終的に英日・日英両方のトライアルに合格し、英語・日本語の両字幕制作に加え、英日の文書翻訳やマーケティング関連の翻訳、英語でのコンテンツライティングや通訳まで手掛け、幅広く活動している。

経験を活かし、ドイツの日本映画祭「ニッポン・コネクション」で字幕翻訳ワークショップの講師も担当

授業中に薦められたテキストが、仕事でも役立っている
JVTAでは学習中、折に触れて講師やスタッフと個別に面談する機会がある。面談では受講生一人ひとりの学習状況を確認したり、それまでの授業を踏まえた「良いところ・改善すべきところ」などを具体的に示したりしながらアドバイスが与えられる。内藤さんが面談で印象に残っているのは、日英映像翻訳を学習している時に受けた「文法や言葉選びに関する指摘」である。ネイティブ言語が日本語の内藤さんにとって、英文法や適切な英語の単語選びは課題だった。そこで内藤さんは、授業中に講師に薦められた文法書を3冊購入。トライアル合格に向け、徹底的に学習を行った。

「英語の文法ルールからよくある間違いまで網羅した文法書、日英翻訳者による日英翻訳の解説本、そして英語の冠詞の使い方や原理を解説した専門書。この3冊を授業中に教えてもらい、実際に購入して学習しました。授業やトライアルでは、毎回指摘を受ける部分がほとんど同じ。とくに冠詞の間違いが多くありました。『冠詞なんて感覚だろう』と思っていたのですが、実際に専門書を読むと決してそうではないと理解。プロになって仕事をするようになってからも、迷うことがあればこれらのテキストを開いて確認しています」(内藤さん)

多くの講師が言及していた、「字幕の本質」
講師によるフィードバックで伝えられるのは、直すべき点だけではない。良くできた部分には褒めるコメントが入っており、それがうれしくてやる気に繋がったと内藤さんはいう。

「エクセルで字幕案を出す課題では、担当のトニー講師が細かくコメントを入れてくれました。修正点だけではなく、良い案にはGood!など書いてあって、褒められて伸びるタイプの私にとってはとてもうれしかったですね。他の講師の皆さんも、解釈や言葉のニュアンスについてなど、『修正したほうがいい理由』まで細かく書いてくれて勉強になりました」

特に印象に残っている講師のアドバイスはあるか聞いたところ、ある言葉を複数の講師に言われたという。それは「英語字幕で鑑賞する人が、日本語で見た人と同じ印象を受けるようにする」というものだ。

「日本語で不可解に表現されているセリフは、なるべく英語字幕でも不可解なままにしておく。英語字幕で見た人と日本語で見た人が受け取る情報が同じであるべきだと、何人もの講師が言っていました。それが一番印象に残っています」

違う言語で見ても、同じ印象を与えるように。それは字幕翻訳の本質である。実際に仕事をするようになってから、内藤さんはその重要性をさらに強く感じている。

翻訳スキルだけでなく、フリーランスとしての心構えも学んだ
JVTAの映像翻訳コースで学ぶのは、直接的な翻訳スキルだけではない。翻訳者に必要な調べものに関する知識や作品解釈に関する知識、またフリーランスとして働くうえで必要な知識を学ぶ授業もある。内藤さんは、フリーランスの授業でJVTA代表でもある新楽講師に言われた言葉をよく覚えている。

「新楽講師の授業で、『人がやらないことを頑張ってやるべきである』という話がありました。正直その時は、『他の人がやらないのには、何かやらない理由があるのでは?』と少し思っていました。でもフリーランスになって、人と同じことをやっていても仕事はこないということを実感します。あのアドバイスの意味が、今腑に落ちています」

授業や個別面談でもらったアドバイスを、しっかりと自分の学習に取り入れて活かす。それは簡単なようで、実は難しいことだ。その一つひとつを実行したからこそ、内藤さんは幅広い分野で翻訳スキルを活かして活躍することができている。

JVTAの「映像翻訳VODプログラム」では、これまで行ってきた個別サポートを「メンターの個別カウンセリング」「トレーナーのトレーニング・セッション」と明確に定義し、さらに強化して行っていく。100人の映像翻訳者がいれば100通りの翻訳があるように、学習の進捗や得意・不得意も受講生によって千差万別だ。受講生は自分の学習状況に合った助言・指導をもらうことで、より効率的に映像翻訳者を目指していけるだろう。

内藤裕子さん

1984年生まれ、新潟県出身。JVTAの映像翻訳Web講座・日英映像翻訳科を修了。
2015年からベルリン在住、2022年からフリーランスとして字幕翻訳や通訳、コンテンツライティングなどを行う。大学では日本文学、英国の大学院では国際政治を学んだ後、フェアトレード会社やNGOなどを経て渡独。ベルリンの気ままさが性に合うのか居心地がよく、在独10年を越えた。

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10月8日(木)開講!日本語表現力強化コース②無料説明会を開催中!

■AI時代にこそ必要とされる「日本語のプロ」
「日本語表現力強化コース① 文章理論と基本演習の講座」講師/新楽直樹

映像翻訳者やバリアフリー字幕・音声ガイド制作者は、これまでもこれからも、日本語のプロであり続けなければなりません。AIが汎用的な文章を生成する時代が来ている今こそ、その真価が問われていると強く感じています。

英日映像翻訳コースの教科書である『字幕翻訳とは何か 1枚の字幕に込められた技能と理論』の冒頭に、私は次のようなメッセージを記しました。今から6年前のことです。

時代は大きく変わろうとしている。AIが自動生成した字幕や、動画ファンが自身の機材で編集した吹き替えがプロの仕事と比較される日は、もう目の前に迫っている。「プロの映像翻訳者が生成した」というだけで、市場が字幕や吹き替えをありがたがる(相応の対価を支払う価値を認める)ことはなくなるだろう。最良の成果物を求める発注者は映像翻訳者にこう問いかけるはずだ。「あなたのようなプロが作る字幕や吹き替えは、他の方法で生成されたものと比べてどこが優れているのですか? 具体的に説明してくだい」。自らの成果物が確かな理論に基づいた技能から成り立っていることを説明できれば、映像翻訳者の仕事は選ばれ、相応の対価が維持されるだろう。しかし、この質問に答えられなければ「プロが作ったものは違うのだ」といくら主張しても相応の対価を維持することはできないだろう。

まさにその通りの時代になりました。ただし、今はまだ「AIが及第点の文章を生成することに世の人々が酔いしれている段階」。「AIにはその日本語が正しく、美しく、読者・視聴者・クライアントの求めに合致しているということを説明できないし、責任も取れない」という致命的な問題に焦点が当たるのはこれからです。

AIが生成した日本語には理論がない——。優れたファッション・デザイナーは、<見た目がいい>だけの服を作ろうとはしません。素材、細部の縫製、カラーのトレンド、時代にグルーブした(あるいは抗う)感性の表現……。様々な技能と理論、そして思いを自らの服に託し、求められればそれについていつでも語ることができるのです。

言葉を紡ぐ仕事もそれと同じではないでしょうか。AIに生成させた文章であっても、最終的に付加価値を与えて<売り物>に仕立てるのは、良質な文章の理論を学んだ「日本語のプロ」だけなのです。

本コースでは4回の課題と授業を通じて、プロの表現者に不可欠の「クリエイティブ・ライティング力」と「言語編集力」を身につけます。説得力のある構成、文頭・文末の処理、フレーズの取捨選択法、“ねじれ”のない文章を書く秘訣など、視聴者・読者が直感的に良文だと感じる書き方とその理論を学ぶコースです。

日本語を「苦手」から「得意」へ――。ぜひチャレンジしてください。

私たちが日常目にする文章を2回以上読み返すことはほぼありません。ネットニュースや新聞、PRのコピー、仕事用の書類はもちろん、映画・海外ドラマの字幕、小説まで、そのほとんどが一度目を通して終わりです。文章の作成者の側にとっては、一度しか読んでくれない“読者”にどれだけ高い質の文章を“提供”するかが問われ、それが社会・業界・社内での評価を決める大きな物差しとなっています。

JVTAは開校以来、日本語の表現力を重視し、プロの映像翻訳者を育成するための授業や大手企業の社外研修などを通じて、「一読で伝わる文章力」の大切さやそのための方法をお教えしてきました。

日本語表現力強化コースは、現代のプロの表現者に最も必要な“一読で適切に伝える”ための考え方、技術を身につけていただくための内容となっています。「いままでの文章よりも読み手が早く理解できる、内容を迷わせない文章が書けるようになる」というゴールを目指した講座です。文頭・文末の処理、取捨選択の方法、“ねじれ”のない書き方など、スピーディーに視聴者・読者に伝えるための表現方法を徹底的に学んでいきます。

JVTAで学んだ経験のある映像翻訳者、ディスクライバー、CCライターを目指している方はもとより、企業広報に関わる方、PRの世界で活躍したいと考えている方、プロの表現者としてのスキルをアップさせたいという方にも最適な講座です。
ご興味をお持ちの方は、ぜひ無料説明会にご参加ください。

 

日本語表現力強化コース①【文章理論と基本演習の講座】 一読で伝わる文章理論・技術を学ぶ


【受講期間】2026年3月15日~4月5日 毎週日曜 10:30~12:50
【回数】全4回(3月16日/3月22日/3月29日/4月5日)
【対象】

【参加形式】
リモート

【受講料】42,900円(税込)
【概要】
第1回 「新聞記事から学ぶ、品詞の使い方・選び方」
第2回 「メディア表現に不可欠な構成力・流れを作る力」
第3回 「一読で伝える文章術 一読一聴・一文一情報・文末表現 +見出しの立て方」
第4回 「リライト技法・段落・意味なしフレーズ」
※カリキュラムの詳細はこちらでご覧ください

◆日本語表現力強化コースの講師・修了生のインタビューを紹介しています。
受講を検討中の方はぜひご覧ください。詳細はこちら

受講をご検討の方へ:無料説明会を開催

本コース受講をご検討の方に向けた無料の説明会も開催します。より具体的にコースの内容を知りたい方、申込前に色々と質問をしたい方は、ぜひお気軽にご参加ください。

【開催日時】
2月18日(水)19:30-20:10
2月25日(水)19:30-20:10
3月4日(水)19:30-20:10
3月11日(水)19:30-20:10
※説明会の日程にご都合が合わない方には、個別面談も実施しております。申し込みフォームにて、「個別面談に申し込む」をお選びいただき、備考欄に希望の日時をご記入ください。
※説明会に参加されなくても講座へのお申し込みは可能です。申し込みフォームにて、「説明会に参加せずに申し込む」を選択してください。資料などをお送りいたします。


JVTAの「日本語表現力強化コース」について

JVTAでは日本語のプロフェッショナルを目指す方、より日本語のレベルを高めたい方に向け、2種類の日本語表現力強化コースを設けています。

「日本語表現力強化コース②【徹底した個別添削の講座】実務を模した課題と添削で魅力的な文章を書く技術を学ぶ(全4回)」は、徹底した前課題の添削と、講義内での前課題を中心としたフィードバックに主眼を置いた内容です。②では、講義の冒頭から各自の前課題の添削内容のシェアとともに、その表現を生み出した過程・考え方についての確認を通して、受講生一人ひとりに的確な指導・アドバイスを繰り返し行います。また、「読み手にとって魅力的な表現を生み出すスキル」を実際に身につけていただけるよう講義内での自他原稿の加筆修正の時間を設けています。
次期開講に関しては詳細が決まり次第ウェブサイトでご案内します。


「挫折した経験もすべて武器になる」――劣等感を乗り越え、映像翻訳者へ。プロへの道を支えたJVTAの「個別サポート」の魅力とは?

JVTAでは2026年10月期より、映像翻訳コースがリニューアル。「映像翻訳VODプログラム」として、“オンデマンド授業+個別サポート”の新形式へと生まれ変わる。30年の映像翻訳者育成で培ったノウハウを詰め込んだ「VOD授業」と、JVTAが大切にしてきた“個別に寄り添う指導”をパワーアップさせたトレーナー&メンターによる面談で、プロの映像翻訳者を育成する。

JVTAでは課題のフィードバック、コース修了毎の個別面談、プロ化試験(トライアル)受験者への個別の評価表配布など、これまでも受講生一人ひとりのサポートに力を入れてきた。「映像翻訳VODプログラム」は、その個別サポートを“さらに手厚くする”ということになる。

「受講中の個別面談やアドバイスが役に立った」というのは、英日映像翻訳者として活躍している水野可南子さんだ。水野さんはかつてミュージカルや演劇の世界を目指していたが、けがによって挫折。しかし、子育てのキリの良いタイミングで「自分の人生を生きたい」と決意した。①映画やドラマなど、好きなものに関われる、②子育てをしながら在宅でできる、③エンドロールに名前が出る、という自分の希望をすべて満たすのが映像翻訳だと考え、一念発起してJVTAに入学。努力を実らせ、現在は映像翻訳者としてミュージカル映画やアニメーション映画、情報番組などの翻訳に携わっている。

一歩踏み出したきっかけは、「入学前の個別相談」で言われた一言
水野さんが映像翻訳を学ぶ場としてJVTAを選んだ理由は何か。翻訳受発注部門が併設されており、卒業後にプロとして仕事をする道筋が整っていることも魅力のひとつだったが、最終的に水野さんの背中を大きく押したのがスクールスタッフによる個別相談だ。

「入学前の個別相談では、スクールの方が受講や修了後のトライアルの詳細に加え、プロへの道のりは決して楽ではないことも包み隠さず話してくれました。そのうえで、もし受講中にくじけそうになった場合にはこんなサポートがある、と代替案までも提示してくれました。私が演劇・ミュージカルで挫折した経験を話すと『映像翻訳ではどんな経験も大きな武器になる』という言葉をくれました。実際にプロになってミュージカル関連の番組にも携わり、自分が歩んできた道は無駄ではなかったのだと心が救われた思いです。この最初の相談があったから、私は映像翻訳者への一歩を踏み出せました」(水野さん)

「ここまで見てくれるのか!」多人数クラスでも実感した手厚い個別添削
水野さんが受講した当時はライブ配信の授業形式。1クラスに十数人の受講生が集まって学習していた。講師は毎週受講生から提出された課題を確認し、個別に添削したり授業内で取り上げてフィードバックをしたりしていた。

1人の講師が数十人の課題をまとめて見るとなると、一人ひとりへの指導が甘くなるのでは?と考える人もいるだろう。しかし、受講中に水野さんがそう感じたことはなかったという。むしろ、「クラスの人数に関わらず、一人ひとり丁寧に見てくれていることに驚いた」と話す。

「どの先生も、提出された課題をとても丁寧に見てくれていました。特に印象に残っているのは、桜井講師のフィードバックです。その授業ではエクセルを使って字幕案を提出したのですが、一つひとつの字幕を確認し、私が不得意な部分や癖になっているところを分析し、種類ごとにセルを色分けし指摘してくれました」(水野さん)

このフィードバックに感銘を受けた水野さんは、その後他の授業の課題でも、自分なりに分析し色分けを実施。これを繰り返したことで、自分の直すべきところ、ブラッシュアップすべきところが客観的にみられるようになったという。

講師と話す水野さん

劣等感に寄り添ってくれた講師のアドバイスが、プロになってからも支えに
学習中、精神面で支えになった言葉もある。自分の翻訳に自信が持てず、「他の受講生に比べて自分ができていないのではないか」と常に劣等感を抱えていたという水野さん。段々自信がなくなってしまい、進級時の個別面談で講師に相談した。その際にもらったのが、「悩むのは真面目な証拠」という言葉だ。

「その時は、藤田奈緒講師が面談の担当でした。自信が持てず悩んでいるということを話すと、『悩むのは真面目な証拠で、悪いことではない』『受講が終わるまでに自信を持てるようになっていれば大丈夫』と力強く励ましてくれました。そして私の授業の評価表を一緒に見ながら、どこをどう改善すればいいのか一緒に時間をかけて考えてくれました」(水野さん)

藤田講師のアドバイスをもとに、「自信を持つ」ことも一つの目標にして学習。自分の翻訳原稿に自信を持つには、「やりきった!」と思えるほど見直すことが必要だろうと考え、作業スケジュールを徹底し、翻訳後に複数回見直し・修正ができるようなスケジュールを立てるように心がけた。

その経験が活き、プロになった今も作業スケジュールをしっかり立てる癖がついている。「これだけ見直したんだから大丈夫!」と、自信を持って納品できるようにもなった。翻訳技術だけでなく、「プロとして仕事をする」ことを前提にメンタル面もアドバイスをもらったことが、今の仕事に繋がっている。

金言をまとめたシートをお守りに。見返すことで初心を思い出す
桜井講師や藤田講師以外にも、あらゆる講師から多くのアドバイスをもらった。水野さんは受講中に講師からもらった言葉、授業外のセミナーなどで心に残った言葉を、一枚のワードにまとめ残しているという。「字幕について」「吹き替えについて」「調べものについて」など、分野別に分けてまとめ、仕事で悩んだ時にはそのワードを見返している。それらを見返すことで、初心を思い出しているそうだ。

水野さんがプロとして活躍する背景には、映像翻訳者としてのスキルの指導だけでなく、一人ひとりの悩みや経験に寄り添う「手厚い個別アドバイス」があった。今後のJVTAは「映像翻訳者VODプログラム」で、これまで以上に受講生に寄り添い映像翻訳者育成をおこなっていく。

水野可南子さん
2025年にJVTA英日映像翻訳科を修了。現在は英日映像翻訳者として実写映画、アニメ映画、情報番組、バラエティー番組、企業向けPR動画などの日本語字幕翻訳や字幕チェックなどを担当。大好きなミュージカルの知識を活かし、関連番組の字幕制作にも携わっている。

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遠い国の問題から「主食の崩壊」まで。学生インターンが字幕翻訳を通してみた、社会課題の現実

「WATCH 2026: For a Sustainable Future(以下、WATCH 2026)」は、国内外の大学生がSDGsをテーマにしたドキュメンタリー作品の字幕翻訳を手掛け、その上映とトークセッションなどを行うインターンシップ・プログラムだ。JVTAが主催、東京外国語大学(東京都府中市)が共催、神戸市外国語大学(兵庫県神戸市)が協力となる産学連携のプログラムで、今年は国内外から約25名の大学生がインターンとして参加。上映作品に日本語字幕・英語字幕をつけ、さらに上映イベントの企画・運営・広報をインターン生が主体となって行ってきた。

翻訳した作品の上映は、オンラインでのオンデマンド上映と東京外国語大学の「TUFS Cinema」で行われた。「TUFS Cinema」での上映には、作品テーマに関連したゲストによるトークセッションも実施。会場には100名以上の方が集まり、熱気あふれる一日となった。

「何を食べて生きていくのか?」真剣に考えなくてはならない米問題
一本目の上映作品は『主食、崩壊危機。』という日本発の短編ドキュメンタリーだ。同作のテーマは、高齢化が進み作り手の数が急激に減少している「米」。「令和の百姓一揆」を起こして所得補償を訴える小規模農家と、革命的手法を取り入れ効率化を図る大規模農家という対照的な農家への取材を通し、日本の米作りを考えるドキュメンタリーである。インターン生による英語字幕つきで上映された。

上映後のトークセッションには、同作の映像ディレクターである佐藤洋紀さんがゲストとして登壇。英語字幕制作に携わった東京外国語大学の山本真奈美さんと、交換留学生のオースティン・サバロさんが聞き手となって行われた。

自身も農家の家系に生まれた佐藤さんは農業を継ぐ人がいないという現実を目の当たりにしており、以前から農業問題に関心が高かった。そんな中、渋谷での農業従事者によるデモがあると聞きカメラを回したことで同作の制作がスタートしたという。

インターン生の山本さんは「お米の値段の変動については、よくテレビなどで目にしていたが、その背景にある問題に関してはあまり報道されてない印象」だと言い、なぜ農家の問題が社会に伝わりづらいのか?と佐藤さんに質問。佐藤さんは、「農家の問題となると、自分の事という意識から遠ざかるように感じるのでは」と答えた。

「お米の値段や流通の問題は消費者の関心が高いので、メディアで取り上げられやすいのです。でも根本的な問題である『農家がいなくなること』の背景は非常に複雑で、踏み込んでいっても結果的に『自分には分からない』となってしまうのではと思います。でも、だからこそ私はその根本的な問題を掘り下げたいと思っています」(佐藤さん)

同作の翻訳に携わったことで日本の農業問題を知るきっかけになったという山本さんとオースティンさん。2人は「この問題のために、自分達にできることはあるか?」を佐藤さんに問いかけた。

「何を食べて、これから生きていきたいのか。それを真剣に考えなくてはいけません。当たり前にお米を食べていますが、これからはそれが当たり前でなくなるかもしれません。」(佐藤さん)

「何を食べてこれから生きていくのか」。佐藤さんのその言葉は会場に集まった観客に深く刺さった。それを裏付けるように、トークセッションの最後には会場から「農業という職業が選ばれない理由は?」「儲かるなら人はやるのか?」「所得補償をすれば解決なのか?」など、熱心な質問が投げかけられた。さらには、セッション修了後の休憩時間に佐藤さんに直接質問をしに行く学生たちもいた。

映画とトークセッションを通して、自分達の周りに存在するのが当たり前だと思っていた「米」に対しての危機感を強めたようだ。

この映画が突き付けているのは、不平等の問題
2本目の上映作品は『アマニを探して~少年が見た大地の真実~』という、ケニアを舞台にした長編ドキュメンタリー。ジャーナリストを志望する少年が、ケニアの自然保護区で起きた父親の不可解な殺害事件の真相を追い、その過程で地域を取り巻くさまざまな問題を目の当たりにするという物語だ。こちらはインターン生による日本語字幕つきで上映された。

上映後のトークセッションのゲストは、東京外国語大学 大学院総合国際学研究院・准教授の大石高典先生。東京外国語大学の河野凪さんが聞き手となり、ケニアや周辺国で起きている干ばつ問題の詳細やアフリカの自然保護区の成り立ちなどについて聞いた。

同作では、土地を追われた放牧民が保護区内を放火するというシーンがある。同シーンでは主人公のサイモンが「どうしても家畜のための牧草が欲しくて放火をしたのだろう」という旨の発言をする。このシーンについて、大石先生は次のように情報を補足した。

「サイモンは『なんとしても牧草が欲しいのだろう』と言っていましたが、実はそれだけではないんです。牧草地に火入れをすることは、それによって新芽を促すという効果があります。そしてその新芽は、家畜にとってとても栄養のある餌なのです。しかし乾燥によって、その火が延焼してしまい畑が燃えてしまったりする。これは、実はアフリカ全体でよくある問題なんです」(大石先生)

大石先生の解説により、アフリカ地域の干ばつ問題とそれに端を発した紛争問題、治安問題や経済事情などを理解し、映画内の各出来事に対する解像度が深まった。本トークセッションの最後にも、会場に集まった観客から多くの質問が寄せられた。参加者にとって、遠い世界の出来事だと思っていたアフリカのさまざまな問題に対して、イベントを通して「他人事で片付けてはいけない」という気持ちになったのだろう。

「この映画は、表面的に捉えれば気候変動がテーマだと言いたくなりますが、本当に突き付けられているのは不平等の問題です。なぜ、一握りの白人の富裕層が巨大な牧草地を支配しているのか?不平等の問題が問い直されない限り、紛争は繰り返されます。歴史的な背景を学んだ上で、何ができるか考える必要があります」(大石先生)

一部の人間による土地支配と先住民の抵抗によって起きる衝突は、アフリカだけで起きているものではない。現在、世界の各地で「土地・資源をめぐる人間同士の衝突」が起きている。今回の映画上映とトークセッションは、アフリカだけでなく世界中の問題を考えることに繋がる機会となった。

「WATCH 2026」のインターンシップ・プログラムの概要や上映作品情報は、公式HPで掲載している。さらにInstagramとnote、Xでは、インターン生視点での字幕翻訳の感想や、上映作品に関連するSDGsの国際目標についても詳しく解説。作品上映期間は終了したが、WATCH 2026の活動に少しでも興味を持った方は、ぜひこちらもチェックしてほしい。

「WATCH 2026」がインターン生、そして映画をご覧になったすべての人にとって、社会課題を考える大きな一歩になっていることを願っている。

▶WATCH 2026公式サイト
▶公式Instagram
▶公式note
▶公式X

◆【映像翻訳VODプログラムを2026年10月より開講!】
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※受付終了※【サマースクール2026】How Manga Crosses Borders: Inside the World of Manga Translation

~AIの時代だからこそ、翻訳はもっと面白い~
JVTAサマースクール 2026 参加受付中!

2026年9月12日(土)10:00-11:00 JST ※日本時間 ※受付終了
オンライン開催/参加無料
September 12th, 2026 (Saturday) 10:00-11:00 am JST
September 11th, 2026 (Friday) 6:00-7:00 pm PDT
Held online over Zoom – Free to participate!

In this very special seminar, we invite award-winning manga translation editor Sarah Tangney to share her experiences and give you an inside look into the world of manga localization and publishing. Sarah currently works for the global branch of Square Enix’s publishing division. We’ll hear from her about what goes into manga translation and editing, what the the process of translating and publishing manga in English looks like, what skills she looks for in manga translators, and more. We’ll also hear more about specific titles Sarah has worked on and what it was like bringing those titles to bookshelves around the world.

You don’t need to be a translator yourself – if you’re a manga fan and want to learn more about the behind-the-scenes process of bringing manga to English-speaking audiences, don’t miss this seminar!

Please join us if any of the following apply to you!
・You are interested in learning more about Japanese-to-English manga translation
・You are interested in manga or translation in general
・You want to know more about how English versions of manga are made
・You are currently studying Japanese
・You are a Japanese-to-English translator who doesn’t have experience in manga translation and you want to learn more about what it’s really like

What we’ll cover:
-Sarah’s background as a manga translation editor and titles she has worked on
-What manga translation/editing work entails
-What the process of translating a manga into English and publishing it looks like
-What skills manga translators need to have/what Sarah looks for in a manga translator
-Anecdotes from Sarah about manga titles she has worked on

【登壇者】

Sarah Tangney
Sarah is a US-based manga editor at Square Enix Manga & Books. She began her localization career in Tokyo, working at a series of mobile game publishers, before moving back to the US and transitioning to freelance J-E translator and editor. As a freelancer, she focused on light novels, visual novels, mobile games, and console video games (including Nintendo Switch games Rune Factory 5 and Fire Emblem Warriors: Three Hopes). Since 2022, she has been in-house as an editor assigned to Square Enix titles such as Cherry Magic!, Tokyo Aliens, My Happy Marriage, and many others, preparing them for English-language print publication. In 2025, one of her titles (The Otaku Love Connection, translated by minami) won an American Manga Award for Best Translation.

Jessi Nuss (J-E Course Director and Instructor at JVTA)
Originally from California in the US, Jessi oversees the content and management of JVTA’s Japanese-to-English Media Translation Course, and is also involved in teaching classes and seminars related to J-E media translation. A longtime Japanese pop culture enthusiast, she loves the challenge that J-E media translation presents, and sharing the fun of it with students at JVTA.

~AIの時代だからこそ、翻訳はもっと面白い~
JVTAサマースクール 2026 参加受付中!

開催期間:2026年8月21日(金)~2026年9月15日(火)

語学学習者・プロを目指す人から現役のプロも大歓迎!
必見のセミナーが目白押しです!!
~1セミナーごとに完結 ・無料セミナー多数 ・複数参加可能~

ラインナップは▶こちら

日程:2026年9月12日(土)10:00~11:00 ※日本時間 ※受付終了

参加費:無料
参加方法:オンライン(Zoom使用)
対象者:どなたでも参加可(海外からの参加も可)
申込方法: 以下の申し込みフォームからお申込みください。
参加受付期限:2026 年9月12日(土)9:00

September 12th, 2026 (Saturday) 10:00-11:00 am JST
September 11th, 2026 (Friday) 6:00-7:00 pm PDT
Held online over Zoom – anyone can join, and it’s free!
To sign up, please fill out the form below.
After signing up, you’ll receive an email that contains a Zoom link for the seminar.
Deadline to sign up: 9:00 am on September 12th, JST

その他のお問い合わせはこちらのアドレスにてメールで受け付けております。
   seminar(at)@jvta.net
   ※(at)は@に置き換えてください。

◆【映像翻訳VODプログラムを2026年10月より開講!】
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※受付終了【サマースクール2026】「新・通訳」ってどんな仕事?~通訳との違いは? 英語のレベルは? 収入は?~

~AIの時代だからこそ、翻訳はもっと面白い~
JVTAサマースクール 2026 参加受付中!

2026年9月4日(金)19:30-20:45 ※日本時間 ※受付終了
オンライン開催/参加無料

今、日本のあちこちで「新・通訳者(バイリンガル・コミュニケーター)」を求める声が広がっています。会議や商談に見られる<通訳>とは異なり、イベント・展示会・交流会・ツアーや異文化体験、さらには外国人の方々の暮らしのサポートなど、国際化した日本のあらゆるシーンで「言葉と心の橋渡し役」を務めるのが新・通訳者です。時にはステージでバイリンガルMCの役を担い、時には催しの舞台裏で相談者に寄り添う…。地元の名所旧跡や特産品を英語で魅力的にプレゼンテーションするのも新・通訳者の役割です。
セミナーでは富山・広島・東京でご活躍中の3名に、お仕事の具体的な依頼や求められる英語力、発声法やホスピタリティなど+αのスキル、収入、力の伸ばし方などについて、座談会形式でお話しいただきます。
AIでは代替できない役割で、学んできた英語の力を発揮したい――。詳しく知りたい方は奮ってご参加ください。

【こんな方におススメ!】
・「新・通訳」について知りたい方
・語学力を活かした仕事に就きたい方
・通訳訓練に興味がある方
・通訳業務にご興味がある方
・語学人材として仕事の幅を広げたい方

【当日の内容(予定)】
・仕事の流れから収入の仕組みまで大公開
・英語力以外で求められるスキルとは?
・私流の仕事の広げ方
・「新・通訳」としておさえておくべきスキル

【登壇者】

梅田実代(バイリンガルMC)
大学在学中にFMラジオ局で翻訳者としてのキャリアをスタート。外国人弁護士秘書や通信社のニュース翻訳者を経て、日本映像翻訳アカデミーで学んだ後、映像翻訳者として独立。「SPORTS CENTER USA」の放送翻訳を通して自分の声で伝える楽しさに目覚める。さらに友人の結婚披露パーティで日英司会を頼まれたのをきっかけにMCの道へ。現在はG20をはじめとする省庁主催の国際会議・レセプションや国際学会を中心に、日本全国で英語MC・日英バイリンガルMCとして活動中。

安永あこ(広島県地域通訳案内士)
大学卒業後、テレビ・ラジオ兼営の放送局で11年間勤務。事件担当記者や、ワイド番組ディレクターなどを経験。在局中に字幕翻訳業務に携わったことをきっかけに日本映像翻訳アカデミーで英日字幕翻訳科を受講。全課程修了後、日米共同運営の研究機関広報部門へ転職。海外からの視察者対応や、学術論文の市民向け資料(英日版)作成などに従事。英語力を上げる機会を得るため、広島県地域通訳案内士を取得。主に週末に平和公園や宮島で通訳ガイド活動をしている。さらに広島で通訳案内士として活動する中で、通訳業務の依頼が増加。直近では海外美術館キュレーターと伝統工芸職人とのインタビューを通訳。

藤田彩乃(新・通訳、JVTAロサンゼルス社外取締役)
日本映像翻訳アカデミー(JVTA)東京校を修了後、メディア・トランスレーション・センター(MTC)にて映像翻訳者、映像翻訳ディレクターを務める。日本映像翻訳アカデミーのロサンゼルス校設立のため2008年に渡米。通訳・翻訳学校&エージェントの運営や受講生指導に8年間携わった後、帰国。現在は出身地の富山市にて通訳・翻訳者・講師として活動中。2016年5月に開催された富山環境大臣会合では、ボランティア通訳の研修講師、通訳に加え、地元主催歓迎レセプションの英語司会を務めた。2016年11月に開催されるレジリエントシティ・サミットでも本会議とレセプションの日本語・英語司会を務めた。

~AIの時代だからこそ、翻訳はもっと面白い~
JVTAサマースクール 2026 参加受付中!

開催期間:2026年8月21日(金)~2026年9月15日(火)

語学学習者・プロを目指す人から現役のプロも大歓迎!
必見のセミナーが目白押しです!!
~1セミナーごとに完結 ・無料セミナー多数 ・複数参加可能~

ラインナップは▶こちら

日程:2026年9月4日(金)19:30~20:45 ※日本時間 ※受付終了

参加費:無料
参加方法:オンライン(Zoom使用)
対象者:どなたでも参加可(海外からの参加も可)
申込方法: 以下の申し込みフォームからお申込みください。
参加受付期限:2026 年9月4日(金)18:30

その他のお問い合わせはこちらのアドレスにてメールで受け付けております。
   seminar(at)@jvta.net
   ※(at)は@に置き換えてください。

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