【リモート留学相談会】エンタメの本場ロサンゼルスで映像翻訳を学ぶ!次回は6月1日(木)、6月10日(土)、6月15日(木)開催!
ロサンゼルスでチャンスをつかむ! 語学力と海外経験を職能に変える現在募集中の奨学生の説明を含めた「リモート留学相談会」
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日本映像翻訳アカデミー(JVTA)ロサンゼルス校は、カリフォルニア州教育局から認可を受けた通訳・翻訳の職業訓練校です。米国連邦政府からは「職業訓練学生ビザ(M-1)ビザ」の発給対象校として、留学生の受け入れ認可を受けています。ロサンゼルス校では、通訳、実務翻訳、映像翻訳を学べる全日制コースを提供しており、プロの通訳・翻訳者に必要なスキルを総合的に学びます。 当校では、留学にご興味をお持ちの方を対象に「リモート留学相談会」を定期開催中。翻訳業界や留学プログラム、ビザ申請の手順、現地での生活について説明いたします。元留学生の留学体験や、ホームステイ費用、留学後のキャリアパスなど、詳しい情報を入手できるチャンスです。
留学にご興味がある方にとっては、映像翻訳と留学に関するすべてが分かる60分です。お気軽にご参加ください。
◆ロサンゼルス法人15周年記念サイトは▶こちら
◆現在、2023年10月期から入学する方を対象に奨学生 を募集しています。詳細は▶こちら ◆ロサンゼルス校M-1ビザ留学のカリキュラムに関しては▶こちら 【日時】 ①2023年6月1日(木)19:00-20:00 ※日本時間 ②2023年6月10日(土)9:00-10:00 ※日本時間 ③2023年6月15日(木)19:00-20:00 ※日本時間 ※上記の日程以降も開催する予定です。日程は順次公開します。 【参加費】 無料 【参加方法】 zoomによるリモート形式 ※開催日までに参加用リンクをメールにてお送りします。 【内容】 ●日本映像翻訳アカデミー(JVTA)について ・通訳・翻訳の職業訓練校とは? ・映像翻訳の手法、映像のジャンル ・学校併設の翻訳受発注部門について ・修了生の活躍、修了生サポートについて ●ロサンゼルスの環境と学校周辺情報 ・ロサンゼルスの気候と治安 ・学校があるトーランスについて、学校周辺情報 ●留学プログラム ・入学時期、留学期間 ・週間スケジュール、授業内容、課題について ・コース修了後のトライアル受験、プロの翻訳者としてデビューするまで ●留学の手順 ・受講料 ・入学の手順、レベルチェックテスト、ビザ申請の流れ ・渡米準備に必要なもの ●留学生の体験談 ・留学生の属性やバッググランド ・ホームステイの費用感、現地での生活 ※相談会終了後、具体的な留学計画を立てたい方や、個人的なご相談がある方は、リモート個別カウンセリングにお申し込みください。 ●奨学生募集について ・募集要項の詳細(求める人物像、審査内容、スケジュール等) 【申し込み方法】 下記フォームにてお申し込みを承っております。 【お問い合わせ】 電話 03-3517-5002 メールアドレス ryugaku(at)jvtacademy.com ※ (at) は @ に置き換えて下さい。 =====
【ロサンゼルス校についてもっと知りたい方はこちら】
◆資料請求は▶こちら ◆個別カウンセリングも承っております。▶こちら ◆親子留学を実現させた山西貴美子さんの体験記事は▶こちら ◆留学生、飯塚早奈英さんのインタビュー動画は▶こちら ◆留学生、中村早希さんのインタビューは ▶こちら ◆留学生、伊納華さんのインタビューは ▶こちら ◆ロサンゼルス校修了生で講師さんのマクラウドゆかさんのインタビューは▶こちら ◆ロサンゼルス校修了生で講師さんの古川晴子さんのインタビューは▶こちら ◆ロサンゼルス校の通訳クラス講師であるオルセン由紀さんのインタビューは▶こちら
【北米在住の方対象】通訳・実務翻訳クラス、 映像翻訳クラスの7月入学受講生を募集中!
<アメリカ在住の方へ>
日本映像翻訳アカデミー ロサンゼルス校では、アメリカにお住いの皆さんもクラスを受講することができます。当校のビザサポートが不要な方は1クラスから受講することが可能です。全日制コースから週1のみのクラスまで、個々のニーズに合わせたさまざまなクラスを開講しています。
まずは下記のフォームより「リモート個別カウンセリング」にお申し込みください。ご希望の日時にあわせて随時受け付けております。 ※各コースのより詳しい内容は▶こちら ※日本からの留学をご検討中の方は▶こちら
[通学] 映像翻訳クラス ● 火曜日・水曜日:午前10時~午後1時 ●1学期約6カ月、全36回 ※1学期目に受講
ドラマ、ドキュメンタリー、情報番組など幅広いジャンルの素材を用いて、日英、英日両方の字幕・吹き替えのルールや手法を学習します。授業ではただ言葉を置き換えるだけでなく、視聴者に伝わる効果的な日本語・英語表現を追求します。さらに調べ物のコツや申し送りの書き方など映像翻訳に不可欠な要素を効率的・総合的に養います。数多くの映像翻訳者を輩出してきたJVTA独自のカリキュラムで、映像翻訳のスキルを基礎から身につけ、プロへの第一歩を踏み出しましょう。
[通学] 通訳クラス ●木曜通訳クラス:午前10時~午後1時 ●土曜通訳クラス:午前9時~正午12時 ●1学期約6カ月、全18回
通訳クラスでは、シャドーイングなどの通訳トレーニングを通して、聴解力やリテンション力、即応力などを高めます。通訳者を目指す方だけでなく、職場でバイリンガル業務を担当する中で英語力を強化したい方、ビジネスの現場で活用できる、より実践的な英語コミュニケーション能力を習得したい方にもおすすめです。
[通学] 実務翻訳クラス ●金曜実務翻訳クラス:午前10時~午後1時 ●土曜実務翻訳クラス:午後1時~午後4時 ●1学期約6カ月、全18回
契約書やビジネス文書など実践的な教材を用いて、適切な訳語・表現・文体や、翻訳のテクニックなどについて学び、実践的な翻訳力を養います。原文の解釈を細かく確認し、弱点を明らかにしていくので、英語力の強化にもつながります。
【次回開講は2023年10月】入学をご検討の方は「リモート個別相談」へ!(希望者には字幕体験レッスン可)
カリキュラムや授業、入学手続きなどについて 専任スタッフがご説明します
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日本映像翻訳アカデミー(JVTA)は、全てのクラスを完全リモート対応で開講しています。入学をご検討中の方を対象にご都合のいい日時でリモートでの個別相談 を承っております。個別でカリキュラムや学習についてなど、様々なご質問にお答えします。ご自宅から参加していただけますので、ご検討中の方はご気軽にお申し込みください。 ※次回の開講予定は2023年10月です。 ◆リモートで学ぶなら実績のあるJVTAで! JVTAは2015年より双方向型のリモート授業を正規講座に導入しており、リモート受講の修了生からもたくさんのプロフェッショナルが生まれています。教室と国内外のご自宅をライブ配信で繋ぎ、教室の受講生とまったく同じように質疑応答、講師のフィードバックが可能です。2020年10月期よりJVTA独自に開発したクラウド型プラットフォーム「JVTA Online」を導入。リモートでの受講がより快適になりました。 詳細は▶こちら ◆リモート受講を体験した受講生・修了生の声は▶こちら ・ご用意いただくもの PCまたはタブレット カメラ(PC内蔵のものでもOK) マイク(PC内蔵のものでもOK)※質問をしていただく際に必要です。 安定したネット接続の環境 ※よりクリアにお聴きいただくために、ヘッドホンかイヤホンのご使用をおすすめしています。※リモート受講(JVTAライブ)FAQ ~よくある質問~▶こちら
●まずは気軽にリモート個別相談へ! 【お申し込み方法】 リモート個別相談は、下記フォームよりお申し込みください(参加無料) 。 ご希望の日時で、当校スタッフが入学に関するご案内のほか、コース選択や映像翻訳学習・修了後の進路などの不安や疑問にマンツーマンでお答えします。ご希望の方には通学コース以外のご説明もいたしますので、お気軽にご要望をお知らせください。ご希望の方には字幕体験レッスンを行うことも可能です。下記申し込みフォームの「ご相談内容・連絡事項など」にご希望の旨と日英・日英のどちらかを選び、ご入力ください。 ※アメリカ在住でロサンゼルス校での受講にご興味がある方 は、現地スタッフが別途個別でご相談を承ります。 お申し込みは▶こちら 【日時】 個別相談をご希望する日にちと時間帯(日本時間)をお知らせください。折り返しご連絡のうえ、日時を決定いたします。 【お問い合わせ】 電話 03-3517-5002 メールアドレス seminar@jvta.net 【ご予約】 ご希望の日にちと時間帯をご記入後、送信ボタンを押してください。このページで入力いただいた内容はSSLで暗号化されて送信されます。 *平日は11:00〜20:00、土日祝は11:00〜17:00の時間帯で受け付けています。 ※お申し込みされた方には、JVTAや映像翻訳の最新情報をお届けするメールニュースに登録させていただきます。
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English Clock「ロジカルリーディング力 強化コース」5月9日より開講 無料体験レッスンを開催中
英文を「何となく読める」レベルから脱却し 確実な根拠に基づいて理解した内容を 自分の言葉で説明できるようになる
English Clockは“プロの映像翻訳者が持つ思考プロセス”を伝授し、映像翻訳に必須の「英文解釈力」を着実にレベルアップさせることを目的としています。 English Clockの「ロジカルリーディング力 強化コース」では、英文読解を高度な知的活動と捉え、英文を「何となく読める」レベルから脱却し、確実な根拠に基づいて理解した内容を自分の言葉で説明できるようになるまで考え抜くトレーニングを行います。英字紙の社説やドキュメンタリー番組のスクリプトなど、深い内容の素材を訳しながら、英文を貫く論理の見出し方、筋の通った訳文の作り方を学びます。
★次期開講は2023年5月です。 ロジカルリーディング(全8回)(2023年5月9日から順次開講) 火曜 クラス(13:00~15:20) 水曜 クラス(19:00~21:20) 土曜 クラス(10:30~12:50) ロジカルリーディング・アディショナル5(全5回)(2023年8月1日開講) 火曜 クラス(13:00~15:20) 水曜 クラス(19:00~21:20) 土曜 クラス(10:30~12:50) <選択の目安> ロジカルリーディング ●受講対象者:英文を「何となく読める」レベルから脱却し、確実な根拠に基づいて理解した内容を自分の言葉で説明できるようになりたい方 ●英語レベル:目安 TOEIC730点~ ・文章全体の趣旨や目的は理解できる ・難しい概念を表す語彙や、日本語的な考え方では理解が難しい表現、複雑な構造の文が出てくると理解が曖昧になる ・文章内の広い範囲に散らばる情報の関連付けができない ロジカルリーディング・アディショナル5 ※「ロジカルリーディング」の受講が必須です。 ●受講対象者:応用編として、字幕やボイスオーバー原稿の作成を通じて、視聴者の頭の中に理屈がスムーズに入り込むセリフの作成法を学びたい方 ◆講座の詳細は▶こちら ◆カリキュラムは▶こちら ◆English Clockの主任、山根克之講師 プロフィールは▶こちら
※2023年5月期は、当面全面リモートでの受講となります。 【リモート受講とは?】 リモート配信にはZoomを使用しています。ご自宅と教室をオンランで繋ぎ、いつもの時間にリアルタイムで講義を受けていただくことができます。録画したものを見ていただく形式とは異なり、音声機能を使い、その場で質問をしたり、クラスメイトとコミュニケーションを取ったりすることが可能です。通学と同様、プロの映像翻訳者に必要なスキルをしっかりと学ぶことができます。・ご用意いただくもの PCまたはタブレット カメラ(PC内蔵のものでもOK) マイクロフォン(PC内蔵のものでもOK)※質問をしていただく際に必要です。 安定したネット接続の環境 ※よりクリアにお聴きいただくために、ヘッドホンかイヤホンのご使用をおすすめしています。※リモート受講(JVTAライブ)FAQ ~よくある質問~▶こちら ■English Clockロジカルリーディング 無料体験レッスン ※体験レッスンへの参加は1回のみとさせていただきます。過去に参加歴のある方は、お申し込み手続きにお進みください。
【スケジュール】 2023年4月25日(火)13:00-14:30 2023年4月26日(水)19:00-20:30 2023年4月29日(土)10:30-12:00
体験レッスンに参加していなくても受講は可能です(満席の場合は参加者が優先) ご検討の方はメールでお気軽にお問い合わせください。 お電話:03-3517-5002 メール:english-clock(at)jvtacademy.com ※ (at) は @ に置き換えて下さい。 ※本ページ下部のフォームからお申し込みください。※お申し込み後、自動返信メールでオンライン受講に際しての簡単なマニュアルをお送りしています。もし、届かない場合は下記のアドレスまでお知らせください。 ご質問等ある方は、メールでお気軽にお問い合わせください。 お電話:03-3517-5002 メール:english-clock(at)jvtacademy.com ※ (at) は @ に置き換えて下さい。
【山根克之講師コラム】AI時代に生き残る翻訳者になるために AI技術が著しく発達したこの時代、機械翻訳に任せてもそれなりの訳文が出来上がるようになりました。試しに英文を、グーグル翻訳を使って訳してみましょう。 Stratford-upon-Avon, where Shakespeare was born, is visited by a great number of tourists every year. これがグーグル翻訳では「シェイクスピアが生まれたストラトフォード・アポン・エイボンは、毎年多くの観光客が訪れます」 と訳されます。特に問題はありませんね。 では、次の英文はどうでしょう?Japan ruled Taiwan from 1895 to 1945, when Japan surrendered unconditionally to the Allied powers in World War II. グーグル翻訳の訳文は「日本は第二次世界大戦で連合軍に無条件で降伏した1895年から1945年まで台湾を統治しました」 と出てきました。これは明らかな誤訳です。おそらく関係副詞whenがかかる部分を機械的にfrom 1895 to 1945と考えて処理した結果でしょう。でも、日本が連合国軍に無条件降伏したのは1945年のことなので、この場合whenがかかるのはfrom 1895 to 1945ではなく1945です。whenはin 1945と書き換えることができるのです。一般的な歴史の知識があればこれくらいの判断は簡単にできます。 上記の例から何が分かるでしょう? 人は文を読む際、経験から得た知識を応用しながら、きちんとしたロジックが成り立つように解釈しているのです。ロジックが成り立たない時には違和感を覚えるはずです。「1895年から1945年にかけて降伏したというのはおかしいだろう」と考えもせず、目の前にある英文をただ日本語に変換するだけなら機械翻訳でも対応は可能です。そのレベルに留まるなら、翻訳者の存在価値はないと言えるでしょう。AI時代に生き残る翻訳者は、英文を貫く論理を見いだします。
◆English Clock主任講師 山根克之講師のコラムアーカイブは下記をクリック! https://www.jvta.net/tyo/logical-reading-archive/ ◆修了生のコメントを紹介 ・小井戸亜由美さんhttps://www.jvta.net/tyo/lr-ayumi-koido/ ・川村久美さんhttps://www.jvta.net/tyo/lr-kumi-kawamura/ ・古川陽子さんhttps://www.jvta.net/tyo/lr-yoko-furukawa/ ・橘川浩佳さんhttps://www.jvta.net/tyo/lr-hiroka-kitsukawa/ ・中西文子さんhttps://www.jvta.net/tyo/lr-fumiko-nakanishi/ ・小竹昌代さんhttps://www.jvta.net/tyo/lr-masayo-kotake/ ・藤村有沙さんhttps://www.jvta.net/tyo/lr-arisa-fujimura/ ・家近範子さんhttps://www.jvta.net/tyo/voice/lr-noriko-iechika/ ※下記の記事でさらに紹介しています!https://www.jvta.net/tyo/ec-voice-of-graduate6/
※体験レッスンへの参加は1回のみとさせていただきます。過去に参加歴のある方は、お申し込み手続きにお進みください。
【北米タイムゾーン在住者】2023年4月期JVTAロサンゼルス校入学まだ間に合う!
【JVTAロサンゼルス校】2023年4月18日の週より開講!
ハワイ、フロリダ、ニューヨーク、サンフランシスコなど 北米各地にお住いの受講生が学んでいます ご入学を検討中の方は、リモート個別カウンセリングに申し込みください。 ▶こちら
日本映像翻訳アカデミー(JVTA)ロサンゼルス校は、カリフォルニア州教育局から認可を受けた通訳・翻訳の職業訓練校です。当校では、留学生の他にアメリカにお住いの方も映像翻訳、実務翻訳、通訳を学んでいます。「通訳・翻訳を学びたいけど何から始めたらよいのか分からない」「料金やカリキュラムが知りたい」という方は、リモートでのイベントにご参加ください。 【開催日程】 ※4月期に向けた開催は終了しました。
【当日の内容】 ■映像翻訳体験レッスン ・10:00~10:50 日英映像翻訳体験レッスン ・10:50~11:20 スクール説明 ・11:20~11;30 質疑応答 <日英映像翻訳体験レッスン> ・映像翻訳とは?手法やジャンルについて ・映画のワンシーンの字幕作り ・字幕の基本ルールを学ぶ <スクール説明> ・日本映像翻訳アカデミーについて ・開講クラス、授業内容、スケジュール ・受講料、入学の手順 ・受講生・修了生の活動状況 ・質疑応答
<お申込み方法>
下記フォームよりお申込みください。
【ロサンゼルス校についてもっと知りたい方はこちら】 ◆個別カウンセリングも承っております。▶こちら ◆ロサンゼルス校受講生の小川恵里奈さんのインタビューは▶こちら ◆ロサンゼルス校で開催したトークイベント「子育てと仕事の両立方法とは?~ママ×映像翻訳者inアメリカ~」のレポートは▶こちら ◆ロサンゼルス校修了生で講師さんのマクラウドゆかさんのインタビューは▶こちら ◆修了生柳田眞由乃さんのインタビューは、▶こちら ◆ロサンゼルス校修了生で講師さんの古川晴子さんのインタビューは▶こちら ◆ロサンゼルス校の通訳クラス講師であるオルセン由紀さんのインタビューは▶こちら
★MASC×JVTA バリアフリー講座 7月8日字幕開講、無料説明会を開催
★MASC×JVTA バリアフリー講座
「バリアフリー字幕」と「バリアフリー音声ガイド」
すべての人に作品を届け、状況の違いを超えて一緒に映像を楽しみ、
感動を共有するためのスキル
「映像のバリアフリー化」という言葉をご存じでしょうか。情報のユニバーサルデザイン化の一環で、身体的なハンディキャップを持つ方や高齢者、日本語学習者、また多様化する視聴スタイルに対応するために、映像のアクセシビリティ(見やすさ・伝わりやすさ)を高める活動および施策を指します。
日本映像翻訳アカデミー(JVTA)は2011年からNPO メディア・アクセス・サポートセンター(MASC)と共同で、“聞こえない、聞こえにくい”人のためのバリアフリー字幕、“見えない、見えにくい”人のためのバリアフリー音声ガイドを学ぶための講座を運営してきました。私たちが開講当初から変わらず掲げてきたミッション、それは映像のバリアフリー化の普及とそれを推進するために欠くことのできない高いスキルを持った優秀な人材を育成することです。
◆NPO メディア・アクセス・サポートセンター(MASC)
公式サイト: https://www.npo-masc.org/
※バリアフリー対応が必要になる2つの法律
1:障害者差別解消法 改定
2021年5⽉成⽴、障害者への合理的配慮の提供を⺠間の事業者にも義務付ける、障害者差別解消法の改正法が成⽴しました。
今回成⽴した改正法のポイントは、これまで⺠間の事業者の「努⼒義務」とされていた合理的配慮の提供が、国や地⽅公共団体などと同様に「義務」(法的義務)とされた点です。
この改正法は、公布⽇である2021年6⽉4⽇から起算して3年以内に施⾏されます。(2024 年6 ⽉3 ⽇までに施⾏)
2:障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法
2022年5⽉25⽇公布・施⾏されました。
この法律は、障害者がテレビなどから情報を得たり、他者と意思疎通を図ったりする際の障壁を減らすことで、共⽣社会を実現することが狙いです。国や地⽅⾃治体の施策として情報取得に役⽴つ機器の開発・普及・利⽤の促進、防災や緊急通報の体制整備などを義務付けました。
例:字幕メガネの購⼊費を⾃治体が助成する
【字幕メガネで最新映画を鑑賞】 利用者から届いたリアルな声はこちら
「MASC×JVTA バリアフリー講座」のカリキュラムには、すべての人が映画・映像作品に不自由なくアクセスできる社会を目指すNPO・MASCと、映像翻訳者の育成に20年以上携わってきたJVTAの知見、ノウハウが注ぎ込まれています。講師を務めるのは業界の第一線で活躍するプロフェショナルやディレクター。バリアフリーの基礎スキルから制作現場で求められる対応力、最新の知識まで、効率的に身につけることができます。
講座修了後は、受講中の課題を基にした評価をお渡しし、個別面談を行います。一定以上のスキル習得が認められた人には仕事が発注され、「バリアフリー字幕ライター」「音声ガイドディスクライバー」としてキャリアがスタートします。JVTAにはバリアフリーの受発注を担う専門の部署があり、プロデビュー以降も仕事上のアドバイスやサポートを受けられるのが特長です。
あらゆる境界を越えて映像にアクセスできる社会と、より豊かな映像文化を実現するためのカギとなる映像のバリアフリー化を、私たちと一緒に学んでみませんか?
「バリアフリー講座」で開講する2つのクラス
(どちらかのスキルのみを受講することも可能)
●字幕ライター養成講座
話者名の表記における配慮、セリフ以外の「音情報」の伝え方の演習など、実践的なスキルを習得することができます。
●音声ガイドディスクライバー養成講座
シーンの状況を伝える「場面転換」、登場人物の動きや表情の伝え方、情景描写、セリフとのコンビネーションなどを学んでいきます。
毎週土曜日 10:00~12:30
≪字幕クラス(全12回)≫
2023年のスケジュール
①7月8日②7月15日③7月22日④7月29日⑤8月5日⑥8月12日⑦8月26日⑧9月2日⑨9月9日⑩9月16日⑪9月23日⑫9月30日
≪音声ガイドクラス(全9回)≫※次期は2023年10月に開講予定
①4月8日②4月15日③4月22日④4月29日⑤5月13日⑥5月20日⑦5月27日⑧6月3日⑨6月10日
◆受講料
字幕 105,050円(税込み)
音声ガイド 70,950円(税込み)
※入学金11,000円を含む
※通学コースの現受講生・修了生は入学金不要です。ただし、映像翻訳Web講座の受講生・修了生、または当校の受講歴のない方は入学金が必要となります。 ※分割での支払いも可能
詳細はhttps://www.jvta.net/wp-content/uploads/2023/01/barrierfree-price-list202304.pdf
コースのポイント
☆修了後もスキルアップをサポート
フリーランスのバリアフリー字幕ライター、音声ガイドディスクライバーとして活躍していただくことを目指しています。そのため修了後には個別に面談をして、今後のキャリアパスを一緒に考えていきます。
☆プロの現場で使う制作ソフト「おこ助Pro3」を導入した実践的な講義
字幕講座では、字幕制作ソフト「おこ助Pro3」を使います。プロと同じ環境で学び、仕事の受注に必要な技術を習得できます。
※教材としてお渡しします。「おこ助Pro3」に関する詳細はこちら
◆東京校とご自宅をつなぐ全面リモート受講で開講
オンライン配信には、Zoomを使用しています。ご自宅と教室をオンランで繋ぎ、いつもの時間にリアルタイムで講義を受けていただくことができます。録画したものを見ていただく形式とは異なり、音声機能を使い、その場で質問をすることが可能です。通学と同様、プロの映像翻訳者に必要なスキルをしっかりと学ぶことができます。
【ご用意いただくもの】
・PC
・カメラ(PC内蔵のものでもOK)
・マイク(PC内蔵のものでもOK)※質問をしていただく際に必要です。
・安定したネット接続の環境
※よりクリアにお聴きいただくために、ヘッドフォンかイヤホンのご使用をおすすめしています。
※オンライン受講に関する詳細はhttps://www.jvta.net/tyo/jvtalive_faq/
◆無料説明会 ※字幕に関する説明会は6月ごろ開催予定です。
「映像のバリアフリー化」って何? という疑問から、カリキュラムや修了後の仕事のことまで、何でもお答えします。
2023年6月 10日(土)11:00~12:30
2023年6月 17日(土)11:00~12:30
2023年6月 19日(月)19:00~20:30
2023年6月 24日(土)11:00~12:30
※現在は、リモートで開催しています。
お申し込み頂いたメールアドレス(pcアドレスでお願いいたします)に
当日朝までに説明会参加用のリンクと資料のPDFをメールでお送りいたします。
届かない場合は下記アドレスまでお知らせください。
★無料説明会のお申し込みはこちら
https://www.jvta.net/tyo/6806/
● 受講資格
◆日本映像翻訳アカデミーの受講生・修了生はどなたでも受講できます。
◆日本映像翻訳アカデミーの受講生・修了生以外の方は、以下の条件をすべて満たす必要があります。
・パソコンをお持ちの方(ただしiPad、タブレットPCは不可)
・最低限のパソコン操作スキルを有している方
(メールの送受信、Microsoft Excel/Wordのファイル作成及び基本的な操作、Web検索など)
・インターネットに接続できる環境が整っている方(Wi-Fi、有線問わず)
※上記のほか、字幕講座を受講希望の方は、講座内で使用する制作ソフト「おこ助Pro3」がWindows対応のみのため、「Windows PCを有している」または「開講までに導入の意思があること」が受講条件です。
※講座についてご不明な点がある方は、メールまたは電話でお気軽にお問い合わせください。
メールアドレス:barrierfree(at)jvtacademy.com ※ (at) は @ に置き換えて下さい。
電話番号:03-3517-5002
(担当:バリアフリー事業部/小笠原、石原、武田、渡辺 教務/小濱)
★講座の詳細はこちら
http://www.jvtacademy.com/chair/lesson3.php
★バリアフリーに関する取り組みや修了生の活躍の場を紹介しています。
◆日本映像翻訳アカデミー代表 新楽直樹のコラム コトバはヒカリ◆
http://www.jvtacademy.com/blog/tippingpoint/2010/04/post-1.php
◆その他の取材記事
https://www.jvta.net/tyo/barrierfree-article/
【※4月期に向けた開催は終了しました】映像翻訳のことが分かる「リモート・オープンスクール」
【2023年4月期受講生募集】 快適なリモート環境が整ったJVTAで 映像翻訳のプロを目指す!
英日・日英コース 4月10日の週から開講
◆英日総合コースⅠ
開講日:水曜クラス4/12、木曜クラス4/13、土曜クラス4/15、日曜集中クラス4/16
◆日英総合コース
開講日:火曜クラス4/11、土曜クラス4/15
※第2講(4/17の週)、第3講(4/27の週)からの入学も可
入学をご検討中の方は、リモート個別相談にお申し込みください。
日本映像翻訳アカデミー(JVTA)は、字幕・吹き替えの翻訳者として活躍するために必要なスキルを学ぶ職業訓練校です。英語から日本語へ翻訳する英日映像翻訳 と日本語から英語へ翻訳する日英映像翻訳 があり、目的に合わせたコースを選んでいただくことができます。コース修了後、当校独自のトライアル(プロ化試験)に合格すれば、併設する翻訳受発注部門よりお仕事を紹介させていただくので、学んだスキルを実践で生かしていただくことができます。プロとして活躍できるスキルを身につけるチャンスです。 映像翻訳にご興味をお待ちの方は、JVTAが主催する無料イベント「リモート・オープンスクール」 にご参加ください。当日は業界ガイド、字幕体験レッスン、スクール説明 を実施。映像翻訳の世界を深く知っていただくことができます。
2023年4月期に向けた開催は終了しましたが、入学は4月21日まで受け付けています。 入学をご検討される方はリモート個別相談をお申し込みください。
個別相談ではスクール説明はもちろん、様々なご質問にお答えします。リモートで行いますのでご自宅から気軽にご参加いただけます。
【こんな方はぜひご参加ください】 ・映像翻訳に興味がある ・語学力を生かせる仕事に就きたい ・好きな映画や海外ドラマに関わる仕事に就きたい ・プロの映像翻訳者を目指したい ・フリーランスとして活躍したい ・手に職をつけたい ・映像翻訳の需要に関して知りたい ・字幕翻訳にチャレンジしてみたい
英日映像翻訳 総合コース・Ⅰ(コースの詳細▶こちら ) 日英映像翻訳 総合コース(コースの詳細▶こちら ) その他、コースや入学に関するよくあるご質問は▶こちら 会社概要▶こちら
【動画で解説!】字幕と吹き替えはどう違う? 2分半で知る「映像翻訳の世界」
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映像翻訳のすべてが分かる!
オープンスクール 詳細
【日程】 ※4月期に向けた開催は終了しました。 次回開催は2023年7月頃を予定しています。 ※第1講は4月10日の週からですが、第2講・第3講からの入学も可能です。個別相談 を受け付けています。
▼当日のタイムスケジュール
9:00~10:10 業界ガイド 「映像翻訳の“いま”と“これから”を知る」 当校代表である新楽直樹が映像翻訳の基本的知識やプロとして求められるスキル、今後の業界の行方などについて解説するセミナーです。「翻訳ってどんな仕事?」「どんな人が向いている?」「活躍の機会はあるの?」といった、さまざまな疑問が解消されます。10:20~11:10 プロが指南!日本語字幕体験レッスン (英語→日本語) 本科でも教えている講師が映画のワンシーンの字幕翻訳を通して、基本ルールから字幕作りのテクニックまでをわかりやすく、丁寧に解説します。英語力や映像翻訳の経験は一切問いません。11:20~12:10 はじめてでも安心!英語字幕体験レッスン (日本語→英語) 本科でも教えている講師が映画のワンシーンの字幕翻訳を通して、基本ルールから字幕作りのテクニックまでをわかりやすく、丁寧に解説します。本科の雰囲気を味わっていただくため、レッスンは英語で行われますが、日本語で質問していただくこともできます。12:20~13:05 スクール説明会 コースの概要やカリキュラムの特徴、英日・日英映像翻訳科の入学に関する詳細、入学までのステップ、就業サポート体制、JVTAならではの活動についてご案内します。その他、専任のクラス担当のサポート体制、修了後のトライアル制度、プロデビューした修了生の活躍などについてもご紹介します。※入学にはスクール説明への参加が必須です。 13:05~ 質疑応答 JVTA代表や講師に直接質問していただけます。(自由参加)
※日英体験レッスン以外は日本語で行います。 ※体験レッスン参加に英語力/日本語力の基準はありません。 現時点で語学力に自信がない方でもお気軽にご参加ください。 ※映像翻訳のプロとして仕事をする際の目安となる英語力については▶こちら
★参加者特典として、昨年のサマースクールで大好評だった特別セミナー「映画は翻訳で回ってる?!映像翻訳者のお仕事」の期間限定視聴URLをプレゼント! 【参加費】 無料
【参加条件】 英語力・翻訳経験不問 ※パソコンやタブレットなどで安定して動画配信サービスなどを視聴できる環境が整っていれば、どなたでも無料でご参加いただけます。
【参加形式】 リモートのみ ※音声を聞き取りやすくするために、イヤホン・ヘッドホンの使用をお勧めします。また質疑応答のタイミングもありますので、マイクをお持ちでしたらご用意ください。
【参加方法】 ※必ずお読みください 当日はJVTA独自のシステム「JVTA Online」を使用し、参加していただきます。 下記フォームにて、「登録済み」または「未登録」のどちらかを選択してください。 登録済みの方は、当日までに視聴できるイベントページをご用意いたします。 未登録の方に関しては、後日フォームにご入力いただいたメールアドレスへ「JVTA Online」のログイン情報(IDとパスワード) をお送りします。当日は「JVTA Online」にログインし、「リモート・オープンスクール」のページにあるボタンをクリックしていただければ、参加していただくことができます。
■オープンスクール当日は「JVTA Online」から参加可能!登録も簡単です JVTAは2015年から双方向型のリモート授業を正規講座に導入し、2020年よりすべてのコースを完全リモートで行っています。2020年10月からは独自に開発したラーニング・マネージメント・システム「JVTA Online」 を導入。授業への参加から課題の受け取り及び提出、講師やスタッフとのコミュニケーションまでのすべてを1つのシステムで完結することで、より快適で効率的なリモート学習環境を提供しています。教室と国内外のご自宅をライブ配信で繋ぎ、教室での授業とまったく同じように質疑応答、講師のフィードバックが可能です。 JVTA Onlineは受講生以外の方でも登録していただくことができます。登録後は、ログインするだけで講座・セミナーのお申し込みや参加が可能。その他、JVTA Onlineでしか視聴できないセミナー動画もご用意しております。 「リモート・オープンスクール」もワンクリックで参加していただけます。この機会に「JVTA Online」を試してみませんか? 「JVTA Online」についてもっと詳しく知りたい方は▶こちら
【動画で解説!】現役受講生が答える!受講にまつわる5つの質問
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【お問い合わせ】 電話 03-3517-5002▶総合問い合わせフォーム
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◆月曜・水曜・金曜に開催! ▶「英日字幕体験レッスン」 ▶「日英字幕体験レッスン」 ◆オープンスクールへの参加が難しい方は、「リモート個別相談」にお申込みください。 お申し込みは▶こちらから ◆映像翻訳を動画でもっと詳しく知る!興味を持ったら必ずチェック JVTAのYouTubeチャンネルおすすめ動画集 ▶こちらから
◆【映像翻訳をエンタメのロサンゼルスで学びたい方】 ロサンゼルス校のマネージャーによる「リモート留学相談会」
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◆【映像翻訳にチャレンジしてみたい方におすすめ】 JVTAオリジナル VOD(ビデオ・オン・デマンド)で 字幕の基礎を学ぶ「映像翻訳講座」
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【JVTAロサンゼルス校】留学生オリエンテーション・交流会
2023年7月、10月にJVTAロサンゼルス校に留学される皆さま
決起会に参加可能な方は下記フォームにてご都合をお聞かせください。
参加が難しい方も下記フォームにてお知らせください。
※ 受付は終了しました※ 【産業翻訳者対象】新コース1/23(月)開講!
映像翻訳の基礎を学んで 今年は仕事の幅を広げる! ご要望に応えて説明会の日程を追加
日本映像翻訳アカデミー(JVTA)では、産業翻訳者を対象にした映像翻訳のコースを1月23日(月)より開講します。
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近年、産業翻訳の分野で字幕や吹き替えなど映像翻訳のニーズが高まっています。従来の産業翻訳とは異なる素材、また独自のフォーマットやルールに戸惑われている方も多いのではないでしょうか。JVTAでも産業翻訳者として活躍されてきた方が入学するケースが増えています。
JVTAの「産業翻訳者向け映像翻訳Basicコース」は、新たに求められている映像翻訳のスキルを基礎から学べる短期講座です。英日字幕や英日吹き替えのルールはもちろん、映像翻訳に欠かせない作品解釈のテクニックや、字幕制作ソフトの使い方を解説します。またアウトプット言語の強化を図るため日本語表現力のトレーニングもカリキュラムに組み込みました。
講師陣は当校や企業研修などで長年映像翻訳を指導してきたベテランばかり。ぜひ本講座でしっかり基礎を身につけ、新たな顧客・仕事の開拓にお役立てください。コース修了後に、産業翻訳に特化したトライアルを実施 (有料・1回のみ実施)。翻訳ジャンルの幅を広げたいという方にお勧めのコースです。
【講師からのメッセージ】
石井清猛講師
「映像による情報伝達・メッセージの発信は、文字や写真だけのときに比べ、効果や影響力がより強まると言われています。いまビジネスの分野で動画の活用が爆発的に広がっているのもうなずけますね。映像翻訳で大切なのは、映像そして映像に含まれた言語情報が持つその特別な効果や影響力を適切に読み取り、それらが損なわれないように言葉を選び、文章を組み立てていくことです。本講座で、ぜひ映像が持つ「特別な力」を訳出すスキルを磨いてください!」
丸山雄一郎講師 培ってきた日本語の表現力をどう字幕に生かせばいいのか?私の講義では視聴者の目線や文法的な側面から、その疑問に具体的且つ、テクニカルにお答えしていくつもりです。映像翻訳だけでなく、文書やウェブサイトの翻訳、メール・報告書の作成時などにも役立つはずです。「一読一解」(一度読んだだけで理解できる)の字幕を作るための知識と技術をぜひ身につけてください。
屋鋪桂子講師 映画やドラマを視聴している時、日本語字幕は限りなくその存在感を消しています。それは、映像美や音楽を堪能する上で「文字を目で追う」行為が視聴の妨げにならないよう、それでいてあますところなく情報を伝えられるよう、字幕が多数の緻密なルールにのっとって作られているからです。文字を表示させるタイミングを決める「スポッティング」のルールを中心に、知ると知らないとでは大違いの映像翻訳業界のお約束ごとを伝授いたします。
受講をご希望の方は、説明会または個別相談にお申し込みください。但し、どちらも受けずに受講を申し込んでいただくことも可能です。
■開講日:2023年1月23日(月)~2023年2月13日(月)
■時間:19:00~21:20
■受講回数:週1回、全4回
■対象:産業翻訳の経験がある方で映像翻訳をほとんど学んだことがない方 1.プロの産業翻訳者(必須) 2.すでに動画案件を受けているが、映像翻訳の知識がない方 3.動画案件のニーズに対応できる準備をしたい方
■概要: 第1講 映像翻訳概論第2講 字幕とVOのルール第3講 日本語応用表現力第4講 スポッティング カリキュラムはこちら▶(PDF) ※全4回、前課題あり
■受講料:36,520円(税込) ※入学金なし ※海外在住の方は、33,200円(税抜)
■お支払い方法 クレジットカードまたは銀行振り込み ※お申し込み後、担当者より詳細をお知らせします。
■受講形式:オンライン 当コースは、JVTAが独自に開発したラーニング・マネージメント・システム「JVTA Online」を使用し、受講していただきます。お申し込みを承ったのち、事務局側で登録手続きを行います。完了後、お申し込み時にお知らせいただくメールアドレス宛に「JVTA Online アカウント発行のお知らせ」という件名でURLとログイン情報を送信します。当日までにURLをご確認のうえ、メールに記載されるIDとパスワードを入力してログインください。 「JVTA Online」についてもっと詳しく知りたい方は▶こちら
■受講後のフォローアップ ・コース修了後、希望者には産業翻訳に特化したトライアルを1回のみ行います。(受講料4,000円) 合格者には、JVTAに併設する受発注部門より翻訳案件を発注します。 ・コース修了後、英日映像翻訳コースに入学を希望される方は、トライアルの結果を踏まえた上で、総合1の応用トレーニングからの編入が可能です。
◆説明会 ※入学において説明会へのご参加は必須ではありません。 説明会の開催は終了しました。入学をご希望の方は下記フォームより個別相談にお申し込みください。
■説明会およびコースの申し込み方法
※受付は終了しました。
<個別相談に参加される方> 下記フォームにて、ご希望の日程を申し込みフォームの備考欄にご入力ください。 *平日は11:00〜20:00、土日祝は11:00〜17:00の時間帯で受け付けています。 ↓ 必要事項をご入力の上、フォームを送信 ↓ フォームにご入力いただいたメールアドレスに自動返信メールが届きます。 メール本文内に説明会当日のzoomリンクが貼付されていますので、ご希望日当日は、そのリンクよりご参加ください。
<説明会に参加せずにお申し込みをされる方> 下記フォームで「説明会に参加せずコースに申し込む」を選択 ↓ 必要事項をご入力の上、フォームを送信 ↓ フォームにご入力いただいたメールアドレスに自動返信メールが届きますので、お申し込み内容をご確認ください。 ↓ 担当者より別途入学手続きに関してご連絡させていただきます。
■お問合せ メール:seminar@jvta.net 電話:03-3517-5002
大学生たちが目指した「字幕翻訳で伝える難民問題」
JVTAでは、2014年から明星大学人文学科国際コミュニケーション学科で映像翻訳の授業を通年で行っている。毎年4月になると履修科目として「映像翻訳」を選んだ学生たちが集まる。学生たちはJVTA講師の指導のもと、字幕のルールや基本的なスキルを学び、夏には1本の映像作品に字幕を付けていく。これまで扱ったのはすべて難民映画祭の上映作品だ。
難民映画祭はUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の主催で2006年にスタート(現在は国連UNHCR協会が主催)。困難な状況で力強く生き抜く難民の姿を捉えた作品を上映し、映画を通じて一人ひとりの人生にフォーカスすることで、難民問題の現状を伝えてきた。そして秋には完成した字幕を披露するため、学生たちが自ら上映会を企画し、運営まで行う。過去2回の上映会は、コロナ禍ということもありリモートで行われたが、今年は久々に大学構内で観客を招いての開催となった。
今年は学生25名が字幕翻訳に打ち込んだ。作品は実話をもとに制作された長編映画『地中海のライフガードたち』。スペインのライフガードたちがある1枚の写真をきっかけに、ギリシャのレスボス島に向かう。命がけで海を渡ってくるシリア難民を救出する姿を描いたドラマ作品だ。登場人物たちが話すのはスペイン語、ギリシャ語、英語、アラビア語で、学生たちはすでについている英語字幕をもとに8日間で日本語に翻訳した。
作品の上映が始まると、学生たちが翻訳した字幕が表示される。翻訳作業は複数のグループに分かれて行われたが、表記やキャラクターの言葉遣いにも統一性があり、字幕は違和感なくスムーズに流れていく。映像翻訳は、正確に訳すだけではなく、視聴の邪魔をしない自然な文章を作ることが大前提。学生たちの字幕はその条件を十分にクリアしていた。
上映後には、国境なき医師団(MSF)日本の今城大輔氏を招いたトークイベントを学生たちの進行で行った。今城氏は2017年までUNHCR駐日事務所で「UNHCR難民映画祭」の企画・運営を担当し、難民問題を熟知しているだけではなく、「映像で伝える」ということに力を注いできた。今城氏によれば、国境なき医師団も地中海でシリア難民の救護に関わっており、それらの難民の約3分の1が未成年者で、その大半は親がいない。学生たちと同年代の若者たちが厳しい現実の中を生きている。多くの学生たちの心に浮かぶのは「自分たちに何ができるのか?」。そんな学生たちに今城氏は自身の体験からこんなアドバイスをした。
「皆さんに得意なことがあれば、工夫次第でサポートすることはいくらでもできます。映像翻訳も同じです。字幕を付けることで映像を通して、難民問題を知ってもらう機会を作ることができる。学生の皆さんも自分にしかできないことを見つけて、それを難民問題に生かしていってください。そうすれば、その輪は広がっていくはずです」(今城氏)
字幕翻訳を指導したJVTAの藤田奈緒講師も学生たちの頑張りを評価している。
「例年ドキュメンタリー映画を扱うことが多かったのですが、今年は事実をベースにした長編ドラマ作品でした。多言語のセリフも多く英語字幕から訳すのには苦労する面もありましたが、非常に読みやすい自然な言い回しに仕上がりました。また上映会準備も講師陣が指導をしながら学生主導で進めましたが、特に当日は学生たちの自主的な動きが目立ち、大きなトラブルなく終了を迎えることができたことに感動しています」(藤田奈緒)
現在、開催中の第17回難民映画祭では、同作品が学生たちの字幕で上映されている。参加した学生の1人は映像翻訳と難民問題に関わったことで、目指したい職業を考えるきっかけになったと語った。この経験を機に自分にしかできないことを見つけ出して行動に移していってほしい。
『地中海のライフガードたち』は第17回難民映画祭で12月14日(水)までオンライン配信されている。ぜひ、字幕にも注目しながらご覧ください。
第17回難民映画祭 【オンライン配信 6作品 視聴期間】
2022年12月01日(木)~12月14日(水)
【料金】
日本初公開2作品を含む6作品を、視聴期間中は何度でも視聴可能
2,000 円(視聴料2,000 円)
3,000 円(視聴料2,000 円、難民のための匿名募金1,000 円)
5,000 円(視聴料2,000 円、難民のための匿名募金3,000 円)
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