News
NEWS
voiceinTYO

GWメルマガ企画 「これが私の人生を変えた!」JVTAスタッフの“お宝”、披露します!【後編】

GWメルマガ企画 「これが私の人生を変えた!」JVTAスタッフの“お宝”、披露します!【後編】

皆さんが、「映像翻訳を学びたい」と思ったきっかけは何ですか?

初めて映画館で観た映画や、学生時代にヘビロテで聴いていた音楽、何度も読み返した小説や漫画…、JVTAの受講生・修了生の皆さんにはそれぞれに深い思い入れのある大切な作品(アーティスト)があるのではないでしょうか。

今年のJVTAのGW特別企画では、6人のスタッフが人生を変えた作品やアーティストとの出逢いや選んだ理由、仕事に活かされていることなど熱い想いを、お宝アイテムと共に紹介します。

【前編】はこちら

【質問】※全員共通です
1.人生に大きな影響を与えた作品やアーティスト
2.その作品やアーティストを選んだ理由
3.その作品やアーティストから受け取ったメッセージや仕事に活かされていること

デクの成長物語が尊い
◆佐藤真珠:GCS(グローバル・コミュニケーション・サポート)
1.『僕のヒーローアカデミア』

2.『僕のヒーローアカデミア』には、大学生の時に出会いました。その後、原作のコミックも読み、堀越耕平先生の原画展にも足を運んでいます。私の一番の推しは、主人公のデク(緑谷出久)と、幼馴染の爆豪勝己です。彼らのカードを入れたアクリルキーホルダーやグッズを入れたポーチを手作りし、いつもカバンに着けて持ち歩き、パワーをもらっています。私自身はどうしても楽な方を選びがちですが、デクはヒーロー養成の学校に通い、敵(ヴィラン)から人々や社会を守るヒーローになるために、日々努力を続けています。デクにとっては人を助けることが、自分のためでもある。こういう彼の成長を追っていけることが尊いんです。

※デクのカードやグッズをいれた手作りのグッズ

3.私はアメリカ生まれ、アメリカ育ちなのですが、日本のアニメは昔から見ていました。アメリカで日本のアニメを観る時は、英語字幕付きの映像が多かったので、私にとって英語字幕は身近な存在でした、とはいえ、私は日本語が分かるので当時はそこまで真剣に字幕を見ていませんでした。でも、日本語が分からない視聴者にとって英語字幕は作品を理解するための重要なツールだという実感があります。ですから、翻訳ディレクターとして英語字幕に携わっていることは嬉しいですね。アニメのファンは定訳やキャラクター設定などに強いこだわりがあります。私も一ファンとしてその想いはよくわかるので、作品の解釈はもちろん、ファンが見て違和感がなく、喜んでもらえるような字幕を目指したいと考えています。日英の受講生の皆さんにはアニメをきっかけに日本語や字幕に興味を持った人が少なくありません。私自身も映像翻訳を通じてファンとしての想いを活かせる仕事に出会えました。

声優さんの声の聴き分けが特技に!
◆武田和佳奈:バリアフリー事業部
1.アニメの声優(緑川光、平川大輔他多数)

2.小学生の時にアニメ『SLAM DUNK』を見て、流川楓を演じる声優、緑川光さんの大ファンに。彼の出演作を追ううちに、平川大輔さん、森川智之さん、櫻井孝宏さん、小野大輔さん、神谷浩史さんなど多くの声優さんにハマリました。声優好きが高じて、アニメ関連の職場で働いていたこともあります。当時、ゲームとドラマCDを制作する現場(出演は緑川さんを含む豪華声優陣)に携わり、声優の平川大輔さんのレコーディングに立ち会う機会がありました。平川さんからは、キャラの性格や会話する相手との関係性を踏まえて語尾や敬語など繊細なニュアンスについてのご提案をいただきました。声優さんは収録現場でこんな風に命を吹き込んでいくのかと大きな学びがありました。これはその時に頂いた平川さんの直筆サインです。

※平川大輔さんの直筆サイン

3.現在は聞こえない人も映像作品を楽しめるバリアフリー字幕のディレクションをしています。平川さんとの収録の経験から、台本にはない細かなアドリブ、ニュアンス、息遣いなども含め、できるだけ字幕で再現できるように心がけています。実は“声優ヲタク”の知識がアニメの字幕づくりにとても役に立っています。バリアフリーの字幕ではセリフの前に話者名を付けるのですが、古い作品などは台本がないことも。そんな時、声優さんの声の聴き分けで話者を特定することができるのです。声優さんは役によってさまざまな声色を持っているので、作品ごとではなく、声優さんの声を熟知していたことが得意分野になりました!ヲタクの知識はつい“隠しがち”ですが、エンタメ業界ではそれが大事な知識になるので、ぜひバリアフリー字幕の分野で特技を発揮してほしいですね!

宝塚歌劇団は観るエナジードリンク
◆渡邊優那:スクール部門
1.宝塚歌劇団

2.宝塚歌劇団は、私の人生の原動力そのものです。舞台に立つ80名近いタカラジェンヌ全員が「最高の作品を届ける」という思いで共鳴し、全身全霊で放つエネルギーに10年近く心を奪われ続けています。観劇後は「このために生まれてきた。今なら何でもやり遂げられる」と、まさに「観るエナジードリンク」のような活力を貰っています。また、宝塚は私を「好きなことに向かってアクセル全開で行動できる人」に変えてくれました。中学生の頃、ネット環境がない中で情報を得るため、バレエのレッスン帰りに大急ぎで着替えを済ませ、バスが来る数分間だけ書店で雑誌を貪り読んだ経験は、今も私の根底にあります。チケット確保に奮闘したりFC入会の為にファンレターを書いたりと、自ら動かなければ手に入らない世界での経験が、「好きだ!」という純粋な衝動を行動力へと変え、目標に向かって全力で進む今の私を形作ってくれました。

※ずっと自室に飾っている大切な一枚。当時は左端の真風涼帆(まかぜすずほ)さんがトップスターだったが、現在は右端に写る桜木(さくらぎ)みなとさんがトップに。また奇跡のチケット(1階1列目)2枚は、伝説的トップスター礼真琴(れいまこと)さんの退団公演と、そのバトンを受け継ぐ暁千星(あかつきちせい)さんのお披露目公演のもの。

3.宝塚を好きになったことで「熱意を込めた言葉は、必ず相手に届く」という教訓を実体験から受け取りました。高校3年生の時、専門誌『宝塚GRAPH』の懸賞で、宙組スターの集合写真に一目惚れし「この写真を横断幕にして家に掲げたい!」と熱い想いを込めて人生初の応募ハガキを書きました。見事当選し、世界に一枚のサイン入り写真を手にした時の喜びは、今も鮮明に覚えています。振り返ってみると、自分の言葉に込めた「想い」が誰かの心を動かしたという体験は、映像翻訳という言葉の仕事の原点になっているのかもしれません。また、日常生活やお仕事で大変なことがあっても「徳を積めちゃった!SS席が当たるかも」と、全てを前向きなエネルギーに変換して頑張れるのも、宝塚のおかげです。


皆さんの人生を変えた作品(アーティスト)は何ですか?
映像作品を観る視聴者の多くはその作品や出演者のファンです。ファンが見て違和感のない字幕や吹き替えを作るには、ファンの目線が役立つはす。皆さんも大切な作品への想いを大切にし、アピールしてぜひ翻訳者として携わってください。

◆【映像翻訳科 次期開講は2026年10月予定】
映像翻訳にご興味をお持ちの方に向け、リモート個別相談を開催しています。映像翻訳の詳細はJVTAのカリキュラム等についてマンツーマンでご説明します。お気軽にご参加ください。
※詳細・お申し込みはこちら