【JVTA修了生が字幕を手がけた『バーバリアン狂騒曲』がオンライン上映】世界難民の日キャンペーン「もしも わたしが あなただったら」が開催中
6月20日は「世界難民の日」。世界では現在、紛争・迫害などを理由に、故郷を追われた人々が 1億人以上にのぼる。「世界難民の日」はこうした現状を知り、多くの人に難民支援への関心を寄せてもらえるよう国連が定めた国際デーで、毎年さまざまなイベントが行われている。
JVTAは2008年から難民映画祭を字幕制作でサポートしており、多くの修了生が無償で協力するという、映像翻訳者ならではの支援を続けてきた。
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2026年の世界難民の日は、6月9日(火)~7月31日(金)にわたり、『もしも わたしが あなただったら』と題したキャンペーンが実施中。2025年の難民映画祭の上映作品『バーバリアン狂騒曲』(字幕はJVTAの修了生が制作)がオンラインで上映 されるほか、6月20日(土)にはUNHCR親善大使MIYAVI氏が登壇するウェビナーが開催される。
また、同期間中は「世界難民の日」関連イベントが複数のリアル会場で開催され、JVTAの修了生が字幕を手がけた映画『バーバリアン狂騒曲』『難民アスリート、逆境からの挑戦』 『Ru』 などが上映される。
『バーバリアン狂騒曲』
多くの受講生・修了生の皆さんが長きにわたり携わってきた難民支援について、まずは知ることから始めてほしい。
◆世界難民の日(2026年)公式サイトhttps://www.unhcr.org/jp/wrd2026
◆世界難民の日2026キャンペーン『もしも わたしが あなただったら』https://www.japanforunhcr.org/appeal/wrd-charity-screening-2026
◆世界難民の日チャリティオンライン上映 映画『バーバリアン狂騒曲』 詳細・お申し込みはこちら
【関連記事】 ・〔映像翻訳者インタビュー〕根底にある語学への「絶対あきらめない」気合い|初仕事の“半泣き経験”を越え、映画丸々一本を任された日
【カンヌ国際映画祭で4冠の話題作『シラート』の字幕を担当】多言語翻訳で活躍する杉田洋子講師インタビュー
2026年6月5日、カンヌ国際映画祭で4冠(審査員賞、サウンドトラック賞、AFCAE賞スペシャルメンション、パルムドッグ審査員賞)に輝いた話題作『シラート』が劇場公開される。字幕を手がけたのは、JVTA修了生で現在はJVTAで講師も務める杉田洋子さん。キューバに留学経験があり、ブラジル音楽にも親しんできた杉田さんは、英語とスペイン語、ポルトガル語のスキルを活かして多彩な仕事に取り組んでいる。
杉田洋子さん
『シラート』は、砂漠で行われるレイブパーティに参加したまま失踪した娘を探して車を走らせる父ルイスと息子エステバンの姿を追うロードムービー。各国の賞レースで49受賞124ノミネート(3/10時点)という驚異的な数字をたたき出し、世界で絶賛された注目作がいよいよ日本で公開される。杉田さんは、「2026年アカデミー賞で音響賞と国際長編映画賞にWノミネートされた最高の音を、ぜひ迫力ある映画館の音質でご覧いただきたいです」と話す。
『シラート 』
© 2025 LOS DESERTORES FILMS, A.I.E., TELEFÓNICA AUDIOVISUAL DIGITAL, S.L.U.,FILMES DA ERMIDA, S.L., EL DESEO DA, S.L.U., URI FILMS, S.L.,4A4 PRODUCTIONS
「最小限の情報量と極上のサウンドの中で、この世の万物と向き合うような2時間です。前代未聞の鑑賞体験になることは間違いありません。翻訳者としては、全登場人物たちを愛しつつ、作品の持ち味を邪魔しないよう心がけました。また、最近の傾向かと思いますが、本作もスペイン語だけでなく、フランス語、アラビア語、英語と複数の言語が飛び交う作品です。スペイン語に訳されたスクリプトは支給していただきましたが、各言語の原意も確認しながら作業しました。」(杉田洋子さん)
現在は基本的にスペイン語やポルトガル語の作品に絞って受注しているという杉田さん。しかし、最近は1本の中で英語をはじめ複数の言語がミックスされている作品が年々増えていると感じているという。
例えば、2021年に杉田さんが字幕を手がけたティルダ・スウィントン主演の『MEMORIA メモリア』も作中に英語とスペイン語が入り混じる作品だ。同作はタイ出身のアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の初のタイ国外での制作作品。基本的には英語とスペイン語だが、コロンビア、タイ、イギリス、メキシコ、フランス、ドイツ、カタールなど複数の国が制作にかかわる。舞台となったコロンビアにちなみ、アカデミー賞国際長編映画賞コロンビア代表に選出されている点も興味深い。
スペイン語を母国語とする話者は約5億人。スペインはもちろん、中南米など多くの国の公用語であるため、オリジナル言語がスペイン語の映画やドラマは少なくない。杉田さんは昨今、空港内の深層心理サスペンス『入国審査』や『ドン・キホーテ』の著者ミゲル・デ・セルバンテスの若き日を描いた歴史ドラマ『囚われ人』、画家サルバドール・ダリに憧れるシェフの物語『美食家ダリのレストラン』など幅広いジャンルの映画の字幕を手がけている。またスペイン語やラテンアメリカの作品を集めた「ラテンビート映画祭」にも携わってきた。当初翻訳者として参加したのをきっかけに運営コーディネートや上映作品の翻訳などを手がけた。
杉田さんには、通訳案内士としての顔もある。インバウンド需要が高まる中で、スペイン語での案内のニーズも多く、スペインやメキシコ、アルゼンチンなどからの旅行客をアテンドしているという。
JVTAが字幕制作をサポートする国内外の映画祭にも世界各国の上映作品がある。多言語のスキルを活かしたいと考えている翻訳者に杉田さんからメッセージを頂いた。
「昔から多言語(特に欧米系)の作品は英訳があるため、英語の翻訳者さんが字幕をつけるパターンも少なくありませんでした。さらにAIの台頭もあり、深く知らない言語でも訳しやすい時代がきました。それでも、オリジナル言語を知っている翻訳者には、細かなニュアンスや歴史・文化的背景の理解から、適切なスポッティング、固有名詞の表記、リサーチに至るまで、圧倒的な強みがあると思っています。映像翻訳者としての基本スキルを磨きつつ、胸を張って専門言語についてもアピールしていきましょう!」(杉田洋子さん)
コロナ禍以降、JVTAで映像翻訳を学ぶコースはすべて、国内外からリモートで学べるようになった。そのため、世界の各地に受講生、修了生が点在しており、現地の知識や言語のスキルを持つ人も多い。杉田さんのように多言語のスキルを持つ人は、映像翻訳という職能と掛け合わせて独自の得意分野を確立し、ぜひ仕事の幅を広げてほしい。
映画『シラート』は6月5日公開。『ワン・バトル・アフター・アナザー』でアカデミー賞を獲得したポール・トーマス・アンダーソン監督に「映画館で体験すべき真の映画」と言わしめる傑作を、どうぞお見逃しなく。
◆『シラート』 6月5日(金) 新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほかにてロードショー 監督:オリベル・ラシェ『ファイアー・ウィル・カム』 製作総指揮:エステル・ガルシア 製作:ペドロ・アルモドバル 脚本:オリベル・ラシェ、サンティアゴ・フィジョル 撮影監督:マウロ・エルセ 編集:クリストバル・フェルナンデス 美術:ライア・アテカ 音楽:カンディング・レイ(デヴィッド・ルテリエ) 出演:セルジ・ロペス『パンズ・ラビリンス』、ブルーノ・ヌニェス・アルホナほか 公式サイト:https://transformer.co.jp/m/sirat/
◆杉田洋子さん キューバへの留学やブラジル音楽の演奏活動などでスペイン語、ポルトガル語、英語のスキルを身につけ、映像翻訳者、通訳案内士、映画祭運営など幅広く活躍。JVTAの英日映像翻訳科で講師も務める。昨今字幕を手がけた作品は『シラート』『入国審査』『囚われ人』『美食家ダリのレストラン』『MEMORIA メモリア』『サムシング・ハプンズ・トゥ・ミー』『2月のために~マリア・ベターニアとマンゲイラ』など多数。
【関連記事】 ◆多言語翻訳ルートマップ! ~JVTAから飛び立ったマルチリンガルたち~〈スペイン語の映像翻訳〉 ◆杉田洋子講師が運営と翻訳に携わるラテンビート映画祭が開幕
◆【映像翻訳科 次期開講は2026年10月予定】 映像翻訳にご興味をお持ちの方に向け、リモート個別相談を開催しています。映像翻訳の詳細はJVTAのカリキュラム等についてマンツーマンでご説明します。お気軽にご参加ください。 ※詳細・お申し込みはこちら
【イベントレポート】2026年4月期ウェルカムパーティーをリモート開催! 「ココでしか聞けない」話題も満載
日本映像翻訳アカデミー(JVTA)は毎期、新しく映像翻訳を学び始めた方を迎えたウェルカムパーティーを開催している。 今回は受講生・講師・スタッフ合わせて約50名が参加。「英日映像翻訳総合コース・Ⅰ/総合コース・Ⅱ/実践コース」「日英映像翻訳総合コース/実践コース」、バリアフリー字幕や音声ガイド制作のスキルを学ぶ「メディア・アクセシビリティ科 字幕ガイドコース」、そして映像翻訳Web講座からも受講生が参加。映像翻訳コースの受講者の中には2026年4月期より導入された「タイムシフト受講」で学ぶ受講生もおり、いつも映像で見ている講師やスクールスタッフと初めて直接交流するという人もいた。ここだけの裏話も披露。JVTA活動レポート パーティーはJVTA代表の新楽からの挨拶でスタート。ちょうどウェルカムパーティー開催日の午後、JVTAの修了生数名が東京オフィスを訪問してくれたことにも触れつつ、「映像翻訳もメディア・アクセシビリティも、仕事の需要が増えている。ぜひスキルを身につけて、活躍していってほしい」と語った。さらに、新楽の家族であるポメラニアンのラク君も登場し、パーティーは一気に和やかな雰囲気となった。
司会の藤田・石井と新楽代表
乾杯に続き、参加スタッフの紹介を実施し、その後はJVTA各部署からの「活動レポート」を紹介。HPやメールマガジンでは紹介しきれない様々な仕事・活動について、各担当者が裏話を交えて披露した。 翻訳受発注部門からはJVTAが長年サポートしている「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」(SSFF & ASIA)をはじめ、最近手掛けた韓日合作ドラマの字幕翻訳や人気海外ドラマの吹き替え案件について、さらにJVTAだからこそできる「チーム翻訳」の手法などを紹介。 また日本語から9カ国後に翻訳したショートアニメや、日本史の知識が求められた地方のPR用ショート動画の字幕翻訳等についても伝えられ、「英語だけでなく他言語について知識や興味がある方は、今後ぜひ手を挙げてほしい」と将来的な仕事の可能性にも触れた。 またメディア・アクセシビリティ科は、SSFF & ASIAでユニバーサル上映される短編映画『彼方の声』のバリアフリー字幕・音声ガイドを手掛けたことを紹介。同作は現在YouTubeで配信されているが、配信開始後すぐに1万回再生を突破したという最新情報も披露された。 この他、学校教育部門やコーポレート・コミュニケーション部門も最近の活動を報告。受講生にとって、多岐にわたるJVTAの取り組みを知る良い機会となった。質問に生でお答え!出張版「Tiny Plus Radio」 活動レポート終了後は、JVTAのYouTubeチャンネルの人気企画「Tiny Plus Radio」が出張版を実施!パーソナリティであり英日映像翻訳科で教える桜井徹二講師が、ウェルカムパーティー出席者から寄せられたメッセージを生で紹介した。 「毎回課題がとても新鮮で、大変ですが楽しく取り組んでいます」という受講の感想から、「映像翻訳者の皆さんのお薦めのマウスを教えてほしい」「JVTA在学中にやっておいたほうがいいことは?」という相談まで、メッセージは多種多様。参加スタッフがチャット機能を使ってお薦めを教えるなど、インタラクティブな「Tiny Plus Radio」となった。
出張版「Tiny Plus Radio」
授業中には聞きづらいことを思い切って質問! パーティー後半は交流タイム。交流タイムの前半はクラス毎、後半は全クラスシャッフルでブレイクアウトルームに分かれ、時間いっぱいまで受講生・講師・スタッフでの交流を楽しんだ。 ある受講生が「最近は映像作品を見るときに言葉に注目し、メモをするようになった」と学習を始めてからの変化を語ると、「ある意味、何も考えずに見ることができなくなりました」と笑ってコメントする人も。日々の生活の中で「映像翻訳者脳」が働いてしまうという話題で盛り上がった。 また別のグループでは「繰り返し仕事を頼みたくなる人材とは?」と、将来の仕事に向けた実務的な内容を質問。それに対し参加していた講師・スタッフは「コミュニケーションの取りやすさは大切。納品し終えた後でも確認事項が発生することがあるので、積極的に対応してくれる人は頼りになります」「たとえ翻訳にミスがあったとしても、そのミスを次に生かせるかどうかで印象は変わります。常に学ぶ姿勢がある人は長くやっていきたいと思います」など、かなり具体的な例もあげて説明。受講生は真剣な表情でその回答を聞いていた。 参加者の中にはアメリカやカナダなど、日本国外からアクセスしている人もいた。日本語ネイティブと英語ネイティブが交ざったグループは「ネイティブ言語が異なるクラスメートの訳例を見るのが面白い」という話で盛り上がったり、学習中の悩み事に講師が回答したり…普段の授業ではなかなか知ることができないお互いの人となりから、深い仕事の話まで、「この機会だからこそ!」という話題で盛り上がっていた。「修了したら終わり」ではないのがJVTA 名残惜しくもパーティーは終了へ。石井講師は締めの言葉として「JVTAで学ぶ同じ仲間として、励まし合いながらスキルを磨いて頑張ってほしい」と思いを伝えた。 「今、映像翻訳もメディア・アクセシビリティもジャンルの垣根を越えて、一緒に仕事をする機会が増えています。『コンテンツをもっと多くの人が楽しめるように』という願いは共通です。そのために、皆さんのスキルを発揮してほしいと思います」(石井講師) 石井講師のメッセージに加え、新楽代表も「JVTAは『修了したから終わり』ではない。私たちは応援し続けるので、なんでも相談してください」と力強いエールを送った。 JVTAは皆さんのこれからの学習、そしてプロとしての活躍を引き続き応援していきます。
最後は恒例の記念撮影!
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今年は字幕翻訳ワークショップを現地で開催!世界最大級の日本映画祭「ニッポン・コネクション」
世界最大級の日本映画祭「第26回ニッポン・コネクション」(以下、ニチコネ)が2026年6月2日~6月7日にドイツのフランクフルトで開催される。今年は短編・長編合わせて140本以上が上映。さらに日本文化を様々な角度から体験できるワークショップや展示、パフォーマンスも行われる。JVTAは同映画祭にて、毎年アワード・スポンサーを務めている。 今年の上映ラインナップは特に豪華だ。2025年に邦画実写作品として歴代興行収入第1位の記録を塗り替えた『国宝 』(李相日監督)を始め、第49回日本アカデミー賞の優秀作品賞に選出された『爆弾 』(永井聡監督)、『ファーストキス 1ST KISS 』(塚原あゆ子監督)、『TOKYOタクシー 』(山田洋次監督)などが並ぶ。『爆弾』『ファーストキス 1ST KISS』『TOKYOタクシー』の3作は、今回がドイツ初上映。すべて英語字幕付きでの上映となる。
© Katsuhiro Go/KODANSHA Ltd. All Rights Reserved © 2025 FUJI TELEVISION NETWORK, INC./Warner Bros. Japan LLC/ KODANSHA LTD. All rights reserved
© 2025 TOHO.CO., LTD./AOI Pro. Inc.
©2025 “TOKYO TAXI” Film Partners, Remake rights: courtesy of Pathé- Une HIRONDELLE PRODUCTIONS Based on the film “UNE BELLE COURSE” written by Christian Carion and Cyril Gély directed by Christian Carion ©2022 – UNE HIRONDELLE PRODUCTIONS – PATHE FILMS – ARTEMIS PRODUCTIONS – TF1 FILMS PRODUCTION
JVTAが英語字幕を手掛けた作品も上映。監督のゲスト登壇もあり JVTAが英語字幕制作に携わった作品も多数上映される。短編作品では『水底のミメシス 』(長澤太一監督)と『ばあちゃんの引っ越し 』(北村伊知郎監督)、長編作品では『長い夜 』(草刈悠生監督)の英語字幕をJVTAが手掛けている。3作とも同映画祭が日本国外での初上映だ。さらにこの3作品は、それぞれの上映会に監督がゲスト登壇を予定している。 また『長い夜』は、JVTAがアワード・スポンサーを務める「ニッポン・ヴィジョンズ審査員賞」にもノミネート。同部門の受賞者には特典として、JVTAが無償で次回作の英語字幕を提供する。過去には、『ケイコ 目を澄ませて』や『夜明けのすべて』などを手掛けた三宅唱監督も同部門を受賞。三宅監督の作品としては、昨年公開され、第78回ロカルノ国際映画祭で最高賞である金豹賞を受賞した『旅と日々 』も同映画祭で上映予定だ。 ◆ニッポン・ヴィジョンズ審査員賞についてはこちら もチェック字幕ワークショップは久しぶりの現地開催 毎年恒例のJVTAによる「Workshop: Subtitling」も行われる。昨年まではオンラインで実施していたが、今年久しぶりに現地の会場でリアル開催となる。JVTAの麻野祥子ディレクターが日本からドイツへ飛び、ドイツ在住で翻訳者・ライターとして活躍するJVTA修了生の内藤裕子さんと共に講師を担当。ワークショップでは今年の上映作品の中から短いシーンを取り上げ、参加者に字幕翻訳を体験してもらう。映像翻訳の奥深さやテクニックが分かるワークショップだ。 ◆Workshop: Subtitling 2026年6月6日(土) 11:30に開催 ※ドイツ時間 さらに、JVTAの指導の下、海外の大学で日本語を学ぶ学生が英語字幕をつける海外大学字幕プロジェクト(GUSP) の課題作品となった日本の短編映画も上映。JVTA Meets PIA Film Festival: Shortsとして、『僕はガタロウ』(久保地穂乃監督)、『宮沢さんは剥がさせないっ!』(金澤誠人監督)、『紅の空』(瀨川翔監督)の3作品が、海外の大学生による英語字幕付きでお披露目となる。同上映会場 でもJVTAの麻野祥子ディレクターが登壇予定だ。 今年の「ニッポン・ライジングスター賞 」は、俳優の山田杏奈さん。映画祭では出演作を3作品上映の他、ご本人が登壇するトークイベントも開催される。さらに2025年に逝去した日本映画を代表する俳優・仲代達矢さんの功績を称え、9作品が「ニッポン・レトロ 」で上映。歴史ある名作から新進気鋭の作品まで、幅広く上映されるのもニチコネの魅力である。 上映作品の詳細やその他情報については公式サイトからチェックを。◆「ニッポン・コネクション」公式サイト
◆【映像翻訳科 次期開講は2026年10月予定】 映像翻訳にご興味をお持ちの方に向け、リモート個別相談を開催しています。映像翻訳の詳細はJVTAのカリキュラム等についてマンツーマンでご説明します。お気軽にご参加ください。 ※詳細・お申し込みはこちら
アカデミー賞俳優のミシェル・ヨーが1人5役!『サンディワラ』の字幕を担当した映像翻訳者にインタビュー
JVTAは国際短編映画祭 「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)を20年以上にわたって字幕翻訳でサポートしている。今年、上映作品の字幕翻訳に携わった映像翻訳者は約140名。ジャンルも言語も違う、世界各国から集まった多種多様な作品の翻訳に一丸となって取り組んだ。アカデミー賞受賞監督と俳優がコラボレーション! 今年のインターナショナルコンペティションでは、アカデミー賞受賞者同士のタッグで作られた作品『サンディワラ』が上映される。『ANORA アノーラ』(2024)のショーン・ベイカー監督が『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022)のミシェル・ヨーを主演に迎えた作品だ。マレーシアを舞台にミシェル・ヨーが1人5役に挑んでいる。
『サンディワラ』 監督:Sean Baker/アメリカ・マレーシア/10:51/コメディ、ドラマ/2026
本作の日本語字幕を担当したのは修了生の長井希海さん。長井さんは本作について「とても元気づけられる作品だった」という。 「混沌としていながらも、登場人物それぞれの人生を肯定する温かさが感じられる作品で、とても元気づけられました。また、マレーシアの料理のおいしそうな匂いや、服が肌にはりつくような湿度を画面越しにも感じられ、実際に現地を訪れてみたくなりました」(長井さん) 翻訳作業では、舞台が多民族共生であるマレーシアであることによる影響が随所にあったという。同作のメイン言語は英語だが、登場人物は英語に中国語の普通話(中国本土の公用語)や南方系の方言を自然に混ぜながら話し、マレー語で披露される歌もあった。また、独特の固有名詞も多数登場し、長井さんはそれらを一つひとつ丁寧に調べた。 実は映像翻訳では、映像に映るもの・ことについて「調べる」作業が多い。時には、翻訳者に提供されるスクリプト(台本あるいはセリフの文字起こし原稿)が完璧な状態でないこともある。実際、同作のスクリプトでは「ニョニャ料理」や「チャー・クイ・ティオ(平たい米麺をエビやニラなどと炒めた焼きそば風の料理)」など独特な固有名詞が十分に反映されてなかったという。そのため長井さんはセリフの原音や画面に映し出されている料理・看板などから見当をつけたり、作品の公式SNSや紹介記事をあたったりして一つひとつ丁寧に確認した。「文化的・歴史的背景をしっかりと調べた上で、異なるものが混じりあうからこそ生まれる力強さや魅力が伝わるよう心がけました」と長井さんはいう。ミシェル・ヨーが1人5役!登場人物の描き分けも重要に もう1つ意識したのは、登場人物の口調だ。本作では、ミシェル・ヨーが5人の女性を演じている。5人それぞれが演技や口調、ファッション、仕事への向き合い方などに大きく違いがあり、明確にキャラクターが描き分けられている。長井さんは、字幕でもその違いを明確に出せるように気を配った。 「インフルエンサーのセリフは軽快で親しみやすく、料理評論家は少し気取った言い回しに、屋台の料理人は無骨ながら料理への真摯さが伝わる口調にと、短いセリフの中でも人物像の違いが感じられるよう意識しました」(長井さん) 各登場人物の違いがどのように字幕に落とし込まれているか、ぜひ実際に本作を見て確認してほしい。 長井さんは今回、『サンディワラ』をはじめ4作品の翻訳を担当した。マレーシア、ペルーの貧困街、台湾の自然、アメリカの田舎町など、大作映画ではあまり焦点が当たらない地域や題材を描いた作品が多く、それらの翻訳には「自分の知らない世界をのぞき込むような感覚」があり、とても刺激的で楽しい経験だったそうだ。 世界中から集まった作品を数多く見られるのもSSFF&ASIAの魅力のひとつである。インターナショナルコンペティションにはこの他に、ベルギー、フィンランド、ヨルダン、リトアニアなどから作品が集まっている。ほとんどの作品がオンライン視聴可能なので、この機会に多種多様な文化・世界観を楽しんでみてはいかがだろうか。『サンディワラ』上映情報 2026年6月8日(月)15:10-17:00 @WITH HARAJUKU HALL 2026年6月11日(木)~ 6月30日(火) @オンライン グランド シアター【SSFF&ASIA 2026 開催概要】 ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2026 5月25日(月)~6月10日(水)アワードセレモニー 詳細は▶公式サイト からオンライン上映 5月25日(月)~6月30日(火) ※期間により配信プログラムが異なります オンラインシアターは▶こちら から
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・【JVTAが字幕ガイドと音声ガイドを制作】SSFF&ASIAのユニバーサル上映会に声優の佐々木望さんが登壇!
・あなたの言葉が、誰かの“目”になる——「ディスクライバー」という、もう一つの言葉のプロ
◆【映像翻訳科 次期開講は2026年10月予定】 映像翻訳にご興味をお持ちの方に向け、リモート個別相談を開催しています。映像翻訳の詳細はJVTAのカリキュラム等についてマンツーマンでご説明します。お気軽にご参加ください。 ※詳細・お申し込みはこちら
あなたの言葉が、誰かの“目”になる——「ディスクライバー」という、もう一つの言葉のプロ
映像の情景や人物の動きと表情を言葉で解説し視覚障害者をサポートする「音声ガイド」。JVTAの講座を修了し、2026年「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア」のユニバーサル上映作品『彼方の声』(野上鉄晃監督)などを手がけるディスクライバーの浅本由梨子さんは、作中のセリフを訳す字幕や吹き替えの翻訳とは異なり、セリフや音の合間に一から言葉を紡ぐ難しさと日々向き合っている。今回は浅本さんに、作品の熱量を届けるための情報の取捨選択や、独自の言葉選びのこだわりについてお話を伺った。
【ディスクライバーとは? 5/30開講「音声ガイドコース」無料説明会実施中】 詳細・お申し込みはこちら
◆制作者の想いや画面に込められた伏線を見落とさないために 「たくさんの方が長い時間をかけて作り上げた作品の魅力を、より多くの人に伝えたい。その思いから、細かな演技や小道具、カメラワークなど、画面に込められた意味を見落とさないよう気を付けています。特に、視覚情報によって伏線や人物の感情が表現されている作品では、重要な要素を取りこぼさないよう意識しています。」(浅本由梨子さん)
音声ガイド制作に携わるまでは、同じ作品を何十回も観ることはなかったという浅本さん。今は、繰り返し観ることで、新たな発見や気づきが生まれる面白さがあり、作品に対するリスペクトの気持ちも、見る度に深まっていくという。
◆短編映画『彼方の声』で意識した「鑑賞者の想像の余地」 『彼方の声』は、庄司浩平さん演じる主人公、尚人がAIとして再構築されたかつての恋人・澪(みお)と1日だけの再会を果たす物語。約22分の短編だ。同作は、明確に答えを提示するというよりも、鑑賞者それぞれに解釈が委ねられている作品だと浅本さんは感じたという。そのため、音声ガイドが解釈を誘導したり主観を入れたりして鑑賞者が想像する余地を奪ってしまわないように意識した、と振り返る。
『彼方の声』
「セリフや声色、間の取り方はもちろん、風景や視線の動き、距離の取り方といった視覚的な情報によって生まれる空気感も大切にされていると感じました。そうした細やかな部分が、鑑賞者それぞれの感じ方につながっていくと思ったので、制作側の意図した表現をきちんと受け取っていただけるよう、丁寧にガイドすることを心掛けました。テーマやシチュエーションが難しい作品でしたが、とにかくこの素敵な世界観を壊さないように、という一心で取り組みました。」(浅本由梨子さん)
◆詰め込みすぎは禁物。ディスクライバーを悩ませる「余白」のさじ加減 音声ガイドのディスクライバーは、映像翻訳者と同じように、多くのリサーチを重ね作品を深く解釈したうえで、ガイドづくりに臨む。学習を始めたばかりの人は「あれもこれも伝えなければ」と多くの情報を詰め込みがちだ。しかし、視聴者はセリフや音のない“余白の部分”も楽しんでいることを忘れてはならない。音を聞いていれば分かることまですべてガイドしてはうるさいと感じさせてしまう。そのさじ加減がディスクライバーにとっての悩みどころだ。
「仕事を始めたころは、そのシーンだけをじっくり見てガイドをつくろうとしていました。しかし、実写ドラマやアニメなど様々な作品に取り組むうちに、ストーリー全体の中で監督さんが大事にしていることや人物同士の距離感などを見極めて、それを軸にしてガイドすることも大切なのだと気づきました。また、音声ガイドの原稿を書くのはディスクライバーですが、監修や当事者のクオリティチェック、収録現場でのご提案などさまざまなご意見をいただきリライトしていくので、最終的にはチームとしてつくりあげるものだと実感しています。」(浅本由梨子さん)
◆主観を排し、「映像で見分けられる情報」をニュートラルに伝える難しさ 複数の意見を取り入れることは重要だ。例えば、古い建物の壁の色一つにしても『クリーム色』ではおしゃれな北欧風をイメージするとの指摘で『黄ばんだ壁』にリライト。夕景の車のライトの流れに「キラキラした」という表現を使った際には、この場面の意味を考慮し、よりニュートラルな表現に変えたこともあったという。また、表情は「悲しい目」「嬉しい顔」といった主観的な表現ではなく、目や眉や口の動きなどをガイドするのが基本だ。浅本さんは日本、韓国、アメリカなどさまざまな国の作品を担当する中で表情の演技にも違いがあり、その伝え方にも工夫が必要であると気づく。とはいえ、映像ではわからないのに、リサーチで得た情報までガイドに盛り込んではならない。結局は、「映像で見たまま」を伝えるという原則に立ち返り、「一度聞いただけで理解できる表現は何か」を追求していく。
◆未来のディスクライバーへ:多面的な視点と視野を広げることの大切さ 浅本さんが「音声ガイド」に興味を持ったきっかけの一つが、視力を失っていくカメラマンと音声ガイドディスクライバーとの交流を描いた映画『光』(河瀬直美監督 2017年)だったという。昨今は声優や俳優がガイドのナレーションを担当するケースも増え、『彼方の声』の音声ガイドのナレーションを、声優の佐々木望さんが担当するなど、幅広い層に認知され始めている。浅本さんは「鑑賞したい映画を、誰もが諦めずに楽しめる社会であってほしい、そのためにも、より多くの人に音声ガイドの存在を知っていただき、利用してもらいたい。」と話す。
「音声ガイドを書く時は、なぜその言葉を選んだのか、どうしてその表現をしたのかを、常に自分に問い続けています。これは、監修者さんや他のディスクライバーさんからいただいたフィードバックに自信をもって返答できなかった経験から、意識していることです。特に、登場人物の感情に触れるシーンでは、伝えるべきことはきちんと伝えながらも、主観に寄り過ぎていないか、いつも悩みます。一つの視点に偏らず、さまざまな可能性を想像しながら言葉を選ぶことが大切なのだと感じます。私自身も多面的に物事を捉え考える力を磨くためにも、多くのガイドを聞き、さらに本や舞台、音楽などさまざまな表現活動に触れながら、興味や視野を広げていきたいと思っています。作品やジャンルによってもテイストが違うので、今後ディスクライバーを目指す方は、日ごろから多くのガイドを聞いてトーンや言葉の選び方、間の取り方などに注力しておくと良いと思います。自分の好みの音声ガイドを見つけることもおすすめです。」(浅本由梨子さん)
映像を見なくても音声だけで映像を楽しめる音声ガイドは、緻密な作品解釈や工夫、検証のもとに作られており、晴眼者にとっても見逃したポイントに気づかせてくれる魅力的なツールだ。映像翻訳者にとっては「言葉のプロとして作品を伝える」という原点を追求する大きな学びがある。まだ利用したことがない方はぜひ、積極的に音声ガイドを利用してほしい。今後、さらなる普及のためにもJVTAはディスクライバーの養成を続けていく。興味のある方はぜひ挑戦してみてはいかがだろうか。
『彼方の声』
◆「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア」 ユニバーサル上映会~ Cinema is Inclusive ~ 日時:2026年6月5日(金)16:20-18:10(終了) 会場:LIFORK HARAJUKU 料金:無料 ※誰でも参加可
※『彼方の声』を含む3作品が音声ガイドとバリアフリー字幕付きで上映されます。 ※声優の佐々木望さんのトークショーがあります。 チケットの予約はこちら
◆「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア」の公式YouTubeチャンネルでバリアフリー字幕や音声ガイド付きで視聴できます。ぜひご覧ください。
★Short Film “So Far Away, So Close” |ショートフィルム『彼方の声』本編 ※字幕をオンにするとバリアフリー字幕が表示されます。 視聴はこちら
★ショートフィルム『彼方の声』本編(音声ガイド版) 視聴はこちら
★JVTAではバリアフリー字幕と音声ガイドの制作スキルを学べます! メディア・アクセシビリティ科 音声ガイドコースは5月30日(土)に開講 コースの詳細はこちら 無料説明会はこちら
【関連記事】・【JVTAが字幕ガイドと音声ガイドを制作】SSFF&ASIAのユニバーサル上映会に声優の佐々木望さんが登壇! ・アカデミー賞受賞者同士による作品も上映!ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2026を、今年も字幕翻訳でサポート ・アカデミー賞俳優のミシェル・ヨーが1人5役!『サンディワラ』の字幕を担当した映像翻訳者にインタビュー
◆【映像翻訳科 次期開講は2026年10月予定】 映像翻訳にご興味をお持ちの方に向け、リモート個別相談を開催しています。映像翻訳の詳細はJVTAのカリキュラム等についてマンツーマンでご説明します。お気軽にご参加ください。 ※詳細・お申し込みはこちら
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2025年1月12日(日)より、英日映像翻訳 総合コース・Ⅰの日曜集中クラスを開講中! 最終の受付締切は1/16(木)
字幕、吹き替え、多様なジャンルを学べるJVTAで 映像翻訳のプロを目指す!
日本映像翻訳アカデミー(JVTA)は、字幕・吹き替えの翻訳者として活躍するために必要なスキルを学ぶ職業訓練校です。英語から日本語へ翻訳する英日映像翻訳 と日本語から英語へ翻訳する日英映像翻訳 があり、目的に合わせたコースを選んでいただくことができます。コース修了後、当校独自のトライアル(プロ化試験)に合格すれば、併設する翻訳受発注部門よりお仕事を紹介させていただくので、学んだスキルを実践で生かしていただくことができます。 通常の、JVTAの開講月は例年4月と10月ですが、「10月の入学に間に合わなかった」「4月より早く学習をスタートしたい」という声にお応えして、2025年1月に「英日映像翻訳 総合コース・Ⅰ」の日曜集中クラスを開講します! ご興味をお待ちの方は、「リモート個別相談」 にご参加ください。映像翻訳の世界やJVTAでの学びについて、深く知っていただくことができます。 ※1月入学に向けた体験レッスンが含まれる「リモート・オープンスクール」は、終了しました。4月入学を対象にした開催は1月下旬以降を予定しています。
【こんな方はぜひご参加ください】 ・映像翻訳に興味がある ・語学力を生かせる仕事に就きたい ・好きな映画や海外ドラマに関わる仕事に就きたい ・プロの映像翻訳者を目指したい ・フリーランスとして活躍したい ・手に職をつけたい ・映像翻訳の需要に関して知りたい ・字幕翻訳にチャレンジしてみたい
英日映像翻訳 総合コース・Ⅰ コースの詳細は▶こちら その他、コースや入学に関するよくあるご質問は▶こちら 会社概要▶こちら
2025年1月 英日映像翻訳科 日曜集中クラスご検討者向け
リモート個別相談
1月開講 日曜集中クラスをご検討の方は、「リモート個別相談」へお申し込みください。お申し込み後、ご入力いただいたメールアドレス宛にご案内をお送りします。尚、このページで入力いただいた内容はSSLで暗号化されて送信されます。
リモート個別相談では、ご希望の日時で当校スタッフが入学に関するご案内のほか、コース選択や映像翻訳学習・修了後の進路などの不安や疑問にマンツーマンでお答えします。 ※リモート個別相談では字幕翻訳の体験レッスンはございません。 ※2025年1月の英日映像翻訳科 日曜集中クラスは1月16日(木)まで入学可能です。
※映像翻訳のプロとして仕事をする際の目安となる英語力については▶こちら
※入学には「リモート個別相談」の参加が必須です。
【参加条件】 英語力・翻訳経験不問 ※パソコンやタブレットなどで安定して動画配信サービスなどを視聴できる環境が整っていれば、どなたでも無料でご参加いただけます。
【参加形式】 リモートのみ(Zoom ) ※音声を聞き取りやすくするために、イヤホン・ヘッドホンの使用をお勧めします。また質疑応答のタイミングもありますので、マイクをお持ちでしたらご用意ください。
【動画で解説!】現役受講生が答える!受講にまつわる5つの質問
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▶JVTAを動画でもっと知りたい方はJVTAの公式YouTubeチャンネル へ ▶映像翻訳を動画でもっと詳しく知る!JVTAのYouTubeチャンネルおすすめ動画集
【お問い合わせ】 電話 03-3517-5002
JVTAは情報セキュリティの国際規格「ISO/IEC 27001:2013」を取得しています。詳しくはこちら SSL対応ページからの情報送信は暗号化により保護されます。
◆【映像翻訳にチャレンジしてみたい方におすすめ】 JVTAオリジナル VOD(ビデオ・オン・デマンド)で 字幕の基礎を学ぶ「映像翻訳講座」
※詳細・お申し込みはこちら
おすすめ記事・動画
●これからの映像翻訳者が目指すべき“字幕と吹き替えの二刀流” ●【映像翻訳者のAI戦略】AIにはない「創造力」で、新たな翻訳業界を生き抜く ●動画!【字幕翻訳実況】みんなで字幕翻訳実況【Zoom参加者と一緒に考えてみた】#10 ●動画!「現役受講生に聞いた!Why JVTA?」
【動画】映像翻訳本科の受講~プロデビューまでを解説
YouTube リダイレクト用ページ
遷移先: https://youtu.be/6YHqITp0FoQ?si=RfOTiIb48LfmF9Rz
【動画】日英映像翻訳の需要や必要スキルを解説(英語)
YouTube リダイレクト用ページ
遷移先:https://youtu.be/4ftBmgaOypU?si=tS05F5j6z__mYcgG
【JVTAが字幕ガイドと音声ガイドを制作】SSFF&ASIAのユニバーサル上映会に声優の佐々木望さんが登壇!
JVTAは20年以上にわたり、短編映画の祭典「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア」(SSFF&ASIA)の字幕翻訳に協力している。同映画祭では2022年から、見えにくい、聞こえにくい人も映画を楽しめるよう、バリアフリー字幕と音声ガイド(Audio Description)を付けた短編映画の上映を開始。JVTAは毎年、音声ガイドと字幕の制作も担当してきた。6月5日には今年も「ユニバーサル上映会~ Cinema is Inclusive ~」と題したリアルトーク&セミナーが原宿で開催される。会場では全3作品を音声ガイドおよび字幕ガイド付きで鑑賞できるほか、情報保障として、MCの手話通訳、要約筆記が用意される。さらに上映後のトークイベントには、今年で声優デビュー40周年を迎える佐々木望さんが登壇する。佐々木望さんは今年、東京都とSSFF & ASIAによる特別製作作品『彼方の声』で音声ガイドのナレーションを担当。この作品では、AI技術を通してある再会を果たす男性の1日が描かれている。
『彼方の声』
アニメ『幽☆遊☆白書』浦飯幽助役をはじめ、『AKIRA』鉄雄役、『銀河英雄伝説』ユリアン役など声優として多くの作品に出演してきた佐々木さん。昨今は音声ガイドという新たな分野にも活躍の場を拡げている。音声ガイドとは、見えない、見えづらい人が映像作品を楽しめるよう、映像に映っている情景や人物の動き、表情などを言葉で解説し音声で伝えるツールだ。上映後のトークでは、声優として40年のキャリアを持つ佐々木さんがさまざまな視聴者に作品を届けるという役割を担う音声ガイドへの取り組みについて語る。
このイベントではさらに2作品が上映される。
・『HANA』 2025年のSSFF & ASIAの上映作品。芥川龍之介の小説「鼻」を、胸の大きさにコンプレックスを抱えた女子高生の話に二次創作した短編映画だ。同年のクラウドファンディングにより、音声ガイドと日本語字幕ガイドが制作された。こちらは、ダチョウ倶楽部の肥後克広さんが初めて音声ガイドのナレーションを担当。一般公開はこのイベントが初となる。
・『日の出を知らない街』 東京都とSSFF & ASIAによる特別製作作品で、2025年のSSFF & ASIAで上映された。東京で仕事に追われる男性が奥多摩での休日で再生していく物語。
視聴者に映像作品の魅力を余すところなく伝える。その役割は翻訳字幕もバリアフリー字幕や音声ガイドも同じだ。それぞれのツールの利用者にとって本当に必要な情報とは何か。このイベントを通じて改めて考えてみたい。言葉のプロを目指す受講生・修了生の皆さんにとって「伝える」という原点について学びの多い機会になるはず。ぜひご参加ください。
◆「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア」 ユニバーサル上映会~ Cinema is Inclusive ~
日時:2026年6月5日(金)16:20-18:10 会場:LIFORK HARAJUKU 料金:無料 ※誰でも参加可 チケットの予約はこちら
※『彼方の声』の音声ガイドを手がけたディスクライバー 浅本由利子さんのインタビューはこちら
★JVTAではバリアフリー字幕と音声ガイドの制作スキルを学べます!
メディア・アクセシビリティ科 音声ガイドコースは5月30日(土)に開講 コースの詳細はこちら 無料説明会はこちら
【関連記事】 ・あなたの言葉が、誰かの“目”になる——「ディスクライバー」という、もう一つの言葉のプロ ・アカデミー賞受賞者同士による作品も上映!ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2026を、今年も字幕翻訳でサポート ・アカデミー賞俳優のミシェル・ヨーが1人5役!『サンディワラ』の字幕を担当した映像翻訳者にインタビュー
◆【映像翻訳科 次期開講は2026年10月予定】 映像翻訳にご興味をお持ちの方に向け、リモート個別相談を開催しています。映像翻訳の詳細はJVTAのカリキュラム等についてマンツーマンでご説明します。お気軽にご参加ください。 ※詳細・お申し込みはこちら