【北米タイムゾーン在住者】2023年4月期JVTAロサンゼルス校開講。最大$3,000支給の奨学生も募集中
【JVTAロサンゼルス校】2023年4月入学 受講生を募集中!
ハワイ、フロリダ、ニューヨーク、サンフランシスコなど
北米各地にお住いの受講生が学んでいます
アメリカ在住者も奨学生に応募可能
日本映像翻訳アカデミー(JVTA)ロサンゼルス校は、カリフォルニア州教育局から認可を受けた通訳・翻訳の職業訓練校です。当校では、留学生の他にアメリカにお住いの方も映像翻訳、実務翻訳、通訳を学んでいます。「通訳・翻訳を学びたいけど何から始めたらよいのか分からない」「料金やカリキュラムが知りたい」という方は、リモートでのイベントにご参加ください。
なお、現在、当校では法人設立15周年を記念して、奨学生の募集を実施しております。合格者には最大$3,000を支給。将来的に翻訳・通訳の仕事に携わっていこうというキャリアプランを持っている方や、世界を視野に入れて活躍したいという意欲的な人材に、専門スキルを学ぶ機会を提供するものです。リモート学校説明会では、奨学生の応募要項についても詳しく説明しますので、奮ってご参加ください。
奨学生の詳細情報は▶こちらから
【開催日程】
リモート学校説明会(奨学生の説明含む)
無料/リモートZoom開催
◆2月4日(土)午前10時~午前11時 ※LA時間
◆2月9日(木)午後7時~午後8時 ※LA時間
【内容】
・開講クラス、授業内容、スケジュール
・受講料、入学の手順
・受講生・修了生の活動状況
・奨学生募集要項、応募手順
・質疑応答
【参加対象】
・通訳・翻訳を学んでみたいけど、何から始めたらいいのか分からない
・子育てや会社勤めをしながら、空いた時間に在宅でできる仕事がしたい
・通訳・翻訳スキルを身につけてバイリンガル業務に役立てたい
・中途半場な語学力をブラッシュアップさせたい
・海外ドラマや映画が好き
・奨学生について詳しく知りたい
【開催形式】
リモート開催(Zoom)
申込完了した方のみに参加情報をEメールでご案内いたします。
【ご用意いただくもの】
PCまたはタブレット
カメラ(PC内蔵のものでもOK)
マイク(PC内蔵のものでもOK)※質問をしていただく際に必要です。
安定したネット接続の環境
※よりクリアにお聴きいただくために、ヘッドホンかイヤホンのご使用をおすすめしています。
※当日はZoomミーティング形式で開催します。説明会専任スタッフに直接質問することが可能です。
【参加費】
無料
【ご予約・お問い合わせ先】
下記のフォームよりお申し込みください。または参加をご希望の学校説明会の開催日程、氏名(フルネーム)、電話番号、Eメールアドレスを記載の上、以下の宛先にご連絡ください。
Email:contact@jvta-la.com
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【ロサンゼルス校についてもっと知りたい方はこちら】
◆個別カウンセリングも承っております。▶こちら
◆ロサンゼルス校受講生の小川恵里奈さんのインタビューは▶こちら
◆ロサンゼルス校で開催したトークイベント「子育てと仕事の両立方法とは?~ママ×映像翻訳者inアメリカ~」のレポートは▶こちら
◆ロサンゼルス校修了生で講師さんのマクラウドゆかさんのインタビューは▶こちら
◆修了生柳田眞由乃さんのインタビューは、▶こちら
◆ロサンゼルス校修了生で講師さんの古川晴子さんのインタビューは▶こちら
◆ロサンゼルス校の通訳クラス講師であるオルセン由紀さんのインタビューは▶こちら
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ロサンゼルスに親子留学! 子供は現地校へ、母は翻訳学校へ入学
長年憧れだった映像翻訳を学ぶため、約3年間JVTAロサンゼルス校に留学した山西貴美子さん。自身の留学に加えて、2人の子供を帯同する親子留学を実現させた。山西さんはまず、JVTAとアルクで共同開発した映像翻訳Web講座で映像翻訳の学習を開始。その後、留学先のロサンゼルス校で通訳や映像翻訳などを学んだ。当時、小学生だった子供たちとのアメリカ生活や山西さん自身のJVTAでの学びについて話を聞いた。
●東京のインターナショナルスクールvsロサンゼルス留学(現地校)
山西さんは、関西で英語学校と留学斡旋会社を運営し、当時、2人の子供はインターナショナルスクールに通っていた。子供の教育と自身のキャリアについて試行錯誤していた時期に、まずは子供のことを優先し、東京にある質の高いインターナショナルスクールへの進学を検討する。しかし、そこで関西から東京への転居費用と教育費を考えた際、子供たちをアメリカの現地校に通わせるロサンゼルス留学の費用とあまり差がないことに気づいた。「真の英語力は現地での体験なしでは会得できません」と山西さんは断言する。子供たちに本場の英語環境を与えられると同時に、山西さん自身も長年興味があった映像翻訳の勉強ができる。この2つを実現できるのが、JVTAロサンゼルス校への留学だったのだ。
●親子留学は事前準備を徹底すること
留学準備には、約4カ月間かけた。ビザ申請においては懸念があったので、書類の準備は慎重に進めた。アメリカ大使館宛てのレター作成や面接練習などJVTAの学校スタッフのサポートのもと、漏れがないように一つひとつ丁寧に準備。同時に、現地の日本語情報サイトを利用して、生活情報を収集した。住居探しでは、現地にいる日本人の仲介人とコンタクトを取り、子供同伴でも安全な地域を選択。渡米当初は、アパートを借りていたが、その後、一軒家へと移り住んだ。「引っ越しが功を奏し、心優しい大家さんや近所の方々にもめぐり逢い、私たち親子を受け入れてくれる人がいる環境に身を置くことができました」と笑顔で語ってくれた。
●子供はロサンゼルスの現地校へ入学。学校選びのコツは?
アメリカでは住むエリアによって通学する学校が決まる「学区制度」がある。学区のランクは1から10まであり、高いと学びの環境も整っている。山西さんは、学校ランクが7以上を条件にしていた。住むエリアは、山西さんが通うJVTAロサンゼルス校にも通学圏内のレドンドビーチエリアを選択。学校ランクは7以上で、ご自身の希望にもマッチした環境だった。現地に到着してから小学校の校長先生にメールを出し、学校を訪問。必要書類を提出して、子供の転入も無事にクリアした。
●アメリカ生活で通訳・翻訳に必要な基礎的な語学力を磨く
ロサンゼルス校は、英日・日英の通訳、実務翻訳、映像翻訳を学べる全日制コースを提供している。留学生の年齢層は、20代後半~30代が主で、40代、50代の留学生もいる。山西さんのように家族帯同の留学生もいれば、ミッドキャリアの方や大学生など、バッググランドはさまざまだ。ロサンゼルス校では、通訳と翻訳に必要な基礎的な語学力を強化しながら、言葉のプロに必要なスキルを学ぶ。
山西さんは、通訳のためのコミュニケーションクラスで、日本人が苦手とする発音やイントネーションを徹底的に改善できたと話す。通訳者には、相手に伝わる英語と日本語のデリバリー能力が求められ、英語の正しい発音も重要な要素だ。さらに英語がメインの環境に身を置くことで、英語でアウトプットをする機会が増えたことも功を奏した。
●両立のコツは自分の学びの時間と子供との時間のメリハリ
留学中に自身の学びと子育てをどう両立したのか?山西さん自身は留学生としてクラスを受講したり、翻訳の課題に取り組んだり、学習時間を確保する必要がある。朝、子供を学校に送り届けてからが、自由が利く時間。子供たちをアフタースクールにも通わせていたので、そこでも自分の時間を確保することできる。それらの時間を活用し、翻訳クラスの課題や、通訳クラスの予習に取り組んだ。子供を学校からピックアップしてからは、彼らとの時間を優先した。週末はサッカーや水泳など子供の習い事で出会ったママ友やパパ友、現地の子供たちと過ごす機会もあり、プライベートも充実していた。「アメリカの子育てはパパの活躍がすごくて驚きました。自ら送り迎えしてくれたり、子供たちを旅行に誘ってくれたり、私にも気さくに声をかけてくれました」アメリカ式子育てを経験できたのは、現地生活ならではだ。
※息子さんの習い事がアメリカの子育てについて学ぶ機会に
●留学したいが一歩踏み出せない方へ
山西さん自身、留学前は初めてのことに不安で眠れない日があった。「大きな決断をする時、不安はつきものです。マイナスなことで悩むのではなく、プラスのことを考えて行動に移すのがよいと思います」と話す。当時、息子さんは反抗期で、子育てで一番大変な時期をアメリカで過ごした。それでも、学校スタッフの励ましや、同じ志を持つクラスメイトとの友情、子供を通して出会った地域の人々に支えられたと話す。ここまで人脈を広げられたのは子供を通しての出会いも多かったからだという。まさに親子留学でしか得られない経験だろう。
※空いている時間にお子さんたちとファーマーズマーケットや近くのビーチに行くことも
帰国後、山西さん親子は、ロサンゼルスでの経験を活かしてまい進している。当時、アメリカ行きを嫌がっていた長男は、現在、ロサンゼルスにある大学への進学を検討しているそうだ。山西さんは、アメリカで培った語学力を武器に日本でキャリアを築いている。約3年間の留学が親子にとって人生の転機になった。これからも、留学経験を活かして、活躍してほしい。
◆JVTAロサンゼルス法人設立15周年記念 奨学生募集◆
詳しくは▶こちら
◆【映像翻訳をエンタメのロサンゼルスで学びたい方】
ロサンゼルス校のマネージャーによる「リモート留学相談会」
※詳細・お申し込みはこちら
【2023年4月・7月留学生対象】ロサンゼルスで奨学生として映像翻訳・通訳・実務翻訳を学びませんか?(給付型奨学金)
JVTAロサンゼルス法人設立15周年記念 奨学生募集
日本映像翻訳アカデミー(JVTA)は、映画やドラマなどの字幕・吹き替え翻訳者を養成する学校として1996 年に東京で創立し、これまで多くのプロの映像翻訳者を輩出してきました。2008年にはその海外拠点としてロサンゼルスに米国法人を設立。実践的な翻訳・通訳訓練を実施するとともに、映像翻訳事業を展開しております。このたびJVTAでは、米国法人創立15周年を記念して、JVTA ロサンゼルス校で受講を希望する方を対象に、以下の要領で奨学生の募集を行います。
1. 趣旨
将来的に翻訳・通訳の仕事に携わっていこうというキャリアプランを持っている方や、世界を視野に入れて活躍したいという意欲的な人材に、奨学金を給付することで、専門スキルを学ぶ機会を提供するものです。この受講体験により、国際社会に貢献できるグローバル人材の育成を推進することを目的としています。
2. 対象コース
JVTAロサンゼルス校の全日制コース(フルタイム受講)
◆ロサンゼルス校M-1ビザ留学のカリキュラムに関しては▶こちら
◆ロサンゼルス校通学コース(北米在住者向け)カリキュラムに関しては▶こちら
3. 受講開始時期・期間
2023年4月期もしくは7月に受講を開始
(受講を延長することは可能ですが、奨学金の支給は初年度のみとなります。)
4. 応募資格
・受講開始時に満18歳以上で、高等学校卒業または同等以上の資格を有すること。
・JVTA ロサンゼルス校で2023年4月期もしくは7月に受講を開始すること。
・JVTAからの依頼に基づき、ロサンゼルス校受講経験や異文化体験(特に留学生の方)などについて、JVTAおよびその他の各種媒体(ウェブサイト、SNS、メルマガ、パンフレット、雑誌、広報・広告物など)向けに、レポートを書いたり、取材などを受けたりすることのできる方(氏名、写真掲載あり)
・日米の法規定を順守し、当校の受講生にふさわしい責任のある言動ができる方。
※ 奨学生の合格は、応募後に実施される JVTA ロサンゼルス校の入学審査(試験および書類審査)に合格することが前提となります。
※ 留学生として当校に入学する場合、M-1ビザ(職業訓練ビザ)の申請・取得をし、米国に入国・滞在できることが条件となります。なお、米国市民権・永住権保有者をはじめ、規定の受講期間を満了できる有効な米国滞在ステータスのある方はM-1ビザの取得は不要です。アメリカ現地在住者にもご応募いただけます。
5. 求める人物像
・将来、映像翻訳・実務翻訳・通訳の仕事に携わっていこうというキャリアプランを持っている方
・世界を視野に入れて活躍したいという意欲的な方
・明確なキャリアプランまたは人生の目標を有し、その達成のために熱意、適応性、自主性、目的意識をもって、意欲的に学習に取り組み、異文化体験や国際交流に対して前向きである方
6. 奨学生人数、奨学金(給付型)内容
・6カ月間(1学期)の受講:最大$1,500米ドル支給
・1年間(2学期間)の受講:最大$3,000米ドル支給
受講期間により支給額に変動があります。6カ月間の受講をご希望の方には、1学期目受講時に支給いたします。1年間の受講をご希望の方には、2学期目お申し込み・お支払い時に支給いたします。
7. 応募締切日
●日本からM-1ビザで留学される方
日本時間:2023年2月12日(日)午前10時(応募用紙必着・メール添付提出可)
●北米にお住いの方
ロサンゼルス時間:2023年3月7日(火)午前10時(応募用紙必着・メール添付提出可)
※受け付けと同時に順次審査を進めますので、お早めにご応募ください。
※当校のM-1留学生として入学する方はM-1ビザの申請・取得が必要なため、応募締め切りを早めに設定しております。ご理解・ご了承のほどよろしくお願いいたします。
8. 応募方法
下記の募集要項請求フォームに必要事項を入力し、送信してください。担当者より募集要項をお送りします。
9. 応募から発表までの流れ
①応募書類を期限までに提出
※所定の「奨学生応募用紙」(ワードファイル、全4ページ)に必要事項と小論文等を書き、Eメールに添付して期日までに提出してください。提出先は、別項を参照してください。
※応募用紙に読み取りパスワードをお付けください。パスワードは、JVTA2304としてください。
※TOEICのスコア証明書をお持ちの場合には、一緒にご提出ください。(証明書のスキャンデータをEメールに添付送付するか、原本またはコピーを東京校に郵送してください。)
②第一次選考: 奨学生応募用紙による書類選考
※応募する前に、留学相談会(奨学生説明を含む)に参加することをお勧めします。
留学相談会の詳細は▶こちら
③第二次選考: レベルチェックテスト
④第三次選考: 個別面接(オンライン面接。ウェブカメラ必須)
⑤結果を通知
10. 応募用紙送付先
Eメール: ryugaku(at)jvtacademy.com
住所: 〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町3-2-4共同ビル(日銀前)2F/3F
日本映像翻訳アカデミー 留学奨学生応募係 宛
11.お問い合わせ方法
本募集に関してのご質問は、基本的にEメールで、東京校留学デスク(担当:エイモス・根岸)までご連絡ください。
件名を「奨学生募集についての問い合わせ」としていただき、本文にご氏名、Eメールアドレス、電話番号を明記してご連絡ください。
・Eメール: ryugaku@jvtacademy.com ※(at)は@に置き換えてください。
・電話: 03-3517-5002
【ロサンゼルス校留学生募集】自宅から参加できる相談会を2月2日(木)、2月4日(土)、2月9日(木)開催!
エンタメの本場ロサンゼルスで通訳・翻訳を学ぶ現在募集中の奨学生の説明を含めた「リモート留学相談会」
VIDEO 日本映像翻訳アカデミー(JVTA)ロサンゼルス校は、カリフォルニア州教育局から認可を受けた通訳・翻訳の職業訓練校です。さらに、当校は米国連邦政府から「職業訓練学生ビザ(M-1ビザ)」の発給対象校として、留学生の受け入れ認可を受けています。M-1ビザとは、職業技術の習得を目的として入国する者に対してアメリカ合衆国が発給しているビザです。当校では、通訳・翻訳の実践的なスキルを集中的かつ効率的に学ぶ全日制のプログラムをご用意しています。 留学にご興味をある方を対象にした「留学相談会」をリモートで開催します。当日は専任担当者が留学プログラムのカリキュラムやビザ手配、現地の生活などについて説明します。実際に留学した方々の事例やその後のキャリアパスについてもご紹介。 また、JVTAでは米国法人創立15周年を記念して、2023年4月または7月からJVTA ロサンゼルス校で受講を希望する方を対象に、以下の要領で奨学生の募集 を行います。1月以降の説明会では、奨学生募集に関する詳細もご説明します。 奨学生募集に関する詳細は▶こちら
留学にご興味がある方にとっては、映像翻訳と留学に関するすべてが分かる60分です。お気軽にご参加ください。 ◆ロサンゼルス校M-1ビザ留学のカリキュラムに関しては▶こちら 【日時】 ①2023年2月2日(木)19:00-20:00 ※日本時間 ②2023年2月4日(土)10:00-11:00 ※日本時間 ③2023年2月9日(木)19:00-20:00 ※日本時間 ※上記の日程以降も開催する予定です。日程は順次公開します。 【参加費】 無料 【参加方法】 zoomによるリモート形式 ※開催日までに参加用リンクをメールにてお送りします。 【内容】 ●ロサンゼルスの環境と学校周辺情報 ロサンゼルスの環境や学校周辺情報を紹介します。学校の雰囲気や留学生の生活がイメージできる内容です。 ●通訳・翻訳訓練カリキュラム 当校では、通訳・翻訳の実践的なスキルを集中的かつ効率的に学ぶ全日制のプログラムをご用意しています。授業内容や課題、講師について詳しく説明します。 ●費用やビザ申請、入学のお手続き 受講料やビザ申請の手順、渡米までのスケジュールについて説明します。ご希望の方には説明会終了後に個別カウンセリングで留学プランについて相談することもできます。 【申し込み方法】 下記フォームにてお申し込みを承っております。 【お問い合わせ】 電話 03-3517-5002 メールアドレス ryugaku(at)jvtacademy.com ※ (at) は @ に置き換えて下さい。 =====
【ロサンゼルス校についてもっと知りたい方はこちら】
◆資料請求は▶こちら ◆個別カウンセリングも承っております。▶こちら ◆親子留学を実現させた山西貴美子さんの体験記事は▶こちら ◆留学生、飯塚早奈英さんのインタビュー動画は▶こちら ◆留学生、中村早希さんのインタビューは ▶こちら ◆留学生、伊納華さんのインタビューは ▶こちら ◆ロサンゼルス校修了生で講師さんのマクラウドゆかさんのインタビューは▶こちら ◆ロサンゼルス校修了生で講師さんの古川晴子さんのインタビューは▶こちら ◆ロサンゼルス校の通訳クラス講師であるオルセン由紀さんのインタビューは▶こちら
※復旧※【ロサンゼルス校の電話回線障害のお知らせ】
【続報】ロサンゼルス校の電話回線復旧のお知らせ(2022年12月7日)
平素は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
昨日よりロサンゼルス校の電話回線が使用できない状況でしたが、ロサンゼルス時間12月7日(日本時間12月8日)に復旧したことをお知らせいたします。
この度は、皆さまにご不便やご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
今後ともJVTAロサンゼルスをどうぞよろしくお願い申し上げます。
日本映像翻訳アカデミー(JVTA)
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ロサンゼルス校電話回線の一時ダウンに関するお知らせ(2022年12月6日)
平素は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
ロサンゼルス時間12月6日(日本時間12月7日)現在、弊社ロサンゼルス校の電話回線が一時的にダウンしております。
ご連絡が必要な場合は、恐れ入りますが、お電話ではなく、Eメールでお問い合わせいただきますよう、お願いいたします。
JVTAロサンゼルス
Email: contact@jvta-la.com
この度は、皆さまにご不便やご迷惑をお掛けしますことを深くお詫び申し上げます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
日本映像翻訳アカデミー(JVTA)
【北米在住の方対象】2023年4月受講生募集中!
<アメリカ在住の方へ>
日本映像翻訳アカデミー ロサンゼルス校では、アメリカにお住いの皆さんもクラスを受講することができます。当校のビザサポートが不要な方は1クラスから受講することが可能です。全日制コースから週1のみのクラスまで、個々のニーズに合わせたさまざまなクラスを開講しています。ご興味のある方は、下記のフォームより「リモート個別カウンセリング」にお申し込みください。ご希望の日時にあわせて随時受け付けております。
※各コースのより詳しい内容は▶こちら
※日本からの留学をご検討中の方は▶こちら
[通学] 映像翻訳クラス
● 火曜日・水曜日:午前10時~午後1時
●1学期約6カ月、全36回
※1学期目に受講
ドラマ、ドキュメンタリー、情報番組など幅広いジャンルの素材を用いて、日英、英日両方の字幕・吹き替えのルールや手法を学習します。授業ではただ言葉を置き換えるだけでなく、視聴者に伝わる効果的な日本語・英語表現を追求します。さらに調べ物のコツや申し送りの書き方など映像翻訳に不可欠な要素を効率的・総合的に養います。数多くの映像翻訳者を輩出してきたJVTA独自のカリキュラムで、映像翻訳のスキルを基礎から身につけ、プロへの第一歩を踏み出しましょう。
[通学] 通訳クラス
●木曜通訳クラス:午前10時~午後1時
●土曜通訳クラス:午前9時~正午12時
●1学期約6カ月、全18回
通訳クラスでは、シャドーイングなどの通訳トレーニングを通して、聴解力やリテンション力、即応力などを高めます。通訳者を目指す方だけでなく、職場でバイリンガル業務を担当する中で英語力を強化したい方、ビジネスの現場で活用できる、より実践的な英語コミュニケーション能力を習得したい方にもおすすめです。
[通学] 実務翻訳クラス
●金曜実務翻訳クラス:午前10時~午後1時
●土曜実務翻訳クラス:午後1時~午後4時
●1学期約6カ月、全18回
契約書やビジネス文書など実践的な教材を用いて、適切な訳語・表現・文体や、翻訳のテクニックなどについて学び、実践的な翻訳力を養います。原文の解釈を細かく確認し、弱点を明らかにしていくので、英語力の強化にもつながります。
武蔵野美術大学の学生を支援 映像翻訳の力で若き才能が開花する
2022年春、JVTAは武蔵野美術大学映像学科とコラボを果たした。同校で教授を務める小口詩子さんから依頼をいただき、同校で学ぶロメイエさんが監督した中国語作品『清風徐来』の英語字幕制作に協力した。本作は、2022年7月15日から開幕するSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022で英語字幕付きでスクリーン上映され、またオンライン配信も行われている。英語字幕を手掛けたのは、JVTA修了生の新田ありささん。中国語作品の和訳から英語字幕を制作するという手順を踏んでいる。
●字幕は作品と一体化した表現の一部
今回のコラボについて、小口さんとロメイエさんにお話を聞いた。
「JVTAの修了生に、卒業制作2作品を翻訳していただきましたが、両方とも国際映画祭に入選したので驚いています。映像で物語を伝える映画にとって、洗練された字幕は、音楽のように作品と一体化し、表現の一部として機能します。字幕は、オリジナルの映像にはない付加要素として、邪魔にならないように、映像と響き合わなければなりません。愛情と想像力(ときには創造力)をもって作品を理解し、背景を考慮しながら、削ぎ落とされた字数で意味や情報、ニュアンスを最大限伝える。感性も技術も必要なお仕事だなと改めて感じました。学生の不手際や細かいリクエストにも耳を傾けて善処くださり、深く感謝しています。目から鱗の言葉選びに唸ったり、タイトルの英訳もご提案いただいたり、監督たちが感激していました。」(小口さん)
『清風徐来』 監督 ロメイエさん
中国出身。浙江工商大学で映像を学び、卒業制作で『孔雀草日記』を監督。その後、武蔵野美術大学映像・写真コースの大学院(修士課程)に入学。在学中、『その跡』、『毛糸玉』などの短編を制作する。
「修了制作作品『清風徐来』は初めて20人ほどの大きなチームで制作した作品でした。私としては初めてのチャレンジだったこともあり、撮影現場では思いがけないことが次々と起きました。撮影日の天気予報は豪雨ばかりでしたが、撮影本番には晴れ上がり、今から思えば本当にラッキーでした。SKIPシティの入選には驚きつつ、スタッフや役者さんたちとともに喜んでいます。」(ロメイエさん)
『清風徐来』の作品詳細はこちら
● 宗教・文化を含め作品をよく理解した上で中日翻訳→英語字幕を作成
本作の英語字幕を務めたのは、JVTA修了生の新田ありささん。中国語作品のため、和訳から英語字幕を制作するというプロセスだった。
日英映像翻訳者 新田ありささん
「本作は中国語作品です。日本語字幕が付いていて、それを元に英語字幕を制作するというプロセスでした。映像翻訳では、セリフの真の意味や映像で起こっていることを視聴者に伝えるために原文の意味から少し離れてしまうことはやむを得ないと思っています。そのため、日本語字幕の意味を真に受けるよりは、役者の演技や、映像の全体的のテーマ、監督の意思等も参考にするなど、調べものを慎重に行い、翻訳に取り組みました。本作は、仏教が重要なテーマとなっているため、訳語の意味が合っているかだけなく、中国と日本の仏教に違いがないか、英語圏の仏教徒は同じような表現を使うかに気をつけました。その他に、すべての登場人物に現実味が湧くように、実際この話が英語圏であったらどのように話すのかを考えて、ナチュラルな英語になるように工夫しました。」(新田さん)
映像翻訳では、セリフを表面的に訳して終わりではない。的確な字幕作りをするためには、登場人物の関係性の理解が必須だ。
「登場人物それぞれの性格や関係性はよく理解して字幕作りに取り組みました。主人公・ズイの両親は、仕事や名誉を気にするタイプです。そして、ズイは、両親に対して態度が悪く、いわゆる反抗期を迎えています。その他、ズイの意見を聞いてくれて、打ち解ける存在も登場します。年頃の女の子は、そういう相手にどのように話すのかを考えて翻訳しました。両親が自分のことを理解していない、という気持ちは誰にでも共感できると思います。視聴者の共感を得やすい、現実味のあるキャラクターという意味では、翻訳しやすかったです。」(新田さん)
さらに、新田さんは字幕の「見た目」まで気を配ったという。字幕は映像作品の一部だ。見た目を重視するのは、まさにプロの技と言える。
「日本語字幕のスポッティング(※1)を参考にして、ハコ切り(※2)を行うときに英語の字幕として何が一番読みやすいか、また、見た目が良いかを重視しました。私は、中国語が理解できないので、中国語の音声のどれがどれの台詞なのか、自分では判断できなかったことが難しかったです。特に複数の登場人物が同時に喋っているところは特に注意を払って翻訳作業をしました。」(新田さん)
※1 スポッティング…字幕の出るタイミング(IN点)と消えるタイミング(OUT点)を決める作業
※2 ハコ切り…映像を見ながら、台詞等を字幕ごとにひとつずつ区切っていく作業
映像コンテンツが増え続ける中、映像に関わる職業選択をする学生が増えている。映像翻訳は、作り手の思いを受け止め、視聴者にその思いや意図を字幕や吹き替えにして届けるという、映像制作に関わる仕事だ。映像制作を学ぶ学生にも、翻訳者が、作り手と同じ熱量を持って映像と向き合っていることを知っていただきたい。新田さんが英語字幕を手掛けた『清風徐来』は、2022年7月15日から開幕するSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022で英語字幕付きでスクリーンとオンライン配信の両方で上映される。JVTAでは、今後とも若きクリエーターたちの作品を世に送り出す支援を続けたい。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022 公式サイト http://www.skipcity-dcf.jp/
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【JVTAが新たな才能の世界進出を英語字幕でサポート!】SKIPシティ国際Dシネマ映画祭が開幕!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◆【入学をご検討中の方対象】 映像翻訳のことが詳しくわかる無料リモートイベントへ!※英語力不問
※詳細・お申し込みはこちら
◆【映像翻訳をエンタメのロサンゼルスで学びたい方】
ロサンゼルス校のマネージャーによる「リモート留学相談会」
※詳細・お申し込みはこちら
【監督インタビュー】ドキュメンタリー映画『Dr.Bala』が国際映画祭で注目を集めるまで 「『作品を理解して訳をつけることの重要性』を感じた」
各国の映画祭で注目されている日本のドキュメンタリー映画がある。『Dr.Bala』(Koby Shimada, 2022)だ。ロサンゼルスインディペンデント映画祭で長編ドキュメンタリー部門のBest Director、ヒューストン国際映画祭の教育部門でRemi Award金賞に選出されるなど、現時点で8カ国11の国際映画祭でノミネートもしくは受賞にも輝いている作品だ。毎年1週間の夏休みを利用して東南アジアでの国際協力を続ける大村和弘医師の、12年間の足跡をまとめたドキュメンタリー映画である。
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【JVTA講師が字幕を担当!】多数の国際映画祭でノミネート!ドキュメンタリー映画『Dr.Bala』英語字幕制作の裏側
監督はロサンゼルスを拠点に映像制作を行うコービーシマダ(島田公一)監督。大学卒業後、PCメーカーで営業担当として働くが、やがて渡米を決意。役者を志し、1999年にロサンゼルスへ渡った。その後、役者仲間とともに自主映画を制作したことをきっかけに、作る楽しさに目覚めて制作側へ転向。現在は企業や病院向けのプロモーションビデオ制作の仕事をしつつ、映画制作を行っている。
大村医師との出会いは2006年。当時救急救命科としてUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)に留学してきていた大村医師と、トーランスの日本人ラグビークラブで知り合ったという。やがて大村医師から東南アジアでのボランティアの話を聞き、後々ドキュメンタリーにしたいという話になった。
「2008年に自分が日本に一時帰国した時にカズ(大村医師)も同じタイミングで日本に帰国、ラグビークラブのメンバーで、元メンバーの一人が住む熱海の家に泊りがけで集まることになりました。その時カズは東南アジアに行き、泊まり込みでボランティアをしていた時期で、ミャンマーやカンボジアでの活動のことを温泉に入りながら、またはしゃぶしゃぶを食べながら聞いたのがこのドキュメンタリーの始まりです。その時の映像も本編で使われています。」(シマダ監督)
大村医師は自身の夏休みを利用して東南アジアでの国際協力を続け、現地の医療を発展させた人物の一人である。本作は大村医師が長年情熱を注いできた国際協力の活動を通じて、国を越えた人との繋がりや続けることの意義を伝え、さらに「人生で大切なことは何か?」という点に目を向けさせる作品だ。
※シマダ監督と大村医師
Photo:シマダ監督より提供
ミャンマーで開かれた耳鼻科の学会後のパーティーにて。監督が歌を歌い始め、大村医師も舞台に上がって共に歌い始めたとのこと。2人の仲の良さがうかがえる。
JVTAはこの『Dr.Bala』の英語字幕を制作。JVTAで日英翻訳の講師も務める南久美子さんが字幕翻訳を担当した。シマダ監督自身はロサンゼルス在住。周囲には日本語と英語の両方に精通した関係者がいたはずだが、JVTAへ英語字幕制作の発注を行ったのはなぜなのか?
「予算が少ないというか、ないということもあり、元々は自分の知り合いなどにお願いして英語字幕をつけようと思っていました。しかし英語の表現も重要になると感じていたところ、知り合いからJVTAを紹介してもらいました。」(シマダ監督)
実はそれよりもずっと前に、シマダ監督はJVTAのロサンゼルス校で体験レッスンに参加したことがあったと言う。その際に「日本語字幕だと1秒間に4文字が基本」など、字幕には色々なルールがあることを知り、字幕制作はなかなか一筋縄ではいかないと思ったそうだ。
そして今回、実際に制作された英語字幕を見たシマダ監督は、ただ内容を翻訳するのではなく、「作品全体を理解して訳をつけることの重要性」を改めて感じた。
「例えばミャンマーで手術が始まるシーンで、カズがビルマ語で「タナカ2倍にしてきたの誰?」と言い、現地の人が笑うシーンがあります。
この「タナカ」とはミャンマー特有のメイクで、顔に白い塗料を塗るん です。日焼け止め代わりに日常的に塗る人もいますし、パーティーやイベントなど、特に気合が入る場面で塗る人もいます。
しかし短いシーンでは、このような伝統文化の細かいところまでは説明できません。そこを字幕制作者の南さんは、“Who’s wearing makeup for the camera?” と、端的にそのシーンで必要な要素を英語に訳してくれました。音楽や音声の調整をスタジオで行った際、そのシーンをアメリカ人が観て笑いが起き、その時に『あっ、伝わったな」と感じました。」(シマダ監督)
Photo:シマダ監督より提供
※喫茶店にて、大村医師と少年。日焼け止め効果もあるタナカは女性だけでなく、男性が塗ることもある。
ただ言葉の通りに訳すのではなく、シーンを伝えるための翻訳をする。AIが発達して翻訳ソフトも発展している昨今だが、「その国や地域の文化・慣習を理解して翻訳し字幕をつけることが重要」だと、シマダ監督は話す。さらに字幕が出るタイミングや長さも、観ている人にリズムを与える役割に繋がっていると感じたそうだ。
そしてシマダ監督が「伝わった」と感じた通り、『Dr.Bala』は8カ国11の映画祭でノミネート、受賞をしている。アメリカをはじめ、アジア以外の国でどう評価されるのか心配だったと言うシマダ監督。しかし今回の結果から、国を超えても作品がしっかりと伝わったことがうかがえる。
最後に、シマダ監督に今後の日本の映像作品に関する思いを聞いた。
「韓国語で制作された作品である『パラサイト』(ポン・ジュノ監督、2019年)がアカデミー賞受賞という画期的なことを成し遂げてくれて、日本語の作品の可能性も広がったと思います。脚本をしっかりと作ることで、アニメだけでなく日本の実写映画ももっと広がっていけばと感じています。『Dr.Bala』も今のところ8カ国11の映画祭でノミネート、受賞というありがたい評価を頂き、しっかりした内容を伝えられれば国を越えても観てもらえるという気がしています。」(シマダ監督)
シマダ監督は2022年8月27日に、ハリウッドのRaleigh Studiosで開かれるロサンゼルスインディペンデント映画祭の授賞式に長編ドキュメンタリー部門のBest Directorとして出席予定。今後シマダ監督からどんな作品が届くのか、楽しみである。
Koby Shimada
福岡生まれ。1999年、東京からロサンゼルスへ移住し、俳優として映画と関わり始める。ラストサムライ、スパイダーマン2、インセプションなどに出演するも友人と自主映画を制作し、作る側の面白さに魅了され、カメラ、音声、照明としてスタッフとして多数の学生映画、インディペンデント映画に参加し経験を積む。
2003年にビデオプロダクション会社KOBY PICTURESを立ち上げ、監督として映画、CM、プロモーションビデオ、ドキュメンタリーなど数多くの作品を作り続ける。
彼のスタイルとしてはコマーシャル、病院のプロモーションビデオ、コーポレートビデオにもオリジナルの脚本を加え、医師として、会社の商品としての思いを物語として表現し、ストーリー性を重視する。
■『Dr.Bala』公式サイト
https://www.kobypics.com/drbala/jp
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【ロサンゼルス校 修了生インタビュー】エンタメ業界での経験を活かして映像翻訳に挑戦。日英トライアルに合格した秘訣とは?
JVTAでは、さまざまな職歴や経歴を持った受講生が通訳・翻訳を学んでいる。ロサンゼルス校の修了生 菅井桃子さんは、2010年に渡米して演劇を学び、その後、アメリカ国内で女優や歌手として活動を開始した。『マンマ・ミーア』や『コーラスライン』などの人気ミュージカルに出演。2015年には『アリージャンス』でブロードウェイデビュー。パフォーマーとして活躍しながら、JVTAロサンゼルス校で映像翻訳を学び、その後、日英映像翻訳の修了トライアルに合格した。菅井さんに、ロサンゼルス校での学びや日英トライアル合格の秘訣について話を聞いた。
●コロナ禍で仕事がキャンセル・・・在宅でできる仕事がしたい
コロナ禍に、パフォーマーの仕事でキャンセルが続いていた頃、JVTAロサンゼルス校の体験レッスンを受けました。演劇に関わっているので、もちろん昔から映画やドラマが好きで、映像に字幕を付ける映像翻訳の仕事にも興味がありました。ロックダウンで時間に余裕ができたこともあり、ロサンゼルス校への入学を決めます。これまで積み上げてきた女優や歌手としてのキャリアもありますが、それ以外にも手に職をつけて、できることを増やしたかったのが理由の1つです。パフォーマーだけではなく翻訳者という形で引き続きエンタメに関わる仕事に出会えてよかったと思っています。
●アメリカで身につけた英語力を活かして日英映像翻訳を選択
1学期目に受講する映像翻訳基礎クラスでは、英日・日英両方の映像翻訳についてを学びました。2学期目に受講する実践クラスでは、英日・日英どちらを受講するか選択できますが、私は日英映像翻訳の道に進みます。仕事もプライベートでも英語しか話さないので、実は日本語より英語の方が得意なんです。とは言っても、英語は母国語ではないので日英映像翻訳者になれるのか不安はありましたが、私の周りには英語ネイティブがたくさんいるので、翻訳に役立つ英語を教えてもらえるチャンスがたくさんあります。アメリカで生活していることは、翻訳をする上での強みにもなっていますね。
●映像翻訳に必要な英語力とは?
私はアメリカ生活の中で、実践的な英語を身につけてきたタイプです。映像翻訳には、文法や単語力など英語の基礎は必須ですね。また、英語の映像コンテンツを字幕なしで理解できるくらいの力は必要だと思います。ロサンゼルス校では、アメリカ在住の受講生以外に、日本から来ている留学生もいますが、こちらにいる間には、カルチャーセンターに行ったり、いろいろなコミュニティに属したりして、積極的に人に会うことをおすすめします。映像翻訳には、辞書を引いただけではわからない英語表現や、文化の理解が必要ですが、私はアメリカ人の友人や同僚と交流しながらそれらを学びました。
●仕事と学校を両立させ隙間時間も映像翻訳と向き合う
仕事をしながら学校に通いましたが、両立は可能だと思います。毎週、学校から翻訳の課題が出るので、締め切りまでに終わらせる必要がありますが、週に3時間の授業に参加する以外に、平均7時間ほど課題に取り組みました。まとまった時間が取れない時は、舞台のリハーサルの休憩中など、隙間時間を利用して課題をこなすこともありました。
●修了後のトライアルに合格。その秘訣は?
基本的なことですが、授業で学んだ一つひとつのポイントを翻訳原稿に反映できていたので合格したのではないかと思っています。特に映像翻訳に求められる原文解釈については、日本語の意味を徹底して理解するようにしました。また、原稿の推敲を重ねて、自身で作った字幕に違和感やエラーがないか確認を怠らなかったのも良い結果に繋がったと分析しています。講師からいただいたアドバイスも役立ちました。私は、原文の意味を一字一句訳しすぎて流れの悪い字幕になりがちとよく指摘されていたので、トライアルの時もそれを思い出して翻訳に取り組みました。自身の弱みを知っていると、その点に気をつけようと思えますよね。
●フリーランスは自分の強みを知っていることが重要
フリーランスは自分自身を売るスキルも必要だと思います。自分は何が得意なのか強みをよく知ることは必須ですね。私は、日本語ネイティブなので、日本語の理解には問題ないこと、アメリカ生活が長いので英語ネイティブが使う言い回しや口語表現が得意であることを強みにしたいです。また、日本の作品を海外に届けることにやりがいを感じているので、アニメ、ドラマ、ドキュメンタリーなどジャンルを問わずにさまざまな作品の映像翻訳を手掛けたいと思います。
●映像翻訳に向いているのは映像コンテンツが好きな人、書くことが好きな人
JVTAロサンゼルス校で映像翻訳を学べて本当によかったと思っています。これまでパフォーマーとしてエンタメ業界に関わってきましたが、映像翻訳者としても映像コンテンツを扱う仕事に繋がることができました。映像翻訳は、言語に興味がある人、言葉が好きな人、ドラマや映画など映像が好きな人に向いている職業だと思います。少しでも迷っているようでしたら、ぜひ挑戦してみてください。
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日本映像翻訳アカデミー(JVTA)ロサンゼルス校は、カリフォルニア州教育局から認可を受けた通訳・翻訳の職業訓練校です。当校では、留学生の他にアメリカ現地にお住まいの受講生も映像翻訳、実務翻訳、通訳を学んでいます。
海外在住歴が長いと語学力のブラッシュアップをおろそかにしがちです。当校の通訳・翻訳訓練では、言葉のニュアンスや文法を細かく確認して、より洗練された英語・日本語表現の習得を目指します。日系企業でバイリンガル業務に取り組むビジネスパーソンにとっては、語学力をブラッシュアップするのに最適です。
ロサンゼルス校では現地時間12月3日(土)に、リモートイベントを開催します。当校で通訳・実務翻訳を指導する比嘉・ディッキンソン・佐恵子講師が自身の語学の学びや、通訳・翻訳の実務内容、クラスについて説明します。無料体験レッスンもありますので、自身の語学のレベルチェックにもお役立てください。
※ロサンゼルス校通学コースの詳細は▶こちら
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【日程】
※終了しました。
2022年12月3日(土)10:00 ~12:00開催 ※LA時間
・10:00~10:30:トークイベント
・10:30~11:30:通訳・実務翻訳体験レッスン
・11:30~12:00:スクール説明
※通訳・実務翻訳体験レッスンは、実際の授業を想定した参加型レッスンです。直接、講師に質問をすることも可能。語学のレベルチェックにもお役立てください。
※体験レッスンは英語力、実務経験は不要です。
【形式】 オンライン(Zoom)
【参加費】 無料
【こんな方におすすめ】
・通訳・翻訳を学んでみたいけど、何から始めたらいいのか分からない
・中途半場な語学力をブラッシュアップさせたい
・通訳・翻訳スキルを身につけてバイリンガル業務に役立てたい
・中途半場な語学力をブラッシュアップさせたい
・翻訳・通訳業界に興味がある方
【当日の内容】
●10:00~10:30:トークイベント
・プロの通訳・翻訳の仕事について
・実務翻訳クラスと通訳クラスの内容
・登壇者とのQ&A
・実務翻訳・通訳体験レッスン
●10:30~11:30:通訳・実務翻訳体験レッスン
・参加者は実際に英日通訳を体験
・実務翻訳では、契約書翻訳に挑戦
・訳出のコツや翻訳技法を学ぶ
●11:30~12:00:スクール説明
・クラス内容、課題について
・スケジュール
・受講料・入学の手順
【トークイベント登壇者・体験レッスン講師】
比嘉・ディッキンソン・佐恵子講師
日系企業の社内通訳・翻訳者として20年以上のキャリアを持つ。米国短大でパラリーガル学科修了。その後大学院で法務翻訳専攻の修士号(Master of Science in Translation)を取得する。フリーの通訳・翻訳者として稼働しながら、ロサンゼルス校の実務翻訳クラスの主任講師として日本からの留学生やアメリカ在住者に指導する。
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