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【2025年9月に開催!!】Los Angelesごもりの6日間、通訳ブートキャンプ!詳細は特設サイトにて

【ロサンゼルス校留学コース】
2021年10月期 奨学生募集
 
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日本映像翻訳アカデミー(JVTA)は、映画やテレビ番組の字幕・吹き替えの翻訳者を養成する学校として1996年に東京で創設され、これまで多くのプロの映像翻訳者を輩出してきました。その米国拠点であるJVTAロサンゼルス校では、米国当局より「職業訓練学生(M-1ビザ)」発給対象校の認可を受け留学生の受け入れを行っており、特に全日制コースは、「映像翻訳、実務翻訳、通訳」をトータルに学べ、短期間で実践的なスキルが身につくと好評です。
 
グローバル化とデジタル化が加速する昨今、あらゆるフィールドにおいて翻訳・通訳のスキルや英語での発信力が欠かせない時代となりました。JVTAグループでは、こうした時代の変化にも対応できる、実力と高い意識を持ったプロフェッショナルを育成することを第一のミッションとして20年以上にわたり新たな教育プログラムを生み出し続けています。
 
その一環として、このたび日本映像翻訳アカデミーは、JVTAロサンゼルス校に留学を希望する人を対象に、以下の要領で奨学生の募集を行います。
 
◆ロサンゼルス校M-1ビザ留学のカリキュラムに関しては▶こちらから
 
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【対象コース】
JVTA ロサンゼルス校 M-1 ビザ留学フルタイムコース
 
【留学開始時期・期間】
2021年10月期より受講を開始し、2学期間(約1年間)
※受講を延長することは可能ですが、奨学金の支給は初年度のみとなります。
 
【応募資格】
・受講開始時に満18歳以上で、高等学校卒業または同等以上の資格を有すること。
・JVTA ロサンゼルス校で2021年10月期に受講を開始し、2学期間(約 1 年間)継続して受講できる方
・JVTAからの依頼に基づき、ロサンゼルス校の受講経験や異文化体験(特に留学生の方)などについて、JVTAおよびその他の各種媒体(ウェブサイト、SNS、メルマガ、パンフレット、雑誌、広報・広告物など)向けに、レポートを書いたり、取材などを受けたりすることができる方(氏名、写真掲載あり)
※ 奨学生は、応募後に実施するJVTAロサンゼルス校の入学審査(試験および書類審査)に合格することが前提となります。
※ 留学生として当校に入学する場合、M-1ビザ(職業訓練ビザ)の申請・取得をし、米国に入国・滞在できることが条件となります。なお、米国市民権・永住権保有者をはじめ、規定の受講期間を満了できる有効な米国滞在ステータスのある方はM-1ビザの取得は不要です。
 
【募集人数】
若干名
 
【奨学金】
奨学金は1人最大3,000米ドル
 
【応募受付期間及び最終結果発表】
※締め切りました。
※受け付けと同時に順次審査を進めますので、お早めにご応募ください。
 
【応募方法】
下記のフォームよりお申し込みください。
追って、詳しい募集要項と「奨学生応募用紙」をお送りします。用紙に必要事項と小論文等を入力していただき、Eメールに添付して期日までに提出してください。
※TOEICのスコア証明書をお持ちの場合には、一緒にご提出ください。TOEIC公式認定書は、そのスキャン・ファイル(PDF)を奨学生応募用紙と一緒にEメールに添付送付した上で、認定証原本を東京校に郵送してください。
 

《お問い合わせ》
本募集に関してのご質問は、基本的にEメールで、東京校留学デスク(担当:小林・玉井)までご連絡ください。
件名を「奨学生募集についての問い合わせ」としていただき、本文にご氏名、Eメールアドレス、電話番号を明記してご連絡ください。
Eメール: ryugaku(at)jvtacademy.com  ※ (at) は @ に置き換えてください。
電話:03-3517-5002
 

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「日本の素顔を見たい」世界最大の日本映画祭ニッポン・コネクション

ドイツに日本映画だけを特集した映画祭があることをご存じだろうか?今年で25回目となる日本映画祭「ニッポン・コネクション」(以下、「ニチコネ」)が、2025年5月27日から6月1日までドイツのフランクフルトで開催された。上映された作品数は約100本、関連イベントも70を超えるこの世界最大の日本映画祭は、100名以上の日本文化・映画ファンがボランティアベースで運営しており、スタッフの心のこもった温かみのある対応も特徴だ。ドイツ国内やヨーロッパはもちろん世界各国から映画関係者や、日本映画・文化ファンが集結、熱気に包まれた現地での様子と、欧州での日本コンテンツ人気の理由をお届けする。

2025年5月27日から6月1日まで約100本の日本作品が上映されたニッポン・コネクション

「ニチコネをJVTAがサポートする理由」

JVTAは2010年から、「日本の映像コンテンツを海外で多くの人に見てもらいたい」という思いを共にするニチコネをスポンサーとしてバックアップ。ニッポン・ヴィジョンズ審査員賞の受賞者の次回作品へ、字幕を無償提供している。さらにJVTA講師が全面協力し大学生が短編映画に英語字幕をつける海外大学字幕プロジェクト(GUSP)の完成作品をニチコネで毎年上映している。

今年、見事ニッポン・ヴィジョンズ審査員賞に輝いたのは、草場尚也監督の『雪子 a.k.a.』。小学校教師の雪子がラップを通して葛藤する姿を描くとともに、教師という仕事の明暗も浮き上がらせる社会派の作品だ。監督に今の思いを伺った。

『雪子 a.k.a.』をニッポン・ヴィジョンズ審査員賞に選んで頂き、大変光栄です。
私は今回、リモートでの挨拶しか出来ませんでしたが、映画祭に参加したプロデューサーの岩村から、温かく熱狂的な観客の皆様に支えられたと聞きました。
東京都で働く雪子先生の生き方が、国境や言語を越えて肯定してもらえたようで嬉しく思います。
劇中の登場人物たちが徐々に連帯していくように、世界中の人たちと繋がれる映画祭に感謝しています。
次回作こそは私もフランクフルトを訪れ、その街並みや人々に触れてみたいです。(草場尚也監督)

草場監督の次回作はJVTAの字幕で、国境を越えてより多くの観客へ届けられる。『雪子 a.k.a.』は今年1月から全国の映画館で上映しており、6月からは神奈川県や新潟県、大分県や宮崎県などでの上映が予定されている。詳しくは作品ホームページをチェックしてほしい。今から草場監督の次回作が待ち遠しい。

「日本語の喋り言葉って難しい」

会期中大勢の観客や映画関係者でにぎわう現地会場では、GUSPの短編作品上映後、字幕作成を担当した学生たちへに感想を聞いた。

インタビューに答えてくれたのは、ハインリヒ・ハイネ大学(ドイツ)のリサ・フォルチさん、オクサナ・フィービグさん、 ゲント大学(ベルギー)のシス・マテーさん、ジャファ・ロンさんの4名。

作品の上映後、会場からの質問に答える学生たちとプログラム・ディレクターのフロリアン・ヘア氏

-字幕作成お疲れさまでした!会場で作品を観た感想はいかがですか?

・ほっとしています!私たちが担当したのは『サンライズ』という作品でしたが、作中に何度も出てくる缶コーヒーが一体何を意味しているのか、作品解釈をすり合わせるのが一番苦労したところです。(オクサナさん)
・よくできたと思います。私は「いい塩梅」という表現に一番苦労して何度も書き換えました。作品をスクリーンで観ながら当時の苦労を思い出しました。(リサさん)
・私たちが担当した『ちあきの変拍子』では、「我慢」という言葉が何度も出てきます。でもシーンごとの文脈で適切な単語は変わっていきます。それに若者の喋り言葉は授業で習う日本語とは全然違っていて、何を言っているのか聞き取れず苦労しました。(シスさん)

-今回は2作品ともに若者の葛藤を描いたものでしたが、普段はどんな作品が好きですか?

・私が日本に興味を持ったきっかけはアニメで今も好きですが、学校で日本語を学ぶ機会があり、今では英語よりも日本語の方がうまく喋れるほど日本語にハマりました。だから日本の作品は何でも観ますよ。(ジァファさん)
・私は子どものころ漢字についてのドキュメンタリーを観て以来、日本に興味を持ち始め、昨年は日本に留学もしていました。日本語を勉強していると言うと「アニメ好きなの?」と言われることが多いですが、私は今回担当した作品のような、日本の日常の様子が垣間見える作品が好き。デフォルメされていない日本が感じられる作品がもっと観たいです。(リサさん)
・『サンライズ』では主人公の感情が昂ると、突然男性口調になる。日本の女の子も本当はこういう風に喋るんだろうな、と本当っぽさを感じました。こういう日本人の素の部分が見える作品は面白いですね。(オクサナさん)
・私はアニメや漫画には興味はないのですが、実験的作品をもっと世に出してほしいと思います。(シスさん)

会場でお話を伺ったリサ・フォルチさん、オクサナ・フィービグさん、シス・マテーさん、ジャファ・ロンさん(左から)

また、会場ではニチコネのプログラム・ディレクターのフロリアン・ヘア氏に映画祭と字幕の関係性について伺った。 「字幕がなければ私たちは日本作品の内容をほとんど理解できないが、その大切さを理解している観客は少ない。字幕というのはセリフをそのまま訳出すればいいわけではない、非常に技術の必要な作業だ」。さらに「AIが字幕を作れるようになるかという話題は必ず出てくるが、登場人物の複雑な内面の葛藤などを表現するのは人間でなければできない作業ではないか」と字幕の未来にも言及した。

立ち見客が出るほど盛況だった『ブラック・ボックス・ダイアリーズ』

「日本映画には驚かされることが多い」

映画祭25周年を記念し、フランクフルター・アルゲマイネ紙の取材の答えたニチコネ運営代表者のマリオン・クロムファス氏は、日本映画の特徴をこう語る。「日本映画には驚かされることが多い。ドイツでは、脚本は一定の基準を満たさなければならないことが多く、5分後には何が起こるかわかっていることが多い。日本映画では、登場人物や主演俳優など、まったく分類できない人物に出会うことがある。物語はどこへ向かうのか?この点に、私は今でもワクワクさせられるのです」。2000年に大学生だったクロムファス氏が、大学内で日本映画上映会という形で立ち上げたニッポン・コネクションは、今年、来場者2万人の規模まで拡大した。

「日本作品ブームの理由」

ちなみに、ここ数年、ヨーロッパの大型書店では日本コンテンツコーナーが拡大し続けている。世界中で大人気の漫画に加え、日本の文学作品も大きな支持を集めているのだ。2024年に出版された翻訳文学作品のトップ40のうち、43%が日本文学で、そのトップは柚木麻子の『BUTTER』。統計が出されたガーディアン紙*によると、日本作品の人気の理由のひとつは「西洋の作品に比べて白黒はっきりしない」ところなのだそう。善と悪の境界線があいまいで、悪者が実はいいヤツだったり、善人にも欠点があったり。日本というほどよいエキゾチック感と日本のあいまいさ、柔らかさが海外の日本作品ブームの理由のひとつだという。映画にせよ文学作品にせよ、もしかしたら海外のオーディエンスは私たちが気づかない日本らしさを見いだしているのかもしれない。

毎年趣向を凝らした映画祭のパンフレット

「日本への思いにあふれる映画祭」

映画祭ではアニメ、長編、短編、ドキュメンタリーなど多彩な映画上映に加え、料理教室、相撲体験、バンド演奏、カラオケ、ラジオ体操(!)などなど、多岐に渡る催しものが企画され、映画上映以外の時間もにぎわった。「近くに住んでいて、催し物があると聞いて」と子ども連れで訪れる人もいれば「アニメが大好き」という人、「旧作を上映するから」という通な映画好きも。そして、多様な人が多様な日本の姿に触れることのできるこの映画祭は、冒頭にも書いたが、運営ボランティアの熱意なしではありえない。

今も遠く海の向こうで、日本のコンテンツへ熱い視線が注がれている。

ニッポン・コネクション公式サイト

by Yuko Naito

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短編映画の祭典が開幕!
主催の別所哲也氏と映画祭を彩る著名人たちがその魅力を語る

米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭 「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2025」(SSFF & ASIA 2025)が5月28日(水)に開幕し、オープニングセレモニーが行われた。

会場は2025年3月27日にまちびらきとなったTAKANAWA GATEWAY CITY。世界各国から人が集まる国際交流拠点を目指すその場所で国際短編映画祭が幕を開けた。会場は、本映画祭の開催を楽しみにしている観客、クリエーター、それをサポートする企業や団体で埋め尽くされた。20年以上にわたり字幕制作に協力するJVTAのスタッフもその一員としてセレモニーに参加した。

オープニングセレモニーの冒頭では本映画祭の代表であり、俳優として活躍する別所哲也氏が登場。今年のテーマ「creative active generative」を掲げ、AIなどのテクノロジーの進化とともに進むクリエーターをサポートしていくことを宣言した。

前半では、いくつかの賞の発表が行われ、映画監督の河瀨直美氏、上映作品の1つである『SUNA』で脚本と監督を務めた加藤シゲアキ氏、その作品の音楽を手掛けたスキマスイッチ、『変な声』の脚本を手掛けた尾崎世界観氏などが次々と登壇し、ステージを彩った。

そして、6月11日(水)に行われるアワードセレモニーの審査員を代表して登場したのが、今年監督としてデビュー30周年を迎えた岩井俊二氏だ。以前より別所氏から審査員を打診されていたものの、タイミングが合わず実現できていなかったが、今回は念願が叶い、審査員として参加する。岩井氏が手掛けた作品として『Love Letter』『花とアリス』などの長編作品が有名だが、短編作品も多く手掛けている。ステージ上でも、できることならもっと短編を作りたいと意欲を語っていた。

短編に意欲的なのは岩井氏だけではない。2022年の米アカデミー賞で受賞した『ドライブ・マイ・カー』を監督した濱口竜介監督もその前作として3つの短編を集めたオムニバス映画『偶然と想像』を制作。この作品の英語字幕はJVTAが担当した。また『万引き家族』がカンヌ映画祭で最高賞のパルムドールを獲得し、世界にその名が知れ渡った是枝裕和監督も、最近、短編映画『ラストシーン』を手掛け、ストリーミング配信されている。かつて短編は「若手の登竜門」というイメージが強かったが、短い時間でストーリーを紡ぐ短編映画は、今や実績に関わらず、制作者にとって新たなクリエイティビティを生み出す場なのかもしれない。

ゲストとして招かれていた文化庁長官の都倉俊一氏は、日本のエンターテイメントを世界に広げるきっかけにインバウンドの発展が鍵になるという。

「2030年までに、日本のインバウンド客の数は6000万人になると言われています。その時には、観光のついでにエンターテイメントを体験するのではなく、日本のエンターテイメントを楽しむために来るようになっていてほしいですね」

海外からの観光客が「日本でしか上映されていない映画作品を観るために来た」となる未来もそう遠くはないかもしれない。その時には日本国内でもJVTAが手掛ける英語字幕は欠かせないものになるはずだ。

本映画祭は会場での上映は6月11日まで、オンラインでは6月30日まで楽しむことができる。短い時間の中に、どんなストーリーやメッセージが込められているのか。短編映画が身近な人たちはもちろん、これまで短編に触れたことがない人にもその深さを味わってもらいたい。

ショートショートフィルムフェスティバル&アジア 2025(SSFF&ASIA 2025)
オンライングランドシアター:2025年4月24日~6月30日
東京会場:2025年5月28日~6月11日
▶公式サイト

◆オープニングセレモニーは映画祭公式のYouTubeチャンネルでご覧いただくことができます。


【関連記事】

今年も字幕翻訳でサポート!ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2025の見どころを紹介

直訳するか、省略するか、意訳するか。SSFF&ASIA 2025上映作品を翻訳した字幕翻訳者にインタビュー

・祝! 濱口竜介監督の『偶然と想像』がベルリン国際映画祭で銀熊賞受賞! 英語字幕をJVTAが手がけました!

【北米在住者対象】7月開講 通訳・翻訳3カ月集中コースは単発コマ受講も可能!リモート個別カウンセリングへ

日本映像翻訳アカデミー ロサンゼルス校では、北米にお住いの方がキャリアチェンジやキャリアップを目指して、各クラスを受講しています。

これまで1つの講座を約6カ月で学んでいただいていましたが、日英・英日のどちらかだけ学びたい方や、仕事やご家庭などの都合で6カ月間の受講が難しい方もいらっしゃいました。それでもキャリアに繋がる技術を身につけたいという声にお応えし、ロサンゼルス校では2025年4月から、1つの講座を前半(モジュール1)と後半(モジュール2)に分け、3カ月で集中的に学ぶモジュール制を導入します。3カ月という短期間で高い通訳・翻訳技術を学んでいただきます。講師は北米での実務経験が豊富なプロの通訳者・翻訳者。幅広い分野の教材を使い、実践的な技術を指導します。

<受講生募集中のコース>(各コース3カ月)
1.日英映像翻訳 基礎:火曜日、水曜日 10AM~1PM
  受講期間:7月8日(火)~9月10日(水) 受講料:$1,675
2. 平日通訳(初級・中級):水曜日  2PM~5PM
  受講期間/モジュール1:4月23日(水)~ 6月25日(水) 受講料:$1,025
受講期間/モジュール2:7月9日(水)~9月10日(水)  受講料:$1,025
3.土曜通訳(中級・上級):土曜日 9AM~12PM
受講期間/モジュール1:4月26日(土)~6月28日(土) 受講料:$1,090
受講期間/モジュール2:7月12日(土)~9月13日(土)  受講料:$1,090
※通訳クラスは、上記の期間中は1コマからでも受講が可能です。
※コース・授業料に関する詳細はこちら
 ご検討中の方は今すぐ個別カウンセリングにお申し込みください。

ご興味をお持ちの方は、ご自宅から参加できる個別カウンセリングを承ります。下記のフォームより「リモート個別カウンセリング」にお申し込みください。ご希望の日時にあわせて随時受け付けております。下記のフォームにて受け付けております。
 

日英映像翻訳クラス 9週 全9回
●火曜クラス・水曜クラス
モジュール2:7月8日(火)~9月9日(水) 
10AM~1PM

ドラマ、ドキュメンタリー、情報番組など幅広いジャンルの素材を用いて、日英の字幕・吹き替えのスキルを学習します。さらに調べ物のコツや申し送りの書き方、英語の表現力など映像翻訳に不可欠な要素を効率的・総合的に養っていきます。

通訳クラス 9週 全9回 ※1コマからでも受講が可能
●水曜通訳クラス
モジュール1:4月23日(水)~ 6月25日(水) ※開講後も途中からの入学可
モジュール2:7月9日(水)~9月9日(水)
2PM~5PM

●土曜通訳クラス

モジュール1:4月26日(土)~6月28日(土)※開講後も途中からの入学可
モジュール2:7月12日(土)~9月13日(土) 
9AM~12PM

通訳クラスでは、シャドーイングなどの通訳トレーニングを通して、聴解力やリテンション力、即応力などを高めます。通訳者を目指す方だけでなく、職場でバイリンガル業務を担当する中で英語力を強化したい方、ビジネスの現場で活用できる、より実践的な英語コミュニケーション能力を習得したい方にもおすすめです。

◆修了生インタビュー◆
小川恵里奈さん
「ダブルスクールをしながら プロデビューに向けて今できることを全てやりきる!」
菅井桃子さん
「エンタメ業界での経験を活かして映像翻訳に挑戦。日英トライアルに合格した秘訣とは?」

English Clock「ロジカルリーディング力 強化コース」 5月13日から順次開講 

英文を「何となく読める」レベルから脱却し
確実な根拠に基づいて理解した内容を
自分の言葉で説明できるようになる
 

English Clockは“プロの映像翻訳者が持つ思考プロセス”を伝授し、映像翻訳に必須の「英文解釈力」を着実にレベルアップさせることを目的としています。
 
English Clockの「ロジカルリーディング力 強化コース」では、英文読解を高度な知的活動と捉え、英文を「何となく読める」レベルから脱却し、確実な根拠に基づいて理解した内容を自分の言葉で説明できるようになるまで考え抜くトレーニングを行います。英字紙の社説やドキュメンタリー番組のスクリプトなど、深い内容の素材を訳しながら、英文を貫く論理の見出し方、筋の通った訳文の作り方を学びます。修了後は確かな英文解釈力が身につき、自信が持てるようになったことで映像翻訳の原稿もスキルアップ、多くの修了生がトライアルに合格し、プロの映像翻訳者として活躍しています。
 

★次期は2025年5月13日から順次開講です。


ロジカルリーディング(全8回)(2025年5月13日から順次開講)
火曜 クラス(13:00~15:20)
水曜 クラス(19:00~21:20)
土曜 クラス(10:30~12:50)
 
ロジカルリーディング・アディショナル5(全5回)(2025年8月5日から順次開講予定)
火曜 クラス(13:00~15:20)
水曜 クラス(19:00~21:20)
土曜 クラス(10:30~12:50)
 
<選択の目安>
ロジカルリーディング
●受講対象者:英文を「何となく読める」レベルから脱却し、確実な根拠に基づいて理解した内容を自分の言葉で説明できるようになりたい方
●英語レベル:目安 TOEIC730点~
・文章全体の趣旨や目的は理解できる
・難しい概念を表す語彙や、日本語的な考え方では理解が難しい表現、複雑な構造の文が出てくると理解が曖昧になる
・文章内の広い範囲に散らばる情報の関連付けができない
 
ロジカルリーディング・アディショナル5
※「ロジカルリーディング」の受講が必須です。
●受講対象者:応用編として、字幕やボイスオーバー原稿の作成を通じて、視聴者の頭の中に理屈がスムーズに入り込むセリフの作成法を学びたい方
 
※2022年10月期以前にアディショナル5を受講いただいた方も、2023年4月期からのカリキュラム改定に伴い、再受講が可能となります。再受講を希望される方は、下記メールアドレス宛にご連絡ください。
メール:english-clock(at)jvtacademy.com ※ (at) は @ に置き換えて下さい。

 
◆講座の詳細は▶こちら
◆カリキュラムは▶こちら
◆English Clockの主任、山根克之講師 プロフィールは▶こちら

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【受講形式】リモート受講
・ご用意いただくもの
PCまたはタブレット
カメラ(PC内蔵のものでもOK)
マイクロフォン(PC内蔵のものでもOK)※質問をしていただく際に必要です。
安定したネット接続の環境
※よりクリアにお聴きいただくために、ヘッドホンかイヤホンのご使用をおすすめしています。

■ロジカルリーディング 無料体験レッスン 
※体験レッスンへの参加は1回のみとさせていただきます。過去に参加歴のある方、説明会に参加せずに申し込みをご希望の方は下記までご連絡ください。

english-clock(at)jvtacademy.com  ※(at)を@に置き換えてください。

【スケジュール】

5月開講の期の体験レッスンは終了しました。

体験レッスンに参加しなくても受講は可能です。

下記の申し込みフォームで

「ご参加される日程をお選びください。(必須)」の項目で

「説明会への参加なしで申し込む」を選択し、お問い合わせください。

※本ページ下部のフォームからお申し込みください。
※お申し込み後、自動返信メールが届きます。もし、届かない場合は下記のアドレスまでお知らせください。
  

【お申し込み方法】

ご質問等ある方は、メールでお気軽にお問い合わせください。
お電話:03-3517-5002
メール:english-clock(at)jvtacademy.com ※ (at) は @ に置き換えて下さい。

【山根克之講師コラム】AI時代に生き残る翻訳者になるために
AI技術が著しく発達したこの時代、機械翻訳に任せてもそれなりの訳文が出来上がるようになりました。試しに英文を、グーグル翻訳を使って訳してみましょう。
 
Stratford-upon-Avon, where Shakespeare was born, is visited by a great number of tourists every year.
 
これがグーグル翻訳では
「シェイクスピアが生まれたストラトフォード・アポン・エイボンは、毎年多くの観光客が訪れます」
と訳されます。特に問題はありませんね。
 
では、次の英文はどうでしょう?
Japan ruled Taiwan from 1895 to 1945, when Japan surrendered unconditionally to the Allied powers in World War II.
 
グーグル翻訳の訳文は
「日本は第二次世界大戦で連合軍に無条件で降伏した1895年から1945年まで台湾を統治しました」
と出てきました。これは明らかな誤訳です。おそらく関係副詞whenがかかる部分を機械的にfrom 1895 to 1945と考えて処理した結果でしょう。でも、日本が連合国軍に無条件降伏したのは1945年のことなので、この場合whenがかかるのはfrom 1895 to 1945ではなく1945です。whenはin 1945と書き換えることができるのです。一般的な歴史の知識があればこれくらいの判断は簡単にできます。
 
上記の例から何が分かるでしょう? 人は文を読む際、経験から得た知識を応用しながら、きちんとしたロジックが成り立つように解釈しているのです。ロジックが成り立たない時には違和感を覚えるはずです。「1895年から1945年にかけて降伏したというのはおかしいだろう」と考えもせず、目の前にある英文をただ日本語に変換するだけなら機械翻訳でも対応は可能です。そのレベルに留まるなら、翻訳者の存在価値はないと言えるでしょう。AI時代に生き残る翻訳者は、英文を貫く論理を見いだします。


◆English Clock主任講師 山根克之講師のコラムアーカイブは▶こちら
 
◆修了生のインタビューを紹介

・「一人ひとりの翻訳の傾向を把握した的確なフィードバックで自分の弱点に気づけました

「読解力は漠然とした能力ではなく、テクニックだと実感しました」

「“根拠に基づいた訳文の作り方”を学び誤訳がなくなりました」
「“段落のテーマと引き継ぎ”を意識できるようになりました」
「情報の取捨選択のスキルが上達しました」
「訳文の根拠を言葉にして説明することで自信を持てるようになりました」
※その他のインタビューはこちら

【JVTA受講生・修了生限定】ロサンゼルス校単発受講申し込みフォーム

JVTAロサンゼルス校の下記クラスの受講を希望される方は、フォームに必要事項を入力の上、送信ボタンを押してください。

お支払いの詳細に関しては、ロサンゼルス校スタッフより別途ご連絡させていただきます。

【対象授業】

※モジュール1のみ

◆通訳(初級・中級)

ロサンゼルス時間:水曜日  2:00PM~5:00PM

日本時間:木曜日6:00 AM~9:00AM

◆通訳(中級・上級)

ロサンゼルス時間:土曜日 9:00AM~12:00PM

日本時間:日曜日 1:00 AM~4:00 AM

◆実務翻訳(中級・上級)

ロサンゼルス時間:土曜日 1:00PM~4:00PM
日本時間日曜日5:00 AM~8:00 AM

【開講時期】

※モジュール1のみ

◆通訳(初級・中級)
ロサンゼルス時間:水曜日 2:00PM~5:00PM
日本時間:木曜日6:00 AM~9:00AM

◆通訳(中級・上級)
ロサンゼルス時間:土曜日 9:00AM~12:00PM
日本時間:日曜日 1:00 AM~4:00 AM

◆実務翻訳(中級・上級)
ロサンゼルス時間:土曜日 1:00PM~4:00PM
日本時間日曜日5:00 AM~8:00 AM


【対象者】東京校受講生・修了生、ロサンゼルスる校受講生・修了生、映像翻訳Web講座受講生・修了生


【授業料】1コマ135USドル


【お支払い方法】ロサンゼルス校への支払いにつきドル払いです。日本からお申し込みの方は、クレジットカードまたは銀行送金でのお支払いとなります。詳細はお申し込み後、担当者よりご案内させていただきます。


【課題】実務翻訳は前課題あり、通訳は予習あり

事前に課題や予習の配布があるため、ご希望する授業の2週間前までにはお申し込みください。

    お申し込みフォーム

    ご希望する授業を選択してください。

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    JVTA東京校での受講歴を教えてください。

    現在コースを受講中実践コース修了済み休学中

    実践コースを受講済みの方は、修了した年月日とコースを教えてください。

    お住いの都道府県(海外にお住いの方は国名)

    備考:受講を希望する授業の日程をご入力ください。

     
     

    ※説明会の受付は終了しました【北米在住者対象】<LA校7月8日から順次開講>日英映像翻訳・通訳を3カ月で集中的に学ぶ!6/21(土)に無料オンラインセミナーを開催

    日本語と英語のプロから学べる!
    翻訳・通訳をとおして養う英語表現力

    日本映像翻訳アカデミー(JVTA)は、1996年に東京で開校し、数多くのプロの映像翻訳者を輩出してきました。ロサンゼルス校はカリフォルニア州教育局から認可を受けた職業訓練校であり、映像翻訳・通訳・実務翻訳のコースを提供。北米在住の初心者から、すでに現地で翻訳や通訳の業務に携わっている方まで、高い技術の習得を目標に受講しています。

    また、これまで1つの講座を約6カ月で学んでいただいていましたが、日英・英日のどちらかだけ学びたい方や、仕事やご家庭などの都合で6カ月間の受講が難しい方もいらっしゃいました。それでもキャリアに繋がる技術を身につけたいという声にお応えし、ロサンゼルス校では2025年4月から、1つの講座を前半(モジュール1)と後半(モジュール2)に分け、3カ月で集中的に学ぶモジュール制を導入します。3カ月という短期間で高い通訳・翻訳技術を学んでいただけます。講師は北米での実務経験が豊富なプロの通訳者・翻訳者。幅広い分野の教材を使い、実践的な技術を指導します。

    ロサンゼルス校では下記コースにおいて、7月から入学する方を募集中。ご興味をお持ちの方を対象にした日英映像翻訳・通訳業界の動向が分かるセミナーを行います。下記の開催概要をご確認の上、フォームからお申し込みください。

    <受講生募集中のコース>(各コース3カ月)
    1.日英映像翻訳 基礎:火曜日、水曜日 10AM~1PM
      受講期間:7月8日(火)~9月10日(水) 受講料:$1,675
      ▶カリキュラム
    2. 平日通訳(初級・中級):水曜日  2PM~5PM
      受講期間/モジュール2:7月9日(水)~9月10日(水)  受講料:$1,025
      ▶カリキュラム
    3.土曜通訳(中級・上級):土曜日 9AM~12PM
    受講期間/モジュール2:7月12日(土)~9月13日(土)  受講料:$1,090
      ▶カリキュラム
    4. プレパラトリーコース 英語コミュニケーションクラス 火曜日 2PM~5PM
    受講期間/モジュール2:7月8日(火)~9月9日(火) 受講料:$1,025
    ▶カリキュラム
    ※通訳クラスは、上記の期間中は1コマからでも受講が可能です。

    ◆こんな方におすすめ
    ・英語ネイティブの話を100%聞き取りたい
    ・政治、経済、医療、法律…話の幅を広げたい
    ・日本語ネイティブならではの弱点を克服したい

    ※説明会の受け付けは終了しましたが、リモートでの個別相談は承っております。ご興味をお持ちの方は下記ページよりお申し込みください。

    ※受付は終了しました
    【6/21(土)9:00から開催 無料オンラインセミナー&学校説明】

    ロサンゼルス校では、7月期からの受講にご興味をお持ちの方を対象にご自宅から参加していただける無料セミナーを開催します。ロサンゼルス法人の代表者が語る北米での翻訳・通訳のいまとこれから、そしてスクール説明を行います。
    またロサンゼルス校マネージャーから入学手続きなどをご案内します。

    ■開催日程
    LA時間:2025年6月21日(土)9:00AM~9:50AM

    ■内容
    1.無料セミナー「北米における映像翻訳・通訳のいまとこれから」
    JVTAロサンゼルス法人代表である筆谷信昭が、北米の翻訳・通訳業界の現状と展望をお伝えします。

    筆谷 信昭(ふでたに・のぶあき)

    1990年に京都大学法学部卒業後、外資系コンサルティングファームBain&Companyに入社。1993年より株式会社アイ・エス・エスに入社、1994年に取締役、1998年に代表取締役就任。2010年に退任、ゲーム開発会社取締役を経て2015年より日本映像翻訳アカデミー株式会社(JVTA)取締役に就任(ロサンゼルス現地法人の代表取締役を兼任)、現在に至る。


    2.学校説明会
    7月から開講するコースのカリキュラム、入学手続きなどについてご説明します。
    3.質疑応答
    セミナーおよび学校説明での疑問などあれば、ご質問ください。

    ※上記日程でご都合の悪い方は、リモート個別カウンセリングも承ります。

    ■参加費
    無料

    ■参加形式
    オンライン(Zoom)

    ■お申し込み方法

    下記のフォームに必要事項を入力し、送信してください。参加方法に関しては、送信後に届く自動返信メールに記載させていただきますので、必ずご確認ください。

    ■お問い合わせ

    ご不明な点は下記にお問い合わせください。

    contact(アット)jvta-la.com

    ※(アット)を@に置き換えてください。

    【ロサンゼルス校についてもっと知りたい方はこちら】
    ◆ JVTA YouTube「字幕と吹き替えはどう違う? 2分半で知る「映像翻訳の世界」  ▶こちら
    ◆ 『フレンズ: ザ・リユニオン』 24時間で字幕を完成させた舞台裏とは?  ▶こちら
    ◆ 「倍返しだ!」はどう訳す? 『半沢直樹』 で語る英語字幕  ▶こちら
    ◆個別カウンセリングも随時、受付中。▶こちら


     

    【ロサンゼルス校留学】留学に関することを詳しく知るなら「リモート個別カウンセリング」へ!

    ロサンゼルス校への入学が可能な時期は、1月、4月、7月、10月の年4回。
    留学をご検討中の方は、リモートで行っている個別カウンセリングにお申し込みください。クラスや授業内容、留学費用、ビザ申請のお手続き、現地の生活についてなど、留学に必要な基本情報や留学を希望される皆様一人一人のご質問に対して、担当スタッフが丁寧にご説明いたします。

    ◆ロサンゼルス校M-1ビザ留学のカリキュラムに関しては▶こちらから
    ◆留学生の1日を大公開!▶こちらから

    【個別カウンセリングの対応一覧】
    平日~土曜日の9:00~19:00(日本時間)までで、ご希望の日時を3つお知らせいただければ、担当者より改めて日時のご提案をさせていただきます。
    ※所要時間は約1時間です。
    ※ご質問などあれば、フォームの備考欄に詳しくご入力ください。
    ※希望日の1週間前を目途にお申し込みください。

    【お問い合わせの例】
    ・どのようなクラスがあるのか?
    ・ビザ手配の流れはどうなっているのか?
    ・どのくらいの英語レベルが必要なのか?
    ・住む場所はどのように手配するのか?
    ・現地の物価や治安について知りたい
    など

    【ご予約】
    下記フォームに必要事項を漏れなく入力の上、送信ボタンを押してください。このページで入力いただいた内容はSSLで暗号化されて送信されます。

    【お問い合わせ】
    電話 03-3517-5002(東京校)
    メールアドレス ryugaku(at)jvtacademy.com  ※ (at) は @ に置き換えて下さい。

    ISMS_ISMSAC

    JVTAは情報セキュリティの国際規格「ISO/IEC 27001:2013」を取得しています。

    詳しくはこちら


    ※受付終了※東京校にてリアル開催!特別無料講演「ロサンゼルス日本映画祭JFFLA これまでとこれから」

    ※受付終了しました※

    ロサンゼルスの映画祭主催者が登壇!
    JVTA東京校で無料セミナーを開催

    2003年からロサンゼルスにて、日本作の映画や日系人監督の作品など、日本との繋がりのある様々な作品を上映する映画祭Japan Film Festival Los Angeles(JFFLA)は、来年の開催で記念すべき20周年を迎えます。ロサンゼルスに現地法人を持つJVTAも字幕を始め、様々な形で映画祭をサポートしてきました。

    今回、JFFLAを主催をするNPO法人日米メディア協会の代表であるアサクラ氏をJVTA東京校にお招きし、映画祭の概要と歴史、本年の開催の様子、そしてこれからの展開や課題などについてお話を伺います。

    また、日本のコンテンツとして強い求心力を持つアニメや、今年のエミー賞で数々の賞を獲得する快挙を果たした『SHOGUN』、その他近年の米国で人気が高まる日本作品の反応なども、映画祭を運営する視点から語っていただきます。

    今回はJVTAの東京校を会場として設け、参加者の皆さまには来場していただく形式となります。

    米国における日本映画に対する変化や現況、そしてこれからの動向について詳しく知る機会となります。ぜひお気軽にご参加ください。

    <こんな方におすすめ>
    -映画などの日本コンテンツの海外展開に興味のある方
    -ロサンゼルスでの日本文化の広がりなどに興味のある方
    -日米の映像作品が好きな方
    -現在映画祭を企画、運営されている方
    -日本で映像作品を制作しており、海外にも出展してゆきたいと考えている方

    【開催日時】11月20日(水) 19:00〜20:30
    【参加費】無料
    【開催形式】対面のみ
    【会場】日本映像翻訳アカデミー 東京校
    〒103-0021
    東京都中央区日本橋本石町3-2-4 共同ビル(日銀前)3F
    地図:こちら

    ゲスト:アサクラユウマ(Japan Film Festival Los Angeles主催)

    2000年にアメリカに移住。現地の新聞「羅府新報」でエッセイを連載。オレンジ郡日系協会の理事で、現地の雑誌「オレンジネットワーク」のボランティア編集長。現在はロサンゼルスと東京を拠点にして世界中をノマド生活で動き回っている。米国での多くの人との出会いをきっかけに、15年ほど前からJapan Film Festival Los Angelesを通して、日本映画の普及に尽力している。
    JFFLAウェブサイト

    進行役:筆谷 信昭(JVTA取締役兼ロサンゼルス現地法人 代表取締役)

    【お申込み方法】※受付は終了しました
    【お問い合わせ】
    電話 03-3517-5002
    メールアドレス seminar@jvta.net


    ◆【2025年7月 英日映像翻訳 日曜集中クラス開講!】
    ご興味をお持ちの方は無料の学校説明会へ!
    入学をご検討中の方を対象に、リモートでカリキュラムや入学手続きをご説明します。ご都合・ご希望に合わせてお選びください。

    【JVTAのLA留学とは?】映像翻訳、実務翻訳、通訳 3つの分野を学ぶことで広がるキャリアパス

    映像翻訳・通訳・実務翻訳を並行して学ぶ

    身につけた語学力を生かせる仕事の選択肢は多いが、「訳す」という点に絞ると思い浮かぶのが「翻訳」と「通訳」だろう。翻訳の中でも分野が分かれており、主にビジネス関連の文章を訳す「実務翻訳」とJVTAが専門とする映像に字幕・吹き替えをつける「映像翻訳」がある。どれも訳すことに変わりないが、アウトプットの方法や細かなテクニックは異なる。このような仕事に就くために独学でスキルを身につける人も少なくない。しかし、基礎を学ぶことは仕事の質を上げるだけではなく、プロとして活躍する上で自信に繋がる。

    JVTAで学ぶ方の中には「映像翻訳がやりたい」という方もいれば、「実務翻訳や通訳にも興味がある」という声もある。できるだけ1つに絞って集中的に学ぶことは重要だが、幅広く学ぶことでキャリアの選択肢が広がるのも確かだ。JVTAロサンゼルス校が提供する留学プログラムのメインは映像翻訳だが、実務翻訳と通訳の授業も必ず含まれている。週4回の授業のうち、2回は映像翻訳を学び、その他1回ずつ実務翻訳と通訳を学ぶ。

    知っておきたい!同じ「訳す」でも何が違うのか?

    映像翻訳は字幕と吹き替えの2つの手法がある。字幕翻訳には字数制限があり、訳した文章をそれに合わせて調整する必要がある。吹き替えは、セリフを元の音声と同じ長さで視聴者のネイティブ言語にすることが求められる。また、どちらにしても映像作品に込められたメッセージや意図を理解した上で訳さなければ、作品の良さや魅力を損なってしまうこともある。つまり、作品解釈と情報の取捨選択が重要なのだ。これが実務翻訳との大きな違いである。

    一方で実務翻訳は文字数制限に縛られることはなく、原文のすべての情報をいかに正確に訳せるかが重要になってくる。また、ビジネスで使われるものが多いため、専門用語なども多く扱われる。

    通訳においては、話者が話しているそばから訳す「同時通訳」と言葉を区切って訳す「逐次翻訳」があるが、どちらも翻訳と比べると即時性が高く、瞬発力が必要になる。

    経験者だから分かる!3つの分野を学ぶメリットとは?

    技術が異なる3つの分野に同時に取り組むのは簡単ではないが、JVTAの留学生にはそれを武器にして活躍する人もいる。ロサンゼルス校に留学した中村早希さんは映像翻訳だけではなく、実務翻訳と通訳の仕事も請け負っている。映像翻訳はJVTAに併設する受発注部門からの依頼がほとんどだが、実務翻訳と通訳は知人から紹介してもらうことが多い。8月に行われた留学セミナーでも留学で3つの分野を学べたことは今のキャリアにいい影響を与えていると語っていた。

    また留学生からは、実務翻訳や通訳を学ぶことが英語力の強化や映像翻訳のスキルアップに役立つという声も聞かれる。留学生の1人である飯塚早苗さんは、映像翻訳の授業で英語力や解釈力がついたのは、実務翻訳の学びが影響したという。

    「実務翻訳は原文に忠実に訳すことが大切で、字幕翻訳にある文字数制限がありません。授業内では英文の解釈に間違いがないか講師に確認することができました。また、読みやすい文章になっているか意識することができました。それが映像翻訳にも生かせたと思います」(飯塚さん)

    通訳トレーニングは聞いたそばからすぐに訳していく訓練を行うが、それが映像翻訳や実務翻訳の作業スピードを上げることに効果的だったという声も聞く。またアメリカで通訳・翻訳者として活躍し、ロサンゼルス校の講師でもあるディッキンソン佐恵子さんも通訳トレーニングがもたらす効果を語っている。

    ディッキンソン講師

    「通訳の場合、音声だけで内容をつかんで訳すので優れた英文の解釈力と分かりやすい表現にしてアウトプットする表現力が求められます。こうした似て非なる作業をすることで、字幕翻訳あるいは実務翻訳に要求されるエッセンスを再認識できるかもしれません。映像翻訳者の方も通訳練習の方法を把握することで、より英語のスキルアップを目指し、通訳という仕事にも興味を持って、ご自身のスキルを研鑽するきっかけになって欲しいと思っています。」(ディッキンソン講師)

    3つの分野でプロとして活躍するかは別として、多様なトレーニングを行うことで、総合的な英語力と翻訳力を身につけることに繋がっていることは留学生や講師の経験からも明らかだ。映像翻訳、実務翻訳、通訳で迷っている人は、3つの分野を学んでみるのも選択肢の1つかもしれない。